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September 2005

Wednesday, 28 September 2005

L'essentiel est invisible pour les yeux. - Le Petit Prince by Antoine de Saint-Exupéry かんじんなことは、目に見えない - サン=テグジュペリ 『星の王子さま』

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■L'essentiel est invisible pour les yeux.
 かんじんなことは、目に見えないんだよ

[fr] フランス語
L'essentiel est invisible pour les yeux.          Antoine de Saint-Exupery 1943

[en] 英語
What is essential is invisible to the eye.       Katherine Woods =訳 1943/06/--
Anything essential is invisible to the eyes.      Richard Howard =訳 2000/05/15
What is essential is invisible to the eye.          T.V.F. Cuffe =訳 2004/12/02

[zh] 中国語(簡体字)
实质性的东西、用眼睛是看不见的。      程学鑫、连宇=译 1979/10/--
肉眼看不见事物的本质。          林珍怩、马振聘=译 2008/01/01

[ko] 韓国語
정말로 중요한 것은 눈에는 보이지 않거든.     訳者未確認 2010-12-14
중요한 것은 눈으로 보이지 않거든.         이덕화=訳 1995-09-01

[ja] 日本語
かんじんなことは、目に見えないんだよ     内藤 濯 =訳 1953/--/--
肝心なことは、目に見えない。         小島 俊明=訳 2005/06/25
いちばん大切なものは目に見えないんだ     三野 博司=訳a 2005/06/30
肝心なことは目には見えないということだ    倉橋由美子=訳 2005/07/11
大切なことは目には見えないんだよ。      山崎庸一郎=訳 2005/08/24
肝心なことは目では見えない          池澤 夏樹=訳 2005/08/31
大切なことは目には見えないんだよ   川上勉+廿樂美登利=訳 2005/10/25
いちばんたいせつなものは目に見えないのさ。  藤田 尊湖=訳 2005/10/25
大切なことは、目に見えないんだよ       辛酸なめ子=訳 2005/12/10
いちばん大事なことは、目には見えない。    石井洋二郎=訳 2005/12/10
大切なものは目には見えないんだ        稲垣 直樹=訳 2006/01/11
いちばんたいせつなことは、目に見えない    河野万里子=訳 2006/04/01
ほんとうに大切なことは、目には見えない    河原 泰則=訳 2006/05/10
いちばんたいせつなものは、目には見えないんだ 谷川かおる=訳 2006/07/--
大切なものは、目には見えないんだよ      野崎 歓 =訳 2006/09/20
かんじんなことは、目では見えないんだ。    三田 誠広=訳 2006/11/15
もののなかみは、目では見えない        大久保ゆう=訳 2007/08/02
かんじんなことは、目に見えないんだよ。    近藤 浩章=訳 2007/08/08
大切なものは目に見えないんだ         奥本大三郎=文 2007/10/22
大切なことは、目に見えないからね       浅岡 夢二=訳 2008/11/10
ほんとのことは、目にゃ見えない        芹生 一 =訳 2009/10/26
いちばん大切なものは目に見えないんだ     三野 博司=訳b 2010/06/10
大切なことって、目には見えない        管 啓次郎=訳 2011/06/25
大事なものは
目には見えない。        永嶋 恵子=訳 2013/03/01
大切なことは目には見えないんだ        内藤あいさ=訳 2013/09/15


■ことばの違いをこえて Beyond the differences of languages

Antoine de Saint-Exupery の名作『星の王子さま』。そのなかの、あの、いちばん有名なセリフを読み比べました(発行年月日順)。

子供のころ読んだおぼろげな記憶で、永年、これは星の王子さまのセリフだと思っていました。しかし、事実は、ちがいます。このセリフは、まず「キツネ/狐」が王子さまに伝え、のちに王子さまから、さらに遭難した飛行士である「ぼく/僕/私/わたし」へと伝えられる言葉だったのでした。
 
