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Sunday, 27 May 2007

The Story of O-Tei by Lafcadio Hearn ラフカディオ・ハーン / 小泉八雲 「お貞の話」

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■日本語訳の例 A list of some translations into Japanese

1a.池田雅之=訳「お貞の話」  『新編 日本の怪談』角川ソフィア文庫 2005/07
1b.池田雅之=訳「お貞のはなし」『妖怪・妖精譚』    ちくま文庫 2004/08
2. 金振寿香=訳「お貞の話」  『小泉八雲 日本の心』   彩図社 2003/08
3. 船木 裕=訳「お貞の話」  『完訳 怪談』     ちくま文庫 1994/06
4. 平川祐弘=訳「お貞の話」  『怪談・奇談』   講談社学術文庫 1990/06
5. 奥田裕子=訳「お貞の話」  『小泉八雲作品集3』 河出書房新社 1977/08
6. 斎藤正二=訳「お貞のはなし」『完訳 怪談』     講談社文庫 1976/10
7. 上田和夫=訳「お貞の話」  『小泉八雲集』   新潮文庫(新) 1975/03
8. 繁尾 久=訳「お貞のはなし」『怪談 他四編』    旺文社文庫 1972/06
9a. 平井呈一=訳「お貞の話」  『怪談』      岩波文庫(新) 1965/09
9b. 平井呈一=訳「お貞の話」  『全訳 小泉八雲作品集10』 恒文社 1964/06
10. 田代美千稔=訳「お貞の話」 『怪談・奇談』      角川文庫 1956/11
11. 平井呈一=訳「お貞の話」  『怪談』      岩波文庫(旧) 1940/10
12. 山本供平=譯「お貞の話」  『Kwaidan (1)』     春陽堂  1932/03
13a.森 銑三+萩原恭平=訳「お貞の話」『十六桜』     研文社  1990/09
13b.刈谷新三郎+萩原恭平=訳「お貞の話」『小泉八雲選集2』嶺光社  1927/01
14a.大谷正信=譯「お貞のはなし」『小泉八雲集(上)』新潮文庫(旧) 1950/07
14b.大谷正信=譯「お貞のはなし」『小泉八雲全集8 家庭版』 第一書房 1937/01
14c.大谷正信=譯「お貞のはなし」『小泉八雲全集7 學生版』 第一書房 1931/01
14d.大谷正信=譯「お貞のはなし」『小泉八雲全集7』     第一書房 1926/07


■上掲日本語訳からの抜粋 Excerpts from the translations listed above
 
(J1) 池田 2004, 2005
「いえ、いえ」お貞は、もの静かに応えました。
「極楽浄土でお会いできるなどと申し上げているのではございません。わたくしたちは、この世でふたたびお目にかかれる定めだと信じているのでございます。たとえ、わたくしが明日、お葬(とむら)いされたとしましても」
(……)
「ええ、わたくしが申しているのは、今生(こんじょう)のことでございます。この現世でのことでございますよ、長尾さま……。本当にあなた様がお望みになってくださるのであれば、の話です。
 ただ、そうなるためには、わたくしは、もう一度、女の子に生まれ変わり、一人前の女にならなければなりません。ですから、あなた様には待っていただかなければなりません。十五年、あるいは十六年。それは長い年月でございますね。
 ……でも、長尾さま、あなた様はまだ十九ですものね」

   a. ラフカディオ・ハーン=著 池田雅之=訳 「お貞の話」
     池田雅之=編訳 『新編 日本の怪談』 角川ソフィア文庫 2005/07 所収
   b. 小泉八雲=著 池田雅之(いけだ・まさゆき)=訳 「お貞のはなし」
     池田雅之=編訳 『妖怪・妖精譚』 小泉八雲コレクション
     ちくま文庫 2004/08 所収
 
