« June 2006 | Main | August 2006 »

July 2006

Wednesday, 26 July 2006

The Girls in Their Summer Dresses by Irwin Shaw アーウィン・ショー 「サマードレスの女たち」「夏服の女の子たち」「夏服を着た女たち」

■はじめに Introduction

「サマードレスの女たち」は、ニューヨークを舞台にしたアーウィン・ショーの短編のうちの代表作。雑誌「ニューヨーカー」1939年2月4日号に掲載された。


 Images 
表紙画像とDVDジャケット Book and DVD covers

↓ クリックして拡大 Click to enlarge ↓
 
a. Kodansha_bunko_natsufuku b. Shueisha_bunko_midoriiro_no_rafu c. Dvd_girls_in_their_summer_dresses_2

■日本語訳 Translations into Japanese

(J1) 中田 1992
「ニューヨークのことを考えるとき、まっさきに思い浮かべるのは、いろんな女たち、ユダヤ人、イタリア人、アイルランド人、ポーランド人、中国人、ドイツ人、黒人、スペイン人、ロシア人、ありとあらゆる女たちが着飾って街にくり出してくる姿なんだ。これはぼくだけの感情か、それともこの街に住む男ならだれでもそういう気もちを抱いているのかわからない、まるで、この都会にピクニックにきているみたいな感じだね。劇場で女たちの近くにすわるのが好きだ。外出するのに六時間もかかってお化粧した名だたる美女なんか、まさに美女というものはかくもあらんか、という感じで見とれてしまう。それから、まっかなほっぺたをして、フットボールの試合を見ている若い娘たちもいい。これから気候がよくなると、サマードレスを着た女たちとか……」

  • アーウィン・ショー=著 中田耕治(なかだ・こうじ)=訳 「サマードレスの女たち」 アーウィン・ショー〔ほか〕=著 中田耕治=編訳 『結婚まで』 ブルー・ボウ・シリーズ 青弓社 1992/12

(J2) 小笠原 1983, 1991
「ニューヨークというと、ぼくがまっさきに思い浮べるのは、いろんな女たち、ユダヤ人、イタリア人、アイルランド人、ポーランド人、中国人、ドイツ人、黒人、スペイン人、ロシア人、ありとあらゆる女たちが、着飾って街を練り歩くイメージなんだ。これはぼくだけの感情か、それともこの町に住む男ならだれでもそういう気持を抱いているのか、そのへんはよく分らないけれども、とにかく、この町へピクニックに来ているみたいな感じだね。劇場で女たちの近くに席をとったりすると、実に気分がいい。六時間もかかってお化粧した名だたる美女なんか、確かにそれだけのことはあるよ。それから、まっかなほっぺたをしてフットボールの試合見ている女学生もいいなあ。これから気候がよくなれば、サマードレスを着た女たちとか……」

  • アーウィン・ショー=著 小笠原豊樹=訳 「サマードレスの女たち」 『緑色の裸婦—アーウィン・ショー短篇集』

(J3) 太陽社編集部 1978
「ぼくがニューヨーク市のことを考えるときみはいつも、市内を着飾って行進(パレード)している女の子たち全部のことを考えるね。ぼくだけがなにか特別にそんな風なのか、それとも、この市(まち)のすべての男性も心の中ではぼくと同じようなことを感じながら歩いているのかどうかはわからないけど、ともかくぼくはまるでこの市でピクニックをしているような気持になるんだ。劇場に行ったときに、華やかな御婦人の側に座って見るのもいいもんだぜ。支度に六時間もかけて装いをこらし、素晴らしい様子をしている有名な美人たちの側に座って見るのはね。それからフットボールの試合を見に来ている、赤いほほをした若い女性なんかもいいし、陽気が暖くなってくると、夏服を着た女の子なんかも乙なもんだな」

  • アーウィン・ショー=著 太陽社編集部=訳 「夏服の女の子たち」 『ニューヨ−カー短篇集』 太陽社 1978/04 3版

(J4) 小島 1970
「ニューヨーク市のことを考えると、僕はあらゆる女の子のことを考えるんだ。ユダヤ系の女、イタリア系の、アイルランド系の、ポーランド系の、中国系の、ドイツ系の、黒人系の、スペイン系の、ロシア系の女たちのことをね。そろって市中を練って歩くさまをね。僕はとくべつなのかもわからないが、市中の男はみんな顔にはださないが、おなじ気持ちでぶらついているのかもわからない。僕はこの市でピクニックをしているような気分になるんだ。劇場で女性のそばに腰かけるのなんか好きだな。支度に六時間もかけたあげくお出ましになる有名な美女たちのそばにね。それからフットボール試合で頬っぺたの赤い女の子とか、暖かくなると夏服を着た女たち……」

  • アーウィン・ショウ=著 小島信夫=訳 「サマー・ドレスの女たち」 『アメリカ短篇24』 現代の世界文学 集英社 1970/11
  • 単行本 1989/11 は同書の新装版か?(未確認)

(J5) 常磐 1969, 1973, etc.
「僕はニューヨーク市のことを考えると、女の子がみんな街をねり歩いている光景を想像する。ユダヤ人やイタリア人、アイルランド人、ポーランド人、中国人、ドイツ人、黒人、スペイン人、ロシア人の女の子さ。僕だけが特別にそうなのか、それとも、この街のどの男も同じ感慨を胸に秘めて歩いているのか、それはわからないけれど、僕はこの街でピクニックでもしているような気分なんだ。劇場で女たちの近くにすわるのが、僕は好きだ。支度してそれらしく思えるまでに六時間もかける有名な美女たちさ。それから、フットボールの試合を見にくる、ほっぺたを赤くした若い女たち。そして、陽気がよくなると、夏服を着た女たち」


(J6) その他
以上のほか、邦訳には次のものなどがあります。

  • アーウィン・ショウ=著 永井衷(ながい・まこと)=訳 「夏衣裳の娘たち」 アーウィン・ショウ、ノーマン・メイラー=著 『騎手の死』 双書・20世紀の珠玉 南雲堂 1992/12

 Video 
邦題と日本公開の有無は未確認
The Girls in Their Summer Dresses and Other Stories (1981)
Part 2
TV Series Great Performances, Season 9, Episode 16

下に引用する箇所に、ほぼ相当するセリフは 4:05 から始まります。Uploaded to YouTube by carolbiter on 2 Oct 2008. A trilogy of Irwin Shaw stories: "The Girls in Their Summer Dresses," "The Monument" and "The Man Who Married a French Wife." Starring Jeff Bridges (as Michael Loomis) and Carol Kane (as Frances Loomis). Original US broadcast by PBS was on June 1, 1981. The lines more or less corresponding to the excerpt below start at 4:05.


■英語原文 The original text in English

"When I think of New York City, I think of all the girls, the Jewish girls, the Italian girls, the Irish, Polack, Chinese, German, Negro, Spanish, Russian girls, all on parade in the city. I don't know whether it's something special with me or whether every man in the city walks around with the same feeling inside him, but I feel as though I'm at a picnic in this city. I like to sit near the women in the theaters, the famous beauties who've taken six hours to get ready and look it. And the young girls at the football games, with the red cheeks, and when the warm weather comes, the girls in their summer dresses . . ."


■更新履歴 Change log

  • 2016/06/22 YouTube 動画を追加しました。
  • 2009/06/24 中田耕治=訳 1992/12 を追加し、画像を追加・入れ替えしました。また、ブログ記事のタイトルに日本語表記を追加して、次のとおり変更しました。
    • 旧題:The Girls in Their Summer Dresses by Irwin Shaw
    • 新題:The Girls in Their Summer Dresses by Irwin Shaw アーウィン・ショー 「サマードレスの女たち」「夏服の女の子たち」「夏服を着た女たち」
  • 2006/11/12 小笠原豊樹=訳 1983/07、太陽社編集部=訳 1978/04、および小島信夫=訳 1970/11 を追加しました。

にほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 英語ブログへにほんブログ村 外国語ブログへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 本ブログ 洋書へにほんブログ村 英語ブログ 通訳・翻訳へにほんブログ村 外国語ブログ マルチリンガルへ84595840v1308102456

↓ 以下の本・CD・DVDのタイトルはブラウザの画面を更新すると入れ替ります。
↓ Refresh the window to display alternate titles of books, CDs and DVDs.

■和書 Books in Japanese

■洋書          ■DVD          ■VHS
  

  

| | Comments (2) | TrackBack (0)

Tuesday, 25 July 2006

A Streetcar Named Desire by Tennessee Williams テネシー・ウィリアムズ 『欲望という名の電車』

 Image gallery 1  DVDのジャケットなど DVD covers, etc.

hu Hu_a_vagy_villamosa fi Fi_viettelysten_vaunu pl Pl_tramwaj_zwany_pozadaniem 

cs Cs_tramvaj_do_stanice_touha sv Sk_149935806_1_linje_lusta de De_entstation_sehnsucht

ro Ro_streetcar_named_desire br Br_uma_rua_chamada_pecado pt Pt_5601887555062_um_electrico_chama

es Es_un_tranvia_llamado_deseo fr Fr_un_tramway_nomme_desir en En_streetcar_named_desire_one_sheet

  [hu] A vágy villamosa ハンガリー語
  [fi] Viettelyksen vaunu フィンランド語
  [pl] Tramwaj zwany pożądaniem ポーランド語
  [cs] Tramvaj do stanice Touha チェコ語
  [sv] Linje Lusta スウェーデン語
  [de] Endstation Sehnsucht ドイツ語
  [ro] Un tramvai numit dorinta ルーマニア語
  [br] Uma Rua Chamada Pecado ブラジル・ポルトガル語
  [pt] Um Eléctrico Chamado Desejo ポルトガル語
  [es] Un tranvía llamado deseo スペイン語
  [fr] Un tramway nommé Désir フランス語
  [en] A Streetcar Named Desire 英語


 Image gallery 2  DVDのジャケットなど DVD covers, etc.

zh Zh_trad_dvdastreetcarnameddesirecma ja Ja_51dpxefwftl ru Ru_

pl Pl_tramwajzwanypozadaniemiinnedrama hr Hr_tramvajzvanceznja_2 br Br_uma_rua_chamada_pecado_2

es Es_un_tranvia_llamado_deseo en En_1217353625_1217814380

  [zh] 欲望街車 中國語(繁體字)
  [ja] 欲望という名の電車 日本語
  [ru] Трамвай Желание ロシア語
  [pl] Tramwaj zwany pożądaniem ポーランド語
  [hr] Tramvaj zvan čežnja クロアチア語
  [br] Uma Rua Chamada Pecado ブラジル・ポルトガル語
  [es] Un tranvía llamado deseo スペイン語
  [en] A Streetcar Named Desire 英語


 Image gallery 3  映画のポスターなど Film posters, etc.

el El_streetcardesispedit_m it It_un_tram_che_si_chiama_desiderio fr Fr_7781295101_2

en En_a_streetcar_named_desire

  [el] Λεωφορείον ο Πόθος ギリシア語
  [it] Un tram che si chiama Desiderio イタリア語
  [fr] Un tramway nommé Désir フランス語
  [en] A Streetcar Named Desire 英語


■日本語訳 Translations into Japanese

(J1) 小田島(恒) 2005
スタンリー:(……)レディ・ブランチがお困りになったのはな、もうローレルじゃ芝居が打てなくなったってことだ! そりゃあ二回か三回デートすりゃあの女の正体が分かるってもんだ、そうなりゃ男は出て行く、すると、あの女は次の男に乗り換える、でまた、同じセリフ、同じ芝居、同じたわごとの繰り返しだ! けどな、あの町は小さすぎたんだな、この芝居を永遠に打ち続けるには! 気がついたら町の名物になってたそうだ。ただの変りものなんてもんじゃないぞ、正真正銘の —— キチガイ女としてだ。

   テネシー・ウィリアムズ=著 小田島恒志(おだしま・こうし)=訳
   『新訳 欲望という名の電車』 慧文社 2005/08


(J2) 堀内 2000-2005
スタンリー:早い話が、あの女はなり振りかまわず男を漁ってたんだよ! ところがどっこい、どんなバカな男でも2、3回やりゃあ、相手がわかる。困ったブランチ嬢は必死になって次を探す。探し出しては同じ芝居、同じ台詞、同じたわ言のくり返しだ。だがしかし、派手にやるにゃ、あの街は狭すぎるんだな。ついに誰からも相手にされなくなっちまった。この女は病気ですよってわけだ。

   テネシー・ウィリアムズ=作 堀内仁=訳
   「欲望という名の電車」 現代演劇翻訳テキスト集
   Copyright (c) LABO! & Horiuchi Jin, 2000-2005
   (LABO! の公演用に訳出されたもの。なにより「面白い」上演のためのテキス
    トたらんことを望んだ。原書には必ずしも忠実ではない。アカデミックな研
    究に寄与するものでもない——旨の注記がある)


(J3) 小田島(雄) 1988
スタンリー:(……)レディー・ブランチがお困りになったのは、ローレルじゃあもう芝居をうてなくなったってことさ! どんな男だって二、三回デートすりゃあ、あの女の正体がわかって、おさらばってわけだ。そこであの女は次の男へ乗りかえる、そしてまたおんなじ芝居、おんなじ台詞(せりふ)、おんなじたわごとのくり返しだ! ところがこの芝居をいつまでもうち続けるにはあの町は小さすぎるんだな! そのうちにあの女は町の名物になっちまった。変わりものとしてじゃあないぞ、正真正銘のパー——キ印としてだ。

   テネシー・ウィリアムズ=著 小田島雄志(おだしま・ゆうし)=訳
   『欲望という名の電車』 新潮文庫 1988/03


(J4) 田島+山下 1956
スタンレー:(……)ブランチ女史がお困りになったのは、だね、ローレルじゃあ、もう芝居が打てなくなったってことさ! あの女に二三囘も附き合うと、すっかり底が見えすいちまってさ、どの男も、それっきり、おさらばってことになるんだ。すると、女史は、またぞろ次の男へ谷渡りとおいでだよ。相手變わって主は變わらず、おんなじ臺詞(せりふ)、おんなじ筋書き、おんなじたわけごとってわけさ! ところが、悲しいことには、この手をいつまでも打っていくにしちゃあ町が小さ過ぎらあね。だんだんやってるうちに、町じゃ評判のおえら樣になっちまったのさ。ただ變わってるなんて手ぬるい話じゃないんだよ、正眞正銘の左卷き——キ印だってことになったんだぜ。

   テネシー・ウィリアムズ=著 田島博+山下修=譯
   『欲望という名の電車』 新潮文庫(旧版)1956/08


■ロシア語訳 Translation into Russian

СТЭНЛИ.  (...) Вся беда Белой Дамы  в  том, что в Лореле уже не разгуляешься -- там ее давно  раскусили. Гульнут с ней раза два-три да и возьмутся за ум -- хватит... так и  шла по рукам, и каждый раз  -- начинай сначала: вечно та же комедия, те же ужимки, та же чушь собачья.  А городишко-то слишком тесен, чтобы вся эта волынка тянулась бесконечно. И вот стала притчей всего города. Сначала она просто слыла за слабоумненькую, за городскую дурочку.

   Теннесси Уильямс. Трамвай "Желание"
   E-text at Lib.Ru


■チェコ語訳 Translation into Czech

STANLEY (...) Madam Blanche měla tu smůlu, že už jí v Kautelu na její špeky nikdo neskákal! Po dvou nebo po třech schůzkách ji každej prokouk a pustil ji k vodě; tak přesedlala na jinýho a začala stejná písnička, stejnej tyátr a stejnej humbuk! Jenže v takovým malým městě nemůže tohle pokračovat donekonečna. A tak se z ní časem stala místní figurka; s tím rozdílem, že ji lidi ne považovali jenom za nějakou podivínku, ale přímo za blázna - za cvoka!

   Tramvaj do stanice Touha by Tennessee Williams
   Translated by Luba & Rudolf Pellarovi
   E-text at Tramvaj do stanice Touha - Řev přírody [PDF]


■ポルトガル語訳 Translation into Portuguese

STANLEY (...) A complicação com Lady Blanche foi que não podia mais agir em Laurei! Eles manjavam tudo, depois de dois ou três encontros com ela e, então, davam o fora, e ela ia para outro com a mesma técnica, o mesmo jogo, a mesma besteira! Mas a cidade era pequena demais, para que isso continuasse toda a vida! E, passando o tempo, ela virou "figurinha" da cidade. Olhada não como diferente, mas como completamente maluca, doida.

   Um bonde chamado desejo by Tennessee Williams
   Translated by Brutus Pedreira
   E-text at Calaméo


■スペイン語訳 Translation into Spanish

Stanley: -(...) ¡Lo malo fue que Madame Blanche no podía ya representar su comedia en Laurel! (Blanche cesa de cantar.) ¡La gente se asustaba después de dos o tres citas con ella y se iba, y Blanche buscaba otra, con las mismas fábulas, la misma comedia, la misma patraña! ¡Pero el pueblo era demasiado pequeño para que esto pudiera proseguir eternamente! Y, con el tiempo, Blanche se convirtió en el personaje más conocido de Laurel. La consideraban, no sólo distinta, sino francamente... chiflada.

   Un tranvía llamado deseo by Tennessee Williams
   E-text at gente de teatro


■舞台写真 Stage photo
Bando_tandy
Marlon Brando (as Stanley Kowalski) and Jessica Tandy (as Blanche DuBois) in A Streetcar Named Desire. Photo by Eileen Darby. Image source: TheaterMania.com


■英語原文 The original text in English
 
STANLEY: (....) The trouble with Dame Blanche was that she couldn't put on her act any more in Laurel! They got wised up after two or three dates with her and then they quit, and she goes on to another, the same old lines, same old act, same old hooey! But the town was too small for this to go on forever! And as time went by she became a town character. Regarded as not just different but downright loco -- nuts.

   A Streetcar Named Desire (1947) by Tennessee Williams


■更新履歴 Change log

  • 2012-11-12 ハンガリー語、クロアチア語、およびイタリア語のDVDジャケット画像を追加しました。
  • 2012-10-31 チェコ語訳とDVDジャケットの画像などを追加しました。
  • 2012-04-29 ポルトガル語訳を追加しました。
  • 2012-04-28 ロシア語訳とスペイン語訳を追加しました。
  • 2010-03-29 見出しを追加するなど細部に修正をほどこしました。また、ブログ記事のタイトルに日本語表示を追加して、つぎのように変更しました。
    • 旧題: A Streetcar Named Desire by Tennessee Williams
    • 新題: A Streetcar Named Desire by Tennessee Williams テネシー・ウィリアムズ 『欲望という名の電車』

にほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 英語ブログへにほんブログ村 外国語ブログへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 本ブログ 洋書へにほんブログ村 英語ブログ 通訳・翻訳へにほんブログ村 外国語ブログ マルチリンガルへ翻訳ブログ人気ランキング参加中

↓ 以下の本・CD・DVDのタイトルはブラウザ画面を更新すると入れ替ります。
↓ Refresh the window to display alternate titles of books, CDs and DVDs.

■DVD

■洋書 Books in non-Japanese languages

■和書 Books in Japanese

  

| | Comments (2) | TrackBack (0)

Sunday, 23 July 2006

TФедор Достоевский - Преступление и наказание (1) Crime and Punishment by Fyodor Dostoevsky (1) ドストエフスキー 『罪と罰』 (1)

« Crime and Punishment 2 »
« 罪と罰 2 »


        目次 Table of Contents

■はじめに Introduction
  Image   原著者の肖像画 Portrait of the author
■中国語(簡体字)訳 Translations into simplified Chinese
  (C1)
  (C2) 非琴 1994, 2007
■中國語(繁體字)譯 Translations into traditional Chinese
  (Tw1) 汝龍 1998
  (Tw2)
 Audio 1  日本語版のドラマ仕立ての朗読 Dramatized reading in Japanese
■日本語訳 Translations into Japanese
  (J1) 亀山 2008
  (J2) 江川 1999
  (J3) 小泉 1990
  (J4) 工藤 1987, 2004
  (J5) 原 1978
  (J6) 北垣 1974
  (J7) 小沼 1971
  (J8) 米川 1969
  (J9) 江川 1966
  (J10) 池田 1963, 1994
  (J11) 中村 1928, 1958
  (J12) 内田 1892, 1913, etc.
■ベトナム語訳 Translation into Vietnamese
■イタリア語訳 Translation into Italian
■ポルトガル語訳 Translation into Portuguese
■スペイン語訳 Translation into Spanish
■フランス語訳 Translation into French
■英訳 Translations into English
  (E1) Monas, 2006
  (E2) McDuff, 2002
  (E3) Coulson, 1995
 Audio 2  英語版オーディオブック Audiobook in English (Garnett)
  (E4) Garnett, 1917
  (E5) ヴィゼッテリィ社版 (by F. Wishaw?) 1886
■ドイツ語訳 Translation into German
■デンマーク語訳 Translation into Danish
■ポーランド語訳 Translation into Polish
 Video 1  テレビ 罪と罰 (2007)  TV Crime and Punishment (2007)
 Video 2  テレビ 罪と罰 (2002)  TV Crime and Punishment (2002)
 Video 3  映画 罪と罰 (1969)  Film Crime and Punishment (1969)
 Audio 3  ロシア語原文オーディオブック Audiobook in Russian
■ロシア語原文 The original text in Russian
■著者名の日本語表記のゆれ
■What's in a name? 著者名の英語表記のゆれ
■外部リンク External links
■更新履歴 Change log


■はじめに Introduction

ドストエフスキーの小説『罪と罰』の冒頭の一文を読む。さまざまな言語の翻訳版のあとにロシア語原文を見る。朗読や映像化作品の YouTube リンクも集めてみる。


  Image  
原著者の肖像画 Portrait of the author
Dostoevsky_1872
Fyodor Dostoevsky. Portrait by Vasily Perov, 1872. Image source: Wikipedia


■中国語(簡体字)訳 Translations into simplified Chinese

(C1)
天气特别热的七月初,傍晚时分,有个年轻人走出他在C胡同向二房东租来的那间斗室,来到街上,然后慢慢地,仿佛犹豫不决地往K桥那边走去.

