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Saturday, 15 December 2007

Letter from John Keats to Fanny Brawne (13 October 1819) ジョン・キーツからファニー・ブローンへの手紙(1819年10月13日)

アンブロタイプ写真、自筆の手紙、本

a. Fannysm b. Fannylast c. 517b7p9qv2l

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■日本語訳 Translations into Japanese

(J1) 度會 1994
[略]僕は人間が宗教のために殉教者になれることに驚いて来ました——背筋が震えたものです。——だが、もう震えない。——僕の宗教のためなら、殉教者になれます——愛が僕の宗教です——愛のためなら死ぬことができる——あなたのためなら死ぬことができる。僕の信仰は愛、そしてあなたがたった一つの教義——[略]。
 
ジョン・キーツからファニー・ブローン宛ての手紙 (1819.10.13)

   度會好一(わたらい・よしいち)=著
   『ラヴ・レター 性愛と結婚の文化を読む
   南雲堂 1994/08 所収


(J2) 谷 1988
[訳文は追って挿入するつもりです - tomoki y.]

   キーツ=著 谷真嗣=編註 『愛の手紙—キーツ
   泉屋書店 1988/01 所収


(J3) 岡地 1980
[略]人間が宗教のために殉ずることができるということは、これまで驚きでしたし、恐ろしいことだとも思っていましたが、もう恐ろしくはありません。私は私の宗教のために殉ずることができるでしょう。愛が私の宗教です。愛のために私は死ぬことができます。私はあなたのために死ぬことができるでしょう。私の信条は愛です。あなたは私の唯一の教義です。[略]

ファニー・ブローン宛
一八一九年十月十三日、コレッヂ通り。

   17 ヂョン・キーツ 『書簡集』より
   岡地嶺(おかち・みね)=訳編 『イギリス詩論集(上)
   中央大学学術図書 2 中央大学出版部 1980/06/20 所収


(J4) 田村 1977
[略]これまでは、人間が宗教のために殉死することができるということに、驚きを感じてきました——戦慄さえ覚えました——が、もう戦慄しない——ぼくも、ぼくの宗教のために殉死することができるでしょう——愛がぼくの宗教なのです——愛のためならぼくは死ねる——あなたのためなら、ぼくは死ぬことができるのです。ぼくの信条は愛であり、あなたがその唯一の教義だ[略]。
 
ファニー・ブローン宛 1819年10月13日
カレッジ・ストリート25番

   ジョン・キーツ=著
   田村英之助(たむら・えいのすけ)=訳 『詩人の手紙
   冨山房百科文庫 1977/04 所収


(J5) 出口 1974, 1978
[略]人が宗教のために、犠牲(いけにえ)として死ぬことができるのに、ぼくは驚きました。——ぼくはその光景に戦慄をおぼえました。しかし今では、もう恐ろしくて震えるようなことはありません。ぼくも自分の宗教のために死ぬことができるのです。愛がぼくの宗教です。その愛のためにぼくは死ぬことができるのです。あなたのために死ぬことができるのです。ぼくの信仰は愛で、あなたは唯一の教義なのです。[略]

[1819年10月13日、ロンドンのカレッジ街から
キーツがフランセス・ブローンにあてて書いた手紙]

   出口保夫=著 『キーツ 人と作品』 キーツ全詩集 別巻
   白凰社(1974/09 第1刷|1978/05 改訂第1刷)所収


(J6) 松浦 1971, 1989
[略]いままでは、人が宗教に殉じて死ねることに驚いたものでした——身震いをしたものです。いまは、いたしません——ぼくは、自分の宗教に殉じて死ねるでしょう——愛こそ、ぼくの宗教です——ぼくは、その宗教のために死ぬことができます。あなたのために死ぬことができます。ぼくの信仰は愛、あなたはその唯一の教義なのです。[略]

ファニー・ブローンへ
1819年10月13日 水曜日 カレッジ街25番地

   キーツ=著 松浦暢(まつうら・とおる)=訳
   5a. キーツの手紙』 吾妻書房 1989 所収
   5b.キーツの手紙』 吾妻書房 1971/11 所収
   引用は 5b. に拠りました。


(J7) 梅原 1949
[略]いままでは、人が殉教者として死ぬことが出來たことに驚いてゐました——この事實に戰慄してゐました。もう戰慄しません——私にだつて私の宗教に殉ずることができます——愛が私の宗教です——そのためには死ぬことができます。あなたのためには死ぬことができます。私の信仰は愛であり、あなたはそれの唯一の教義です。[略]

ファニー、ブローン宛
1819年、10月13日、水曜

   梅原義一=著 『キーツ書翰集』 弘文選書
   弘文社 定價130圓 1949/08 所収


(J8) 中橋 1940
[略]人が宗教の爲に犧牲となつて死ぬことの出來るのに驚いたことがあります——私はその光景に身を慄はせました。だが、今ではもう、身を慄はすことはありません。私も私の宗教の爲に殉死することが出來ます。愛情が私の宗教です。私はその愛の爲に死ぬことが出來るのです。私はあなたの爲に死ぬことは出來るのです。私の信仰は愛、あなたは其の唯一の教義です。[略]
 
ファニ・ブローン宛
1819年10月13日 水曜日 カレヂ街25番にて

   キーツ=著 中橋一夫=譯 『キーツの手紙』 文化叢書8
   青木書店 定價壹圓貮拾錢 1940/02(昭和15)所収


■フランス語訳 Translations into French

(F1)
[Omission] J'ai été confondu que des hommes puissent mourir en martyrs d'une religion ; j'ai frémi à cette idée. Aujourd'hui je n'en frémis plus : je me laisserais bien martyriser pour ma religion. L'Amour est ma religion, je saurais mourir pour elle. Je saurais mourir pour vous. Mon credo, c'est l'Amour et vous en êtes l'unique dogme. [Omission]

À Fanny Brawne, février 1820

   Poemes et Lettres by John Keats
   Nouvelles Editions Latines, 1943/05/19
   Preview at Google Books


(F2)
25 Collège Street.

Mon Enfant Chérie,

[Omission] Je me suis étonné, jadis, que des hommes pussent mourir martyrs pour leur religion — j'en ai frémi. Je ne frémis plus, je me ferais à présent martyriser pour ma religion — l'amour est ma religion — je pourrais mourir pour lui ; — je pourrais mourir pour vous. L'amour est mon Credo et vous êtes mon unique Doctrine. [Omission]

Vôtre à jamais.
John Keats.

Collège street, 19 octobre 1819

   La nouvelle revue française
   E-text at Internet Archive


■英語原文 The original text in English

25 College Street

My dearest Girl,

[Omission] I have been astonished that Men could die Martyrs for religion - I have shudder'd at it - I shudder no more - I could be martyr'd for my Religion - Love is my religion - I could die for that - I could die for you.  My Creed is Love and you are its only tenet - [Omission]

Yours for ever
John Keats

To Fanny Brawne, 13 October 1819

   E-text at:
   * John Keats: Selected Letters
   * Little Epic Against Oblivion


■外部リンク External links


■更新履歴 Change log

  • 2013/05/30 岡地嶺=訳編 1980/06/20 を追加しました。
  • 2013/03/05 2種類のフランス語訳を追加しました。
  • 2008/07/01 松浦暢=訳 1971/11、および梅原義一=著 1949/08 を追加しました。また、谷真嗣=編註 1988/01 の書誌情報を追加しました。


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Comments

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