肝心なことは目には見えない。訳の細部のちがいを越えて伝わってくるサンテグジュペリの言葉。それこそが肝心なことなのでしょう。


■かんじんなこと L'essentiel

   Anything essential is...  …Howard 2000-05
   What is essential is... ……Woods 1943-06
   What is essential is... ……T.V.F. Cuffe 2004-12

   实质性的东西………………………程学鑫、连宇 1979-10
   事物的本质…………………………林珍怩、马振聘 2008

   정말로 중요한 것은………………訳者未確認 2010-12-14
   중요한 것은 ………………………이덕화 1995-09-01

   いちばんたいせつなことは………河野 2006-04
   いちばんたいせつなものは………谷川 2006-07
   いちばんたいせつなものは………藤田 2005-10
   いちばん大事なことは……………石井 2005-12
   いちばん大切なものは……………三野a 2005-06
   いちばん大切なものは……………三野b 2010-06
   かんじんなことは…………………近藤 2007-08
   かんじんなことは…………………三田 2006-11
   かんじんなことは…………………内藤
1953
   ほんとうに大切なことは…………河原 2006-05
   ほんとのことは……………………芹生 2009-10
   もののなかみは……………………大久保 2007-08
   肝心なことは………………………池澤 2005-08
   肝心なことは………………………倉橋 2005-07
   肝心なことは………………………小島 2005-06
   大切なことって……………………管  2011-06

   大切なことは………………………内藤あ 2013-09
   大切なことは………………………辛酸 2005-12
   大切なことは………………………川上+廿樂 2005-10
   大切なことは………………………山崎 2005-08
   大切なことは………………………浅岡 2008-11
   大切なものは………………………奥本 2007-10
   大切なものは………………………野崎 2006-09
   大切なものは………………………稲垣 2006-01
   大事なものは………………………永嶋 2013-03


■各版における表記、タイトルなどの異同 Variations of the title and spelling

 (1) 著者名
   サン=テグジュペリ………河原、倉橋、山崎、川上+廿樂、藤田、
               石井、稲垣、谷川、野崎、大久保、近藤、
               奥本、内藤
、三野a、辛酸、河野、三田、
               三野b、管、浅岡、
芹生永嶋、内藤あ
   サンテグジュペリ…………小島、池澤

 (2) 書名
   『あのときの王子くん』…大久保
   『ちいさな王子』…………野崎
   『プチ・プランス』………川上+廿樂
   『小さな王子』……………藤田
   『小さな王子さま』………山崎
   『小さな星の王子さま』…河原
   『星から来た王子』………芹生
   『星の王子さま』…………内藤
、小島、三野a、倉橋、池澤、辛酸、
               石井、稲垣、河野、谷川、三田、近藤、
               奥本、三野b、管、浅岡、
永嶋 内藤あ

 (3) 友だち
   「キツネ」……内藤、三野a、山崎、池澤、辛酸、石井、藤田、
          稲垣、河野、河原、谷川、野崎、三田、大久保、
          近藤、奥本、三野b、浅岡、芹生、
永嶋、内藤あ
   「きつね」……管
   「狐」…………小島、倉橋、川上+廿樂

 (4) 語り手
   「ぼく」………内藤、小島、池澤、稲垣、谷川、野崎、大久保、
          三田、奥本、管、浅岡、永嶋
   「僕」…………三野a、河野、河原、近藤、三野b、内藤あ
   「私」…………倉橋、辛酸
   「わたし」……山崎、川上+廿樂、石井、藤田、芹生


■日本語、英語以外の言語への翻訳
 Translations into languages other than Japanese and English

上の有名なセリフは、日本語と英語以外の言語では、どのように訳されているのか? 興味がおありの方もいらっしゃるでしょう。そのような方は、次のサイトをご覧ください。Dr. Ralf Hemmecke という、ドイツ語圏出身とおぼしき方が運営されるサイトです。

Dr. Ralf Hemmecke - Le Petit Prince -- The Little Prince
The multilingual Little Prince


