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Sunday, 04 December 2005

William Wilson by Edgar Allan Poe (1) エドガー・アラン・ポー 「ウィリアム・ウィルソン」 (1)

« William Wilson 2 »
« ウィリアム・ウィルソン 2 »

        目次 Table of Contents

 Video  映画 世にも怪奇な物語 (1968) Film Histoires extraordinaires (1968)
■中国語訳(簡体字) Translation into simplified Chinese
■日本語訳 Translations into Japanese
  (J1) 巽 2009
  (J2) 西崎 2007
  (J3) 小川(高)2006
  (J4) 金原 2002
  (J5) 大岡 1998
  (J6) 富士川 1992
  (J7) 谷崎 1985
  (J8) 永川 1978
  (J9) 佐伯 1974
  (J10) 中野 1974, 1978
  (J11) 小川(和)1973
  (J12) 刈田 1966
  (J13) 松村 1962
  (J14) 谷崎 1962, 1969, etc.
  (J15) 荒 1961
  (J16) 佐々木 1951, 2005
  (J17) 平林 1949
  (J18) 葉河 1946
  (J19) 江戸川 1929
  (J20) 谷崎 1929
  (J21) その他
■ギリシャ語訳 Translation into Greek
■ロシア語訳 Translation into Russian
■ウクライナ語訳 Translation into Ukrainian
■ポーランド語訳 Translation into Polish
■チェコ語訳 Translation into Czech
■ドイツ語訳 Translation into German
■イタリア語訳 Translation into Italian
■ポルトガル語訳 Translation into Portuguese
■スペイン語訳 Translations into Spanish
  (Es1) Cortázar
  (Es2)
■フランス語訳 Translation into French
 Image  著者の肖像写真 Portrait of the author
■英語原文 The original text in English
■"William Wilson" の日本語表記 Variations of transliteration in Japanese
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■更新履歴 Change log


 Video  オムニバス映画『世にも怪奇な物語』から第2話「影を殺した男」
 William Wilson, a segment of the omnibus film Histoires extraordinaires (1968)
 Also known as Spirits of the Dead (USA) or Tales of Mystery and Imagination (UK)

フランス+イタリア 原作: エドガー・アラン・ポー 第2話の監督: ルイ・マル 出演: アラン・ドロン、ブリジット・バルドー France & Italy. Story by Edgar Allan Poe. Segment "William Wilson" adapted by Louis Malle, starring Brigitte Bardot, Alain Delon.


■中国語訳(簡体字) Translation into simplified Chinese

我们这族人,一直以想象力丰富,性子暴躁而闻名,在幼年时代,我就表现出了完全继承家族特征的秉性。随着我一年一年地长大,这种秉性益发显著。由于多种原因,搞得我的朋友焦虑不堪,我自己也备受伤害。

   《威廉·威尔逊》
   经典爱伦坡悬疑集 作者: [美]爱伦·坡
   E-text at 百度文库


■日本語訳 Translations into Japanese

(J1) 巽 2009
わたしが血を受け継いだ一族は、想像力にあふれ興奮しやすい傾向が変わらぬ特質であった。そして自分自身、まだほんの幼児だったころから、一族の特質をぞんぶんに表していた。成長するにつれて、それはますます顕著なものとなり、理由はさまざまではあるものの、友人たちをことごとく狼狽(ろうばい)させたり、そればかりか自分自身をもひどく傷つけたりする要因となった。

   エドガー・アラン・ポー=作 巽孝之(たつみ・たかゆき)=訳
   「ウィリアム・ウィルソン」
   『黒猫・アッシャー家の崩壊—ポー短編集1 ゴシック編
   新潮文庫 2009/04/01 所収


(J2) 西崎 2007
想像力に富み、たやすく興奮する気質を具え、そのせいでつねに周囲の注視の的となる、わたしはそんな一族に属している。わたしは幼年期に早くも家系のその特徴を全面的に受け継いでいる兆候を示していたという。そしてさらに年齢を加えた時、その傾向はきわめて顕著になった。そのため、友人たちのあいだに深刻な不安の要因を種々提供することになり、確実に自身も傷つくことになった。

   エドガー・アラン・ポー=著 西崎憲(にしざき・けん)=訳
   「ウイリアム・ウイルソン」
   『エドガー・アラン・ポー短篇集』 ちくま文庫 2007/05 所収