  • 《罪与罚》 陀思妥耶夫斯基 著
  • E-text at 读书频道(BookFM.com)

(C2) 非琴 1994, 2007
七月初,天气特别热的时候,傍晚时分,有个年轻人走出他在C胡同向二房东租来的那间斗室,来到街上,然后慢腾腾地,仿佛犹豫不决地往K桥那边走去。

  • 《罪与罚》 陀思妥耶夫斯基 著 非琴 译
    • 罪与罚》 世界十大文学名著 上海文艺出版社 2007-08. ISBN : 753213193
    • 罪与罚》 (全译本) 译林出版社 1994-07-01. ISBN : 7805673268
  • E-text at:

■中國語(繁體字)譯 Translations into traditional Chinese

(Tw1) 汝龍 1998

  • 罪與罰》 杜斯妥也夫斯基 (Fjodor M. Dostojevskij) 著 汝龍 譯 出版社:桂冠 1998-07-01 ISBN:9577300537

(Tw2)
七月初,天气特別熱的時候,傍晚時分,有個年輕人走出他在C胡同向二房東租來的那間斗室,來到街上,然后慢騰騰地,仿佛猶豫不決地往K橋那邊走去。


 Audio 1 
日本語版のドラマ仕立ての朗読 Dramatized reading in Japanese

音源: サウンド文学館パルナス 小説2 外国文学 「罪と罰」 出演: 木場勝己、川上麻衣子ほか Uploaded to YouTube by Đọc Truyện Đêm Khuya - เสียงอ่านหนังสือ - Audio Book on 12 Aug 2014


■日本語訳 Translations into Japanese

(J1) 亀山 2008
七月の初め、異常に暑いさかりの夕方近く、ひとりの青年が、S横町にまた借りしている小さな部屋から通りに出ると、なにか心に決めかねているという様子で、ゆっくりとK橋のほうに歩きだした。
   ドストエフスキー=作 亀山郁夫=訳
   『罪と罰1』(全3册)光文社古典新訳文庫 2008/10


(J2) 江川 1999
七月はじめ、めっぽう暑いさかりのある日暮どき、ひとりの青年が、S横町にまた借りしている狭くるしい小部屋からおもてに出て、のろくさと、どこかためらいがちに、K橋のほうへ歩きだした。
   ドストエフスキー=作 江川卓=訳
   『罪と罰(上)』(全3册)岩波文庫 1999/11


(J3) 小泉 1990
七月のはじめ、とてつもなく暑い盛りのある日の夕方ちかく、ひとりの青年が、借家人から又借りしているS横町の小部屋から通りへ出ると、ゆっくりと、なにやら心を決めかねているかのような足取りで、K橋のほうへ歩き出した。
   フョードル・M・ドストエフスキー=作 小泉猛=訳『罪と罰』
   『集英社ギャラリー[世界の文学]14 ロシア2』集英社 1990/05 所収


(J4) 工藤 1987, 2004
七月はじめの酷暑のころのある日の夕暮れ近く、一人の青年が、小部屋を借りているS横町のある建物の門をふらりと出て、思いまようらしく、のろのろと、K橋のほうへ歩きだした。
   ドストエフスキー=作 工藤精一郎=訳
   4a.罪と罰(上)』Timebook Town 電子版 2004/09/24
   4b.罪と罰(上)』(全2册)新潮文庫 1987/06


(J5) 原 1978
七月初め、度はずれに暑い時分の夕方近く、一人の青年が、S横町の住人から借りている小部屋から通りへ出て、なにか踏切(ふんぎ)りがつかぬかのように、ゆっくりとK橋の方に足を向けた。
   ドストエフスキー=作 原卓也=訳
   『グラフィック版世界の文学15 罪と罰』世界文化社 1978


(J6) 北垣 1974
七月のはじめ、暑いさかりの、夕暮れも迫ろうとする頃、ひとりの青年が、S路地裏のアパートの住人からまた借りしている自分の部屋から表通りに出て、のろのろした、ためらいがちな足どりでK橋をさして歩きだした。
   6a. ドストエフスキー=作 北垣信行=訳『罪と罰(上)
    愛蔵版エキスパンドブック(挿し絵入り2巻本)
   6b. ドストエフスキイ=作 北垣信行=訳「罪と罰」
    『世界文学全集41 ドストエフスキイ』講談社 1974/09


(J7) 小沼 1971
七月初旬の、ひどく暑い時分のこと、ある日の夕方ちかく、一人の青年が借家人からまた借りしているS——横町の自分の部屋から往来へ出ると、なんとなく思いきりの悪い足取りで、K——橋のほうへ向って歩き出した。
   ヒョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー=著 
   小沼文彦(こぬま・ふみひこ)=訳「罪と罰」
   『筑摩世界文學大系38 ドストエフスキーI』筑摩書房 1971/03 所収


(J8) 米川 1969
七月の初め、とほうもなく暑い時分の夕方ちかく、ひとりの青年が、借家人から又借りしているS横町の小部屋(こべや)から通りへ出て、なんとなく思いきりわるそうにのろのろと、K橋のほうへ足を向けた。
   ドストエーフスキイ=著 米川正夫=訳「罪と罰」
   『ドストエーフスキイ全集6 罪と罰 付・創作ノート
   河出書房新社 1969/05 所収


(J9) 江川 1966
七月のはじめ、めっぽう暑いさかりのある日ぐれどき、ひとりの青年が、S横町のせまくるしい間借り部屋(まがりべや)からおもてに出て、のろくさと、どこかためらいがちに、K橋のほうへ歩きだした。
   ドストエフスキー=作 江川卓=訳『罪と罰(上)』(全2巻)
   旺文社文庫 1966/01


(J10) 池田 1963, 1994
七月はじめ、猛烈に暑いさかりのある日の夕方ちかく、ひとりの青年が、S横町の下宿の小部屋から表通りに出て、のろのろと、ためらいがちに、K橋のほうへ歩きだした。
   ドストエフスキイ=著 池田健太郎=訳
   10a.世界の文学セレクション36 18 ドストエフスキイ
    中央公論社 1994/01 所収
   10b.世界の文学16 ドストエフスキイ 罪と罰』中央公論社 1963/02


(J11) 中村 1928, 1958
七月初旬のおそろしく暑い時分のこと、とある夕方近く、一人の若い男が、C——横町の借家人からまた借りしていた自分の部屋から街路(とおり)へ出て、なんとなく心のきまらないさまで、のろのろとK——橋の方へ歩いて行った。
   ドストエーフスキイ=作 中村白葉=訳『罪と罰(1)』(全3巻)
   11a. 岩波文庫 改版 1958/11
   11b. 岩波文庫 初版 1928/06


(J12) 内田 1892, 1913, etc.
七月上旬或る蒸暑き晩方の事。S(なにがし)……「ペレウーロク」(横町)の五階造りの家の、道具附の小座敷から一少年が突進して、狐疑逡巡の體でK(なにがし)……橋の方へのツそり(#「のツそり」に傍点)出掛けた。
   ドストエフスキー作 内田魯庵=訳「罪と罰」
   12a.内田魯庵全集12 翻訳1』ゆまに書房 1984/04 所収
   12b. 丹羽純一郎=譯者代表『明治飜訳文學集』明治文學全集7
    筑摩書房 1972/10 所収

  • 12a. の訳者「例言」によると、この訳は、英訳本(「ヴヰゼツテリイ社」刊1886年)からの重訳。疑わしい箇所は「友人長谷川辰之助氏」に確認したとある。長谷川辰之助とは、二葉亭四迷の本名。
  • また、12a.「解題」によると、巻之一(1892年11月10日内田老鶴圃刊行)、巻之二(1893年2月25日内田老鶴圃刊行)。後に改訳し、巻之一、二を合わせたものを「前篇」として、1913年7月5日に丸善より刊行した(「後篇」は結局未刊に終わった)。改訳本は、多くの箇所で内田老鶴圃刊本と異なるとして、異同が列挙されている。

■ベトナム語訳 Translation into Vietnamese

Vào một ngày đầu tháng bảy oi bức lạ thường, lúc xế chiều có một người trẻ tuổi rời gian gác xép thuê lại trong ngõ S., bước ra phố và chậm rãi đi về phía cầu K., dáng như tần ngần do dự.

  • Tội ác và trừng phạt by Dostoevsky
  • E-text at 4phuong.net

■イタリア語訳 Translation into Italian

Al principio di luglio, con tempo caldissimo, verso sera, un giovane scese dalla sua stanzuccia, che aveva in subaffitto nel vicolo di S., sulla strada e lentamente, come irresoluto, si diresse verso il ponte di K.

  • Delitto e Castigo by F. Dostoevskij
  • Excerpt at Strelnik

■ポルトガル語訳 Translation into Portuguese

Ao entardecer de um dia muito quente de inícios de Julho, um jovem saiu do cubículo que subalugara na ruela S… e pôs-se a caminhar lentamente, como que indeciso, na direcção da ponte K…


■スペイン語訳 Translation into Spanish

Una tarde extremadamente calurosa de principios de julio, un joven salió de la reducida habitación que tenía alquilada en la callejuela de S... y, con paso lento e indeciso, se dirigió al puente K...


■フランス語訳 Translation into French

Au début du mois de juillet, par une chaleur torride, le soir venu, un jeune homme quitta le cagibi qu’il sous-louait ruelle S***, sortit sur le trottoir et, lentement, comme pris d’indécision, se dirigea vers le pont K***.

  • Crime et Châtiment by Fedor Dostoïevski. Translated from Russian by André Markowicz
  • E-text at dostoievski (monsite.wanadoo.fr/dostoievski/)

■英訳 Translations into English

(E1) Monas, 2006
Early one evening, during an exceptional heat wave in the beginning of July, a young man walked out into the street from the closetlike room he rented on Stoliarny Place. Slowly, as though he could not make up his mind, he began to move in the direction of the Kokushkin Bridge.

  • Crime and Punishment by Fyodor Dostoyevsky. Translated by Sidney Monas. Signet Classics; Reissue edition (March 7, 2006)

(E2) McDuff, 2002
At the beginning of July, during a spell of exceptionally hot weather, towards evening, a certain young man came down on to the street....

  • Crime and Punishment by Fyodor Dostoyevsky. Translated by David McDuff. Penguin Classics; Revised edition (December 31, 2002)

(E3) Coulson, 1995
Towards the end of a sultry afternoon early in July a young man came out of his little room in Stolyarny Lane and turned slowly....

  • Crime and Punishment by Fyodor Dostoyevsky. Translated by Jessie Coulson. The World's Classics, Oxford University Press, USA; Reprint edition (December 1, 1995)

 Audio 2 
英語版オーディオブック(朗読) ガーネット訳に拠る
Audiobook in English (translation by Garnett)

Uploaded to YouTube by Audio Books Archives on 22 Jan 2016.


(E4) Garnett, 1917
On an exceptionally hot evening early in July a young man came out of the garret in which he lodged in S. Place and walked slowly, as though in hesitation, towards K. bridge.


(E5) ヴィゼッテリィ社版 (by F. Wishaw?) 1886
One sultry evening early in July a young man emerged from the small furnished lodging he occupied in a large five-storied house in the Pereoulok S--, and turned slowly, with an air of indecision, towards the K-- bridge.

  • 上記 (J12) 内田魯庵=訳「罪と罰」の訳者「例言」において、魯庵が自身の重訳の底本に用いたとする英訳版。英訳者未確認。つぎの本に引用されているのを写した。
  • 山城むつみ(やましろ・むつみ)=著 19. ドストエフスキー『罪と罰』 千葉一幹(ちば・かずみき)+芳川泰久(よしかわ・やすひさ)=編著 『名作はこのように始まる1』 ミネルヴァ評論叢書〈文学の在り処〉別巻1 ミネルヴァ書房 2008-03-30 所収

■ドイツ語訳 Translation into German

An einem der ersten Tage des Juli – es herrschte eine gewaltige Hitze – verließ gegen Abend ein junger Mann seine Wohnung, ein möbliertes Kämmerchen in der S …gasse, und trat auf die Straße hinaus; langsam, wie unentschlossen, schlug er die Richtung nach der K … brücke ein.


■デンマーク語訳 Translation into Danish

Det var en Dag i Juli, en rigtig varm Dag, at en ung Mand henimod Aften forlod det Værelse, han havde lejet hos en Logisværtinde i S—gaden, og gik langsomt og, som det syntes, planløs hen imod K—broen.

  • Forbryderen by Fjodor Dostojevskij
  • E-text at Wikisource

■ポーランド語訳 Translation into Polish

Na początku lipca, w dzień nadzwyczajnie upalny, przed wieczorem wyszedł na miasto ze swego nędznego, sublokatorskiego pokoiku, odnajmowanego przy uliczce S-kiej, pewien młody człowiek i wolnym krokiem, jakby niezdecydowanie, skierował się w stronę mostu K-go.


 Video 1 
[ja] テレビシリーズ 罪と罰 (2007)
[en] TV mini-series Crime and Punishment (2007)
[ru] Мини-сериал Преступление и наказание (Prestuplenie i nakazanie) (2007)

監督: ディミトリー・スヴェトザロフ 主演: ウラジーミル・コシェヴォイ Uploaded to YouTube by The First Century on 29 Sep 2013. Directed by Dmitry Svetozarov. Starring Vladimir Koshevoy.


 Video 2 
英テレビ 罪と罰 (2002)  BBC TV Crime and Punishment (2002)

監督: ジュリアン・ジャロルド 主演: ジョン・シム Uploaded to YouTube by Pablo Alberto Dal Poggetto on 18 Jun 2013. Directed by Julian Jarrold. Starring John Simm.


 Video 3 
[ja] 映画 罪と罰 (1969)
[en] Film Crime and Punishment (1969)
[ru] Фильм Преступление и наказание (1969)

監督: レフ・クリジャーノフ 主演: ゲオルギー・タラトルキン Uploaded to YouTube by bwoj20 on 10 Oct 2013. Directed by Lev Kulidzhanov. Starring Georgi Taratorkin.



 Audio 3 
ロシア語原文オーディオブック Audiobook in Russian

Uploaded to YouTube by Alex Abook on 27 Feb 2015


■ロシア語原文 The original text in Russian

В начале июля, в чрезвычайно жаркое время, под вечер, один молодой человек вышел из своей каморки, которую нанимал от жильцов в С — м переулке, на улицу и медленно, как бы в нерешимости, отправился к К — ну мосту.


■著者名の日本語表記のゆれ
 Transliteration variations of the author's surname in Japanese

   ドストエフスキー………亀山 2008
   ドストエフスキー………小泉 1990
   ドストエフスキー………工藤 1987, 2004
   ドストエフスキー………原 1978
   ドストエフスキー………小沼 1971
   ドストエフスキー………江川 1966, 1999
   ドストエフスキー………内田 1892, 1913, 1984
   ドストエフスキイ………北垣 1974
   ドストエフスキイ………池田 1963, 1994
   ドストエーフスキイ……米川 1969
   ドストエーフスキイ……中村 1958

   [参考]
   ドストエフスキー………NHKことばのハンドブック第2版 2005
   ドストエフスキー………広辞苑第5版 1998(単行本CD-ROM版
   ドストエフスキー………平凡社大百科事典 1985


■What's in a name? 著者名の英語表記のゆれ

  * What's in a name? Or how do I pronounce and spell....
 
   Dostoyevsky   -- Sidney Monas, 2006
   Dostoyevsky   -- David McDuff, 2002
   Dostoyevsky   -- Jessie Coulson, 1995
   Dostoevsky     -- Constance Garnett, 1917

   Cf.
   Dostoyevsky   -- Encyclopaedia Britannica, 2006
   Dostoevsky    -- Wikipedia, 2006
   Dostoevsky    -- The New Oxford Dictionary of English, 1998
   Dostoevskii   -- 広辞苑第5版 1998(単行本CD-ROM版
   Dostoevskii   -- 平凡社大百科事典 1985


■外部リンク External links


■更新履歴 Change log

  • 2014/10/04 目次と「はじめに」の項を新設しました。また、日本語版音声録音、英語版オーディオブック、英TV 「罪と罰」 (2002)、ロシアTV 「罪と罰」 (2007)、ロシア映画 「罪と罰」 (1969)、およびロシア語原文オーディオブックの6本の YouTube 画面を追加しました。
  • 2013/11/18 ベトナム語訳を追加しました。
  • 2012/08/28 デンマーク語訳を追加しました。
  • 2010/01/09 イタリア語訳、ポルトガル語訳、スペイン語訳、ポーランド語訳を追加しました。また、簡体字中国語訳と繁體字中國語譯双方の訳文と書誌情報を修正・補足しました。
  • 2009/08/08 英訳 ヴィゼッテリィ社版 1886 を追加しました。
  • 2008/12/23 亀山郁夫=訳 2008/10 を追加しました。
  • 2007/08/01 原卓也=訳 1978 を追加しました。
  • 2007/07/18 内田魯庵=訳に関する書誌情報を修正・補足しました。
  • 2006/11/23 池田健太郎=訳 1963/02 を追加しました。
  • 2006/08/15 中村白葉=訳 1958/11 を追加しました。
  • 2006/07/29 著者名の日本語および英語における表記について注を加えました。
  • 2006/07/27 日本語訳を大幅に追加しました。
  • 2006/07/25 日本語訳の書誌情報を修正・補足しました。

 

« Crime and Punishment 2 »
« 罪と罰 2 »

にほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 英語ブログへにほんブログ村 外国語ブログへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 本ブログ 洋書へにほんブログ村 英語ブログ 通訳・翻訳へにほんブログ村 外国語ブログ マルチリンガルへ84595840v1308102456

Flag Counter

↓ 以下の本・CD・DVDのタイトルはブラウザ画面を更新すると入れ替ります。
↓ Refresh the window to display alternate titles of books, CDs and DVDs.

■洋書 Books in non-Japanese languages

■和書 Books in Japanese

■DVD

  

| | Comments (2)

The Maltese Falcon by Dashiell Hammett (1) ダシール・ハメット 『マルタの鷹』 (1)

« The Maltese Falcon 2 3 4 »
« マルタの鷹 2 3 4 »

Hammett
Dashiell Hammett  photo: Azarnick
Image source: Village Voice


■中國語譯(繁體字) Translation into traditional Chinese

山姆.史培德的下顎很長,盡是皮包骨,比較柔軟的V字嘴之下突出V字的下巴。鼻孔往後彎,再形成另一個較小的V字。黃灰色的眼睛槓成一條橫線。然後V字的主題又在蹙攏於陰鉤鼻心上、兩道向外張揚的濃眉出現,淺褐色的頭髮從高平的太陽穴向下長,在前額聚集成點。他長得頗為順眼,彷彿金髮的撒旦。

   達許‧漢密特 《馬爾他之鷹》
   Excerpt at 博客來網路書店 (books.com.tw)


■日本語訳 Translations into Japanese

(1) 小鷹 1985, 1988
サミュエル・スペードの角張った長い顎の先端は尖ったV字をつくっている。口元のVは形が変りやすく、反りかえった鼻孔が鼻の頭につくる、もう一つの小さなv。黄ばんだ灰色の目は水平。鉤鼻の上の二筋の縦皺から左右に立ちあがる濃い眉がふたたびV字模様を引き継ぎ、平たいこめかみの高い頂きから額にかけて、薄茶色の髪もVを成している。見てくれのいい金髪の悪魔といったところだ。

   ダシール・ハメット=作 小鷹信光=訳
   1a.マルタの鷹』 ハヤカワ・ミステリ文庫 1988/06
   1b. マルタの鷹』 河出書房新社 1985/07
   引用は 1b. に拠りました。


(2) 宇野 1979
サミュエル・スペードはごつごつした顎が長く尖って、先端がVの字の格好をしている。その上のよく動く口もやはりVの字、鼻翼の切れこんでいるところも、小さいながらVの形である。イエロー・グレーの目だけは水平だが、そこにまたVの字のモチーフがあらわれていて、鉤鼻(かぎばな)の上に刻まれた二本の縦じわから外側に向けて、ふとい眉がVの字なりに伸びている。薄茶色の頭髪にしても、左右のこめかみの上が大きく禿げあがっているので生えぎわがまたVの格好であり、そしてこのような容貌の全体が、陽気な金髪の悪魔といったところだった。

   ダシール・ハメット=作 宇野利泰(うの・としやす)=訳 「マルタの鷹」
   五木寛之〔ほか〕=編 『世界文学全集48 世界ミステリー傑作集
   学習研究社 1979/09/01 所収


(3) 福島 1977
スペードの顔は、するどいV字型である。長いあごのさきがとがり、口もとがぐっとひきしまっている。そして目はするどく、ちょっとつりあがりぎみだ。そのくせ、その口もとはにやにやしている。年は三十をこえている。金髪の悪魔がなにかおもしろいことがあって、うれしがっているような感じである。かぎ鼻と黄色っぽい灰色の目がその感じをつよくしていた。

   ダシェル・ハメット=作 福島正実=訳 『マルタの鷹
   文研の名作ミステリー5 文研出版 1977/06
   児童向け抄訳(再話)です。ルビは省略しました。


(4) 鳴海 1970
サミュエル・スペードの長いあごは骨ばり、先端がV字形に突き出ている。その上方には、もっと柔軟だが、やはりV字形の口がある。鼻の先にしたって、鼻孔の線がぐいと切れ込んでいるから、これも小さいながらVの字だ。もっとも、黄色味をおびた灰色の目だけは水平だけれども、毛深いまゆはやっぱりVの字のモチーフの再現で、かぎ鼻の上にできた一対の縦じわのところからギュッと外側につりあがっている。そこへもってきて、薄茶色の髪までが――両横の高い平べったいこめかみから――おでこの一点に向かって生えさがっているのだ。その楽しげな顔つきは、どう見てもブロンドの悪魔(サタン)といったところだ。

   ハメット=作 鳴海四郎=訳 『マルタの鷹
   世界ロマン文庫15 筑摩書房 1970/07


(5) 亀山 1969, 1973
サム=スペードは、あごの長い男だ。そのさきっちょがVの字がたにとがっている。鼻のてっぺんが、いくらか口のほうにたれさがっているので、それもちょいとしたVの字。こいまゆのはしがつりあがっていて、これもVの字。ひらたい頭から、ひたいに、うす茶色のかみの毛がひとふさ。こいつもVの字がたにたれさがっている。総まとめとして、顔全体がVの字。そして、このスペードという男、たいていはうれしそうな顔をしている。うれしそうな顔をした、金髪のVの字。そんな感じがする。
[ルビは省略しました - tomoki y.]

   ダシール・ハメット=作 亀山龍樹(かめやま・たつき)=訳
   「マルタの鷹」
   5a.マルタの鷹』 推理・探偵傑作シリーズ あかね書房 1973/09
   5b. X線カメラのなぞ』 少年少女世界推理文学全集15
      あかね書房 1969/06 所収
   引用は 5a. に拠りました。


(6) 石 1963
サミュエル・スペードの顎(あご)は長くて骨張っていた。顎は先のほうがつきだし、口の下でV字型になっている。口はそれほど際立っていないが、やはりV字型だった。鼻先がぐっとまがり、小さいながらもう一つV字型をつくった。黄味がかった灰色の目がまっすぐ横に切れている。鉤(かぎ)鼻の上のほうの二つならんだ縦じわからぐっと盛り上がってでっぱっている濃い眉(まゆ)が、もう一度V字型のモティーフを現わした。薄茶色の髪の毛が――高い平べったいこめかみから――生えのび、前額の一点へたれ下がった。ブロンドの悪魔に似たいささか愉快な顔付きだった。

   ダシール・ハメット=著 石一郎(いし・いちろう)=訳
   『マルタの鷹』 角川文庫 1963/10


(7) 村上 1959, 1961
サミュエル・スペードのあごは、骨ばっていて長く、その先はV字形にとがっており、それよりももっとなだらかではあるが同じようにV字形をした口の下に突き出ている。鼻の先も、小さいV字形をなして垂れ下がっている。黄味を帯びた灰色の目だけは水平だが、同じVのモチーフは、鉤鼻の上部に刻まれた一対の縦じわから外につり上がっている濃い眉の形にも表れており、薄茶色の髪までが、高い平らな両のこめかみから、前額の一点に向かって生え下がっている。その顔つきはなんとなく愉快な、ブロンドの悪魔といった感じだった。

   ダシール・ハメット=作 村上啓夫(むらかみ・ひろお)=訳
   7a.マルタの鷹』 創元推理文庫 1961
   7b. 世界名作推理小説大系14 血の収穫・マルタの鷹』 東京創元社 1961
   7c. 世界推理小説全集62 マルタの鷹』 東京創元社 1959
   引用は 7a. に拠りました。


(8) 田中 1956
サミュエル・スペイドの顎は長くて、骨ばつていて、顎のさきは尖んがつたV字形だ。その上に重なつている、もつと緩るやかな形のVが、彼の口だ。鼻梁がほそく、スンナリ奥の方へ退いているので、また一つ、小さいVの字が出來ている。黄味を帶びた灰色の眼は水平に並んでいるが、濃い兩の眉へ來るとV・モティーフはふたたび採用されて、鈎鼻の上の二本の縱皺を起點に、外側へ向つて高まり――つづいてまた淡褐色の髪の生え際が、高くて平たいコメカミから、額の中央の一點めがけて斜線を描いて、まつしぐらに降下している。その風貌は、言つてみれば、愉快な金髪(ブロンド)のサタンというところだ。

   ハメット=著 田中西二郎(たなか・せいじろう)=譯
   『マルタの鷹』 探偵小説文庫 新潮社 1956/10


(9) 砧 1954
サミュエル・スペードのあごは、骨ばつて長い。その尖(さき)つちよはVの字がたにとがつている。口もとは、もうちつと柔かなVの字。鼻の突端が、口のほうに垂れさがつて、そこにも、小さなVの字がある。黄味を帯びた灰いろの眼は、まつすぐに一文字だが、かぎ鼻のま上の二本のたてじわから、両がわにはり出した濃い眉が、これまたVの字の主題(モテイフ)をくりかえしている。それにひたいには、うす茶いろの髪の毛がひと房――平たい頭のてつぺんから――Vの字がたにたれさがっている。うれしそうな顔をした金髪の悪魔(サタン)、そんな感じする。

   ダシール・ハメット(扉・奥付)/ダシェル・ハメット=著(表紙)  
   砧一郎=訳 『マルタの鷹』 世界探偵小説全集 
   Hayakawa Pocket Mystery Books 早川書房 1954/02


■ロシア語訳 Translation into Russian

В лице Сэмюэла Спейда было что-то мефистофелевское: длинный костлявый заостренный подбородок, постоянно поднятые уголки губ, глубокий треугольный вырез ноздрей, брови вразлет над двумя складками, из которых торчал крючковатый нос, да клинышек коротких светлорусых волос между больши ми залысинами. Обычными, а не раскосыми, как следовало ожидать, были только его желтовато-серые глаза.