■書誌情報 Bibliography

★ Antoine de Saint-Exupery "Le Petit Prince" Harcourt Childrens Books;
  Reprint edition 1943/12/31


[en] English
(E1) Katherine Woods 訳 "The Little Prince" Harcourt Childrens Books,
   1943/06
(E2) Richard Howard 訳 "The Little Prince" Harvest Books, 2000/05/15
(E3) T.V.F. Cuffe 訳 "The Little Prince" Penguin Books, 2004/12/02


[zh] 简体中文
(Zh1) 圣 德克序贝里 著 程学鑫、连宇译《小王子(法汉对照)》商务印书馆 1979/10
(Zh2) 安托万·圣埃克苏佩 著 林珍怩、马振聘译《小王子》译林出版社 2008


[ko] 한국어
(K1) 앙투안 드 생텍쥐페리 어린 왕자 Wikiquote 2010-12-14
(K2) 앙투안 드 생텍쥐페리 어린 왕자 도솔 1995-09-01


[ja] 日本語
(J1) 内藤濯(ないとう・あろう)=訳『星の王子さま』岩波書店 1953
   (オリジナル版 2000/03)
(J2) 小島俊明(こじま・としはる)=訳『星の王子さま』中央公論新社
   (単行本 2005/06|文庫 2006/03
(J3) 三野博司(みの・ひろし)=訳a『星の王子さま』RONSO fantasy collection
   論創社 2005/06/30
(J4) 倉橋由美子=訳『新訳 星の王子さま』宝島社
   (単行本 2005/07|文庫 2006/05)
(J5) 山崎庸一郎(やまさき・よういちろう)=訳『小さな王子さま』みすず書房 
   2005/08/24
(J6) 池澤夏樹=訳『星の王子さま』集英社(単行本 2005/08|文庫 2005/08)
(J7) 川上勉+廿樂美登利(つづら・みどり)=訳
   『プチ・プランス—新訳 星の王子さま』グラフ社 2005/10/25
(J8) 藤田尊潮(ふじた・そんちょう)=訳『小さな王子—新訳『星の王子さま』
   八坂書房 2005/10/25
(J9) 辛酸なめ子=訳『「新」訳 星の王子さま』コアマガジン 2005/12/10
(J10) 石井洋二郎=訳『星の王子さま』ちくま文庫 2005/12/10
(J11) 稲垣直樹=訳『星の王子さま』平凡社ライブラリー 2006/01/11
(J12) 河野万里子(こうの・まりこ)=訳『星の王子さま』新潮文庫 2006/04/01
(J13) 河原泰則(かわはら・やすのり)=訳『小さな星の王子さま
   春秋社 2006/05/10
(J14) 谷川かおる(たにかわ・かおる)=訳『星の王子さま』ポプラポケット文庫
   2006/07
(J15) 野崎歓=訳『ちいさな王子』光文社古典新訳文庫 2006/09/20
(J16) 三田誠広(みた・まさひろ)=訳『星の王子さま』講談社 青い鳥文庫
   2006/11/15
(J17) 大久保ゆう(おおくぼ・ゆう)=訳『あのときの王子くん』青空文庫
   電子テキスト 2007/08/02 ファイル作成
(J18) 近藤浩章(こんどう・ひろあき)=訳『音楽朗読劇 星の王子さま【CD付】
   東京新聞出版局 2007/08/08
(J19) 奥本大三郎(おくもと・だいさぶろう)=文『星の王子さま』白泉社
   2007/10/22
(J20) 浅岡夢二(あさおか・ゆめじ)=訳 葉祥明(よう・しょうめい)=絵
   『星の王子さま』ゴマブックス 2008/11/10
(J21) 芹生一(せりう・はじめ)=訳『星から来た王子』海苑社 2009/10/26
(J22) 三野博司(みの・ひろし)=訳b『「星の王子さま」事典
   付録『星の王子さま』全訳 大修館書店 2010/06/10
(J23) 管啓次郎(すが・けいじろう)=訳『星の王子さま』角川文庫 2011/06/25
(J24) 永嶋恵子(ながしま・けいこ)=訳『星の王子さま』KKロングセラーズ 2013/03/01
(J25) 内藤ありさ(ないとう・ありさ)=訳『星の王子さま』文芸社文庫 2013/09/15