 
(J2) 金振 2003
「いえ、いえ。来世(らいせ)のことを言っているのではありません。今死んでも、私たちはこの世でまた会える運命(さだめ)なのです」
(……)
「そうです、永尾樣。私はこの世で、またお会いできると申し上げているのです。……でも、それもあなたが望めばの話です。またお会いするためには、私はもう一度娘に生まれ、大人に成長しなければなりません。そのためには、あなたは十五、六年は待たねばならないでしょう。それが長い年月だとはわかっております。でも、あなたはまだ十九歳……」

   ラフカディオ・ハーン=著 金振寿香=訳 「お貞の話」
   和田久實(わだ・ひさみつ)=監訳 『小泉八雲 日本の心
   彩図社 2003/08 所収
 
 
(J3) 船木 1994
「いいえ、そうではありません」と相手は穏やかに、その言葉をさえぎって、「わたしの申すのは浄土のことではありません。きっとこの世でまたお目にかかれるものと信じておりますの。——たとい明日、この身が埋葬されることになりましても」
(……)
「そう。この世のことを申しているのです。——今の、この世のことなのです。長尾さま。——もっとも、あなたがそれを望んで下されば、ですけれども。ただ、そうなるには、わたしがまた女子に生まれ変わり、一人前の女にならなければなりません。ですから、それまで待っていただかなければなりません。十五年、いえ十六年、ずいぶん長い年月ですが……。でも、いとしい長生さま、あなたはまだやっと十九でございますものね……」

   ラフカディオ・ハーン=著 船木裕(ふなき・ひろし)=訳 「お貞の話」
   『完訳 怪談』 ちくま文庫 1994/06 所収
 
 
(J4) 平川 1990
「いえ、いえ」
 とお貞はおだやかに答えた、
「西方浄土のお話をいたしたのではございません。わたしどもはこの世でまたお会いするよう運命づけられている、と信じているのでございます——たといこの体が明日埋葬(まいそう)されようともでございます」
(……)
「左様でございます。この世で——あなた様の今生(こんじょう)のうちに、またお目にかかれるのでございます、おいたわしい長尾様…… ただ、本当にあなた様がお望みならばでございますよ。ただ、そうなるためには、もう一度女の子に生れて一人前の女にまで育たなければなりませぬ。そのためにはあなた様はお待ちにならなければいけませぬ。十五年か、十六年でございましょうか。これは長い年月でございます…… でもあなた様はまだ十九歳でございますものね……」

   小泉八雲=著 平川祐弘(ひらかわ・すけひろ)=訳 「お貞の話」
   『怪談・奇談』 講談社学術文庫 1990/06 所収                     
 
 
(J5) 奥田 1977
「いいえ、そうではございません」お貞は静かに答えた。「私の申すのは浄土のことではございません。この世で、もう一度お目にかかれるものと信じているのでございます。たとえ、明日私の葬式が行われましょうとも」
(……)
「そうです、長尾様。私はこの世で貴方様の生きていらっしゃる間にお目にかかれる、と申すのでございます。無論、貴方様がそうお望みならば、のことでございますが。そうなる為に、私はもう一度女子(おなご)に生まれ直して、大人にならねばなりません。貴方様は、それまで十五年、六年はお待ちになるのです。長い年月(としつき)ではございますけれど……。でも、貴方様はまだ十九でいらっしゃいますし……」

   ラフカディオ・ハーン=著 奥田裕子(おくだ・ひろこ)=訳 「お貞の話」
   『小泉八雲作品集3—物語の文学』 河出書房新社 1977/08 所収
 
 
(J6) 斎藤 1976
「いいえ、そうじゃないの!」と、彼女はおだやかに答えた。「あたくし、浄土のことを申したのではございません。あたくし、ふたりは、きっとこの世で、もういちど会える宿運(さだめ)になっていると信じていますの。——たとい、あたくし、明日(あす)が日にも土の下に埋められるにしても、ですわ」
(……)
「そうですわ。あたくしの申しておりますのは、この世なのです。——あなたがげんにこうして生きていらっしゃる、この世なのでございますわ、長尾さま。……ほんとうに、あなたさまがそれを望んでくださるのだったら、ですわ。ただ、そうなるためには、あたくし、もういちど、女の子に生まれ、それからいちにんまえの女にならなければなりませんの。ですから、あなたには、それまで待っていただかねばなりませんの。十五年——十六年。ずいぶん長い年月でございますわ……。でも、いとしい方(かた)、あなたはまだやっと十九でございますものね」……