   Дэшил Хаммет. Мальтийский сокол
   Translated by Юрия Здоровова (Yuri Zdorovova)
   Детектив и политика. Вып. 1 1989.
   Spellcheck: Виталий Галицкий (Vitaly Galitsky)
   E-text at Lib.Ru


■ポーランド語訳 Translation into Polish

Samuel Spade miał długą, kościstą szczękę i podbródek w kształcie „v” pod łagodniej wyciętym „v” ust. Nozdrza miał wykrojone w formie jeszcze jednego, mniejszego „v”. Żółtawoszare oczy były w linii prostej, za to gęste brwi znowu podejmowały motyw „v”, unosząc się ku górze od dwóch pionowych zmarszczek nad zakrzywionym nosem, a jasne włosy cofały się od punktu w środku czoła ku płaskim, wysokim skroniom. Wyglądał dość sympatycznie, trochę jak blondwłosy diabeł.

   Sokół maltański by Dashiell Hammett
   Translated by Wacław Niepokólczycki
   Świat Książki, 2006
   E-text at Chomikuj.pl


■チェコ語訳 Translation into Czech

Samuel Spade měl protáhlou mohutnou čelist a bradu ve tvaru písmene V, jež vyčnívala pod poněkud pružnějším V, které tvořila jeho ústa. Dozadu ubíhající křivky jeho nosních dírek vytvářely další, menší V. Žlutošedé oči byly posazeny vodorovně. Příznačný motiv písmene V přebíralo husté obočí, které se větvilo na obě strany od dvou rýh nad ostře zahnutým nosem; i jeho světle hnědé vlasy jako by se rozrůstaly po vysokých ploských spáncích z jednoho jediného místa uprostřed čela. Vypadal docela příjemně, jako plavovlasý ďábel.

   Maltézský Sokol by Dashiell Hammett
   E-text at Tři krvavé historie.rtf [RTF]


■ドイツ語訳 Translation into German

Samuel Spades Unterkiefer war lang und knochig, sein Kinn einscharf vorspringendes V unter dem ausdrucksvolleren V seinesMundes. Die rückwärts geschwungene Linie seiner Nasenflügelbildete ein weiteres, kleineres V. Seine gelbgrauen Augen lagenwaagerecht. Das V-Motiv wurde erneut von den Augenbrauenaufgegriffen, die von der Doppelfalte über seiner Hakennasenach außen hin anstiegen, während sein blaßbraunes Haar vonhohen, flachen Schläfen zu einer Spitze in der Stirnmitte auslief.Er sah aus wie ein eigentlich ganz umgänglicher, blonder Satan.

   Der Malteser Falke by Dashiell Hammett
   Translated by Peter Naujack
   E-text at Scribd


■イタリア語訳 Translation into Italian

La sua mascella era ossuta e pronunciata, il mento era una V appuntita sotto la mobile V della bocca. Le narici disegnavano un´altra V, più piccola. Aveva gli occhi giallo-grigi, orizzontali. Il motivo della V era ripreso dalle spesse sopracciglia che si diramavano da due rughe gemelle al di sopra del naso aquilino e l´attaccatura dei capelli castano chiari scendeva a punta sulla fronte partendo da un´ampia stempiatura. Somigliava, in modo abbastanza attraente, a un diavolo biondo.


■ポルトガル語訳 Translation into Portuguese

O maxilar de Samuel Spade era longo e ossudo, e seu queixo, um V proeminentesob o V mais flexível da boca. As narinas curvavam-se para trás, formando um outroV menor. Os olhos, amarelo-pardos, eram horizontais. O motivo V era retomado porespessas sobrancelhas, que saíam de duas rugas gêmeas sobre o nariz adunco e seerguiam na parte externa, e o cabelo, castanho-claro, descia das têmporas altas eachatadas, em ponta sobre a testa. Dava a impressão um tanto divertida de um de-mônio loiro.

   O Falcão Maltês by Dashiell Hammett
   Translated by Cândida Villalva
   Circulo do Livro S.A.
   E-text at Scribd


■スペイン語訳 Translation into Spanish

Samuel Spade tenía larga y huesuda la quijada inferior, y la barbilla era una V protuberante bajo la V más flexible de la boca. Las aletas de la nariz retrocedían en curva para formar una V más pequeña. Los ojos, horizontales, eran de un gris amarillento. El tema de la V lo recogía la abultada sobreceja que destacaba en media de un doble pliegue por encima de la nariz ganchuda, y el pelo, castaño claro, arrancaba de sienes altas y aplastadas para terminar en un pico sobre la frente. Spade tenía el simpático aspecto de un Satanás rubio.

   El halcón maltés by Dashiell Hammett
   E-text at El Halcon Maltes.pdf - Edu MEC [PDF]


■フランス語訳 Translation into French

Sam Spade avait la mâchoire inférieure lourde et osseuse. Son menton saillait, en V, sous le V mobile de la bouche. Ses narines se relevaient en un autre V plus petit. Seuls, ses yeux gris jaune coupaient le visage d'une ligne horizontale. Le motif en V reparaissait avec les sourcils épais, partant de deux rides jumelles à la racine du nez aquilin et les cheveux châtain très pâle, en pointe sur le front dégarnit, découvrant les tempes. Il avait quelque chose d'un sympathique Méphisto blond.


 Video 1 
マルタの鷹——解説と抜粋の朗読
The Maltese Falcon: Commentary and reading of excerpts

下の引用箇所の朗読は 5:54 から始まります。  Uploaded by Public Audiobooks on 13 May 2011. Reading of the excerpt below starts at 5:54.


 Video 2 
How Novels Begin: The Maltese Falcon

下に引用する小説冒頭部分の朗読。 Uploaded by Hans Ostrom on 13 May 2011.


■英語原文 The original text in English

Samuel Spade's jaw was long and bony, his chin a jutting v under the more flexible v of his mouth. His nostrils curved back to make another, smaller, v. His yellow-grey eyes were horizontal. The v motif was picked up again by thickish brows rising outward from twin creases above a hooked nose, and his pale brown hair grew down -- from high flat temples -- in a point on his forehead. He looked rather pleasantly like a blond satan.


■更新履歴 Change log

  • 2014/08/14 解説と抜粋朗読の YouTube 画面を追加しました。
  • 2013/01/23 ポーランド語訳、チェコ語訳、ドイツ語訳、ポルトガル語訳、フランス語訳、および朗読の YouTube 画面を追加しました。
  • 2011/02/15 ロシア語訳を追加しました。
  • 2008/11/24 田中西二郎=訳 1956/10 を追加しました。
  • 2008/04/27 石一郎=訳 1963/10 を追加しました。
  • 2008/04/25 砧一郎=訳 1954/02 を追加しました。
  • 2008/03/10 福島正実=訳 1977/06 を追加しました。
  • 2008/03/08 鳴海四郎=訳 1970/07 を追加しました。
  • 2008/02/04 村上啓夫=訳の書誌情報を補足しました。
  • 2008/02/01 亀山龍樹=訳 1973/09 を追加しました。
  • 2007/01/12 宇野利泰=訳 1979/09 を追加しました。
  • 2007/01/07 中國語譯(繁體字)、スペイン語訳、およびイタリア語訳を追加しました。

 

« The Maltese Falcon 2 3 4 »
« マルタの鷹 2 3 4 »

にほんブログ村 
本ブログへにほんブログ村 英語ブログへにほんブログ村 外国語ブログへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 本ブログ 洋書へにほんブログ村 英語ブログ 通訳・翻訳へにほんブログ村 外国語ブログ マルチリンガルへ翻訳ブログ人気ランキング参加中

↓ 以下の本・CD・DVDのタイトルはブラウザ画面を更新すると入れ替ります。
↓ Refresh the window to display alternate titles of books, CDs and DVDs.

■洋書 Books in non-Japanese languages

■和書 Books in Japanese

■DVD

  

| | Comments (9) | TrackBack (0)

Saturday, 22 July 2006

Speak, Memory by Vladimir Nabokov ウラジーミル・ナボコフ『ナボコフ自伝—記憶よ、語れ』

Vladimir_nabokov
Vladimir Nabokov, photographed by Horst Tappe
Image source: trichter.de
 
 
■日本語訳 Translation into Japanese

……私は色聴現象の立派な体験者でもある。もっとも聴という字を当てるのは正確には正しくないかもしれない。色彩感が生れてくるのは、文字の輪郭を思い浮べながら口で発音してみるときだからだ。たとえば、英語のアルファベット(以後断り書きがなければ英語のアルファベットのことだが)の a の字は、長い風雪に耐えた森の持つ黒々とした色をしているが、フランス語の a の字はつややかな黒檀の色を思わせる。この黒のグループには、他に無声音の g(たとえばタイヤの色)や、r(煤でよごれたぼろの切れはし)などがある。白の仲間には、オートミル色の n や、ゆでたヌードルのような色の l や、象牙の背のついた手鏡といった感じの o などがある。そして、フランス語の on(「人」の意)に出くわすたびに、小さなグラスになみなみと注がれ、表面張力でやっと持ちこたえている酒が目の前にちらついて、われながら狼狽する。……

   ウラジーミル・ナボコフ=著 大津栄一郎=訳
   『ナボコフ自伝—記憶よ、語れ』晶文社 1979
 
 
■英語原文 The original text in English

....I present a fine case of colored hearing. Perhaps 'hearing' is not quite accurate, since the color sensation seems to be produced by the very act of my orally forming a given letter while I imagine its outline. The long a of the English alphabet (and it is this alphabet I have in mind farther on unless otherwise stated) has for me the tint of weathered wood, but a French a evokes polished ebony. This black group also includes hard g (vulcanized rubber) and r (a sooty rag being ripped). Oatmeal n, noodle-limp l, and the ivory-backed hand mirror of o take care of the whites. I am puzzled by my French on which I see as the brimming tension-surface of alcohol in a small glass....

   Speak, Memory: An Autobiography Revisited
   by Vladimir Nabokov (1967)

   * Originally published under the title Conclusive Evidence
    Download「conclusive_evidence_info」
   * This edition has been revised and expanded
    Published in Great Britain by Weidenfeld & Nicolson 1967
    Download「weidenfeld_nicolson_1967_info」
   * Published in Penguin Books 1969
   * Reprinted with a new appendix in Penguin Modern Classics 2000

   E-text of the excerpt above:
   * Excerpt at Synaesthesia, a website maintained by Sean A. Day
   * Excerpt (near the bottom of the page)
    at The Russian Sound System: Pronunciation Guide,
    a website maintained by Anna Yatsenko
   * Excerpt at LiveJournal.com


■更新履歴 Change log



にほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 英語ブログへにほんブログ村 外国語ブログへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 本ブログ 洋書へにほんブログ村 英語ブログ 通訳・翻訳へにほんブログ村 外国語ブログ マルチリンガルへ翻訳ブログ人気ランキング参加中

↓ 以下の本・CD・DVDのタイトルはブラウザ画面を更新すると入れ替ります。
↓ Refresh the window to display alternate titles of books, CDs and DVDs.

■DVD

■洋書 Books in non-Japanese languages

■和書 Books in Japanese

  

| | Comments (4) | TrackBack (0)

L'Écume des jours / Mood Indigo by Boris Vian ボリス・ヴィアン 『うたかたの日々』『日々の泡』

■はじめに Introduction

大切なことは二つだけ。どんな流儀であれ、きれいな女の子相手の恋愛。そしてニューオーリンズの音楽、つまりデューク・エリントンの音楽。ほかのものは消えていい。なぜなら醜いから。

   ボリス・ヴィアン 『うたかたの日々』 「まえがき」から
   (野崎歓訳による)


■ボリス・ヴィアン Boris Vian (1920-1959)
Boris_vian
Image source: Peoples.ru


■映画化作品 Film adaptations

 Cinema 1A  
[ja] ムード・インディゴ うたかたの日々 (2013) 日本語字幕付き予告編
[fr] L'Écume des jours (2013) bande-annonce

フランス映画、監督: ミシェル・ゴンドリー、出演: ロマン・デュリス、オドレイ・トトゥ。フランスでは2013年4月24日に、日本では2013年10月5日に公開されました。


 Cinema 1B 
[en] Mood Indigo (2013) Official trailer
[fr] L'Écume des jours (2013) bande-annonce

Directed by Michel Gondry. Starring Romain Duris, Audrey Tautou. Scheduled release date in France is 24 April 2013. L'écume des jours Official Website [fr]


 Cinema 2 
[ja] クロエ (2001) 予告篇
[en] Kuroe (2001) trailer
[fr] Kuroe (2001) bande-annonce

日本映画 監督: 利重剛、出演: 永瀬正敏、ともさかりえ、塚本晋也、松田美由紀。 Directed by Gô Rijû. Starring Masatoshi Nagase, Rie Tomosaka, Shinya Tsukamoto, Miyuki Matsuda.

   詳細: キネマ旬報映画データベース
   DVD: Amazon.co.jp


 Cinema 3 
[ja] うたかたの日々 (1968)
[en] Spray of the Days (1968)
[fr] L'Écume des jours (1968)

フランス映画 監督: シャルル・ベルモン 出演: ジャック・ペラン、マリー=フランス・ピジェ、 サミー・フレイ、アニー・ビュロン Directed by Charles Belmont. Starring Jacques Perrin, Marie-France Pisier, Sami Frey, Alexandra Stewart, Annie Buron, and Bernard Fresson.


■マンガ化作品 Manga adaptation

この小説を原作にしたコミック作品に、岡崎京子『うたかたの日々』があります。1994年から95年にかけて、雑誌「CUTiE」に連載された後に、プロローグとラストが描き加えられ、全体に加筆修正が施されて、2003年に単行本として発行されました。

Ja_9784796632751_4
岡崎京子 『うたかたの日々』 宝島社 2003/05


 Music 1 
ムード・インディゴ - デューク・エリントン・オーケストラ
Mood Indigo performed by Duke Ellington and his Orchestra
Mood_indigo_duke_ellington
ビデオの埋め込みは禁じられています。音楽を視聴するには  ここをクリック  してください。 Uploaded to YouTube by wilo65 on 30 Oct 2006. Embedding disabled by request. To watch the video  CLICK HERE 


 Music 2 
デューク・エリントン・オーケストラ——黒と茶の幻想 (1929)
The Duke Ellington Orchestra - Black And Tan Fantasy (1929)

Arthur Whetsol plays the jungle style trumpet solos!


 Video 1 
L'écume des jours : la complainte du progrès de Boris Vian

Le film illustre en montage alterné deux oeuvres, d'esprit très voisin, du célèbre romancier chansonnier essayiste Boris VIAN : - La chanson "La complainte des arts ménagers" (ou l'art de la déclaration d'amour au siècle du frigidaire et de la machine à laver). Cette chanson est illustrées de nombreuses archives, photographies publicitaires et gravures d'époque.- La recette de "L'andouillon des îles" (extraite du roman "L'Ecume des jours") traitée en pastiche des émissions de Raymond OLIVER (par lui-même).


原作小説

 Image gallery 
表紙画像 Cover photos

↓ クリックして拡大 Click to enlarge ↓

ja Ja_9784334752200 ja Ja_9784151200144 ja Ja_9784102148112_2

en En_9780966234633 en En_b0006bw4wu en En_froth_on_the_daydream

fr Fr_9782253140870 fr Fr_9783125997509 fr Fr_1963_b003l9iiw4

[ja] うたかたの日々 野崎歓訳 光文社古典新訳文庫 2011
[ja] うたかたの日々 伊東守男訳 ハヤカワepi文庫 2002
[ja] 日々の泡 曾根元吉訳 新潮文庫 1998
[en] Foam of the Daze Translated by Brian Harper. TamTam Books, 2003
[en] Mood Indigo Translated by John Sturrock. Grove Press, 1968
[en] Froth on the Daydream Translated by Stanley Chapman. Rapp & Carroll, 1967
[fr] L'écume des jours Hachette, 1999
[fr] L'écume des jours Klett Ernst /Schulbuch
[fr] L'écume des jours 10/18, 1963


■日本語訳 Translations into Japanese

(J1) 野崎 2011
「アペリチフを飲むかい?」コランが尋ねた。「ぼくのカクテルピアノが完成したんだ。試してみないか」
「うまくいったのか?」シックが尋ねた。
「完璧さ。完成までは大変だったけれど、結果は予想以上だよ。『黒と茶の幻想(注)』をもとにして、本当にびっくりするようなカクテルができたんだ」
「どんな原理になっているんだっけ」
「それぞれの音符に」とコランは説明した。「お酒やリキュール、あるいは香料をひとつ対応させてある。強音ペダルを踏むと泡だてた卵が、弱音ペダルを踏むと氷が出てくる。ソーダ水を出すには、高音域でトリルを弾かなければならない[略]」

注: デューク・エリントン (1899-1974) とバッバー・マイリーの共作による曲。1927年に初めて吹き込まれ、エリントンの定番のひとつとなった。黒人霊歌やブルースの要素が盛り込まれ、27年版では最後は葬送行進曲のメロディーになって終わる。

   ヴィアン=著 野崎歓(のざき・かん)=訳
   『うたかたの日々』 光文社古典新訳文庫 2011/09/20


(J2) 伊東 1979, 2002
「一杯、アペリチフをどうだね。僕のピアノカクテルが出来上がったよ。試してみてもいいぜ」
「うまく動くかい」とシック。
「ああ、うまくいくとも。完成には手こずったが結果は予想をはるかに上回ってるよ。〈ブラック・アンド・タン・ファンタジー〉をかけると、実に驚くべきカクテルが出来上がるんだ」
「一体、どういうふうになってるんだい」とシック。
「おのおのの音符に、それぞれ一つの酒とか、リキュールとか、香料入りの酒を対応させてあるんだ。強いペダルを踏むと、泡立たせた卵が出てくる。弱いペダルを踏むと氷が出てくる。ソーダ水のためには高い音域のトリルが対応するというわけだ。[略]」

   ボリス・ヴィアン=作 伊東守男(いとう・もりお)=訳
   2a.うたかたの日々』 ハヤカワepi文庫 早川書房 2002/01
   2b.ボリス・ヴィアン全集3 うたかたの日々』 早川書房 1979/06
   引用は 2a. に拠りました。


(J3) 曾根 1970, 1998
「食前酒(アペリチフ)を飲むかい」とコランはきいた。「ぼくのカクテルピアノは完成したよ。きみが試してみてもいいよ」
「動くのか」
「みごとにね。調節するのがむずかしかった。けれど、結果は期待以上さ。ぼくは『黒と焦茶(こげちゃ)の幻想曲』から、じつにたまげるようなカクテルを作ったよ」
「原理というのはどうなの」
「音符一つ一つに、アルコール、リキュール、香料などを対応させてある。ペダルの強音(フォルテ)は掻(か)き立て卵に、弱音(ピアノ)ペダルは氷に通じている。炭酸水は、高音域での顫音(トリル)だ。[略]」

   ボリス・ヴィアン=作 曾根元吉(そね・もときち)=訳
   3a. 日々の泡』 新潮文庫 1998/02
   3b. 日々の泡』 新潮社 1970/10
   引用は 3a. に拠りました。


■英訳 Translations into English

(E1) Harper, 2003
  — Would you like a drink? asked Colin. My pianocktail is finished, you could try it out.
  — It works? asked Chick.
  — Perfectly. I had trouble getting all the bugs out but the results go beyond my expectations. I got a truly atounding mix out of Black and Tan Fantasy.
  — How did you make it work? asked Chick.
  — With every note, said Colin, I've matched a spirit, liqueur or flavoring. The loud pedal corresponds to whipped egg and the soft pedal to ice. For seltzer water, you need to do a trill in the upper register.

   Foam of the Daze by Boris Vian
   Translated by Brian Harper
   Los Angeles; TamTam Books, 2003
   Preview at Google Books


(E2) Sturrock, 1968
[訳文は追って挿入するつもりです - tomoki y.]

   Mood Indigo by Boris Vian
   Translated by John Sturrock
   New York: Grove Press, 1968


(E3) Chapman, 1967
  'Would you like a drink first?' asked Colin. 'I've finished my pianocktail and we could try it out.'
  'Does it really work?' asked Chick.
  'Of course it does. I had a hard job perfecting it, but the finished result is beyond my wildest dreams. When I played the Black and Tan Fantasy I got a really fantastic concoction.'
  'How does it work?' asked Chick.
  'For each note,' said Colin, 'there's a corresponding drink - either a wine, spirit, liqueur or fruit juice. The loud pedal puts in egg flip and the soft pedal adds ice. For soda you play a cadenza in F sharp.

   Froth on the Daydream by Boris Vian
   Translated by Stanley Chapman
   London, Rapp & Carroll, 1967
   E-text at Rob's web pages (rob.toadshow.com.au) by Robert Whyte


■英語版の訳題の異同について
 On variations of the title translated into English

英訳は、上にご覧のとおり、これまでに少なくとも3種類が出ています。邦題が複数あるのと同様に、英訳でも訳題がバラバラです。これは、ひとつには、"l'écume" という言葉が多義的なためらしいです。

   (E1) Foam of the Daze (2003), a translation by Brian Harper
   (E2) Mood Indigo (1968), a translation by John Sturrock
   (E3) Froth on the Daydream (1967), a translation by Stanley Chapman


■フランス語原文 The original text in French

- Prendras-tu un apéritif ? demanda Colin. Mon pianocktail est achevé, tu pourrais l’essayer.
- Il marche? demanda Chick.
- Parfaitement. J'ai eu du mal à le mettre au point, mais le résultat dépasse mes espérances. J'ai obtenu à partir de la Black and Tan Fantasy un mélange vraiment ahurissant.
- Quel est ton principe ? demanda Chick.
- A chaque note, dit Colin, je fais correspondre un alcool, une liqueur ou un aromate. La pédale forte correspond à l'œuf battu et la pédale faible à la glace. Pour l'eau de Seltz, il faut un trille dans le registre aigu.