(J3) 小川(高)2006
私は、ある一族に生き残った末裔だ。代々、空想癖の激情家が出やすいとされた家である。ごく幼い私にも、この性質はそっくり表れていた。年とともに強まる一方だ。おおいに友人の心を悩ませ、私自身の損害になったものでもある。

   エドガー・アラン・ポー=作 小川高義(おがわ・たかよし)=訳
   「ウィリアム・ウィルソン」
   『黒猫/モルグ街の殺人』 光文社古典新訳文庫 2006/10 所収


(J4) 金原 2002
自分はもともと想像力が豊かで、すぐに興奮してしまう先祖代々の血を受け継いで生まれ、幼い頃からその傾向は強く、成長するにしたがって、それにみがきがかかった。そのせいでいろんなことがあり、友人にはとても迷惑をかけたし、自分もひどい目にあってきた。

   E・A・ポー=作 金原瑞人(かねはら・みすひと)=訳 「ウィリアム・ウィルスン」
   『モルグ街の殺人事件』 岩波少年文庫 2002/08 所収


(J5) 大岡 1998
私は空想的でひどく興奮しやすい気質のせいで、つねに注目されてきた一族の子孫として、この世に生まれた。そして、ごく幼いころから、一家の特徴をあますところなく受けついでいる証拠を示したものである。大人になるにしたがって、それはますますひどくなった。ほかの多くの理由もかさなり、その傾向は友人たちの深刻な頭痛のたねになっていったし、私自身にとっても確実に有害なものとなった。

   エドガー・アラン・ポー=作 大岡玲(おおおか・あきら)=訳
   「ウィリアム・ウィルソン」
   『アモンティラードの樽 その他
   地球人ライブラリー 小学館 1998/03 所収


(J6) 富士川 1992
ぼくは、その幻想性と興奮しやすい気質にかけては、いつもひときわ目立っていた一族の末裔(まつえい)である。しかも、ごく幼少の頃(ころ)より、ぼくはこの一族の特徴を完全に受け継いだ証拠を示していた。成長するにつれて、その特徴はますます強く顕(あら)われるようになり、いろいろな理由で、友人たちの深刻な心配の種ともなり、またぼく自身にとっても、明らかな損害を招くもととなった。

   ポー=作 富士川義之=訳 「ウィリアム・ウィルソン」
   『黒猫』 集英社文庫 1992/05 所収


(J7) 谷崎 1985
わたしは、想像力がゆたかで、そのうえ短気者としてずっとむかしから有名だった家系の、子孫である。そして、子どもの時分からこの家族の特徴をじゅうぶんうけついだ、いちじるしい証拠をあらわしていた。成長するにしたがって、それがますます発達し、いろいろの理由から友人にはえらい迷惑をかけ、自分自身にも大きな害をなすようになった。

   エドガー=アラン=ポー=作 谷崎精二=訳 「ウィリアム = ウィルスン」
   『エドガー=アラン=ポー怪奇・探偵小説集1』 偕成社文庫 1985 所収


(J8) 永川 1978
ぼくの一族は先祖代々、つねに過剰な想像力と、興奮しやすい気質をもって知られていた。すでに幼年期からぼくは、この家系的特徴をすべて受けついでいるという顕著な兆候を示していた。成長するにしたがってそれがますますはなはだしくなり、いろいろの理由で友人たちをひどく困らせるばかりでなく、自分自身をわざわざ傷つけてしまう。

   ポー=作 永川玲二=訳 「ウィリアム・ウイルソン」
   五木寛之〔ほか〕=編 『世界文学全集1 ポー/ホーソーン
   学習研究社 1978/09 所収


(J9) 佐伯 1974
一体、私の一族というのは、空想性と興奮しやすい気質にかけては、ぬきんでた一族であり、私自身、ごく幼少の頃から、この先祖伝来の特徴をたっぷりと受けついだ証拠を明らかに示していた。成長するにつれて、この点は著しくなりまさって、いろいろな理由から友人に重大な不安の種ともなり、私自身にとっても、被害をまねく元となった。