■更新履歴 Change log

2013/09/08 内藤ありさ=訳 2013/09/15 を追加しました。
2013/07/10 永嶋恵子=訳 2013/03/01 を追加しました。
2012/08/26 芹生一=訳 2009/10/26 を追加しました。
2011/09/09 2種類の韓国語訳を追加しました。
2011/07/18 林珍怩、马振聘=译 2008/01/01 と浅岡夢二=訳 2008/11/10
         を追加しました。
2011/07/09 管啓次郎=訳 2011/06/25 を追加しました。また、中国語版
         (簡体字)のテキストと書誌情報を修正補足しました。さらに、
         訳文の配列や番号の振り方など細部を修正しました。
2010/06/28 三野博司=訳b 2010/06/10 を追加しました。また、検索の便を
         考慮して、このブログ記事のタイトルに著者名表示を追加して
         つぎのように変更しました:
         旧題:L'essentiel est invisible pour les yeux. - Le Petit Prince
             かんじんなことは、目に見えない - 星の王子さま
         新題:L'essentiel est invisible pour les yeux. - Le Petit Prince
             by Antoine de Saint-Exupéry かんじんなことは、目に
             見えない - サン=テグジュペリ 『星の王子さま』
2009/09/03 このブログ記事のタイトルをつぎのように変更しました:
         旧題:かんじんなことは、目に見えない - Le Petit Prince
         新題:L'essentiel est invisible pour les yeux. - Le Petit Prince
             かんじんなことは、目に見えない - 星の王子さま
2007/11/19 大久保ゆう=訳 2007/08、近藤浩章=訳 2007/08、および
         奥本大三郎=文 2007/10 を追加しました。
2007/08/13 商務印書館版の中国語訳(Upload 1997/03/15)を追加しました。
2006/11/15 三田誠広=訳 2006/11 を追加しました。
2006/09/21 日本語、英語以外の言語への翻訳についての紹介を追加しました。
2006/09/20 書誌情報を補足・修正しました。
2006/09/16 野崎歓=訳 2006/09 を追加しました。
2006/07/13 谷川かおる=訳 2006/07 を追加しました。
2006/07/07 書誌情報を追加し、Amazon.co.jp の該当ページへのリンクを
         張りました。
2006/05/19 河原泰則=訳 2006/05/10 を追加しました。また、Antoine de
         Saint-Exupery の日本語表記についての注釈をつけました。
2006/03/28 河野万里子=訳 2006/04/01 を追加しました。
2006/03/11 稲垣直樹=訳 2006/01/11 を追加しました。
2006/02/14 藤田尊湖=訳 2005/10/25 を追加しました。


2005-2013 (c) Tomoki Yamabayashi

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Sunday, 18 September 2005

Eyeglasses メガネ

15295-19PS

            メガネ

 ちかぢか近眼のための メガネ を買わなければなりません。
   まえに持っていた メガネ をなくしたからです。
 だが、いくらぐらいの メガネ を買ったらいいか、わかりません。
        日本で メガネ を買ったことがないからです。
   日本で売っている メガネ の相場って、いくらぐらいですか?
私は30歳を過ぎてから メガネ をかけ始めました。
     人生で最初の メガネ は、ロンドンで買いました。
     ごくごく安い メガネ でした。
  検眼は、大学病院と メガネ 屋と、どちらがいいでしょうか?
 どなたか日本の適切な メガネ の買い方を教えていただけませんか?

            メガネ。
 
 
 
2005 (c) Tomoki Yamabayashi
 
 
  

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Saturday, 17 September 2005

なぜトモキは "tomoki y." なのか?

_1

tomoki y.の日記
2005年09月15日
01:36  理由発表:なぜ、トモキは "tomoki y." なのか?
なぜトモキは "tomoki y." なのか?