   ハーン=著 斎藤正二(さいとう・しょうじ)=訳 「お貞のはなし」
   『完訳 怪談』 講談社文庫 1976/10 所収
 
 
(J7) 上田 1975
「いえ、いえ!」彼女は、静かに答えた、「わたしの申しておりますのは、浄土のことではございません。わたしどもは、この世でもう一度、会えることになっていると信じます——たとえ、明日、わたしが葬(ほうむ)られましても」
(……)
「そうです、この世で——長尾さま、あなたの現にいらっしゃる、この世のことでございます……もし、ほんとうに、そう願ってくださるなら。ただ、そうなるには、わたしはもう一度、女の子に生れかわって、大人にならなければなりません。ですから、きっと待っていてくださいませ。十五、六年を。長い年日ですわ……でも、ねえ、あなたはまだ、十九歳ですもの」

   小泉八雲=著 上田和夫=訳 「お貞の話」
   『小泉八雲集』 新潮文庫(新版)1975/03 所収
 
 
(J8) 繁尾 1972
 「いいえ、ちがいますわ」と女はやさしく応じた。「わたくしは極楽浄土でなどと申しあげてはおりませんの。わたくしたちは、かならずまたこの世で会える宿縁(しゅくえん)になっていると思うのです——たとえあすこの身が埋められてしまいましても」
(……)
 「そうです、わたくしは、この世でと申しあげているのです。あなたがいま生きていらっしゃるこの世でなのです、長尾さま。でも、あなたが本当に、それをお望みならのことですわ。ただ、それをするためには、わたくしが娘に生まれて、女にならなければなりません。ですから、あなたにはお待ちになっていただくのですわ。十五年か十六年も。とても長い年月です。でも、あなたはことしまだ十九でいらっしゃるから……」

   ハーン=作 繁尾久(しげお・ひさし)=訳 「お貞のはなし」
   『怪談 他四編』 旺文社文庫 1972/06 所収
 
 
(J9) 平井 1964, 1965
 「いいえ、いいえ。わたくし、来世のことを申しているのではございませんの。わたくし、きっとこうだと思います。ふたりは、かならずこの世で、もういちど会える宿世(すくせ)になっているものと存じますの。たとえあすが日にも、わたくしが土の下に埋められましても」
(……)
 「そう、わたくしの申すのは、この世のこと。長尾さま、こうしてげんにあなたが生きておいであそばすこの世のことですの。あなたさえ、ほんとにそうなることを望んでくださるのでしたら。……ただ、そうなるためには、わたくし、もういちど子どもに生まれ変って、女にならなければなりません。あなた、それを待っていただけるでしょうね。十五年、十六年、長い年月ですわ。……でも、あなたはまだ、ことし十九でいらっしゃるのですから……」

   a. ラフカディオ・ハーン=作 平井呈一=訳 「お貞の話」
     『怪談—不思議なことの物語と研究』 岩波文庫(改版)1965/09 所収
   b. 小泉八雲=著 平井呈一=訳 「お貞の話」
     『全訳 小泉八雲作品集10 骨董・怪談・天の川綺譚
     恒文社 1964/06 所収
 