   ポオ=作 佐伯彰一=訳 「ウィリアム・ウイルソン」
   『世界文学全集32 ポー/ホーソン』 講談社 1974 所収


(J10) 中野 1974, 1978
僕は、由来その幻想的傾向と、興奮しやすい気質をもってあらわれたある一族の末裔である。わずかに物心ついたその頃から、僕はすでにこの家系的特徴を十分に享けついだ顕著な証拠を示していた。成長するにしたがって、それはますますひどくなり、いろいろの理由で、単に友人たちに重大な心配をかけたばかりでなく、まず僕自身、事毎に非常な損害を招く基になった。

   エドガー・アラン・ポオ=作 中野好夫=訳 「ウィリアム・ウィルソン」
   10a. 黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇』 岩波文庫 1978/12 所収
   10b.ポオ小説全集1』 創元推理文庫 1974/06 所収


(J11) 小川(和)1973
ぼくは、幻想的な性向と興奮しやすい気質で昔からいつも際(きわ)だっていた一族の後裔(こうえい)である。そしてごく幼少のころから、ぼくはこの家門の特徴を十二分に受け継いでいるという証拠を示したのだった。年をとるにつれて、これはますますひどくなり、さまざまな理由から、友人たちに容易ならぬ心配を与え、また自分自身非常な損害を受ける原因ともなった。

   ポオ=作 小川和夫=訳 「ウィリアム・ウィルソン」
   『筑摩世界文學大系 37 ポオ/ボオドレール』 筑摩書房 1973/11 所収


(J12) 刈田 1966
僕は空想的な興奮しやすい気質のために昔から有名であった一族の末裔(まつえい)で、僕も幼児のころすでに、一家の特徴をあますところなく受けついだという証拠を示したものである。長ずるにしたがって、その特徴はますます強くなり、ほかのいろんな理由もかさなって、友人たちにとって真剣な危惧(きぐ)の原因となり、僕自身にとっても大きな損害をあたえかねないものとなった。

   ポー=作 刈田元司(かりた・もとし)=訳 「ウィリアム・ウィルソン」
   『黒猫・黄金虫 他四編』 旺文社文庫 1966/05 所収


(J13) 松村 1962
このわたしは、想像力に富み、たやすく激しやすい気質をもっていつもきこえていたある一族の子孫である。まだほんの幼いころから、わたしは、この先祖代々の気質をそのまま受けついでいることをはっきり示していた。年を重ねるにつれて、この気質はますますつのっていって、いろいろな理由から、友人たちの非常な不安の種となり、またたしかにわが身を傷つける原因(もと)ともなった。

   ポー=作 松村達雄=訳 「ウィリアム・ウィルソン」
   『世界文学全集11 ポー/ホーソーン』 河出書房新社 1962/08 所収


(J14) 谷崎 1962, 1969, etc.
私はずっとむかしから、想像力と短気で有名な家族の子孫である。そして、子供の時分から、この家族の特徴を十分うけついだことの証跡がいちじるしかった。だんだん成長するに従って、それがますます発達し、いろいろの理由から友人にはえらい迷惑をかけ、自分自身にも大きな害をなすようになった。

   エドガア・アラン・ポオ=作 谷崎精二=訳 「ウィリアム・ウィルスン」
   14a.ポオ小説全集2 幻怪小説』(全4巻)新装版 春秋社 1998/09 所収
   14b.エドガア・アラン・ポオ全集2』(全6巻)春秋社 1969/11 所収
   14c.ポオ小説全集2 - 幻怪小説編』(全4巻・別巻1)
       春秋社 1962/07 所収


(J15) 荒 1961
私は、想像力に富んだ、興奮しやすい気質で、ずっと名高かった或る一族の子孫なのである。ごく幼い頃から、私には、この一族の特色を十分受け継いでいる証拠があった。年とるにつれ、それはますますつよくなった。多くの理由で、友人たちに本気で心配をさせ、私自身手ひどい損害を受ける原因になった。

   ポー=作 荒正人=訳 「ウィリアム・ウィルソン」
   大橋健三郎=編 『アメリカ短篇名作集』 学生社 1961/09 所収


(J16) 佐々木 1951, 2005
私は、想像力に富んで、しかもたやすく興奮する気質のために昔からずっと有名だった一族の子孫である。そして、まだごく幼いころから、この家族の性格を十分にうけついでいる証拠をあらわしていた。成長するにしたがって、その性格はいっそう強く発達し、いろいろな理由で、友人たちにはたいへん心配をかけたし、また自分自身には非常な損害をかける原因となった。