1. 答えは、おもに私がめんどくさがりだから。でも、この解説は、もっとめんどくさい(泣き笑い)

2. 漢字カナ変換が、めんどくさい。だから代わりにアルファベットを使う。
■■ ■■
  ↓
Tomoki Yamabayashi

3. シフトキーを押しながら、小文字を大文字に変えて入力するのが、めんどくさい。だから全部小文字。
Tomoki Yamabayashi
  ↓
tomoki yamabayashi

4. それに、"e. e. cummings" http://en.wikipedia.org/wiki/E._E._Cummings#Capitalization_of_Cummings.27_name という、小文字つづり名前の詩人も、むかしいた(ただし、それは詩人本人の希望ではなく、出版社の営業戦略だった)。ちょっとカッコイイ(??)
tomoki yamabayashi

5. なぜか、私は姓で呼ばれるより、名で呼ばれるほうが親近感が出て好き(とくに異性から呼ばれるときは)。この点、ちょっとアメリカかぶれかも。現にアメリカにいたのだから、かぶれるのが当然といえば、当然だが。

6. だから、ともかくファーストネームは全部つづることにした。
tomoki *********** (??)

7. でも、ファーストネームだけにすると、Google 検索で、同姓異人と間違われる恐れがある。現に、サブカルチャー系の著者/ライターで、私と同名同字の人が活躍しているのを発見した。したがって、差別化のため、ラストネーム/ファミリーネームも含めることにしよう。
tomoki yamabayashi (??)

8. しかし、私について Google 検索していただくとき、フルネームにすると、検索者が、たくさんキーを打たねばならず、めんどくさい(というか、お気の毒)。とくに、ラストネーム/ファミリーネームは、ながいので、めんどくさいし打ちまちがえやすい。
tomoki yama******* (??)

9. アメリカ在住時代、電話で自分の姓を告げると、かならず相手から、
「スペリングを言ってください」
といわれ、そのたびに、
「わい、えー、えむ、えー、びー、えー、わい、えー、えす、えっち、あい」
と言うのが、めんどくさかった(プチ・トラウマ;笑)
t-o-m-o-k-i, y-a-m-a-b-a-y-a-s-h-i (!!!)

10. では、ラストネーム/ファミリーネームのうち、一部分だけを採り入れることにしよう。
tomoki yamab****** (??)

11. めんどくさいから、y-a-m-a-b-a-y-a-s-h-i のうち、イニシャルの y だけを入れよう。
tomoki y

12. スペースがあるのが、難点。じゃ、めんどくさいから、tomokiy にするか?

13. 現にむかしアメリカで TomokiY@compu*****.com というEメールアドレスを持っていた。ちなみに、そのまた昔 tomoki@aol.com という、もっとイケてるアドレスも持っていた。なのに、アメリカからイギリスに渡るとき、AOL のアカウントを解約してしまった。なぜなら、当時 AOL は、アメリカではもちろん全国的存在だったが、イギリスやヨーロッパ大陸では、compu***** のほうが、巾をきかせていたから。

14. しかし、ロンドンで tomokiy@compu*****.com を使っていたら、イギリス人の同僚に、「トモキ」のスペリングは、"tomokiy" だと誤解された。じゃあ、めんどくさいけど、やっぱりドット‘.’ハイフン‘-’またはアンダースコア(下線)‘_’を使おうか?
14-1 tomoki.y ドット‘.’
14-2 tomoki-y ハイフン‘-’
14-3 tomoki_y アンダースコア‘_’

15. うーん、14-2 と 14-3 は、見るからに紛らわしい。この2つは没。

16. じゃ、13-1 tomoki.y に決定で、いいじゃないか? そうなんだ。そうすればよかったんだ。

18. なのに、ふと思った。
Kenny G(ケニー・ジー) http://www.kennyg.com/ や
Sheila E.(シーラ・イー)http://www.sheilae.com/ といったミュージシャン、それに
agnes b.(アニエス・べー)http://www.agnesb.fr/ というファッション・ブランドも
あるじゃないか。

19. ケニーG はともかくとして、Sheila E. や agnes b. は、公式ホームページでも、省略符号(ドット)を使っている。

19. よし、じゃ tomoki.y じゃなくて、tomoki y. でキマリさ。

20. 結論:tomoki y.