 
(J10) 田代 1956
 「いえ、いえ」と、彼女はものしずかに答えた。「浄土のことを申したのではございません。わたしたちは、きっとこの世で、もう一度会える定めになっていると思います。——たとい、わたしが、あしたお葬(とむら)いされるにいたしましても」
(……)
 「そうです。わたしの申しますのは、この世——あなたが、現に生きていらっしゃる、この世でございますよ、長尾さま。……ほんとにあなたさまが、そう望んでくださるのでしたら。ただ、そうなるためには、わたしはもう一度、女の子に生れて、ひとりまえの女にならねばなりません。ですから、それまで待っていただかねばなりません。十五年——十六年、ずいぶん長いことでございます。……でも、長尾さま、あなたはまだやっと、十九でございますものね」

   ラフカディオ・ハーン=著 田代美千稔(たしろ・みちとし)=訳
   「お貞の話」 『怪談・奇談』 角川文庫 1956/11 所収
 
 
(J11) 平井 1940
 「いゝえ、いゝえ。」女は詞しづかに云ふのである。「わたくし、來世のことを申してゐるのではございません。わたくし、きつとかうだと思ひます。二人は屹度此世でもう一ど逢へる宿世(すくせ)になつてゐるのだと思ひますわ。たとひ、ひよつとしてわたくしが明日が日に土の下へ埋められましても。」
(……)
 「さうです。わたくしの申すのは此世のことでございます。ねえ長尾さま、あなたが現に生きていらつしやる此世の事でございます。あなたさへほんたうにお厭でなければ。……たゞさうなるためには、わたくしもう一ど子供に生れ變つて、女にならなければなりません。あなた、それを待つてゐて下さるでせうね。十五年、十六年。長い年ですわね。だつて、あなたはまだやつと十九でいらつしやいますもの。」

   ラフカディオ・ヘルン=作 平井呈一=訳 「お貞の話」
   『怪談—不思議な事の研究と物語』 岩波文庫(旧版)1940/10 所収
 
 
(J12) 山本 1932
「いえ、いえ」と彼女は靜かに答へた。「淨土の事を云ふたのでは御座いませんか[ママ]。私は明日葬られるのでせうが、何時か復た此世でお互ひに廻り合ふやうな運命にたつて居ると信じて居ります。」
(……)
「ほんとうに此世でのつもりです——それもあなたの今生の間の事です。……それは長尾樣、あなたがさうなる事をお望みならの事です。只さうなる爲には、私はも一度女子に生れかはつて、それから一人前の女にならねばなりません。ですから、あなたは待つてゐて下さらなければなりません。十五年か十六年、それはずゐぶん長い事ですね、……けれど私の許婚の長尾樣、あなたは未だやつと十九ですものね」。

   ラフカディオ・ハーン=著 山本供平(やまもと・きょうへい)=譯註
   「お貞の話」 『Kwaidan (1)』 英學生文庫第一卷怪談
   春陽堂 1932/03(昭和7)所収(扉には "Kawidan" と印刷されています)
 
 
(J13) 刈谷+萩原 1927, 森+萩原 1990
 「いゝえ、いゝえ」彼女はよわよわしく言葉を返した。「わたしの申しますのは浄土ではありません。わたしはこの世でもう一度わたし等の逢はれるやうになつてゐるのを信じます。——たとひあす葬られませうと」
(……)
 「さうですの、わたしの申しましたのは、この世——あなたの現にいらつしやるこの世ですの、長尾様。……ほんたうにあなたがそれを望んで下さるなら。たゞ、この通りになりますには、わたしはもう一度娘に生れて来て、女に成人せねばなりません。ですからあなたは待つてゐて下さらうなくてはなりませんわね。十五年——十六年。長いことですのよ。でも、長尾様、あなたはまだ十九歳でいらつしやいますわ」……

   a. 小泉八雲=著
     森銑三(もり・せんぞう)+萩原恭平(はぎわら・きょうへい)=共訳
     『十六桜—小泉八雲怪談集』 研文社 1990/09 所収
   b. 小泉八雲=著
     刈谷新三郎(かりや・しんざぶろう)+萩原恭平=共訳
     『小泉八雲選集 第2篇』 嶺光社+開隆堂=相版 1927/01(昭和2)所収