   エドガー・ポー=作 佐々木直次郎=訳 「ウィリアム・ウィルスン」
   16a. 青空文庫 入力:kompass 校正:土屋隆 2005年11月1日作成
   16b.黒猫・黄金虫』 新潮文庫 1951/08 所収
   電子テキスト 16a. の底本は 16b.(2004/02/05, 100刷)です。


(J17) 平林 1949
私の先祖は、空想的な、ちよつとしたことにも昂奮し易い氣質のために、代々名が通つてゐた。そして私も、ほんの幼ない子供の時分から、先祖の遺を十分に承けついでゐる證據を歴々と示してゐた。そして成長するにつけてそれは益々著になつて來て、色々な理由で、友だちにはひどい心配をかけ、私自身にもひどい迷惑をかける原因になつた。

   エドガア・アラン・ポオ=作 平林初之輔(ひらばやし・はつのすけ)=譯
   「ウイリヤム・ウイルスン」(本文の表記)
   「ウヰリアム・ウィルソン」(目次の表記)
   ポオ百年祭記念・ポオ怪奇探偵傑作選
   『宝石 第四卷 第十號』 昭和24年11月号 岩谷書店 1949/11/01 所収
   この雑誌の内容紹介は、つぎの2つのサイトにあります:
   1) 尖端猟奇大パノラマ(江戸川乱歩をしのんで) > 宝石「ポオ百年祭記念」
   2) ちっちゃな推理小説の図書室 “宝石” > “宝石”第4巻 目次
   祖・通・遺・益・迷の旧字はそれぞれ新字で置き換えました。


(J18) 葉河 1946
私は、想像力に富む且つちよつとしたことにも昂奮し易い氣質のために、昔からずつと名が通つてゐる家門の後裔である。そしてほんの幼ない子供の時分から、この一族の性格を十分に承けついでゐる證據を示した。成長するにつれてそれは益々顯著になつて來て、色々な理由で、友だちには、ひどい心配をかけ、私自身にも積極的の損害をかける原因になつた。

   エドガ・アラン・ポウ=作 葉河憲吉(はがわ・けんきち)=譯
   「ウィリアム・ウィルスン」
   『あひびき』 出水書園 1946/12/25 所収
   通・益の旧字はそれぞれ新字で置き換えました。


(J19) 江戸川 1929
私は古くから空想的な、且つ容易に興奮し易氣質で知られている一門の裔であつたが、私自身も、ほんの幼い頃に於いてすでに、先祖の遺傳を十分に承けついでゐる證據を明かに現はしてゐた。しかも成長するに從つて、この特徴はやうやく顯著になつて來て、遂には種々な理由から友達にはひどい心配をかけ、私自身にも甚しい損失を招く原因となつた。

[原文は次のように総ルビ]

私(わたし)は古(ふる)くから空想的(くうさうてき)な、且(か)つ容易(ようい)に興奮(こうふん)し易(やす)い氣質(きしつ)で知(し)られている一門(もん)の裔(すゑ)であつたが、私自身(わたしじしん)も、ほんの幼(をさな)い頃(ころ)に於(お)いてすでに、先祖(せんぞ)の遺傳(ゐでん)を十分(ぶん)に承(う)けついでゐる證據(しようこ)を明(あきら)かに現(あら)はしてゐた。しかも成長(せちちやう)するに從(したが)つて、この特徴(とくちよう)はやうやく顯著(けんちよ)になつて來(き)て、遂(つひ)には種々(しゆ/″\)な理由(りいう)から友達(ともだち)にはひどい心配(しんぱい)をかけ、私自身(わたしじしん)にも甚(はなはだ)しい損失(そんしつ)を招(まね)く原因(げんいん)となつた。

   ポー=作 江戸川亂歩=譯 「ヰリアム・ヰルスン」
   『世界大衆文學全集30 ポー、ホフマン集』 改造社 1929/04(昭和4)所収


(J20) 谷崎 1929
私はずつと昔から想像力と短氣で有名な家族の後裔(こうえい)である。そして子供の時分からこの家族の特徴を十分承(う)け繼(つ)いだ事の證跡が著(いちじる)しかつた。だん/\成長するに從つてそれが益々發達し、いろ/\の理由から友人にはえらい迷惑をかけ、自分自身にも大きな害を爲すやうになつた。