辛抱づよく最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございました。


以下は、事後の反省点(別名:あとのまつり)。

21. Google 検索にかぎっていえば、y のあとに ドットがあろうとなかろうと、影響はなかった。ならば tomoki y で良かったはず。

22. となると、18. も「魔がさした」としか、いいようがない。14. の問題さえクリアすれば、tomokiy のほうが、tomoki y. より、検索精度は上がったはず。

23. なぜ tomoyama や yamatomo に、しなかったのか?
四字単語が好きな日本人や中国人の場合はともかく、非日本語圏では、tomoki の最後2字だけ、および、yamabayashi の最後の3音節だけが省略されてドッキングすることについて、かならずしも直観がはたらくとは限らず、なぜ、そこで「以下略」となるのかが、理解してもらえない恐れがある。

24. なお、Google 検索のヒット数(日本時間 2005/09/15 01:20 ごろ現在)では、
tomoki y 53,100件
tomoki y. 53,100件
となって、2文字列検索で、結果は同数。いっぽう、" " で括って1文字列検索にすると、
"tomoki y" 339件
"tomoki y." 339件
"tomoki-y" 339件
"tomoki-y." 339件
となる。要するに、ドットやハイフンは、あってもなくても一緒。ただ、tomoki と y を " " で括って1文字列にするか、括らずに2文字列にするかで、検索精度に2ケタの差が出ることが、わかる。
結果論としては、tomoki y. よりも tomoyama か、yamatomo にすべきだったかもしれぬ。


おわび1:上の説明で17.が欠番でした。栄光のナンバー「セブンティーン」!
おわび2:16番で13-1とあるのは、正しくは14-1です。

tomoki y.の日記 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=38276450&owner_id=400441 より転載。 
 
 
 

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Sunday, 11 September 2005

Election, Crown Prince and Prime Minister Koizumi

37459540_39

      選挙と皇太子と小泉首相

9.11 

投票所からの帰り、付近に警官がやたら多いのに気づく。沿道は交通規制。なかなか横断歩道を渡って家へ帰れない。なんや、また誰やら来てはるのかしらん。まさか、まさか、この日付に……。

午後■時ごろ、白バイに先導されて3台ほどの車が通過。前から2台目のリムジンの後部座席に乗車していた人物は——

His Imperial Highness (HIH) Crown Prince Naruhito (徳仁), Kotaishi denka (皇太子殿下)。子供のころ、ナルちゃんの愛称で親しまれた中年男性。幼名は Hiro-no-miya (浩宮)。でも、ナルヒトだから、ナルちゃん。国立京都国際会館へ向かわれる。窓を開け、手をふって人々に微笑むデンカ。たまたま歩道で私の隣に立っておられた奥様方2人は、飛び上がらんばかりにして手を振って歓迎なさる。

まえにエンペラーとエンプレスが、たまたま同じルートで同じ所へ向かわれたときと同じように、日の丸の小旗を配っているオジさんは、いたか? さすがに今回は、いなかった。

国際会館でのご用事は、科学技術国際会議での英語のスピーチ。ややジャパニーズな、ご発音だけど、好感が持てるイングリッシュ(あとで夕方になってから、たまたまニュースで流れていたのを聞く)。

そういえば、弟宮 His Imperial Highness (HIH) Prince Akishino 文仁親王殿下(秋篠宮殿下 Akishino-no-miya Fumihito denka)のスピーチは、以前ヒューストンにいたころ、かの地のインターナショル・フェスティバルで、名誉総裁かなにかの肩書きでいらしたとき、たまたま人づてで招かれたので、ナマで拝聴しました。お兄様にすこし似た英語でしたが、よりジャパニーズな発音だったように記憶いたします。