   「刈谷新三郎」は森銑三のペンネーム、つまり森氏と刈谷氏は同一人物です。
 
 
(J14) 大谷 1926, 1931, etc.
 『いゝえ、いゝえ』彼女は靜かに答へた。『淨土での事ではありません。明日葬られますけれども——この世で再びあふ事にきまつて居ると信じてゐます』
(……)
 『さうです。この世のつもりです——あなたのこの今の世でです。長尾さま、……全くあなたもおいやでなければ。……たださうなるために私もう一度子供に生れかはつて女に成人せねばなりません。それまで、あなたは待つてゐて下さるでせう。十五年、十六年、長い事ですね、……しかし私の約束の夫のあなたは今やつと十九です……』

   小泉八雲=著 大谷正信(おおたに・まさのぶ)=譯 「お貞のはなし」
   a. 古谷綱武(ふるや・つなたけ)=編 『小泉八雲集(上)』               
     新潮文庫(旧版)1950/07 所収
   b. 小泉八雲全集第八卷 家庭版』 第一書房 1937/01(昭和12)所収
   c. 田部隆次=編 『小泉八雲全集第七卷 學生版』 第一書房
     1931/01(昭和6)第二囘豫約刊行
   d. 田部隆次=編 『小泉八雲全集第七卷』 第一書房 1926/07(大正15)
     (豫約非賣品)所収


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英語原文のオーディオブック 朗読: ナディーン・エッカート・ブレ
Audiobook in English read by Nadine Eckert-Boulet

下の引用箇所の朗読は 2:08 から始まります。 Uploaded to YouTube by Story Time on 25 Apr 2015. Audio courtesy of LibriVox. Reading of the excerpt below starts at 2:08.


■英語原文 The original text in English

"Nay, nay!" she responded softly, "I meant not the Pure Land. I believe that we are destined to meet again in this world,--although I shall be buried to-morrow."

(......)

"Yes, I mean in this world,--in your own present life, Nagao-Sama.... Providing, indeed, that you wish it. Only, for this thing to happen, I must again be born a girl, and grow up to womanhood. So you would have to wait. Fifteen--sixteen years: that is a long time. . . . But, my promised husband, you are now only nineteen years old." . . .


■ハーンによる英文原書『怪談』に関する詳細な書誌
 Detailed bibliography on Kwaidan, Hearn's collection of ghost stories
 in English


■有益なサイト Useful websites


■更新履歴 Change log

  • 2015/06/26 英語原文オーディオブックの YouTube 画面を追加しました。
  • 2007/06/02 森銑三+萩原恭平=訳 1990/09、および刈谷新三郎+萩原恭平=訳 1927/01 を追加しました。

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Comments

Hmm.
In this note, Lafcadio Hearn used "Pure Land", without "Heaven". I think that he tried to create a not-occidental world; in Christianity; but oriental world by using "pure land".
I also think that he should better his documents' name "Kwaidan"; not "kaidan".:)

Posted by: 伊藤 龍樹 | Monday, 12 November 2007 at 10:12 AM

おっと、ちゃんと「Kwaidan」になっていたのか。
何間違ってんだろ、俺。

Posted by: 伊藤 龍樹 | Monday, 12 November 2007 at 10:17 AM

伊藤 龍樹さん

コメントありがとうございました。

ハーンの『怪談』は、その題材のほとんどを、むかしから日本にある民話や伝承に求めています。日本人の奥さんに日本語で語らせながら、傍らでじっと聞いて、それをハーンが頭のなかで英語におきかえ、語り口を自分なりに工夫して英語で再話を行なう、といった方法をとったようです。

以上のような創作プロセスから察するに、"The Pure Land" は日本語の「浄土」というコトバを直訳したものと思われます。キリスト教世界における "Heaven" とは異なるものだという意識は、ハーンには当然あったでしょうね。

Posted by: tomoki y. | Monday, 12 November 2007 at 12:14 PM

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