   ポオ=作 谷崎精二=譯 「ウィリアム・ウィルスン」
   『世界文學全集11 ポオ傑作集 緋文字・其他
   新潮社(非賣品)1929/01(昭和4)所収


(J21) その他
以上のほかに、たとえば白木茂氏による、つぎの2つの翻訳があります。ただし、これらの版は児童向けの抄訳で、上の引用部分に相当する箇所が訳出されていません。

   21a. ポー=作 白木茂=訳 『影を殺した男』 青い鳥文庫Kシリーズ
       講談社 1996/11
   21b. ポー=作 白木茂=訳 「影を殺した男」
       『世界の怪談2 英米編2 怪奇! 105号室
       講談社 1973/11 所収


■ギリシャ語訳 Translation into Greek

Είμαι απόγονος μιας γενιάς που ο ευφάνταστος κι ευερέθιστος χαρακτήρας της την έκανε κάθε φορά να ξεχωρίζει από τις άλλες· κι από την πιο παιδική μου ηλικία έδειχνα πως είχα κληρονομήσει όλα τα γνωρίσματα της οικογένειάς μου. Όσο περνούσαν τα χρόνια, τόσο αυτός ο χαρακτήρας μου δυνάμωνε όλο και περισσότερο: τόσο που είχε καταντήσει αφορμή σοβαρής ανησυχίας για τους φίλους μου, κι αληθινής βλάβης για τον εαυτό μου.

   Έντγκαρ 'Aλλαν Πόε. Γουίλλιαμ Ουίλσον
   E-text at Scribd


■ロシア語訳 Translation into Russian

Я принадлежу к роду, который во все времена отличался пылкостью нрава и силой воображения,  и  уже  в  раннем  детстве  доказал,  что  полностью унаследовал эти черты. С годами они проявлялись все определеннее,  внушая, по многим причинам, серьезную тревогу моим друзьям и  принося  безусловный вред  мне  самому.

   Эдгар Аллан По. Вильям Вильсон
   Translated by Р.Облонской
   Источник: "Эдгар По. Стихотворения. Проза", Изд-во "Худ.лит.",
   Москва, 1976, Библиотека Всемирной литературы,
   Серия вторая - литература XIX в.
   E-text at Lib.Ru


■ウクライナ語訳 Translation into Ukrainian

Походжу я з роду, який завжди славився буйністю уяви і вразливістю вдачі, і вже з ранніх моїх літ було видно, що фамільний характер я успадкував повністю. З роками він укорінювався дедалі глибше, даючи моїм друзям серйозні підстави для занепокоєння і нічого, крім шкоди, не даючи мені.

   Едгар Аллан По. Вільям Вілсон
   Translated by Р.Облонской
   © ГАБЛЕВИЧ М. Б., переклад з англійської, 1992.
   E-text at Український Центр (ukrcenter.com)


■ポーランド語訳 Translation into Polish

Jestem potomkiem rasy, którą zawsze wyróżniał temperament zdolny do przywidzeń i łatwo zapalny, i pierwsze lata mego dzieciństwa są już dowodem, żem całkowicie odziedziczył cechy mego rodu. Z biegiem czasu cechy owe zarysowały się dosadniej i z wielu powodów stały się dla mych przyjaciół przedmiotem poważnych niepokojów, a dla mnie — źródłem istotnych krzywd.

   William Wilson by Edgar Allan Poe
   Translated by Bolesław Leśmian
   E-text at Wolne Lektury


■チェコ語訳 Translation into Czech

Pocházím z rodu, který byl odedávna proslulý svou představivostí a lehce vznětlivou povahou, a já jsem již v raném dětství dával neklamně najevo, že jsem tyto rodinné rysy plně zdědil. S přibývajícími lety se projevovaly silněji a působily z mnoha důvodů vážné starosti mým přátelům a značné škody mně samému.