   Excerpt from L'Écume des jours (1947) by Boris Vian


■更新履歴 Change log

  • 2013/11/22 ミシェル・ゴンドリー監督映画の公開日と邦題について補足・修正しました。
  • 2013/04/17 デューク・エリントン・オーケストラの演奏するムード・インディゴのビデオ、および L'Écume des jours (2013) の2種類の予告編の計3本の YouTube 動画を追加しました。
  • 2011/11/21 野崎歓=訳 2011/09/20 を追加しました。また、新たに表紙画像とデューク・エリントン——黒と茶の幻想 (1929) の YouTube 動画を載せました。
  • 2011/08/20 これまで、Brian Harper の訳文として掲載していた英訳テキストが、じつは Stanley Chapman による翻訳であることに気がつきました。二種類の訳文をこんどは正しく表示したつもりです。また、2本の YouTube 動画を追加しました。さらに、フランス語原題にアクセント記号を追加して、L'Ecume des jours を L'écume des jours に改めました。
  • 2008/01/24 記事のタイトルに邦題を追加しました。また、見出しに英訳を追加したり、リンクを補足するなど、細部を修正しました。

にほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 英語ブログへにほんブログ村 外国語ブログへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 本ブログ 洋書へにほんブログ村 英語ブログ 通訳・翻訳へにほんブログ村 外国語ブログ マルチリンガルへ84595840v1308102456

Flag Counter

↓ 以下の本・CD・DVDのタイトルはブラウザ画面を更新すると入れ替ります。
↓ Refresh the window to display alternate titles of books, CDs and DVDs.

■洋書 Books in non-Japanese languages

■和書 Books in Japanese

■CD

■DVD

  

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Friday, 21 July 2006

Back in the U.S.S.R. by The Beatles ビートルズ 「バック・イン・ザ・U.S.S.R.」

■機内食のメニューに書かれたサイン Flight menu autographs
Boac
英国海外航空(略称 BOAC。現ブリティッシュ・エアウェイズの前身)の機内食メニューに4人のサインが寄せ書きされている。2枚ペアになったお宝品。左のは Beatles と正しく印刷されているが、右のは Beattles とスペリングがまちがっている!
A unique dual set of autographed British Overseas Airways Corporation (BOAC) flight menus from 1965. This especially rare set has the Beatles spelled correct on one menu, and "Beattles" on the other!
Source: RareBeatles.com


■日本語訳詞 Lyrics translated into Japanese

(1) 内田 2000
マイアミ・ビーチからBOACでひとっ飛び
昨夜はとうとう寝床につかずじまいだ
紙袋をずっと膝の上に置いたまま
そりゃひどい空の旅だった
懐かしのUSSRに帰ってきたんだ
君たちは本当に幸せ者だよ
このUSSRに住んでるなんてさ

長く留守にした間に街が見違えるように変わってる
ああ やっぱり故郷はいいな
荷物を解くのは明日にまわして
ハニー 今夜は電話も外しておこう
懐かしのUSSRに帰ってきたんだ
君たちは本当に幸せ者だよ
このUSSRに 最高の国に住んでるなんてさ
[以下略]

   バック・イン・ザ・U.S.S.R.
   内田久美子=訳『ビートルズ全詩集(改訂版)
   シンコー・ミュージック 2000/12


(2) 岩谷 1985
マイアミ・ビーチからBOAC機で飛び
ゆうべはベッドにありつけなかった
膝の上には紙袋をのせたまま
まったくひどい飛行だった
ソヴィエト社会主義連邦共和国に戻ってきた
たいへんラッキーなことなんだぞ
ソヴィエト社会主義連邦共和国に戻って

長いこと留守にしてたので土地勘も失せてる
でも故国っていいなあ
荷物を解くのは明日でいいや
電話も切っておいてね
ソヴィエト社会主義連邦共和国に戻ってきたぞ
[以下略]

   ソヴィエト社会主義連邦共和国への帰国
   岩谷宏=訳『ビートルズ詩集
   シンコー・ミュージック 1985/04


(3) 片岡 1973
マイアミ・ビーチからBOACで帰って来て
昨夜は眠らなかった
途中、紙の袋がぼくのひざのうえにあり
MAN, ひどい飛行機の旅だった
ぼくはソヴィエト社会主義連邦共和国に帰って来た
なんと幸せなのだろう
ソヴィエト社会主義連邦共和国に帰って来た

とてもながいあいだ離れていたので
まったくわからなくなってしまった
GEE, 故郷へ帰って来るのはいいことだ
荷物をほどくのは明日にすればいい
HONEY, 電話をはずしておくれ
ぼくはソヴィエト社会主義連邦共和国に帰って来た
なんと幸せなのだろう
ソヴィエト社会主義連邦共和国に帰って来た
[以下略]

   ソヴィエト社会主義連邦共和国に帰って
   ジョン・レノン+ポール・マッカートニー=作詞 片岡義男=訳
   『ビートルズ詩集(1)』(全2册)角川文庫 1973/05


■ロシア語訳詞 Lyrics translated into Russian

Из Майами вылетел Би Оу Эй Си.
Ночь не пришлось поспать.
На колене я держал пакет в пути.
Был ужасен рейс опять.
Я снова в СССР.
Такой везунчик ты, о, друг мой.
Снова в СССР.

Не узнать мне местность, долго был я там.
Хорошо вернуться в дом.
Распакую завтра я свой чемодан.
Отключай наш телефон.
Я снова в СССР.
Такой везунчик ты, о, друг мой.
Снова в СС, Снова в СС, Снова в СССР.

[Omission]

   Снова в СССР
   Автор: Леннон — Маккартни
   Translated by Марина Васильева
   E-text at Лингво-лаборатория Амальгама (amalgama-lab.com)


■ドイツ語訳詞 Lyrics translated into German

So lange weg war ich kaum kannte den Ort
Gee, ist es gut, wieder zu Hause
Lassen Sie es bis morgen zu meinem Fall auspacken
Honey trennen Sie das Telefon
Ich bin wieder in der U.S.S.R.
Sie wissen nicht, wie glücklich du bist, Junge
Zurück in den USA Zurück in den USA Back in the USSR

Nun, die Ukraine Mädchen wirklich Knock Me Out
Sie verlassen den Westen hinter
Und Moskau Mädchen machen mich singen und schreien
Das georgische immer in meinen Gedanken
Oh, come on
Hu Hu Hey, hey, ah, yeah
yeah, yeah, yeah
Ich bin wieder in der U.S.S.R.
Sie wissen nicht, wie glücklich Sie sind, Jungen
Zurück in den U.S.S.R.
[Omission]

   Back in the USSR
   By Lennon/McCartney
   E-text at Musix-Base.com


■ポルトガル語訳詞 Lyrics translated into Portuguese

Vim de Miami Beach num avião da BOAC
Nem dormi ontem a noite
Todo o caminho o saco de vomito estava no meu joelho
Cara, eu tive um vôo horrível
Estou de volta a URSS
Você não sabe a sorte que você tem, cara
De volta a URSS

Estive tanto tempo fora que mal reconhecia o lugar
Mas é bom estar de volta ao lar
Deixo para desfazer as malas amanhã
Querida, desliga o telefone
Estou de volta a URSS
Você não sabe a sorte que você tem, cara
De volta a US
De volta a US
De volta a URSS
[Omission]

   De volta a USSR
   Composição : Lennon/McCartney
   E-text at Letras.azmusica.com.br


■フランス語訳詞 Lyrics translated into French

Je suis rentré en avion de Miami Beach
Par la B.O.A.C.
Je n'ai pas dormi la nuit dernière
Pendant tout le vol
J'ai gardé le sac en papier sur les genoux
Mon dieu, j'ai eu un vol épouvantable!
Je suis de retour en URSS
Vous ne savez pas la chance que vous avez
De retour en URSS!

Je me suis absenté tellement longtemps,
Je ne reconnais presque plus rien
Mon dieu que c'est bon de rentrer à la maison!
Je déferai mes bagages demain
Chérie, débranche le téléphone!
Je suis de retour en URSS
Vous ne savez pas la chance que vous avez!
De retour aux US, de retour aux US, De retour en URSS!!
[Omission]

   Retour en URSS
   Auteur : John Lennon et Paul McCartney
   E-text at Beatles Lyrics


■The Beatles - Back in The U.S.S.R.

Uploaded by francescogeo on May 26, 2008


■英語原詞 The original lyrics in English

Flew in from Miami Beach BOAC
Didn't get to bed last night
On the way the paper bag was on my knee
Man I had a dreadful flight
I'm back in the U.S.S.R.
You don't know how lucky you are boy
Back in the U.S.S.R.

Been away so long I hardly knew the place
Gee it's good to be back home
Leave it till tomorrow to unpack my case
Honey disconnect the phone
I'm back in the U.S.S.R.
You don't know how lucky you are boy
Back in the U.S., Back in the U.S., Back in the U.S.S.R.
[Omission]

   Back in the U.S.S.R.
   Composed by John Lennon & Paul McCartney
   ザ・ビートルズ『ザ・ビートルズ』(いわゆるホワイト・アルバム)に収録


■歌詞収録サイト Lyrics sites


■更新履歴 Change log

  • ドイツ語訳詞を追加しました。
  • 2013/02/10 ロシア語訳詞、ポルトガル語訳詞、およびフランス語訳詞を追加しました。
  • 2012/08/01 著作権の問題で削除されていた YouTube 動画をべつの動画と差し替えました。
  • 2010/10/17 Back In The U.S.S.R. の YouTube 動画を追加しました。
  • 2006/08/17 岩谷宏=訳 1985/04 を追加しました。

にほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 英語ブログへにほんブログ村 外国語ブログへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 本ブログ 洋書へにほんブログ村 英語ブログ 通訳・翻訳へにほんブログ村 外国語ブログ マルチリンガルへ翻訳ブログ人気ランキング参加中

↓ 以下の本・CD・DVDのタイトルはブラウザ画面を更新すると入れ替ります。
↓ Refresh the window to display alternate titles of books, CDs and DVDs.

■CD

■DVD

■洋書 Books in non-Japanese languages

■和書 Books in Japanese

  

| | Comments (4) | TrackBack (0)

Wednesday, 19 July 2006

И. С. Тургенев - Первая любовь First Love by Ivan Sergeevich Turgenev トゥルゲーネフ / ツルゲーネフ 『初恋』『はつ恋』

        目次 Table of Contents

 Photo  ツルゲーネフの肖像写真 Portrait of Turgenev
■中国語訳(簡体字)Translation into simplified Chinese
 Video 1  日本映画 はつ恋 (2013) My First Love (2013)
■日本語訳 Translations into Japanese
  (J1) 沼野 2006
  (J2) 佐々木 1976
  (J3) 工藤 1975, 1978, etc.
  (J4) 真木 1962, 1973
  (J5) 神西 1952, 1956, etc.
  (J6) 小沼 1952
  (J7) 米川 1933, 1960, etc.
  (J8) 原 1951
  (J9) 小野 1921
  (J10) 藤浪 1919
  (J11) 生田 1914
■生田 1914 における表記のばらつき Transliteration variations in Ikuta, 1914
■スペイン語訳 Translation into Spanish
 Audio 1  フランス語版オーディオブック(朗読) Audiobook in French
■フランス語訳 Translation into French
 Audio 2  英語版オーディオブック(朗読) Audiobook in English
■英訳 Translation into English
 Video 2  西ドイツ/スイス/ハンガリー映画 初恋 (1970) Erste Liebe (1970)
■ドイツ語訳 Translation into German
 Video 3  ポーランドTV短編 Piesn triumfujacej milosci (1967)
■ポーランド語訳 Translation into Polish
 Video 4  ソ連TV Первая любовь Pervaya lyubov (1968)
■ロシア語原文 The original text in Russian
■関連書 Related book
■更新履歴 Change log


 Photo 
ツルゲーネフの肖像写真 Portrait of Turgenev
220pxivanturgenev_1
Image source: Ivan Turgenev - Wikipedia


■中国語訳(簡体字)Translation into simplified Chinese

“您是不是以为我爱他,”另一次她对我说。“不;我不会爱上一个我瞧不起的人。我需要的是一个能使我屈服的人……,但愿我不要遇到这样的人,感谢上帝!不要让我捏在别人的手心里,千万不能!”

   《初恋》 伊凡.谢尔盖耶维奇.屠格涅夫 苍松译
   E-text at 我有闲书库 (WoYouXian.com)


 Video 1 
日本映画 はつ恋 (2013) 予告編 My First Love (2013) Trailer

監督・脚本: 鶴岡慧子 Written & Directed by Keiko Tsuruoka. Uploaded to YouTube by Keiko Tsuruoka on 18 Aug 2013.


■日本語訳 Translations into Japanese

(J1) 沼野 2006
 別の機会にジナイーダはこんなことを言いました。「私があの人を愛してると思っていらっしゃるんじゃないでしょうね。まさか。上から見おろさなくちゃならないような人なんか愛せないわ。逆に私を抑えつけるような人じゃなくちゃいや。でも、ありがたいことに、そんな人には出会いっこない! だから、だれの虜(とりこ)にもならないの、ぜったい!」

   イワン・セルゲーエヴィチ・トゥルゲーネフ=作
   沼野恭子(ぬまの・きょうこ)=訳
   『初恋』 光文社古典新訳文庫 2006/09


(J2) 佐々木 1976
「あなたは、わたしがあの人を愛している、と思っているんじゃなくって?」とまた別のときに、彼女はわたしに言った。「ちがうわ。わたしは、自分が 上から見おろさなくちゃならないような人は、好きになれないの。わたしに必要なのは、わたしを征服してくれるような人……でもそんな人に出っくわすことはないわ! ありがたいことに! わたしはだれの手にも落ちませんからね。いいーだ!」

   イワン・セルゲーヴィチ・ツルゲーネフ=作 佐々木彰=訳 「初恋」
   a.豪華版 世界文学全集12 ツルゲーネフ』 講談社 1976/10
   b.初恋』 講談社文庫 1976/06


(J3) 工藤 1975, 1978, etc.
「わたしがあの人を愛してるなんて、思ってるんじゃない?」彼女はあるときわたしにいった。「とんでもないわ。わたし見くださなくちゃいけないような相手を、愛することはできないわ。わたしに必要なのは、わたしを打ち砕いてくださるようなおかた……でも、ありがたいことに、そんなおかたにはぶつかりそうもないわ! だれの手にもおちるものですか、ぜったいに!」

   イワン・C・ツルゲーネフ=作 工藤精一郎=訳 「初恋」
   a. 集英社ギャラリー[世界の文学]13 ロシア1』 集英社 1991/03
   b.世界文学全集37 ツルゲーネフ 父と子/初恋 他
     集英社 1978/10
   c.愛蔵版 世界文学全集11 プーシキン,ゴーゴリ,ツルゲーネフ
     綜合社=編集 集英社=発行 1975


(J4) 真木 1962, 1973
 それからまたあるとき、彼女は私にこうも言った。
「あなたは、私があの人を好きだなんて思ってるんじゃない? 違うわよ。私に見下されるような人は、私好きになれないわ。私を砕くような人がいいの……ところがそういう人にはぶつからないわ、ありがたいことにね! 私はだれにも束縛されないの。絶対によ!」

   ツルゲーネフ=著 真木三三子(まき・みさこ)=訳 「初恋」
   a. 立風書房編集部=編 『世界青春文学館8』 立風書房 1973/11
   b. 学習研究社出版局=編 『世界青春文学名作選3』(全3冊)
     学研新書 学習研究社 1962
   引用は a. に拠りました。


(J5) 神西 1952, 1956, etc.
 また別の時、彼女はわたしに、こう言ったことがあった。
「わたしがあの人を愛してると、あなた思っているのじゃない? 違(ちが)うわ。わたし、こっちで上から見下ろさなくちゃならないような人は、好きになれないの。わたしの欲(ほ)しいのは、向うでこっちを征服(せいふく)してくれるような人。……でもね、そんな人にぶつかりっこはないわ、ありがたいことにね! わたし、誰の手にもひっかかりはしないわ、イイーだ」

   ツルゲーネフ=作 神西清=訳
   a.はつ恋』 新潮文庫(改版)1987/01
   b. 「はつ恋」 『カラー版 世界文学全集12 ゴーゴリ/ツルゲーネフ
     河出書房新社 1969/02
   c. 「はつ恋」 『世界文学全集(第二期)8 ゴーゴリ/ツルゲーネフ
     河出書房 1956/05
   d. 『はつ恋』 新潮文庫(初版)1952/12
   引用は a. に拠りました。


(J6) 小沼 1952
 「あたしがあの人を愛しているとでも思っていらっしゃるんじゃなくて?」と、また別のとき彼女は私に言った。「とんでもない。あたしにはとても、上から 見おろさなければならないような人を愛することはできない相談よ。あたしに必要なのはね、このあたしにぐうの音も言わせない人……。でもありがたいこと に、そんな人にはぶつかりっこはないわ! あたしはけっして誰の爪にもかかりはしないわよ、いやなこった」

   ツルゲーネフ=作 小沼文彦(こぬま・ふみひこ)=訳 「初恋」
   『初恋・かた恋』 角川文庫 1952/01


(J7) 米川 1933, 1960, etc.
 「あなたはひょっと、わたしがあの人を愛してるなんて、そんなことを考えてやしなくって?」また別な時に彼女はこう言った。「いいえ、わたし上から見おろさなくちゃならないような、そんな人を愛するわけにはゆかなくってよ。わたしにはね、自分でわたしを取って挫(ひし)ぐような人でなくちゃだめ。ところが、そんな人にはぶっつかる気づかいはないわ、ありがたいことにね! わたしだれの腮(あぎと)にもかかりゃしないわ、金輪際(こんりんざい)!」

   ツルゲーネフ=作 米川正雄=訳
   a. 「初恋」 『ロシア文学名作全集4 父と子・その前夜・初恋
     修道社出版 1962/10
   b.初恋』 岩波文庫(改版)1960/08
   c. 『初恋』 岩波文庫(初版)1933/04(昭和8)
   引用は b. に拠りました。


(J8) 原 1951
『あたしがあの人を愛してゐるなんて、あなたそんな風に思つていらつしやるんぢやない?』彼女はあるときかうも訊ねた。『大ちがひよ! あたしは上から見下ろさなければならない人物を愛することなど出來ませんの。あたしをひしぐやうな人でなくちやダメよ……ところが、ありがたいことに、そんな人にぶつかるなんてことなささうだわ! あたしは誰にも下に敷かれてなんかゐやしないから、ぜつたいに!』

   イヷン・ツルゲーネフ=作 原久一郎=譯 「初戀」
   『初戀・まぼろし』 創藝社 1951/09


(J9) 小野 1921
「貴方は私が彼の方を愛してゐるとお思ひになつてはいけませんよ」と彼女は又ある日私に云つた。「いゝえ、私、上から見下すやうな人は嫌ひよ。私は、私を指示するやうな人でなければいけませんわ。……だけど、有り難い事には、そんな私の望むでゐるやうな人は何にも見當らないわ。私は何人の術中にも陷る事を望みませんよ。誰にも何んな人にも」

   ツルゲーネフ=作 小野浩(おの・ひろし)=譯 「初戀」
   『ツルゲーニエフ全集 2』 冬夏社(とうかしゃ) 1921/07/20(大正10)
   国立国会図書館デジタルコレクション


(J10) 藤浪 1919
『妾があの方に氣があらうかなんて心配するのは無用よ』と、又或る時私に云つた、『どうして、妾は自分が下眼(しため)に見てゐるやうな人を好く氣にはなれませんのよ。妾には誰か自分を自由にするやうな人が必要でしやうよ。——併し、有り難いことには、そんな人には決して逢はないでせうよ、——妾はどんな人にでも自由にされたくはないのよ——どんな事があつても。』

   ツルゲーネフ=作 藤浪水處(ふじなみ・すいしょ)=譯註 「発戀」
   『初戀・散文詩』 有朋堂書店 1919/10/04(大正8)
   国立国会図書館デジタルコレクション
   この本は、おもにコンスタンス・ガーネットの英訳を基にして
   これに和訳と注釈を加えたもの。よって、和訳は英訳からの重訳。
   「要」の旧字は新字で置き換えました。


(J11) 生田 1914
『然しね、私があの人を愛してゐると思つちや駄目よ』と彼女は又ある時私に云つた。『いやなこと。私上から見下さなきやならんやうな人間を愛することは出來ないわ。私は私を制馭する樣な男が欲しいの……しかしそんな男は見附かりつこはないわ。神樣は有難いこと! 私は誰の手にも陷らないでせう。誰にも誰にも!』

   ツルゲーネフ=作 生田春月(いくた・しゅんげつ)=訳
   『はつ戀 全』 新潮文庫 第六編 1914/09(大正3)


■生田 1914 における表記のばらつきについて―tomoki y. によるコメント
 Transliteration variations in Ikuta, 1914: Comments by tomoki y.

 書名の表記
    背・扉・巻末広告では……………………………「はつ戀」
    本文第1ページ・ページ肩・最終ページでは……「初戀」

 著者名の表記
    扉では………………ツルゲーネフ
    解題では……………ツルゲネェフ(入力できなかったが、ネも小さいカタカナ)
    本文冒頭では………ツルゲネエフ
    巻末広告では………ツルゲエネフ もしくは ツルゲーネフ

一冊の本の中で、ここまで表記が不統一というのも、珍しいのではないでしょうか。訳者や出版社には、そもそも統一しようという気持ち、統一すべきだという意識が、まったくなかったのかもしれません。それだけおおらかな時代だったのでしょうか。


■スペイン語訳 Translation into Spanish

-¿Piensa usted que le quiero?- me dijo en otra ocasión-. No, no amo a los que tengo que mirar de arriba abajo. Necesito alguien me domine... No encontraré a nadie así, si Dios quiere. No me someto a nadie. ¡Ni hablar!


 Audio 1 
フランス語版オーディオブック(朗読) Audiobook in French

Uploaded to YouTube by Littérature - Livres Audio Poesis.fr on 11 Mar 2014.


■フランス語訳 Translation into French

« Croyez-vous donc que je l’aime ? me dit-elle une autre fois. Je ne peux pas aimer une personne que je regarde de haut en bas… Il me faudrait quelqu’un qui soit capable de me faire plier, de me dompter… Dieu merci, je ne le rencontrerai jamais !… Je ne me laisserai pas prendre ! Oh non !


 Audio 2 
英語版オーディオブック(朗読) Audiobook in English

下に引用する箇所は 1:13:15 から始まります。 Uploaded to YouTube by LibrivoxAudiobooks on 25 Mar 2013. Audio courtesy of LibriVox. Based on translation by Constance Garnett. Read by Martin Geeson. The excerpt below starts at 1:13:15.


■英訳 Translation into English

'You needn't think I care for him,' she said to me another time. 'No; I can't care for people I have to look down upon. I must have some one who can master me.... But, merciful heavens, I hope I may never come across any one like that! I don't want to be caught in any one's claws, not for anything.'