さて、リムジンのナルちゃんのお席のとなりには、Her Imperial Highness (HIH) Crown Princess Masako (雅子皇太子妃殿下 Masako kotaishihi denka) や、Her Imperial Highness (HIH) Princess Toshi (
Princess Aiko (敬宮愛子内親王殿下 Toshi-no-miya Aiko naishinno denka) 愛ちゃんの姿は、やはり見えず。

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ちょうど、そのころ、鴨川べりでは、「選挙に行って祭りに行こう」とか称するイベントが進行中。太鼓のパフォーマンス。焼きサバが1匹500円。鯖街道、つまり古来、日本海方面の福井県あたりから、山を越えてくるルートを運ばれて来たサバ。目の前で焼いている。見事に太って旨そう。だが、一人ではもてあます。買うのを断念。じきに売り切れた。

河原におりていくと、カレーライスや、みたらし団子、かき氷の屋台もある。団子は売り切れ。カレーライスは300円で、ふつうの店の並みの量。弁当屋ふうの発泡スチロール容器に盛り付けて売っている。
「どんなカレーですか?」
「どんなって、甘い辛いの中間ですけど」
「いや、そうじゃなくて、ビーフですか、ポークですか、チキンですか?」
「……ああ……、ビーフです」
「どこのビーフですか? 日本? オーストラリア? アメリカ?」
(以下略)
こういう客は日本では、ふつう嫌われる。

太鼓は、ギニア、マリ、チャドなど、西アフリカ/中央アフリカ系統のもの。でも、アフリカ系と見られる演奏者は、見当たらなかった。たまたま私の隣に若い男性が一人で立って聴いていた。97パーセント日本人風の顔だけど、背だけは日本人離れして、190センチメートル以上ありそうな人。アフリカ系のきれいな刺しゅう入りの服を着ていたので、関係者だと、すぐ分かった。でも、あの大陸には「行ったことがない」そうだ。「メンバーには、マリに行ったことのある者もいます」 彼は親切に教えてくれた。

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そうこうしている間に、プライム・ミニスター Jun'ichiro Koizumi(小泉純一郎氏)が、上洛。クラウン・プリンスと同じルートを同じ方向に向かわれたそうだ。「帰りは、この道は通らへん」、警察官の方が教えてくれた。VIPは、お二人とも日帰りだろう。べつにどうということはない。とはいえ、「政治」と「まつりごと」という2つの日本語の単語が、自然に連想される京の一日ではあった。 
 
2005 (c) Tomoki Yamabayashi
 
 
 

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Thursday, 08 September 2005

雲は天才である

[前略]『學校を罷めてからといふもの、天野君は始終考へ込んで許り居たんですがネ。「少し散歩でもせんと健康が衰へるんでせう。」といふと、「馬鹿ツ。」と云ふし、「何を考へて居るのです。」ツて云へば、「君達に解る樣な事は考へぬ。」と來るし、「解脱(げだつ)の路に近づくのでせう。」なんて云ふと、「人生は隧道(トンネル)だ。行くところまで行かずに解脱の光が射してくるものか。」と例の口調なんですネ。行つた時は、平生(いつも)のやうに入口の戸が閉(しま)つて居ました。初めての人などは不在かと思ふんですが。戸を閉めて置かないと自分の家に居る氣がしないとアノ人が云つてました。[後略]

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作品名: 雲は天才である
作品名読み: くもはてんさいである
著者名: 石川 啄木 1886-1912

底本データ
底本: 石川啄木作品集 第二巻
出版社: 昭和出版社
初版発行日: 1970(昭和45)年11月20日
入力に使用: 1970(昭和45)年11月20日発行
校正に使用: 1972(昭和47)年6月20日発行

工作員データ
入力: Nana ohbe
校正: 松永正敏

情報源: http://www.aozora.gr.jp/cards/000153/card4097.htmltakuboku


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