   William Wilson by Edgar Allan Poe
   E-text at Literární doupě


■ドイツ語訳 Translation into German

Ich bin der Abkömmling eines Geschlechtes, das sich von jeher durch eine starke Einbildungskraft und ein leicht erregbares Temperament auszeichnete; und schon in frühester Kindheit bewies ich, dass ich ein echter Erbe dieser Familienveranlagung sei. Je mehr ich heranwuchs, desto mehr entwickelten sich jene Eigenschaften, die aus vielen Gründen meinen Freunden zu einer Quelle der Besorgnis und mir selbst zum Kummer wurden.

   William Wilson by Edgar Allan Poe
   Translated by Gisela Etzel
   in Edgar Allan Poes Werke edited by Theodor Etzel.
   Propyläen-Verlag, Berlin, 1921
   E-text at Projekt Gutenberg-DE


■イタリア語訳 Translation into Italian

Discendo da una stirpe che si è distinta in ogni tempo per indole immaginosa e facilmente eccitabile; la mia prima infanzia provò che avevo ereditato in pieno il carattere atavico. Col crescere degli anni questo carattere si fece in me più spiccato; e per mille ragioni divenne una causa di seria inquietudine per i miei amici, e per me stesso una fonte di positivo pregiudizio.

   William Wilson
   from Racconti del terrore by Edgar Allan Poe
   Translated by Delfino Cinelli and Elio Vittorini
   Edizioni Mondadori, 2010
   E-text at RACCONTI - Hardwaregame.it [PDF]


■ポルトガル語訳 Translation into Portuguese

Sou filho de uma raça de temperamento imaginativo. Sensível, facilmente excitável. E, desde a infância, mostrei ter herdado o caráter da família. Isso cresceu comigo. Acompanhou-me sempre. Eram muitas as tendências más, e meus pais nada podiam fazer para detê-las. Por isso mesmo, muito cedo, tornei-me o senhor de minhas próprias ações.

   William Wilson
   Histórias extraordinárias by Edgar Allan Poe
   Tradução e Adaptação Clarice Lispector
   Rio de Janeiro : Ediouro Publicações, 2005
   Preview at Google Books


■スペイン語訳 Translations into Spanish

(Es1) Cortázar
Desciendo de una raza cuyo temperamento imaginativo y fácilmente excitable la destacó en todo tiempo; desde la más tierna infancia di pruebas de haber heredado plenamente el carácter de la familia. A medida que avanzaba en años, esa modalidad se desarrolló aún más, llegando a ser por muchas razones causa de grave ansiedad para mis amigos y de perjuicios para mí.

   William Wilson
   in Narraciones extraordinarias by Edgar Allan Poe
   Translated by Julio Cortázar
   Libresa. Preview at Google Books
   E-text at Lector Online


(Es2)
Soy descendiente de una estirpe cuya imaginación y temperamento fácilmente excitable la destacó en todo momento; y desde la más tierna infancia di muestras de haber heredado plenamente el carácter de la familia. A medida que avanzaba en años, ese carácter se desarrolló con más fuerza y se convirtió por muchos motivos en causa de grave preocupación para mis amigos, y de acusado perjuicio para mí.

   William Wilson
   in The Raven. Relatos de Edgar Allan Poe by Edgar Allan Poe
   Paradimage Soluciones SL. Preview at Google Books
   E-text at:
   * Les paraules secretes dels óssos polars
   * Ciudad Seva


■フランス語訳 Translation into French

Je suis le descendant d’une race qui s’est distinguée en tout temps par un tempérament imaginatif et facilement excitable ; et ma première enfance prouva que j’avais pleinement hérité du caractère de famille. Quand j’avançai en âge, ce caractère se dessina plus fortement ; il devint, pour mille raisons, une cause d’inquiétude sérieuse pour mes amis, et de préjudice positif pour moi-même.

   William Wilson by Edgar Allan Poe
   Translated by Charles Baudelaire
   Œuvres complètes de Charles Baudelaire VI Michel Lévy frères, 1869
   Preview at Google Books  E-text at Wikisource


 Image 
著者の肖像写真 Portrait of the author
poe


■英語原文 The original text in English

I am the descendant of a race whose imaginative and easily excitable temperament has at all times rendered them remarkable; and, in my earliest infancy, I gave evidence of having fully inherited the family character. As I advanced in years it was more strongly developed; becoming, for many reasons, a cause of serious disquietude to my friends, and of positive injury to myself.