 Video 2 
西ドイツ/スイス/ハンガリー映画 初恋 (1970) Erste Liebe (1970)

監督: マクシミリアン・シェル 出演: ジョン・モルダー=ブラウン、ドミニク・サンダ、マクシミリアン・シェル A West German/Swiss/Hungarian film directed by Maximilian Schell. Starring John Moulder-Brown, Dominique Sanda, Maximilian Schell. Uploaded to YouTube by MontrealFilmTrader on 18 Sep 2012.


■ドイツ語訳 Translation into German

Sie glauben vielleicht ich liebe ihn, — sagte sie mir ein anderes Mal; — nein, ich kann solche Leute nicht lieben, auf die ich herabsehen muß. Ich brauche einen Mann, der mich selbst zahm machen könnte . . . Aber auf einen solchen hoffe ich nicht zu stoßen! Ich werde Niemandem in die Hände fallen, nimmermehr!


 Video 3 
ポーランド語TV短編 Pieśń triumfującej miłości (1967)

監督: アンジェイ・ズラウスキー A Polish TV short directed by Andrzej Zulawski. Starring Beata Tyszkiewicz. Uploaded to YouTube by Lew Nikołajewicz Myszkin on 15 Aug 2014.


■ポーランド語訳 Translation into Polish

Niech pan nie myśli, że go kocham — rzekła do mnie innym razem. — Nie, nie mogę kochać ludzi, na których muszę patrzeć z góry. Muszę mieć takiego, który sam by mnie złamał... Ale takiego nie spotkam, Bóg jest miłosierny! Nie wpadnę nikomu w łapy, nie, nie!

  • Rozdział 9, Pierwsza Miłość by Iwan Turgieniew
  • E-text at Cyfroteka.pl

 Video 4 
ソ連TV Первая любовь Pervaya lyubov (1968)

Uploaded by Григорий Борисов on 21 Oct 2012. Directed by Vasili Ordynsky (Василий Ордынский). Starring Vadim Vlasov (Вадим Власов), Irina Pechernikova (Ирина Печерникова). Production: Mosfilm (Мосфильм)


■ロシア語原文 The original text in Russian

-- Вы не думаете ли, что я его люблю, -- сказала она мне в другой раз. -- Нет; я таких любить не могу, на которых мне приходится глядеть сверху вниз. Мне надобно такого, который сам бы меня сломил... Да я на такого не наткнусь, бог милостив! Не попадусь никому в лапы, ни-ни!

   IX
   И. С. Тургенев - Первая любовь (1860)
   E-text at Lib.ru


■関連書 Related book

次の本は、いわば「大人むけの絵本」。完訳ではなく再話です。

   ツルゲーネフ=作 小川洋子=文 中村幸子(なかむら・さちこ)=絵
   『はつ恋』 角川書店 2003/04


■更新履歴 Change log

  • 2015/06/11 目次を新設し、次のとおり訳文、オーディオブック、および動画を追加しました。
    • 訳文
      • 小野浩=譯 1921/07/20、藤浪水處=譯註 1919/10/04、スペイン語訳、フランス語訳、ドイツ語訳
    • オーディオブック
      • ポーランド語版、フランス語版
    • 動画
      • 日本映画「はつ恋」 (2013)、西ドイツ/スイス/ハンガリー映画 Erste Liebe (1970)、ポーランドTV Piesn triumfujacej milosci (1969)
  • 2013/03/30 英訳版オーディオブックと映画 Первая любовь の YouTube 画面を追加しました。
  • 2009/06/08 真木三三子=訳 1973/11を追加しました。
  • 2009/05/09 真木三三子=訳の書誌情報を新たに掲載しました。訳文は追って挿入するつもりです。
  • 2008/08/03 佐々木彰=訳の書誌情報を補足しました。
  • 2008/01/27 書誌情報を補足し、訳例の配列を修正しました。
  • 2006/11/24 原久一郎=譯 1951/09 と生田春月=訳 1914/09 を追加しました。また、書誌情報を補足しました。
  • 2006/11/13 佐々木彰=訳 1976/10 を追加しました。
  • 2006/09/13 蒼松による中国語訳(簡体字)と沼野恭子=訳 2006/09 を追加しました。
  • 2006/07/28 工藤精一郎=訳 1991/03 を追加しました。

にほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 英語ブログへにほんブログ村 外国語ブログへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 本ブログ 洋書へにほんブログ村 英語ブログ 通訳・翻訳へにほんブログ村 外国語ブログ マルチリンガルへ84595840v1308102456

Flag Counter

↓ 以下の本・CD・DVDのタイトルはブラウザ画面を更新すると入れ替ります。
↓ Refresh the window to display alternate titles of books, CDs and DVDs.

■和書 Books in Japanese

■洋書 Books in non-Japanese languages      ■DVD
 

  

| | Comments (1) | TrackBack (0)

Tuesday, 18 July 2006

Антон Чехов - Чайка (1) The Seagull by Anton Pavlovich Chekhov (1) チェーホフ『かもめ』 (1)

« The Seagull 2 3 4 »
« かもめ 2 3 4 »

■はじめに Introduction

『かもめ 四幕の喜劇』から第二幕の台詞を下に引用する。


■ソ連映画 『チェーホフのかもめ』 監督: ユーリー・カラーシク Part 5
 Chayka / The Seagull (1970) directed by Yuli Karasik - Part 5

チェホフのかもめ (1971) - allcinema 下に引用する台詞は、このビデオでは省略されている。だが、もし省かれていなかったとすれば、それが現れるべき箇所は6:30あたりである。 The lines quoted below are omitted from this video but, if there were not omitted, they are supposed to be around 6:30.


■日本語訳 Translations into Japanese

(J1) 佐藤 2011
トリゴーリン:(……)駆け出しの頃はチャンスに恵まれないと、自分を愚鈍で不器用で浅はかだと思ったもんさ。神経ばっかりピリピリさせて、美術やら文学の関係者の周りをうろつき回っていたもんだ。無名で誰にも注目されず、有り金を残らずすっちまった博打狂いのように、真正面から物を見ることが怖かった。

   アントン・チェーホフ=作 佐藤康(さとう・やすし)=訳
   「かもめ」(マルコヴィッチ&モルヴァンによるフランス語版から)
   その5 (第二幕の終わりまで)
   四幕の喜劇 1895年オリジナル版
   とんぼのメガネ 2011/01/01


(J2) 浦 2010
トリゴーリン:(……)うだつの上がらない群小作家は、えてして自分のことをなんだかぎくしゃくした、居心地のわるい余計者だと考えがちで、神経は張りつめ、いつ何時ぷつりと切れないともかぎらない。物欲しそうに、文学や芸術関係者のまわりをうろつき回るんですが、まだ認められない者の悲しさ、一顧だにされないものだから、相手の目すらまともに見ることもできない。一文なしの、向こう見ずな博打(ばくち)打ちさながらですよ。

   チェーホフ=作 浦雅春(うら・まさはる)=訳
   『かもめ』 岩波文庫 2010/01/15


(J3) 沼野 2008
トリゴーリン:(……)ちっぽけな作家というものは、とくにうまく行かないとき、自分がぶざまで不器用な余計者のような気がするものです。神経がぴりぴり、いらいらして、文学や芸術に関わっている人たちの周りをひたすらぶらついているのに認めてもらえず、誰の目にもとまらない。お金がないくせに賭け事に熱中している男みたいに、人の目をまともに覗きこむことも恐くてできない。

   アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフ=作 沼野充義=訳
   「かもめ—四幕のコメディ」 『すばる』 集英社 2008年7月号収載
   この翻訳を使用した舞台「かもめ」(演出:栗山民也、出演:藤原竜也、
   鹿賀丈史ほか)は、東京・大阪・広島・名古屋を巡業中。公演「かもめ」
   公式サイト(ホリプロ)は こちら。公式ブログは こちら


(J4) 中本 2006
トリゴーリン:(……)かけ出しの作家というものは、とくに不遇な時代ときたら、われながら場違いの不細工な余計者みたいな気のするものでしてね、神経ばかり緊張していらいらしているのです。ただもう文学や芸術関係者たちのまわりをやたらにうろつき回る。認めてもらえず、だれの目にもとまらず、しかもこっちから相手の目を、まともに大胆に見る勇気もない、まあ、一文なしのばくち気違いといったところです。

   アントン・チェーホフ=作 中本信幸=訳
   『かもめ』 新読書社 2006/07


(J5) 堀江 2002
トリゴーリン:(……)駆け出しの作家は、上手(うま)く行かないときはことさら、自分がへぼで、不器用で、余計者だって感じるものなんです。神経は張り詰め、ずたずたになる。そして、文学や芸術関係者のまわりを、誰からも気づかれず、認められず、人の目をまともに見ることもできずに、文無しの熱狂的な賭博者よろしく、やたらとふらふら歩き回るのです。

   アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフ=作 堀江新二=訳
   『かもめ—四幕の喜劇』 ロシア名作ライブラリー4 群像社 2002/11


(J6) 堀内 2000-2005
トリゴーリン:……まださほど忙しくもない、かけ出しの新人だった頃も、そう、書くのは苦痛だったなあ。とにかく売れてないってだけで、自分が半端に思えてね。文学関係者のまわりをうろついては、相手にもされず、認められず、マトモに誰も見返せない。

   アントン・チェーホフ=作 堀内仁=訳
   「かもめ現代演劇翻訳テキスト集
   Copyright (c) LABO! & Horiuchi Jin, 2000-2005
   (LABO! の公演用に訳出されたもの。なにより「面白い」上演のためのテキス
    トたらんことを望んだ。原書には必ずしも忠実ではない。アカデミックな研究
    に寄与するものでもない——旨の注記がある)


(J7) 小田島 1998
トリゴーリン:(……)若い作家は——特に不遇の時代には——自分が半端もんで余計もんで役立たずみたいな気がするものなんだ。神経ばかりがいら立って、文学・美術の関係者のまわりをただうろうろするんだな、どれにも認められず、相手にもされず、一文なしのばくち打ちみたいに相手の顔をまともに見る勇気もないくせに。

   アントン・チェーホフ=作 小田島雄志=訳
   『かもめ』 ベスト・オブ・チェーホフ 白水Uブックス126 1998/12
   マイケル・フレインの英訳(The Seagull, translation by Michael Frayn, 
   Translation copyright (c) 1988, 1991)からの重訳


(J8) 原 1991
トリゴーリン:(……)二流、三流の作家なんて、特に不遇な時にはなおさらのこと、自分でも不器用な、ぶざまな余計者のような気がするもんだし、神経は張りつめて、ぴりぴりしていますしね。それでも文学や芸術にかかわりのある人たちのまわりをうろつかずにはいられないで、だれにも認められず、心にもとめてもらえずに、まるで一文なしの博打(ばくち)好きみたいに、相手の目を大胆に正視することさえ恐れる始末なんですから。

   アントン・П・チェーホフ=作 原卓也=訳 「かもめ」 チェーホフ戯曲集
   『集英社ギャラリー [世界の文学]13 ロシアI』 集英社 1991/03 所収


(J9) 松下 1988, 1993, etc.
トリゴーリン:(……)駆けだしの作家というものは、とりわけうだつのあがらない時代には、われながらぎこちない、へたくそな、余計者(よけいもの)のような気がするもので、むやみに神経質になって、いらいらしてる。文学者や芸術家のまわりをうろうろせずにはいられないが、ちっとも評判にならず、だれからも認めてもらえない。相手の目をまともに、ひたと見つめることもはばかって、まるで文(もん)なしの賭博狂(とばくきょう)みたいだ。

   アントン・チェーホフ=著 松下裕(まつした・ゆたか)=訳
   a.チェーホフ戯曲選』 水声社 2004/09 所収
   b.チェーホフ全集11 三人姉妹・桜の園』 ちくま文庫 1993/10 所収
   c.チェーホフ全集11 白鳥の歌・かもめ』 筑摩書房 1988/06 所収
   引用は c. に拠りました。


(J10) 木村(浩) 1979
トリゴーリン:(……)駆けだしの作家というものは、特にその不遇時代には、自分が手に負えない余計者みたいな気がするものでしてね。神経ばかりやたらにいらだって、ただやみくもに文学や美術をやってる人びとのまわりをうろつきまわるんです。誰からも相手にされず、認めてももらえずに、まるで一文なしの賭博者みたいに、相手の眼をまともに見る勇気もないんですよ。

   チェーホフ=作 木村浩=訳 「かもめ」
   『世界文学全集39 チェーホフ』 学習研究社(学研) 1979/09 所収


(J11) 木村(彰) 1976
トリゴーリン:(……)かけ出しの作家というものは、ことに運がむいてこない時にはそうですが、われながら間のぬけた、ぶきっちょな、よけいな人間みたいな気がして、たえず神経をとがらせて、いらいらしているものです。しかも文学や芸術にたずさわる人たちのまわりを、ただもううろうろと歩きまわらずにいられない。存在をみとめてもらえず、だれの目にもつかず、人さまの目を思いきってまっすぐに見る勇気もない。まあ、金のないばくち気ちがいみたいなもんです。

   チェーホフ=作 木村彰一=訳 「かもめ」
   『豪華版 世界文学全集22 チェーホフ』 講談社 1976/10 所収


(J12) 米川 1964
トリゴーリン:(……)若い文士、しかも余り世評華々しくない若い文士は、自分で自分がみっともない、無器用な、余計な人間みたいに思われましてね、神経が過敏になって、引っ掻きむしられたようになります。そして文学や美術に携わっている人達の周囲を、誰にも認められず、誰の目にも入らないくせに、しかもある強い力に引かれて、相手の顔を真直に大胆に見る勇気さえなく、うろうろ物欲しそうに歩き廻っている。それはちょうど、金を持たないカルタ気ちがい宜しくの有様です。

   チェーホフ=作 米川正夫=訳 「かもめ」
   中村白葉、原久一郎〔ほか〕=訳
   『ロシア・ソビエト文学全集22 チェーホフ1』(全35巻)
   可愛い女 ヴァーニャ伯父さん 三人姉妹 かもめ
   六号室 犬をつれた奥さん 他
   平凡社 1964/05 所収


(J13) 石山+飯田 1960
トリゴーリン:(……)ちっぽけな作家というものは、とりわけ運のない時は、自分でも不器用な、間の抜けた、余計な人間だと思うんです。神経ははりつめかきむしられてます。彼は、文学や芸術に縁のある人々のまわりを、ひきよせられるようにさまよう、無名で、誰にも認められず、直接大胆に人の眼をみるのもこわい、ちょうど賭博狂が文なしでいるようなもんです。

   チェーホフ=作
   石山正三(いしやま・しょうぞう)+飯田規和(いいだ・のりかず)=訳
   「かもめ」
   『ポータブル・チェーホフ』 ポータブル・ライブラリィ
   パトリア・ブックス22 パトリア書店 1960/05 所収


(J14) 中村 1959
トリゴーリン:(……)駆け出しの文士は、ことに世評の芳ばしくない時には、自分で自分が無細工な、無器用な、余計なもののように思われて、神経が過敏になり、掻きむしられたようになるものですよ。そして文学や美術に関係のある人達の周囲を、誰にも認められず注意もされずに、まるで金のないカルタ気違いのように、相手の眼をまっすぐ大胆に見る勇気さえなく、しかもどう自ら抑えようもなくて、ただうろうろと歩きまわっている。

   チェーホフ=作 中村白葉=訳 「かもめ」
   『新版世界文学全集20 桜の園・三人姉妹
   新潮社 1959/01 所収


(J15) 倉橋 1956
トリゴーリン:(……)駈け出しの作家は、殊にうだつがあがらない時には、自分で自分がみっともない、ぶきっちょな、余計な人間のように思われましてね、神経が過敏になって、掻きむしられたようになるのですよ。そして文学や美術に携っている人たちの周囲(まわり)を、認めて貰えず、誰からも相手にされず、人の眼を思いきって真直ぐ見ることもよう出来ずに、まるで金を持たない賭博狂のように、うろうろ歩き廻らずにはいられないのです。

   チェーホフ=作 倉橋健(くらはし・たけし)=訳 「かもめ」
   『チェーホフ名作集』 白水社 1956/09/20 所収


(J16) 神西 1954, 1967, etc.
トリゴーリン:(……)駆けだしの文士というものは、殊(こと)に不遇な時代がそうですが、われながら間の抜けた、不細工な余計者みたいな気がするものでしてね、神経ばかりやたらに尖(とが)らせて、ただもう文学や美術にたずさわっている人たちのまわりを、ふらふらうろつき回らずにはいられない。認めてももらえず、誰の目にもはいらず、しかもこっちから相手の眼を、まともにぐいと見る勇気もなく——まあ言ってみれば、一文なしのバクチきちがいといったざまです。

   チェーホフ=作 神西清=訳 「かもめ」
   a. 青空文庫 電子テキスト作成作業中
   b.新潮世界文学23 チェーホフ』 新潮社 1969/07 所収
   c.カラー版 世界文学全集22 チェーホフ/イプセン
     河出書房新社 1969/01 所収
   d.かもめ・ワーニャ伯父さん』 新潮文庫 1967/09 所収
   e.世界文学全集 第1期 第12』 河出書房 1954 所収
   a. の底本は d.。引用は d. に拠りました。


(J17) 湯浅 1952, 1976
トリゴーリン:(……)小作家というものは、ことに運の向かないときには、われながら下手くそな、ぶきっちょな、余計なもののような気がして、神経がはりきってピリピリしています。認めてもらえず、誰にも気づいてもらえない身は、まっすぐ思いきって相手の眼を見ることも恐れながら、まるで金を持たない賭博狂のように、文学や、芸術に携(たずさ)わっている人々のまわりをうろつかずにはいられないものです。

   チェーホフ=作 湯浅芳子=訳
   a.かもめ』 岩波文庫(改版)1976/05
   b.かもめ』 岩波文庫(初版)1952/05
   引用は a. に拠りました。


(J18) 中村 1935, 1953
トリゴーリン:(……)驅け出しの文士は、殊に世評の芳ばしくない時には、自分で自分が無細工な、無器用な、餘計なものゝやうに思はれて、神經が過敏になつて、掻きむしられたやうになるものですよ。そして文學や美術に關係のある人達の周圍を、誰にも認められず注意もされずに、まるで金のないカルタ氣ちがひのやうに、相手の眼を眞直ぐ大膽に見る勇氣さへなく、しかも、どう自ら抑へやうもなくて、たゞうろ/\と歩き廻つてゐる。

   チェーホフ=作 中村白葉=譯
   a.かもめ』 角川文庫 1953/12/30
   b.チェーホフ全集13 かもめ』 金星堂 1935/07(昭和10)
   引用は b. に拠りました。


■スペイン語訳 Translation into Spanish

TRIGORIN.- ( . . . ) El escritor de segunda fila, sobre todo cuando la suerte no le acompaña, se antoja a sí mismo inepto..., se considera «de sobra». Sus nervios desgastados se mantienen en constante tensión, y se pasa el tiempo vagando por los círculos literarios sin ser aceptado ni advertido por nadie. Teme mirar a los ojos de los demás, franca y valerosamente, como el jugador apasionado cuando no tiene dinero...

   La gaviota (Chaika), Comedia en cuatro actos
   by Anton Pavlovich Chejov
   Translated by E. Podgursky
   E-text at:
   * World Public Library
   * Biblioteca Digital de Estudios Sociales (DOC)
   * Biblioteca Virtual Miguel de Cervantes


■英訳 Translation into English

TRIGORIN. ( . . . ) A young author, especially if at first he does not make a success, feels clumsy, ill-at-ease, and superfluous in the world. His nerves are all on edge and stretched to the point of breaking; he is irresistibly attracted to literary and artistic people, and hovers about them unknown and unnoticed, fearing to look them bravely in the eye, like a man with a passion for gambling, whose money is all gone.

   Act 2
   The Sea-Gull, A Play in Four Acts, by Anton Checkov
   Translated by George Calderon

   First published in:
   Two Plays by Tchekhof: The Seagull, The Cherry orchard
   Grant Richards: London, 1912.
   Scanned images of this edition at Internet Archive
   
   E-text at
   * Project Gutenberg
   * Landscapes in Russian Literature and Art (PDF)
    by Prof. Gerald Pirog, Rutgers University


■ロシア語原文 The original text in Russian

Тригорин. ( . . . ) Маленький писатель, особенно когда ему не везет, кажется себе неуклюжим, неловким, лишним, нервы у него напряжены, издерганы; неудержимо бродит он около людей, причастных к литературе и к искусству, непризнанный, никем не замечаемый, боясь прямо и смело глядеть в глаза, точно страстный игрок, у которого нет денег.

   Антон Павлович Чехов - Чайка
   Комедия в четырех действиях (1896)
   E-text at
   * ilibrary.ru
   * Landscapes in Russian Literature and Art
    by Prof. Gerald Pirog, Rutgers University


■チェーホフの肖像画 Portrait of Chekhov
Chekhov_1898_by_osip_braz
Image: Chekhov 1898 by Osip Braz


■更新履歴 Change log

2012/03/03 佐藤康=訳 2011/01/01 を追加しました。
2011/05/13 「はじめに」の項を新設しました。また、ソ連映画 『チェーホフの
         かもめ』の YouTube 動画を追加しました。
2010/02/25 浦雅春=訳 2010-01-15 を追加しました。
2010/01/06 倉橋健=訳 1956/09/20 を追加しました。
2009/11/05 中村白葉=譯 1953/12/30 の書誌情報を補足しました。
2009/08/28 木村浩=訳 1979/09 の訳文を追加しました。
2009/08/20 木村浩=訳 1979/09 の書誌情報を追加しました。訳文は
         追って挿入するつもりです。
2008/07/14 沼野充義=訳 2008/07 を追加しました。
2008/05/28 松下裕=訳 1988/06 と中村白葉=訳 1959/01 を追加しました。
2008/04/18 中村白葉=譯 1935/07 を追加し、神西清=訳についての書誌
         情報を、さらに修正補足しました。また、リンク誤りが数か所あった
         のを訂正しました。
2008/01/16 スペイン語訳を追加し、神西清=訳と英訳についての書誌情報を
         修正補足しました。また、全角文字表示で見づらく、改行に誤り
         などがあったロシア語原文を、より正確なテキストに改めました。
         さらに、ロシア語原文の電子テキストへのリンクを補足しました。
2008/01/15 湯浅芳子=訳 岩波文庫(改版)の刊行年を誤記していたので
         訂正しました。
2007/08/10 神西清=訳に関する書誌情報に、1969/07 新潮版についての
         情報を追加しました。
2007/07/13 石山正三+飯田規和=訳 1960/05 を追加しました。
2007/06/26 米川正夫=訳 1964/05 を追加しました。
2006/09/10 木村彰一=訳 1976/10 を追加しました。


« The Seagull 2 3 4 »
« かもめ 2 3 4 »

にほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 英語ブログへにほんブログ村 外国語ブログへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 本ブログ 洋書へにほんブログ村 英語ブログ 通訳・翻訳へにほんブログ村 外国語ブログ マルチリンガルへ翻訳ブログ人気ランキング参加中

↓ 以下の本・CD・DVDのタイトルはブラウザ画面を更新すると入れ替ります。
↓ Refresh the window to display alternate titles of books, CDs and DVDs.

■DVD

■洋書 Books in non-Japanese languages

■和書 Books in Japanese

  

| | Comments (1) | TrackBack (0)

Sunday, 16 July 2006

Deux ans de vacances by Jules Verne ジュール・ヴェルヌ 『二年間のバカンス』『二年間の休暇』『十五少年漂流記』『十五少年』

        目次 Table of Contents

  Video   Deux ans de vacances (1974) Intro
 Images  表紙画像ギャラリー Cover photo gallery
■日本語訳 Translations into Japanese
  (J1) 椎名+渡辺 2015
  (J2) 私市 2012
  (J3) 大友 1994
  (J4) 横塚 1993
  (J5) 荒川 1993
  (J6) 朝倉 1968
  (J7) 金子 1967
  (J8) 石川 1958
  (J9) 波多野 1951
  (J10) 森田 1896, 1938
■日本語訳の比較 Comparison of Japanese translations
  (a) l'une des plus estimees
  (b) importante colonie anglaise du Pacifique
  (c) une centaine
  (d) meilleures familles du pays
  (e) proprietaires, rentiers, negociants ou fonctionnaires
■ハンガリー語訳 Translation into Hungarian
■ロシア語訳 Translation into Russian
■ドイツ語訳 Translation into German
■英訳 Translation into English
■フランス語原文 The original text in French
■更新履歴 Change log


  Video  
Deux ans de vacances (1974) Intro

"Deux ans de vacances" by Gilles Grangier/Claude Desailly with Marc Di Napoli.


 Images 
表紙画像ギャラリー Cover photo gallery
Vacances


■日本語訳 Translations into Japanese

(J1) 椎名+渡辺 2015
 その時代、ニュージーランドは太平洋における英国の重要な植民地であり、その首都オークランドでチェアマン寄宿学校といえば名門校に数えられていた。生徒は全国でも名家の子息ばかり。この列島の原住民であるマオリ族はこの学校には迎えられず、彼らには別の学校が用意されていた。チェアマン寄宿学校にいるのは若い英国人、フランス人、アメリカ人、ドイツ人で、大地主や金利生活者、仲買人、国家公務員の息子たちだった。彼らは、英国の全寮制学校で行なわれるような、すべて揃った教育を受けていた。

   第三章 少年航海者
   ジュール・ヴェルヌ=作
   椎名誠(しいな・まこと)+渡辺葉(わたなべ・よう)=訳
   『十五少年漂流記』 新潮モダン・クラシックス 新潮社 2015/08/30


(J2) 私市 2012
 当時、チェアマン寄宿学校は、ニュージーランドの首都オークランド(一八六五年にウェリントンに遷都)で、もっとも評判の高い寄宿学校のひとつだった。ニュージーランドは、太平洋上のイギリスの重要な植民地である。その学校には、この土地のいちばんよい家柄(いえがら)の生徒が百人ばかりいた。この諸島(しょとう)の先住民であるマオリ族はこの学校に子どもを入れることはできず、べつの学校が用意されていた。チェアマン寄宿学校には、イギリス人、フランス人、アメリカ人、ドイツ人の子どもしかいなかった。彼(かれ)らは、地主、金利生活者、土地の商人や役人の息子(むすこ)たちで、イギリス王国の寄宿学校でうけるのと同じような、完全無欠な教育をうけていた。

   第3章
   ジュール・ヴェルヌ=作 私市保彦(きさいち・やすひこ)=訳
   『二年間の休暇(上)』 岩波少年文庫 2012/02/16


(J3) 大友 1994
 当時(とうじ)、チェアマン寄宿学校(きしゅくがっこう)は、オークランドでもっとも評判(ひょうばん)の高い学校のひとつだった。オークランドは、太平洋(たいへいよう)にある大きなイギリスの植民地(しょくみんち)ニュージーランドの首都(しゅと)(現在の首都はウェリントン)である。
 寄宿学校の生徒(せいと)は約百人で、この地方の良家(りょうけ)の子弟(してい)だった。ニュージーランドの先住民(せんじゅうみん)であるマオリ族(ぞく)の子どもたちは、別(べつ)の学校に通(かよ)わされていたのだが——。だからチェアマン寄宿学校には、イギリス人、アメリカ人、ドイツ人の子どもたちしかいなかった。彼らは、この地方の地主(じぬし)、年金生活者(ねんきんせいかつしゃ)、貿易商(ぼうえきしょう)、役人(やくにん)などの子弟だった。生徒たちはみんな、イギリス本国(ほんごく)の寄宿学校で受けるのと同じような、まったく申しぶんのない教育(きょういく)を受けていた。

   3
   オークランドのチェアマン寄宿学校(きしゅくがっこう)
   ジュール・ヴェルヌ=作 大友徳明(おおとも・のりあき)=訳
   『二年間の休暇(上)』 偕成社文庫 1994/12


(J4) 横塚 1993
 そのころ、チェアマン寄宿学校は、オークランドの町で、いちばん有名な学校のひとつだった。この町は、太平洋にあるイギリスの重要な植民地、ニュージーランドの首都だった。その寄宿学校には、この国の上流家庭の一◯◯名ばかりの生徒がいた。この諸島の原住民であるマオリ族は、子どもたちをその学校にいれることができなかったらしい。その子どもたちのためには、べつに学校が用意されていた。チェアマン寄宿学校には、イギリス人、フランス人、アメリカ人、ドイツ人の少年たちしかいなかったが、それはこの国の地主とか、金利生活者とか、貿易商とか、役人の息子たちだった。少年たちは、学校でとても立派な教育を受けていたが、それはイギリス王国のよく似た学校でうける教育と、同じものだった。

   3
   オークランドのチェアマン寄宿学校
   ジュール・ヴェルヌ=作 横塚光雄(よこつか・みつお)=訳
   『二年間のバカンス—十五少年漂流記』 集英社文庫 1993/09


(J5) 荒川 1993
 そのころ、太平洋にあるイギリスの重要な植民地ニュージーランドの首都オークランド(現在の首都は同じ北島のウェリントン。一八六五年に移った)では、チェアマン寄宿学校は最も評判のいい学校の一つだった。在校生は約百人ほどで、その地方の上流家庭の子どもたちだった。原住民マオリ族の子どもは別の学校に入ることになっており、この寄宿学校には入れなかった。チェアマン寄宿学校にいるのはイギリス人、フランス人、アメリカ人、ドイツ人だけで、この地方の地主、資産家、商人、あるいは官吏の息子たちだった。彼らはそこで、イギリス本国の同種の学校で与えられるのと同じような立派な教育を受けていた。

   3
   ジュール・ヴェルヌ=作 荒川浩充(あらかわ・ひろみつ)=訳
   『十五少年漂流記』 創元SF文庫 1993/08


(J6) 朝倉 1968
 そのころ、チェアマン寄宿学校(きしゅくがっこう)といえば、太平洋(たいへいよう)にあるイギリスの重要(じゅうよう)な植民地(しょくみんち)ニュージーランドの首都(しゅと)、オークランド市では評判(ひょうばん)の高い学校だった。在校生(ざいこうせい)はおよそ一◯◯人ほどで、この地方でいちばんいい家庭(かてい)の子弟だった。チェアマン寄宿学校(きしゅくがっこう)には、イギリス人、フランス人、アメリカ人、ドイツ人の子どもたち、つまりこの地方の地主、金持ち、貿易商(ぼうえきしょう)あるいは官吏(かんり)のむすこしかいなかった。かれらはイギリス本国の学校と同じように、りっぱな教育(きょういく)を受けていた。

   3
   ジュール ベルヌ=作 朝倉剛(あさくら・かたし)=訳
   太田大八(おおた・だいはち)=画
   『二年間の休暇』 福音館古典童話シリーズ1 1968/04


(J7) 金子 1967
 オークランドというのは、太平洋にあるイギリスの重要な植民地、ニュー・ジーランドの首都であるが、チェアマン学園は、そのころオークランドの町でもっとも評判の高い学校のひとつだった。生徒の数は約百人で、いずれもこの土地で最上の家庭の子どもばかりである。地主や、年金受領者、貿易商、官吏などの息子(むすこ)たちだが、イギリス人、フランス人、アメリカ人、ドイツ人以外はいない。彼らはそこで申し分のない教育をうけていた。

   二
   ヴェルヌ=作 金子博=訳
   『十五少年漂流記』 旺文社文庫 1967/04
   「原著を二分の一前後に縮約したもの」と、訳者「あとがき」にある。


(J8) 石川 1958
 そのころ、太平洋にあるイギリスの大きな植民地ニュージーランドの首府オークランドで、チェアマン寄宿学校は評判のよい学校だった。百人ばかりの生徒はこの地方の上流家庭の子どもであった。原住民であるマオリ族は、子どもをこの学校に入れることができないで、別の学校があったのである。チェアマン学校には、地主や金持、商人や、役人たちの子どもである、イギリス人、フランス人、アメリカ人、ドイツ人であった。そこでは、本国でと同じようなりっぱな教育を受けていた。

   三
   ジュール・ヴェルヌ=作 石川湧(いしかわ・ゆう)=訳
   『十五少年漂流記』 角川文庫 1958/06


(J9) 波多野 1951
 さて、このころ、ニュージーランドの首府オークランド市に、チェアマン学校という評判の高い小学校があった。ニュージーランドは、イギリスが南太平洋に持っている重要な植民地の一つである。チェアマン学校では、原住民の子供の入学を許さなかった。百人あまりの生徒は、いずれも島に渡(わた)ってきた白人たち——イギリス人、フランス人、アメリカ人、ドイツ人などの子供ばかりである。

   第三章
   チェアマン学校
   ジュール・ヴェルヌ=作 波多野完治=訳
   『十五少年漂流記』 新潮文庫 1951/11


(J10) 森田 1896, 1938
この時に當りてチエイアマン學校といへるは、南太平洋に於ける英國重要の一藩地ニウジランドの首府、アウクランド市にありて、最も有名なる黌舎(くわうしや)の一なりき、此(こゝに來り學ぶ者は英、佛、米、獨等の白色人の子に限りて、皆な市の有地者、銀行者、巨商、官吏等の子なり。

   第二回
   ニウジランドの一黌舎(くわうしや)
   ジユウールスヴェルヌ=著 森田思軒=訳(英訳からの重訳。完訳ではない)
   『十五少年』 岩波文庫 1938/10(初出は1896)


■日本語訳の比較 Comparison of Japanese translations

(a) l'une des plus estimees
  いちばん有名な学校のひとつ………………………………横塚 1993
  もっとも評判の高い学校のひとつ…………………………大友 1994
  もっとも評判の高い学校のひとつ…………………………金子 1967
  もっとも評判の高い寄宿学校のひとつ……………………私市 2012
  最も評判のいい学校の一つ…………………………………荒川 1993
  最も有名なる黌舎の一………………………………………森田 1896, 1938
  評判のよい学校………………………………………………石川 1958
  評判の高い学校………………………………………………朝倉 1968
  評判の高い小学校……………………………………………波多野 1951
  名門校…………………………………………………………椎名+渡辺 2015

(b) importante colonie anglaise du Pacifique
  イギリスが南太平洋に持っている重要な植民地の一つ…波多野 1951
  太平洋にあるイギリスの重要な植民地……………………横塚 1993
  太平洋にあるイギリスの重要な植民地……………………荒川 1993
  太平洋にあるイギリスの重要な植民地……………………朝倉 1968
  太平洋にあるイギリスの重要な植民地……………………金子 1967
  太平洋にあるイギリスの大きな植民地……………………石川 1958
  太平洋にある大きなイギリスの植民地……………………大友 1994
  太平洋における英国の重要な植民地………………………椎名+渡辺 2015
  太平洋上のイギリスの重要な植民地………………………私市 2012
  南太平洋に於ける英國重要の一藩地………………………森田 1896, 1938

(c) une centaine
  およそ一◯◯人ほど…………………………………………朝倉 1968
  一◯◯名ばかり………………………………………………横塚 1993
  百人あまり……………………………………………………波多野 1951
  百人ばかり……………………………………………………私市 2012
  百人ばかり……………………………………………………石川 1958
  約百人…………………………………………………………大友 1994
  約百人…………………………………………………………金子 1967
  約百人ほど……………………………………………………荒川 1993
  (訳出なし)…………………………………………………椎名+渡辺 2015
  (訳出なし)…………………………………………………森田 1896, 1938

(d) meilleures familles du pays
  この国の上流家庭……………………………………………横塚 1993
  この地方でいちばんいい家庭………………………………朝倉 1968
  この地方の上流家庭…………………………………………石川 1958
  この地方の良家………………………………………………大友 1994
  この土地で最上の家庭………………………………………金子 1967
  この土地のいちばんよい家柄………………………………私市 2012
  その地方の上流家庭…………………………………………荒川 1993
  全国でも名家…………………………………………………椎名+渡辺 2015
  (訳出なし)…………………………………………………波多野 1951
  (訳出なし)…………………………………………………森田 1896, 1938

(e) proprietaires, rentiers, negociants ou fonctionnaires
  大地主や金利生活者、仲買人、国家公務員………………椎名+渡辺 2015
  地主、金持ち、貿易商あるいは官吏………………………朝倉 1968
  地主、金利生活者、土地の商人や役人……………………私市 2012
  地主、資産家、商人、あるいは官吏………………………荒川 1993
  地主、年金生活者、貿易商、役人など……………………大友 1994
  地主とか、金利生活者とか、貿易商とか、役人…………横塚 1993
  地主や、年金受領者、貿易商、官吏など…………………金子 1967
  地主や金持、商人や、役人たち……………………………石川 1958
  有地者、銀行者、巨商、官吏等……………………………森田 1896, 1938
  (訳出なし)…………………………………………………波多野 1951


■ハンガリー語訳 Translation into Hungarian

Elbeszélésünk idején a Chairman nevelőintézet egyike volt a legtekintélyesebbeknek Aucklandban, Új-Zéland fővárosában, a Csendes-tengernek e nevezetes angol gyarmatán; mintegy száz növendéket neveltek benne, az ország legjobb családjainak gyermekeit. A nevelés, amelyben részesültek, nagyon gondos és hasonló volt ahhoz, amelyben az Egyesült Királyság egyenrangú intézeteinek a növendékei részesülnek.

   Harmadik fejezet
   A Chairman nevelőintézet Aucklandban
   Kétévi vakáció by Jules Verne
   Translated by Huszár Imre
   E-text at Magyar Elektronikus Konyvtar


■ロシア語訳 Translation into Russian

Пансион Черман был в то время в большой славе в Окленде, столице  Новой  Зеландии, главной английской колонии Тихого океана. В нем обучалось  до  ста  мальчиков, принадлежащих к лучшим  семьям.  Детей  маори  -  туземцев  этого  архипелага - в пансион не принимали; для  них  были  другие  школы.  В  этом  пансионе воспитывались только дети англичан, французов, американцев, немцев, сыновья землевладельцев, купцов, капиталистов, местных должностных лиц.  Они  получали такое же законченное образование,  как  во  всех  подобных  учебных  заведениях Англии.

   Глава третья
   Жюль Верн. Два года каникул
   Собрание сочинений в пятидесяти томах, М.: "ФРЭД". 1994.
   E-text at Lib.Ru


■ドイツ語訳 Translation into German

Zur Zeit, da unsere Geschichte spielt, war die Pension Chairman eine der angesehensten in Auckland, der Hauptstadt Neuseelands, jener bedeutenden englischen Colonie im Stillen Ocean. Dieselbe zählte gegen hundert, den besten Familien des Landes angehörige Zöglinge. Die Maoris, die Eingebornen der Inselgruppe, konnten in derselben ihre Kinder nicht unterbringen, doch waren für letztere andere Unterrichts- und Erziehungsanstalten vorhanden. Die Pension Chairman besuchten nur junge Engländer, Franzosen, Amerikaner und Deutsche, lauter Söhne von Plantagenbesitzern, Rentnern, Kaufleuten oder Beamten des Landes. Sie erhielten hier eine allseitige Erziehung und Ausbildung, vollkommen entsprechend derjenigen, welche die ähnlichen Anstalten des Vereinigten Königreiches gewähren.

   Drittes Capitel.
   Zwei Jahre Ferien by Jules Verne. Bekannte und unbekannte Welten.
   Abenteuerliche Reisen von Julius Verne, Band LIV–LV, Wien, Pest, Leipzig 1889
   E-text at Zeno.org


■英訳 Translation into English

At the time of our story, Charman's boarding-school was one of the largest in Auckland, New Zealand. It boasted about a hundred pupils belonging to the best families in the colony, and the course of study and the management were the same as in high-class schools at home.

   Chapter II  Cast Adrift
   Adrift in the Pacific by Jules Verne
   London : Sampson Low, Marston & Co., 1889
   E-text at Internet Archive


■フランス語原文 The original text in French

À cette époque, la pension Chairman était l’une des plus estimées de la ville d’Auckland, capitale de la Nouvelle-Zélande, importante colonie anglaise du Pacifique. On y comptait une centaine d’élèves, appartenant aux meilleures familles du pays. Les Maoris, qui sont les indigènes de cet archipel, n’auraient pu y faire admettre leurs enfants pour lesquels, d’ailleurs, d’autres écoles étaient réservées. Il n’y avait à la pension Chairman que de jeunes Anglais, Français, Américains, Allemands, fils des propriétaires, rentiers, négociants ou fonctionnaires du pays. Ils y recevaient une éducation très complète, identique à celle qui est donnée dans les établissements similaires du Royaume-Uni.

   Chapitre III
   La pension Chairman à Auckland.
   Deux ans de vacances (1888) by Jules Verne
   Le Livre de Poche (2002/06/30 edition1967 edition)
   Illustrated French hypertext at Andrzej Zydorczak


■外部リンク External links


■更新履歴 Change log

  • 2015/09/26 椎名誠+渡辺葉=訳 2015/08/30 とドイツ語訳を追加しました。また、外部リンクの項を新設しました。
  • 2013/09/15 目次を新設しました。
  • 2012/09/19 私市保彦=訳 2012/02/16 と英訳を追加しました。
  • 2012/08/04 ロシア語訳を追加しました。
  • 2011/03/09 ブログ記事のタイトルに邦題『二年間のバカンス』を追加しました。
  • 2010/04/15 Deux ans de vacances" (1974) Intro の YouTube 動画を追加しました。また、見出しも追加しました。さらに、ブログ記事のタイトルに日本語表記を追加して、つぎのように変更しました。
    • 旧題: Deux ans de vacances par Jules Verne
    • 新題: Deux ans de vacances par Jules Verne ジュール・ヴェルヌ 『二年間の休暇』『十五少年漂流記』『十五少年』
  • 2006/08/12 金子博=訳 1967/04 を追加しました。

にほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 英語ブログへにほんブログ村 外国語ブログへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 本ブログ 洋書へにほんブログ村 英語ブログ 通訳・翻訳へにほんブログ村 外国語ブログ マルチリンガルへ84595840v1308102456

Flag Counter

↓ 以下の本・CD・DVDのタイトルはブラウザ画面を更新すると入れ替ります。
↓ Refresh the window to display alternate titles of books, CDs and DVDs.

■DVD

■洋書 Books in non-Japanese languages

■和書 Books in Japanese

  

| | Comments (1) | TrackBack (0)

Sunday, 09 July 2006

Flowers for Algernon by Daniel Keyes ダニエル・キイス 『アルジャーノンに花束を』

 Video 1 
映画 『まごころを君に』 (1968) (またの題『アルジャーノンに花束を』) Part 1
Charly (1968) a film adaptation of Flowers For Algernon. Part 1

監督: ラルフ・ネルソン、主演: クリフ・ロバートソン
Directed by Ralph Nelson, Starring Cliff Robertson


 Video 2 
「アルジャーノンに花束を」——チェコ語による演劇化作品
Růže pro Algernon: Drama adaptation in Czech

Jakub Špalek (director)  John Potměšil (Charlie Gordon)


 Images 
表紙画像 Cover photos

↓ クリックして拡大 Click to enlarge ↓

zh Zh_simp_flowers_for_algernon zh Zh_trad_flowers_for_algernon zh Zh_1995_trad_flowers_for_algernon

ko Ko_flowers_for_algernon ja Ja_1999_arujaanon_ni_hanataba_o ja Ja_arujaanon_ni_hanataba_o

th Th_20110107150629_2 hu Hu_62124_1a el El_flowers_for_algernon

ru Ru_cvetydlyaeldzhernona_2 pl Pl_kwiaty_dla_algernona cz Cz_ruzeproalgernon13562

se Se_blommor_till_algy it It_fiori_per_algernon es Es_flores_para_algernon

fr Fr_des_fleurs_pour_algernon en En_2009_flowers_for_algernon en En_flowers_for_algernon_1st_ed


■言語と訳題 Languages and the translated titles

中 [zh] 献给阿尔吉侬的花束 小知堂 译 2010 簡体字中国語
中 [zh] 獻給阿爾吉儂的花束 陳澄和 譯 2010 繁體字中國語
中 [zh] 獻給阿爾吉儂的花束 周月玲 譯 1995 繁體字中國語
韓 [ko] 앨저넌에게 꽃을 2006 韓国語
日 [ja] アルジャーノンに花束を 早川書房 ダニエル・キイス文庫 1999 日本語
日 [ja] アルジャーノンに花束を 早川書房 新装改訂版 1989 日本語
泰 [th] ดอกไม้สำหรับอัลเจอนอน B.E. 2522 (1979) タイ語
洪 [hu] Virágot Algernonnak 2006 ハンガリー語
希 [el] Λουλούδια για τον Αλγκερνον 1996 ギリシア語
露 [ru] Цветы для Элджернона 2009 ロシア語
波 [pl] Kwiaty dla Algernona 1996 ポーランド語
捷 [cz] Růže pro Algernon 2000 チェコ語
瑞 [se] Blommor till Algy 1989 スウェーデン語
伊 [it] Fiori per Algernon 2005 イタリア語
西 [es] Flores para Algernon 2004 スペイン語
仏 [fr] Des fleurs pour algernon 2001 フランス語
英 [en] Flowers for Algernon Harcourt, Inc. 2009 英語
英 [en] Flowers for Algernon Harcourt, Brace & World, 1966. First edition 英語


■中国語訳(簡体字) Translation into simplified Chinese

进展抱告1「3月3日」

史特劳斯博士说我应该从现在开始,写下我脑子里面想到和记得的东西和其它一些发生的事。我不知道他为什么要我这样做,但是他说这件事很重要,我写下来,他们才知道能不能用我,我希望被录用,凯妮恩小姐说我去做那件工作说不定会便的比较聪明,我真希望自己可以聪明一点。我叫查理?高登,在多纳先生的面包店工作,他每个星期给我十一块,如果我跟了要面包或蛋糕,他也会给我。我已经三十二岁,下个月又要过生日了。我跟史特劳斯博士和尼玛教授说我没办法写的很好,他说没关系,叫我只要像在说话那样,或是像在成人智障班写作文那样写下来就可以。下班后,我一星期会到比克曼学院中心的成人智障班,去上凯妮恩小姐的课三次。史特劳斯博士说我应该把每天想的事和发生的事都写下来,但我实在想不起来还有其它什么事好写,所以今天就写到这里……查理?高登。

   《献给阿尔吉侬的花束》 作者: 丹尼尔·凯斯
   Available from:
   * 卓越网 (joyo.com)
   * 当当网 (dangdang.com)
   E-text at 文學博客网 (Blog.Readnovel.com)