   William Wilson (1839)
   in The Complete Works of Edgar Allan Poe Cosimo Classics, 2009
   Preview at Google Books
   E-text at Project Gutenberg


■"William Wilson" の日本語表記 Variations of transliteration in Japanese

上にご覧のとおり、"William Wilson" の日本語表記は、これまでに少なくとも7通りがありました。原音の "wi" や "so" を、どのように転写するかについての違いです。下に赤や緑で示した箇所です。

  「ウリアム・ウン」……金原 2002 谷崎 1985
                 谷崎 1962, 1969, etc. 佐々木 1951
                 
葉河 1946 谷崎 1929
  「ウリアム・ウン」……巽 2009 小川(高)2006 大岡 1998
                 富士川 1992 永川 1978
                 中野 1974, 1978 
小川(和)1973
                 刈田 1966 松村 1962
 荒 1961
  「ウリアム・ウン」……佐伯 1974
  「ウリアム・ウン」……西崎 2007
  「ウム・ウン」……平林 1949(本文)
  「ウリアム・ウン」……平林 1949(目次)
  「リアム・ン」
………江戸川 1929


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■更新履歴 Change log

  • 2014/11/02 ギリシャ語訳を追加しました。
  • 2013/07/19 目次を新設し、チェコ語訳を追加しました。
  • 2013/03/18 葉河憲吉=譯 1946/12/25 を追加しました。
  • 2013/02/26 平林初之輔=譯 1949/11/01 と、もう一種類のスペイン語訳を追加しました。
  • 2013/02/11 ウクライナ語訳とイタリア語訳を追加しました。
  • 2012/08/11 スペイン語訳を追加しました。
  • 2012/07/07 ロシア語訳とポーランド語訳を追加しました。
  • 2010/12/05 巽孝之=訳 2009/04/01 とポルトガル語訳を追加しました。
  • 2010/09/06 映画 『世にも怪奇な物語』 第2話「影を殺した男」の YouTube 動画を追加しました。
  • 2009/09/08 "William Wilson" の日本語表記の項を修正しました。
  • 2008/02/16 ドイツ語訳を追加しました。また、フランス語訳のテキストを、アクセント記号のついた、より正確なものに差し換えました。
  • 2007/11/04 白木茂=訳に関する書誌情報を補足しました。
  • 2007/06/22 小川和夫=訳 1973/11 の引用に誤りがありましたので、訂正しました。
  • 2007/06/17 谷崎精二=訳の書誌情報を補足・修正しました。
  • 2007/06/16 谷崎精二=譯 1929/01 を追加しました。
  • 2007/06/14 白木茂=訳 1996/11 を追加しました。
  • 2007/06/13 西崎憲=訳 2007/05 を追加しました。
  • 2007/02/01 荒正人=訳 1961/09 を追加しました。
  • 2007/01/29 永川玲二=訳 1978/09 を追加しました。
  • 2006/12/18 大岡玲=訳 1998/03 を追加しました。
  • 2006/11/23 中国語訳(簡体字)および小川高義=訳 2006/10 を追加しました。また、Amazon.co.jp その他の関連サイトへのリンクを張りました。
  • 2006/11/08 tomokilog 関連記事の項をあらたに設けました。
  • 2006/05/15 佐伯彰一=訳 1974 と江戸川亂歩=譯 1929 を追加しました。また、"William Wilson" の日本語表記に関する注釈をつけました。
  • 2006/05/13 Charles Baudelaire によるフランス語訳を追加しました。また、訳例の配列を、旧→新から新→旧に変更しました。
  • 2006/02/27 刈田元司=訳 1966、および富士川義之=訳 1992 を追加しました。また、書誌情報を修正・補足しました。
  • 2006/02/27 松村達雄=訳 1962 と小川和夫=訳 1973 を追加しました。
  • 2006/02/15 金原瑞人=訳 2002 を追加しました。

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Comments

トラックバックありがとうございます。よろしくお願いします。

Posted by: tomoki y. | Sunday, 04 December 2005 08:17 pm

The BEST topic I read all day??

Posted by: ironwood insurance | Sunday, 12 December 2010 08:56 am

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