■中國語譯(繁體字) Translation into traditional Chinese

進展抱告1「3月3日」

史特勞斯博士說我應該從現在開始,寫下我腦子里面想到和記得的東西和其它一些發生的事。我不知道他為什麼要我這樣做,但是他說這件事很重要,我寫下來,他們才知道能不能用我,我希望被錄用,凱妮恩小姐說我去做那件工作說不定會便的比較聰明,我真希望自己可以聰明一點。我叫查理?高登,在多納先生的面包店工作,他每個星期給我十一塊,如果我跟了要面包或蛋糕,他也會給我。我已經三十二歲,下個月又要過生日了。我跟史特勞斯博士和尼瑪教授說我沒辦法寫的很好,他說沒關系,叫我只要像在說話那樣,或是像在成人智障班寫作文那樣寫下來就可以。下班後,我一星期會到比克曼學院中心的成人智障班,去上凱妮恩小姐的課三次。史特勞斯博士說我應該把每天想的事和發生的事都寫下來,但我實在想不起來還有其它什麼事好寫,所以今天就寫到這里……查理?高登。

   《獻給阿爾吉儂的花束》 作者:丹尼爾·凱斯
   E-text at 無限小說 (8novel.com)


■日本語訳 Translation into Japanese

けえかほおこく1——3がつ3日

ストラウスはかせわぼくが考えたことや思いだしたことやこれからぼくのまわりでおこたことわぜんぶかいておきなさいといった。なぜだかわからないけれどもそれわ大せつなことでそれでぼくが使えるかどうかわかるのだそうです。ぼくを使てくれればいいとおもうなぜかというとキニアン先生があのひとたちわぼくのあたまをよくしてくれるかもしれないといったからです。ぼくわかしこくなりたい。ぼくの名まえわチャーリイゴードンでドナーぱん店ではたらいていてドナーさんわ一周かんに11どるくれてほしければぱんやけえきもくれる。ぼくの年わ三十二さいでらい月にたんじょお日がくる。うまく文しょーがかけませんとストラウスはかせやニーマーきょーじゅにいったけれどもそれわかまわないからしゃべているよおにかけばいいからといってビークマン大がくのせいはくしゃせんたーのキニアン先生の組でさくぶんをかくときみたいにかけばいいといったぼくわせんたーにわ周に3かい仕ごとがおわてからべきょおしにいっています。ストラウスはかせわ考えたことやおこたことをどんどんかきなさいといいますがもう考えれないからかくこともなにもないからきょーわこれでやめる……けいぐチャーリイゴードン。

   ダニエル・キイス=著 小尾芙佐(おび・ふさ)=訳
   a.アルジャーノンに花束を』 早川書房 ダニエル・キイス文庫 1999/10
   b.アルジャーノンに花束を』 早川書房 単行本 新装改訂版 1989/04


■ドイツ語訳 Translation into German

Forschritsberich 1   3 Merts

Dr Strauss sagt fon nun an sol ich aufschreiben was ich denke und woran ich mir erinere und ales was ich erlebe. Wiso weis ich nich aber er sagt es ist wischtisch da mit sie sen ob sie mich nemen könen. Ich hofe sie nemen mich weil Miss Kinnian sagt fileich könen sie mich Intelgent machen. Ich möchte gern Intelgent sein. Mein name ist Charlie Gordon ich Schafe in der Bäkkerei Donner Mr Donner gibt mir 11 dollers die woche und brot und Kuchen wen ich wil. Ich bin 32 Jahre Alt und negsten monat ist mein Geburtstag. Ich sagte Dr Strauss und borfesser Nemur ich kann nich gut schreiben aber er sagt Macht nichs er sagt ich sol genau so soschreiben wie ich spreche und genau sowie die aufsetse für Miss Kinnian in der Beekmin mitelpunkschule für retartirte erwagsene wo ich 3 Mal die woche in meine Freie zeit hin ge. Dr Strauss sagt ich sol fil schreiben ales was ich denke und ales was ich erlebe aber ich kan an nichs mer Denken weil ich nichs mer zu schreiben weis darum schlus für Heute ... ihr ergebener Charlie Gordon

   Blumen für Algernon by Daniel Keyes
   Translated by Eva-Maria Burgerer
   E-text at Leseprobe - Beck-Shop [PDF]


■イタリア語訳 Translation into Italian

1° RAPORTO SUI PROGRESI — 3 MARZIO

Il dotor Strauss dicie che doverei skrivvere quello che penso e riccordo e tutto quello che mi sucederà dora inavanti. Non lo so il perché ma lui dicie che importante perché così vederanno se potrò servire a cualcosa. Spero di sì perché Miss Kinnian dicie che forse riusiranno a farmi diventare inteligiente. Vollio esere inteligiente. Michiamo Charlie Gordon e lavvoro nela paneteria di Donner indove che il signor Donner mi dà 11 dollari a la setimana e pane o torta se volio. Ho 32 anni e il mese prosimo sarà il mio conpleanno. O detto al dotor Strauss e al porfesor Nemur che non so skrivvere bene ma non a importanza dicono loro doverei soltanto skrivvere come che parlo e come skrivvo comprosizzione al centro scollastico per addulti ritardatati, ne la clase de la Miss Kinnian, dove che vado tre volta a la setimana ne le mie ore libbere. Il dotor Strauss dicie di skrivvere tanto di tuto quelo che penso e di tuto quelo che mi suciede ma a me non mi ci viene in mente altro perché non ci ho gnente da skrivvere e così perogi chiudo… il vostro a fezionato Charlie Gordon.

   Fiori per Algernon by Daniel Keyes
   Translated by Bruno Oddera
   E-text at:
   * Fiori per Algernon - Keyes Daniel - чтение книги бесплатно
   * Scribd


■スペイン語訳 Translation into Spanish

enforme de pogresos 1 marso 3

El doctor Strauss dise que debo escrebir lo que yo pienso y todas las cosas que a mi me pasan desde aora. No se porque pero el dise que es mu i inportante para que ellos puedan ber si ellos pueden usarme a mi. Espero que ellos puedan usarme a mi pues miss Kinnian dise que ellos quisa pueden aserme listo. Yo qiero ser listo. Me yamo Charlie Gordon y tabajo en la panaderia Donner. El señor Donner me da 11 dolares por semana y pan y pasteliyos si qiero. Tengo 32 años y mi cumpleaños es el mes prosimo. Le e dicho al doctor Strauss y al profesor Nemur que no se bien escrebir pero dise que no inporta que debo escrebir igual que ablo y como escrebo las conposiciones en la clase de miss Kinnian en la clase de adultos retasados del colegio bikman donde boi 3 bezes por semana en mis oras libres. El doc tor Strauss dise que escreba mucho todo lo que yo pienso y todo lo que me pasa pero yo no puedo pensar mas porque no tengo nada mas para escrebir y asi termino por oi... su afetisimo Charlie Gordon.

   Flores para Algernon by Daniel Keyes
   Translated by Domingo Santos.
   © 1986 Hyspamérica Ediciones S.A. Corrientes 1437 - Buenos Aires
   ISBN: 8476342802 Edición digital: Questor
   E-text at Flores Para Algernon .pdf - Facultad de Psicología [PDF]


 Audio 
英語原文のオーディオブック(朗読) Audiobook in English

Uploaded to YouTube by audiobooks 1 on 14 Nov 2014


■英語原文 The original text in English

progris riport 1 martch 3

Dr Strauss says I shoud rite down what I think and remembir and evrey thing that happins to me from now on. I dont no why but he says its importint so they will see if they can use me. I hope they use me becaus Miss Kinnian says mabye they can make me smart. I want to be smart. My name is Charlie Gordon I werk in Donners bakery where Mr Donner gives me 11 dollars a week and bred or cake if I want. I am 32 yeres old and next munth is my brithday, I tolld Dr Strauss and perfesser Nemur I cant rite good but he says it dont matter he says I shud rite just like I talk and like I rite compushishens in Miss Kinnians class at the beekmin collidge center for retarted adults where I go to lern 3 times a week on my time off. Dr. Strauss says to rite a lot evrything I think and evrything that happins to me but I cant think anymor because I have nothing to rite so I will close for today ... yrs truly Charlie Gordon.

   Flowers for Algernon (1966) by Daniel Keyes


■外部リンク External links


■更新履歴 Change log

  • 2014/12/11 ドイツ語訳、イタリア語訳、およびスペイン語訳の訳文、ならびに英語原文オーディオブックの YouTube 画面を追加しました。
  • 2011/05/24 中國語譯(繁體字)の訳文を挿入しまし、外部リンクの項を新設しました。また、表紙画像と書誌情報を大幅に追加しました。さらに、「アルジャーノンに花束を」チェコ語舞台化作品の YouTube 動画も追加しました。
  • 2010/05/30 映画 Charly の YouTube 動画を追加しました。また、見出しを追加するなど、細部を修正しました。

Algernon_


にほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 英語ブログへにほんブログ村 外国語ブログへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 本ブログ 洋書へにほんブログ村 英語ブログ 通訳・翻訳へにほんブログ村 外国語ブログ マルチリンガルへ84595840v1308102456

↓ 以下の本・CD・DVDのタイトルはブラウザ画面を更新すると入れ替ります。
↓ Refresh the window to display alternate titles of books, CDs and DVDs.

■DVD

■洋書

■和書

  

| | Comments (1) | TrackBack (0)

Thursday, 06 July 2006

A Study in Scarlet by Arthur Conan Doyle コナン・ドイル 『緋色の習作』『緋色の研究』『真紅の絲』『スタデイ・イン・スカアレツト』『壁上の血書』『神通力』

        目次 Table of Contents

■はじめに Introduction
 Video 1  映画 シャーロック・ホームズ シャドウゲーム (2011)
        Film Sherlock Holmes: A Game of Shadows (2011)
 Video 2  テレビ シャーロック (2010) TV Sherlock A Study in Pink (2010)
 Video 3  映画 シャーロック・ホームズ (2009) Film Sherlock Holmes (2009)
 Video 4  アニメ Sherlock Holmes and a Study in Scarlet (1983)
 Video 5  映画 緋色の研究 (1933) Film A Study in Scarlet (1933)
 Audio 1  中国語訳のオーディオブック(朗読) Audiobook in Chinese
■中国語訳(簡体字) Translation into simplified Chinese
■中國語譯(繁體字) Translation into traditional Chinese
■日本語訳 Translations into Japanese
  (J1) 駒月 2012
  (J2) 深町 2010
  (J3) 日暮 2006
  (J4) 各務 1998
  (J5) 小林+東山 1997, 2014
  (J6) 中野 1997
  (J7) 鮎川 1986
  (J8) 大久保 1983
  (J9) 阿部 1960, 2006
  (J10) 延原 1952, 1953
  (J11) 延原 1928
  (J12) 桃井 1927
  (J13) 九皐 1913
  (J14) 風葉 1906, 2001
 Radio Drama 1  ラジオ A Study in Scarlet (1989) with Clive Merrison
 Radio Drama 2  ラジオ A Study in Scarlet (1977) with Kevin McCarthy
 Radio Drama 3  ラジオ A Study in Scarlet (1974) with Robert Powell
 Radio Drama 4  ラジオ A Study in Scarlet (1962) with Basil Rathbone
■ロシア語訳 Translation into Russian
■ウクライナ語訳 Translation into Ukrainian
■ブルガリア語訳 Translation into Bulgarian
■チェコ語訳 Translation into Czech
■スウェーデン語訳 Translation into Swedish
■ドイツ語訳 Translation into German
■イタリア語訳 Translations into Italian
  (It1) Soprani. 2010
  (It2) Bizzotto, 2009, 2011
■ポルトガル語訳 Translations into Portuguese
  (Pt1) de Garcia
  (Pt2)
■スペイン語訳 Translation into Spanish
■フランス語訳 Translation into French
 Audio 2  朗読: マーク・ノーマン Read by Mark Norman
 Audio 3  朗読: ローリー・アン・ウォールデン Read by Laurie Anne Walden
 Audio 4  朗読: アレック・レイド・レコーディングズ Alec Reid Recordings
■英語原文 The original text in English
■外部リンク External links
■更新履歴 Change log


■はじめに Introduction

名探偵と元陸軍医師。伝説のコンビ。ホームズとワトスンの初顔合せ。


 Video 1 
[ja] シャーロック・ホームズ シャドウゲーム (2011) 予告篇
[fr] Sherlock Holmes 2: Jeu d'ombres (2011) Bande-annonce
[en] Sherlock Holmes: A Game of Shadows (2011) Trailer

英語音声、日本語字幕。監督: ガイ・リッチー 出演: ロバート・ダウニー・Jr、ジュード・ロウ Sound in English. Subtitles in Japanese. Directed by Guy Ritchie. Starring Robert Downey Jr and Jude Law.


 Video 2 
[ja] シャーロックとジョンの初対面のシーン
   テレビ SHERLOCK(シャーロック) 第1期第1話 「ピンク色の研究」 (2010)
[en] Sherlock and John's First Meeting
   TV Sherlock Series 1, Episode 1: A Study in Pink (2010)

NHKプレスリリース 監督: ポール・マクギガン 出演: ベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマン Uploaded to YouTube by Sherlock on 22 Sep 2015. Directed by Paul McGuigan. Starring Benedict Cumberbatch, Martin Freeman. The transcript of this episode is here.


 Video 3 
[ja] シャーロック・ホームズ (2009) 予告篇
[en] Sherlock Holmes (2009) Trailer

監督: ガイ・リッチー 出演: ロバート・ダウニー・Jr、ジュード・ロウ Directed by Guy Ritchie. Starring Robert Downey Jr and Jude Law.


 Video 4 
Sherlock Holmes and a Study in Scarlet (1983) (1 of 4)

Script by John King. Voice: Peter O'Toole, Earle Cross, Judy Nunn.


 Video 5 
[ja] 緋色の研究 (1933)
[en] A Study in Scarlet (1933)

監督: エドウィン・L・マリン 出演: 出演: レジナルド・オーウェン、アンナ・メイ・ウォング Directed by Edwin L. Marin. Starring Reginald Owen, Anna May Wong.


 Audio 1 
中国語訳のオーディオブック(朗読) Audiobook in Chinese
有声读物 【福尔摩斯探案全集】 第一章 血字的研究 第一集 Part 2

下に引用する箇所の朗読は 1:09 あたりから始まります。 Uploaded to YouTube by ydydeyadang on 28 Feb 2011. Reading of the excerpt below starts around 1:09.


■中国語訳(簡体字) Translation into simplified Chinese

  “我看福尔摩斯这个人有点太科学化了,几乎近于冷血的程度。(……)看来他对于确切的知识有着强烈的爱好。”
  “这种精神也是对的呀。”
  “是的,不过也未免太过分了。后来他甚至在解剖室里用棍子抽打尸体,这毕竟是一件怪事吧。”
  “抽打尸体!”
  “是啊,他是为了证明人死以后还能造成什么样的伤痕。我亲眼看见过他抽打尸体。”


■中國語譯(繁體字) Translation into traditional Chinese

  「我看福爾摩斯這個人有點太科學化了,幾乎近於冷血的程度。(……)看來他對於確切的知識有著強烈的愛好。」
  「這種精神也是對的呀。」
  「是的,不過也未免太過分了。後來他甚至在解剖室裡用棍子抽打屍體,這畢竟是一件怪事吧。」
  「抽打屍體!」
  「是啊,他是為了證明人死以後還能造成什麼樣的傷痕。我親眼看見過他抽打屍體。」

  • 柯南·道爾 《血字的研究 》
  • E-text at 雲台書屋 (b111.net)

■ 日本語訳 Translations into Japanese

(J1) 駒月 2012
「ホームズという男は、ぼくから見ると科学にひどく凝り固まっていて——冷血に感じられるほどなんです。(略)正確無比な知識を得ることに尋常でない熱意を傾けてるんです」
「けっこうなことじゃないか」
「でも、限度というものがありますからね。解剖室の遺体をステッキで殴りつけるなんて、とても正気の沙汰(さた)とは思えませんよ」
「殴りつける? 遺体を?」
「ええ。死後に打撲の痣(あざ)がどれくらいできるかを調べるためらしいですよ。ぼくはその場面を実際にこの目で見ました」

  • コナン・ドイル=作 駒月雅子(こまつき・まさこ)=訳 『緋色の研究』 角川文庫 2012/02/25

(J2) 深町 2010
「要するにホームズという人物は、ぼくの好みにはちと〝科学的〟すぎるんです——科学的すぎて、冷血漢とも言えるくらいに。(略)まあそれほどに、絶対的かつ正確な知識を得たいという、その一念に凝り固まってるんです」
「おおいに結構じゃないか」
「まあね。しかしそれにも限度がありますよ。その探求心が高じて、ついには棒で解剖用の遺体をたたいてまわるというようなことになると、もはや少々常人の域を脱しています」
「遺体をたたいてまわる?」
「ええ、死後に受けた打撲で、はたしてどの程度の傷が残るかを確かめるためだそうです。ぼくがこの目でその現場を見てるんですから、その点はまちがいありません」

  • アーサー・コナン・ドイル=著 深町眞理子(ふかまち・まりこ)=訳 『緋色の研究』 シャーロック・ホームズ全集 創元推理文庫 東京創元社 2010/11/30

(J3) 日暮 2006
「そのホームズという男は、ぼくから見るとちょっと科学的にすぎるというか——つまりその、冷血といってもいいくらいなんです。(略)とにかく、厳密で正確な知識を得ることに対して、ものすごい情熱をもっているんです」
「大いにけっこうなことじゃないか」
「ええ、でも、度が過ぎるということもありますよ。解剖室にある死体を棒でひっぱたいて回るなんてところまでいくと、もうただごとじゃないでしょう」
「死体をひっぱたく?」
「そう。死んだあとの身体にどの程度の打撲傷がつくか確かめるためだとかいってね。現にひっぱたいているところを、ぼくはこの目で見ましたよ」

  • アーサー・コナン・ドイル=作 日暮雅通(ひぐらし・まさみち)=訳 『緋色の研究』 新訳シャーロック・ホームズ全集 光文社文庫 2006/07

(J4) 各務 1998
「ぼくの目から見ると、ホームズという人物(じんぶつ)は科学的(かがくてき)すぎるところがありましてね——冷血(れいけつ)とでもいいたいくらいです。(略)動かしがたい正確(せいかく)な知識(ちしき)のためなら、なんでもやってしまう人物みたいですよ。」
「けっこうなことじゃないか。」
「それにしても、やりすぎですよ。解剖室(かいぼうしつ)の死体(したい)を棒(ぼう)でたたいてまわるなんて、どう考えても、きみがわるいですよ。」
「死体(したい)をたたくんだって?」
「そうなんですよ。死体をたたくと、どのくらい傷(きず)がつくか、たしかめたんだそうです。ぼくは、この目で見たんです。」

  • コナン・ドイル=作 各務三郎=訳 『緋色の研究』 偕成社文庫 1998/04

(J5) 小林+東山 1997, 2014
「ホームズは、ぼくにはちょっと科学的すぎるというか、冷酷に思えるんです。(略)正確な知識を求めてやまないといったところかな」
「それは結構じゃないか」
「でも、ものには限度というものがあります。解剖室の死体をステッキで叩いて回るとなると、もう不気味ですよ」
「死体を叩くだって!」
「そうです。死後打撲傷がどれだけ残るかをみるためといって。ぼくはこの目で見たのです」


(J6) 中野 1997
「私などから見ると、ホームズという男はいささか科学的にすぎるんです——つまりその、冷血動物とでも言いますか。(略)とにかく、厳密かつ正確な知識というものに、たいへんな情熱を持ってるんです」
「大いに結構じゃないか」
「ええ、でも度が過ぎるということもあります。解剖室の死体を棒でひっぱたいてまわるなんてところまでいきますと、こいつはもう只事じゃありませんよ」
「死体をひっぱたく?」
「そうなんです。死体にどの程度打撲傷がつくか確かめるためだそうです。実際にひっぱたいてるところを、私はこの目で見ました」


(J7) 鮎川 1986
「ぼくなどの眼から見ると、ホームズという人は、いささか科学的でありすぎる——むしろ冷血漢じゃなかろうかと思われるくらいなんです。(略)まあ、それほどまでに、あの人は知識の正確さを追求せずにはおれない情熱の持ち主なんですよ」
「それも、おおいに結構じゃないか」
「だけど、それも限度を心得ていてくれればよいのですが。解剖室の死体をステッキで叩いてまわるところまでゆくと、これはもはや異常というほかはありませんよ」
「えっ! 死体を叩いてまわるって?」
「叩くんです。死体にどの程度の打撲傷がつくかを実験するんだといってね。あの人がそうしている現場を、ぼくはこの眼で見たんです」


(J8) 大久保 1983
「私たちから見ると、ホームズという人は、あまりにも科学的すぎるんです——冷血漢と言ってもいいくらいです。(略)まあ、それほどあの人は正確な知識に対して気ちがいじみた情熱を持っているんです」
「すばらしいことじゃないか」
「それはそうですが、限度というものがありますよ。解剖室の死体をステッキで叩いてまわるんですから、こうなると異常といっていいんじゃないでしょうか」
「えっ! 死体をステッキで叩くのか?」
「そうなんです。死体にどの程度打撲の跡が残るかを実験するんだそうです。あの人がそのような実験をやっているところを、私はこの目で見ているんです」

  • アーサー・コナン・ドイル=作 大久保康雄=訳 『緋色の研究』 ハヤカワ・ミステリ文庫 1983/08

(J9) 阿部 1960, 2006
「ぼくの目から見ると、ホームズという人は、すこし科学的にすぎますね——冷血漢とでもいいたくなります。(略)まあそれほど、厳密正確な知識というものに、熱情をもってるんですね」
「それも、けっこうじゃないか」
「そりゃそうですけれど、度がすぎることもありますよ、解剖室の死体を棒でたたいてまわるところまでいくと、もはや少々変質的じゃありませんかね」
「えっ! 死体をたたくんだって?」
「そうなんです。死体にどれくらい打撲(だぼく)傷がつくかの実験だそうです。その現場を、ぼくはこの目でたしかに見ましたよ」

  • コナン・ドイル=作 阿部知二=訳
  • 引用は a. 創元推理文庫新版に拠りました。

(J10) 延原 1952, 1953
「ホームズという人は私の眼(め)から見ると、少し科学的でありすぎる——むしろ冷血にちかいくらいなんです。(略)まあそれほど知識の正確さにたいして情熱をもっているらしいんですね」
「それも大いにいいじゃないか」
「ところがそいつも度がすぎでもしますとね。たとえば解剖室の死体を棒でたたいてまわるといったようなことにでもなると、おだやかじゃありませんよ」
「死体をたたく?」
「たたくんです。死後どの程度に打撲傷(だぼくしょう)がつくか、確かめるのだといってね。こいつは現に私がその現場を見ましたよ」


(J11) 延原 1928
「ホウムズといふ人は私の目から見ると少し科學的でありすぎる——むしろ冷血に近いくらゐなんです。(略)まあそれほど知識の精確さに對して情熱をもつてゐるらしいんですね。」
「それも大いにいゝぢやないか。」
「ところがそれが過度に及ぶかも知れませんからね。そしてそれが解剖室の死體を棒で叩くといふ風にでも現はれて來ると、どうも穏やかぢやありませんからねえ。」
「死體を叩く?」
「叩くんです。死後如何なる程度にまでに打撲傷がつくものか確かめるためにね。こいつは現在私がその場を見ましたよ。」


(J12) 桃井 1927
『ホルムス君は些か科學的過ぎて、私の趣味には向かんです——何しろそれが冷血といふ程度にまで近いんですからね。(略)たしかに物事を飽くまで明快正確に知りたいといふ熱心さを具へてゐるらしいんです』
『尤もな事だ』
『左樣、しかし程度を越すかも知れませんよ。それが解剖室の死骸を棒で叩くといふ風に現はれると、事はたしかに奇怪な形になつてゐるぢやありませんか』
『死骸を叩くつて!』
『さうです。死後いかなる程度まで打傷が付くものであるかを確かめるためです。現に私は先生がやつてゐる所を見たんですからね』


(J13) 九皐 1913
『和田(わだ)さん、それは廢(よ)した方(はう)が可(よ)くはありませんか、穗水三郎(ほみづさぶらう)つて男(をとこ)なんですがね、實(じつ)に妙(みやう)な癖(くせ)のあるキ印(じるし)なんですから』
『妙(みやう)な癖(くせ)つて何(ど)んな癖(くせ)だい?』
『何(ど)んな癖(くせ)つて、愚々(ばか/\)しくつてお話(はな)しになりません。人間(にんげん)の屍骸(しがい)を杖(ステツキ)で毆(なぐ)つて見(み)て、人(ひと)と云(い)ふものは死後(しご)何(ど)の位(くらゐ)經(た)つたら、血(ち)が出(で)なくなるだらうなんて、そんな事(こと)を硏究(けんきう)する人(ひと)なんですからね。』


(J14) 風葉 1906, 2001
●ルビを省いたテキスト
「大變な熱心家なんだね。」
「熱心?と云ふよりは、少し氣違染みてるよ。それは、傍に立つて見て居ると面白いやうだ、忙しなく書物をバタ/\繰るかと思ふと、死骸を凝と見て考込む。先達てなぞ君、ステツキで以て滅多打に死骸を擲り散した時の格好つたら、噴出さずには居られなかつたよ。」
「ステツキで死骸を……?」と眞吉は思はす目を圓くする。
「究り、死体に及ぼす打撲傷が甚麼状態に起るか、其れを試驗するのさ。」

●原文——総ルビ
「大變(たいへん)な熱心家(ねつしんか)なんだね。」
「熱心(ねつしん)?と云(い)ふよりは、少(すこ)し氣違染(きちがひじ)みてるよ。それは、傍(そば)に立(た)つて見(み)て居(ゐ)ると面白(おもしろ)いやうだ、忙(せは)しなく書物(しよもつ)をバタ/\繰(く)るかと思(おも)ふと、死骸(しがい)を凝(ぢつ)と見(み)て考込(かんがへこ)む。先達(せんだつ)てなぞ君(きみ)、ステツキで以(もつ)て滅多打(めつたうち)に死骸(しがい)を擲(なぐ)り散(ちら)した時(とき)の格好(かくかう)つたら、噴出(ふきだ)さずには居(ゐ)られなかつたよ。」
「ステツキで死骸(しがい)を……?」と眞吉(しんきち)は思(おも)はす目(め)を圓(まる)くする。
「究(つま)り、死体(したい)に及(およ)ぼす打撲傷(だぼくしやう)が甚麼(どんな)状態(じやうたい)に起(おこ)るか、其(そ)れを試驗(しけん)するのさ。」

  • コナン・ドイル=作 風葉散人=譯 「神通力」
    • 川戸道昭+新井清司+榊原貴教=編 『明治期シャーロツク・ホームズ翻訳集成1』(全3巻) ナダ出版センター=企画 アイアールディー企画=発行 紀伊国屋書店=発売 2001/01 所収
    • 読売新聞 1906年11月16日(明治39)収載
  • a. は b. を複製したもの。引用は a. に拠りました。

 Radio Drama 1  
BBCラジオドラマ 緋色の研究 (1989)
BBC Radio dramatization A Study in Scarlet. Part 1: Revenge (1989)

声: クライヴ・メリソン(ホームズ役)、マイケル・ウィリアムズ(ワトソン役)。台詞は原文どおりではありません。下に引用する箇所にほぼ相当する会話は 1:24 あたりから始まります。 From BBC Radio 4, Sherlock Holmes on Radio. Original air date: 5 Nov 1989. Uploaded to YouTube by CliveMerrisonFan on 8 Mar 2011. Featuring Clive Merrison as Holmes and Michael Williams as Watson. The lines are not a verbatim reproduction of the original text. Recording of the segment more or less corresponding to the excerpt below starts at around 1:24.


 Radio Drama 2 
ラジオ 緋色の研究 (1977) A Study in Scarlet (1977)
Cbs_radio_mystery_theater
アメリカの長寿番組シリーズだったCBSラジオ・ミステリー・シアターから。案内役: E・G・マーシャル(上の画像の背広姿の男性) 声: ケヴィン・マッカーシー(ホームズ役)。録音を聞くには  ここをクリック  してインターネット・アーアイブへ行ってください。 Hosted by E.G. Marshall. Featuring Kevin McCarthy (Holmes) and Lloyd Batista (Watson). To listen to the recording  CLICK HERE  and go to the Internet Archive.


 Radio Drama 3 
ラジオ 緋色の研究 (1974) Radio: A Study in Scarlet (1974)

BBCの単発ラジオドラマ。声: ロバート・パウエル(ホームズ)、ディンズデール・ランドン(ワトソン)。下に引用する箇所に相当する会話は 3:49 から始まります。  Uploaded to YouTube by Paul Vargas on 3 Feb 2016. A BBC full dramatisation featuring Robert Powell as Holmes and Dinsdale Landon as Watson. This was a one-off programme, dramatised by Michael Hardwick and directed by Roger Pine. Dialogue corresponding to the excerpt below starts at 3:49.


 Radio Drama 4 
ラジオ 緋色の研究 (1962) Radio: A Study in Scarlet (1962)
Theadventuresofsherlockholmesrathbo
声: ベイジル・ラスボーン(ホームズ)、ナイジェル・ブルース(ワトソン)。録音を聞くには  ここをクリック  してください。 From an old-time radio show: The New Adventures of Sherlock Holmes. Original air date: 22 Dec 1962. Featuring Basil Rathbone (Holmes) and Nigel Bruce (Watson). To listen to the recording  CLICK HERE 


■ロシア語訳 Translation into Russian

– На мой вкус. Холмс слишком одержим наукой — это у него уже граничит с бездушием. [Omission] У него страсть к точным и достоверным знаниям.
— Что ж, это неплохо.
— Да, но и тут можно впасть в крайность. Если дело доходит до того, что трупы в анатомичке он колотит палкой, согласитесь, что это выглядит довольно-таки странно.
— Он колотит трупы?
— Да, чтобы проверить, могут ли синяки появиться после смерти. Я видел это своими глазами.

   «Этюд в багровых тонах», Артур Конан Дойл
   E-text at ПРОЗАиК (Prozaik.in)


■ウクライナ語訳 Translation into Ukrainian

— Холмс, як на мій смак, трохи занадто захоплюється наукою, це в нього межує з байдужістю до всього іншого. [Omission] У нього пристрасть до певного і точного знання.
— Що ж, він правильно робить.
— Так, але це перетворюється на крайнощі. Коли доходити до того, щоб в анатомці бити трупи палицею, то це має досить дивний вигляд.
— Бити трупи палицею?
— Так, щоб перевірити, через який час після смерті можуть з'явитися синці. А Холмс так робив, я сам бачив це на власні очі.

   Артур Конан Дойл. Етюд у ясно-червоних кольорах
   E-text at Український Центр (ukrcenter.com)


■ブルガリア語訳 Translation into Bulgarian

— Интересите на Холмс са някак прекалено научни за моя вкус, почти граничат с хладнокръвие. [Omission] Явно страстта му към знанията е плод на решителност и прецизност.
— И с пълно право.
— Да. но така може да се изпадне в крайности. Когато се стигне дотам да се удрят с бастун труповете в дисекционната зала, положението приема доста особен вид.
— Удря труповете ли?!
— Да. за да установи доколко нараняванията се проявяват след смъртта. Със собствените си очи видях да го прави.

   Артър Конан Дойл — Етюд в червено
   E-text at Моята библиотека


■チェコ語訳 Translation into Czech

„Pro můj vkus je Holmes založen příliš vědecky – skoro bych řekl, že v tom člověku pro samou lásku k vědě není dost citu a ohleduplnosti. [Omission] Prostě chce se o všem přesvědčit na vlastní oči a všechno chce vědět přesně.“
„Tak je to správné.“
„Ano, je, ale přehánět se to nesmí. Mlátit do mrtvol v pitevně holí, to přece není normální.“
„On bije do mrtvol?“
„Ano, dělá to prý proto, aby zjistil, jak dlouho po smrti se tvoří podlitiny. Na vlastní oči jsem ho viděl při takové práci.“

   Studie v šarlatové by Arthur Conan Doyle
   E-text at Literární doupě


■スウェーデン語訳 Translation into Swedish

“Holmes är lite för vetenskaplig för min smak – det sätt att kalla bloodedness [Omission] Han verkar ha en passion för bestämd och exakt kunskap. “
” Mycket höger också. “
” Ja, men det kan skjutas till överdrift. När det gäller att slå försökspersonerna i dissekera-rum med en pinne, det tar säkert en ganska bisarr form. “
” Beating de ämnen! “
” Ja, för att kontrollera hur långt blåmärken kan produceras efter döden. Jag såg honom på det med mina egna ögon. “

   En studie i rött by Arthur Conan Doyle
   E-text at Sverige Artiklar


■ドイツ語訳 Translation into German

  »Für meinen Geschmack ist Holmes einbißchen zu wissenschaftlich – es kommt nahe an Gefühllosigkeit heran. [Omission] Er scheint eine Leidenschaft für präzises,exaktes Wissen zu haben.«
  »Das ist doch eine gute Sache.«
  »Ja, schon, aber man kann es übertreiben. Wenn es so weitgeht, daß man die Leichen in den Sezierräumen mit einemStock schlägt, dann nimmt es doch schon bizarre Ausmaßean.«
  »Die Leichen schlagen!«
  »Ja, und zwar, um festzustellen, ob und wie weit Wundmalenoch nach dem Tod erzeugt werden können. Ich habe ihnselbst dabei beobachtet.«

   Eine Studie inScharlachrot by Arthur Conan Doyle
   eBook by Weltbild.de
   E-text at Scribd


■イタリア語訳 Translations into Italian

(It1) Soprani. 2010
«Holmes è un po' troppo scientifico per i miei gusti... troppo gelido. [Omission] Sembra avere la passione per le cognizioni chiare ed esatte».
«E ha ragione».
«Sì, però in questo si può anche eccedere. Quando per esempio si comincia a prendere a bacchettate i soggetti della sala di anatomia, allora la passione scientifica assume i connotati della bizzarria».
«A bacchettate?».
«Sì, per verificare sino a che punto si possono produrre ecchimosi su un cadavere. Gliel'ho visto fare».

   Uno studio in rosso by Arthur Conan Doyle
   Translated by Elsa Soprani
   Giunti Editore, 2010/12/18
   Preview at Google Books


(It2) Bizzotto, 2009, 2011
«Holmes è un po' troppo scientifico per i miei gusti - lo definirei quasi un animale a sangue freddo. [Omission] Sembra nutrire un'insaziabile passione per le cognizioni esatte e definite.»
«Giustissimo.»
«Già, ma è una cosa che si può spingere all'eccesso. Quando si arriva a percuotere con un bastone i cadaveri in sala anatomica, la faccenda diventa certo un po' strana!»
«Percuotere i cadaveri!»
«Sì, per verificare il tipo di lividure che si possono produrre dopo la morte. L'ho visto farlo io stesso, con i miei occhi.»

   Uno studio in rosso
   a. Sherlock Holmes. Uno studio in rosso - Il segno dei quattro
     by Arthur Conan Doyle
     Translated by N. Rosati Bizzotto
     Newton Compton, 2011
     Preview at Google Books
   b. Tutto Sherlock Holmes by Arthur Conan Doyle
     Newton Compton, 2009-01-01
     E-text at docin.com豆丁网


■ポルトガル語訳 Translations into Portuguese

(Pt1) de Garcia
— Holmes talvez seja demasiado científico para o meu gosto... quase cruelmente científico. [Omission] Ao que me parece, a sua paixão é o conhecimento exato e completo.
— Não vejo mal nisso.
— Sim, mas é preciso respeitar certos limites. Quando se trata, por exemplo, de retalhar cadáveres na sala de dissecação, esse espírito assume sem dúvida uma forma estranha.
— Retalhar cadáveres?!
— Sim, para verificar até onde as escoriações podem ser produzidas depois da morte. Vi com os meus próprios olhos quando ele fazia essa experiência.

   Um estudo em vermelho by Arthur Conan Doyle
   Translated by Hamílcar de Garcia
   E-text at Sherlock Holmes (bruno_sodre.vilabol.uol.com.br)


(Pt2)
- Holmes é um pouco científico demais para o meu gosto, chega perto da insensibilidade. [Omission] Parece Ter uma paixão pelo conhecimento científico exato.
- Com toda a razão.
- Sim, mas pode ser excessiva. Quando implica bater com uma vara nos cadáveres da sala de dissecação, essa paixão está certamente tomando uma forma um tanto bizarra.
- Batendo nos cadáveres!
- Sim, para ver até quando é possível fazer feridas depois da morte. Eu o vi com meus próprios olhos.

   Um estudo em vermelho by Arthur Conan Doyle
   E-text at Sherlock Holmes (bruno_sodre.vilabol.uol.com.br)


■スペイン語訳 Translation into Spanish

-Holmes posee un carácter demasiado científico para mi gusto..., un carácter que raya en la frigidez. [Omission] Se diría que habita en su persona la pasión por el conocimiento detallado y preciso.
-Encomiable actitud.
-Y a veces extremosa... Cuando le induce a aporrear con un bastón los cadáveres, en la sala de disección, se pregunta uno si no está revistiendo acaso una forma en exceso peculiar.
-¡Aporrear los cadáveres!
-Sí, a fin de ver hasta qué punto pueden producirse magulladuras en un cuerpo muerto. Lo he contemplado con mis propios ojos.

   Estudio en escarlata by Arthur Conan Doyle
   E-text at Ciudad Seva


■フランス語訳 Translation into French

– Holmes est un peu trop scientifique pour moi, – cela frise l’insensibilité ! [Omission] Soyons juste ; il en absorberait lui-même, toujours dans l’intérêt de la science ! Voilà sa marotte : une science exacte, précise.
– Il y en a de pires, non ?
– Oui, mais la sienne lui fait parfois pousser les choses un peu loin… quand, par exemple, il bat dans les salles de dissection, les cadavres à coups de canne, vous avouerez qu’elle se manifeste d’une manière pour le moins bizarre !
– Il bat les cadavres ?
– Oui, pour vérifier si on peut leur faire des bleus ! Je l’ai vu, de mes yeux vu.

   Une étude en rouge by Arthur Conan Doyle
   Paris : Librairie Générale Française, 1995. (Le livre de poche)
   Excerpt at Les divagations livresques de Morgouille


 Audio 2 
マーク・ノーマンによる英語原文の朗読 Audiobook read by Mark Norman

下に引用する箇所の朗読は 0:08:51 あたりから始まります。 Uploaded to YouTube by Jockerlee77 on 25 Jan 2013. Audio courtesy of LibriVox. Reading of the excerpt below starts around 0:08:51.


 Audio 3 
ローリー・アン・ウォールデンによる英語原文の朗読
Audiobook read by Laurie Anne Walden

下に引用する箇所の朗読は 0:07:37 あたりから始まります。 Uploaded to YouTube by audiobooksfree on 8 Feb 2012. Audio courtesy of LibriVox. Reading of the excerpt below starts around 0:07:37.


 Audio 4 
アレック・レイド・レコーディングズによる英語原文の朗読
Audiobook by Alec Reid Recordings

下に引用する箇所の朗読は 8:28 あたりから始まります。 Uploaded to YouTube by MrDrewKosser on 15 Jul 2009. Reading of the excerpt below starts around 8:28.


■英語原文 The original text in English

  "Holmes is a little too scientific for my tastes -- it approaches to cold-bloodedness.  [Omission]  He appears to have a passion for definite and exact knowledge."
  "Very right too."
  "Yes, but it may be pushed to excess. When it comes to beating the subjects in the dissecting-rooms with a stick, it is certainly taking rather a bizarre shape."
  "Beating the subjects!"
  "Yes, to verify how far bruises may be produced after death. I saw him at it with my own eyes."


■外部リンク External links


■更新履歴 Change log

  • 2015/06/04 桃井津根雄=譯 1927/06/26 を追加しました。
  • 2015/04/11 九皐散史=著 1913/12/08 を追加しました。
  • 2014/11/03 リンク切れになっていた一部の YouTube 動画を差し替えました。
  • 2013/12/10 小林司+東山あかね=本文訳の書誌情報を補足しました。
  • 2013/06/10 中国語訳朗読の YouTube 画面を追加しました。
  • 2013/05/09 映画の予告編ビデオを1本、オーディオブックを3本、そしてラジオドラマを4本。計8本の YouTube 画面を追加しました。また、外部リンクの項を新設しました。
  • 2013/04/07 SHERLOCK(シャーロック) 第1シリーズ (2010) の YouTube 動画を追加しました。
  • 2013/02/08 ウクライナ語訳を追加しました。
  • 2012/08/13 チェコ語訳を追加しました。
  • 2012/07/15 ロシア語訳、ブルガリア語訳、スウェーデン語訳、ドイツ語訳、2種類のイタリア語訳、2種類のポルトガル語訳、およびスペイン語訳を追加しました。
  • 2012/03/27 「はじめに」の項、駒月雅子=訳 2012/02/25、フランス語訳、および次の2本の YouTube 動画を追加しました。
    1. シャーロック・ホームズ シャドウゲーム (2011) 予告篇
    2. 緋色の研究 (1933)
  • 2010/12/10 深町眞理子=訳 2010/11/30 を追加しました。
  • 2010/12/08 アニメ映画 A Study in Scarlet の YouTube 動画を追加しました。
  • 2009/09/29 中國語譯(繁體字)を追加しました。
  • 2008/04/26 風葉散人=譯 2001/01 を追加しました。
  • 2006/11/27 中国語訳(簡体字)および延原謙=譯 1928/06 を追加しました。
  • 2006/11/24 書誌情報を補足しました。
  • 2006/07/08 阿部知二=訳 2006/04 を追加しました。
  • 2006/07/11 大久保康雄=訳 1983/08 を追加しました。
  • 2006/07/13 日暮雅通=訳 2006/07 を追加しました。
  • 2006/07/19 小林司+東山あかね=訳 1997/09 を追加しました。

にほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 英語ブログへにほんブログ村 外国語ブログへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 本ブログ 洋書へにほんブログ村 英語ブログ 通訳・翻訳へにほんブログ村 外国語ブログ マルチリンガルへ84595840v1308102456

Flag Counter

↓ 以下の本・CD・DVDのタイトルはブラウザ画面を更新すると入れ替ります。
↓ Refresh the window to display alternate titles of books, CDs and DVDs.

■DVD

■洋書 Books in non-Japanese languages

■和書 Books in Japanese


 
  

| | Comments (1) | TrackBack (0)

Tuesday, 04 July 2006

A Look at Organized Crime by Woody Allen

Getting_even
 
 
アメリカの組織犯罪が年間百億ドルを越える金を吸いあげていることは、隠れもない事実である。これは相当にボロい儲けであって、マフィアが事務用品に大した金をつかわないことを考えると、特にその感が深い。信頼すべき筋によれば、個人用の名前入り便箋(びんせん)に昨年つぎこんだ金は六千ドルそこそこ、ホッチキスのとじ針ではもっと少額になるという。さらにマフィアには、タイプをひとりで全部やってのける秘書がおり、本拠としては三つの小さな部屋があるだけ、しかもフレッド・パースキー・ダンス・スタジオと共有である。
   伊藤典夫=訳「組織犯罪を考える」
   ウディ・アレン=著 伊藤典夫+浅倉久志=訳
   『これでおあいこ』河出文庫 1992 所収

It is no secret that organized crime in America takes in over forty billion dollars a year. This is quite a profitable sum, especially when one considers that the Mafia spends very little for office supplies. Reliable sources indicate that the Cosa Nostra laid out no more than six thousand dollars last year for personalized stationery, and even less for staples. Furthermore, they have one secretary who does all the typing, and only three small rooms for headquarters, which they share with the Fred Persky Dance Studio.
   A Look at Organized Crime
   from "Getting Even" by Woody Allen, 1971
   E-text / Online text of Getting Even
  
tomoki y. による注
原文の "forty billion dollars" が、なぜ訳文で「百億ドル」になっているのかは
不明。
 
■ DVD

■ 洋書

■ 和書

 
 

| | Comments (2) | TrackBack (0)

Sunday, 02 July 2006

The Remains of the Day by Kazuo Ishiguro (1) カズオ・イシグロ 『日の名残り』 (1)

« The Remains of the Day 2 »
« 日の名残り 2 »

■はじめに Introduction

カズオ・イシグロのブッカー賞受賞作品で代表作『日の名残り』。下に引用するのは、この小説の最終章、本文の最後から2ページぐらい前の一節。


■表紙画像とDVDジャケット Book and DVD covers
Remains2


■日本語訳 Translation into Japanese

 男が立ち去ってから二十分ほどになります。私はここに残り、いまの瞬間を——桟橋のあかりが点燈するのを——待っておりました。先ほども申し上げましたが、楽しみを求めてこの桟橋に集まってきた人々が、点燈の瞬間に大きな歓声をあげました。その様子を見ておりますと、あの男の言葉の正しさが実感されます。たしかに、多くの人々にとりまして、夕方は一日でいちばん楽しめる時間なのかもしれません。では、後ろを振り向いてばかりいるのをやめ、もっと前向きになって、残された時間を最大限楽しめという男の忠告にも、同様の真実が含まれているのでしょうか。

   六日目——夜 ウェイマスにて
   カズオ・イシグロ=著 土屋政雄(つちや・まさお)=訳
   a. 『日の名残り』 早川書房 ハヤカワepi文庫 2001/05
   b. 『日の名残り』 中央公論社 中公文庫 1994/01
   c. 『日の名残り』 中央公論社 単行本 1990/07
   引用は c. に拠りました。


■英語原文 The original text in English

  It is now some twenty minutes since the man left, but I have remained here on this bench to await the event that has just taken place -- namely, the switching on of the pier lights. As I say, the happiness with which the pleasure-seekers gathering on this pier greeted this small event would tend to vouch for the correctness of my companion's words; for a great many people, the evening is the most enjoyable part of the day. Perhaps, then, there is something to his advice that I should cease looking back so much, that I should adopt a more positive outlook and try to make the best of what remains of my day.

   Day Six, Evening - Weymouth
   The Remains of the Day by Kazuo Ishiguro
   Faber and Faber, 1989/05


■外部リンク External links

 [en] English
   * The Remains of the Day - Wikipedia
   * Kazuo Ishiguro - Wikipedia (1954-  )

 [zh] 中文
   * 長日將盡 - 維基百科
   * 石黑一雄 - 維基百科 (1954-  )

 [ja] 日本語
   * 日の名残り - Wikipedia
   * カズオ・イシグロ - Wikipedia (1954-  )


■更新履歴 Change log

2012-10-12 「はじめに」と「外部リンク」の項を新設しました。


 

« The Remains of the Day 2 »
« 日の名残り 2 »

にほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 英語ブログへにほんブログ村 外国語ブログへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 本ブログ 洋書へにほんブログ村 英語ブログ 通訳・翻訳へにほんブログ村 外国語ブログ マルチリンガルへ翻訳ブログ人気ランキング参加中

↓ 以下の本・CD・DVDのタイトルはブラウザ画面を更新すると入れ替ります。
↓ Refresh the window to display alternate titles of books, CDs and DVDs.

■洋書

■和書

 
■DVD

  

| | Comments (1) | TrackBack (0)

« June 2006 | Main | August 2006 »