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April 2009

Tuesday, 28 April 2009

Ito Hirobumi's "Rising Sun"(Hinomaru) speech 伊藤博文の「日の丸演説」

■はじめに Introduction

下に引用するのは旧暦1871年(明治4年)12月14日、新暦1872年(明治5年)1月23日、岩倉使節団の副使の一人として米欧各国を歴訪中の伊藤博文(当時31歳)が、滞在先のカリフォルニア州サンフランシスコで行なった英語のスピーチのうち、最後の一節。

泉三郎氏の著書などによれば、このいわゆる「日の丸演説」は現地で大好評だったとのこと。新聞各紙に掲載され全世界に伝わったそうだ。

しかし、原資料を見ていないわたくしには分からない。明治初頭の日本のリーダーたちは、ほんとうの意味で世界の尊敬を集めていたのか? それとも、彼らはただその外見が物珍しかったから、客寄せパンダ的人気があったにすぎないのか? あるいは実態は、どちらか一方ではなくて両者の混合だったのか?


■表紙および扉の画像 Book covers and a title page

  1. 瀧井一博=編 『伊藤博文演説集』 講談社学術文庫 (2011)
  2. 伊藤博文文書29 戦時禁制品処分 : 秘書類纂1』 ゆまに書房 (2009)
  3. 泉三郎著 『写真・絵図で甦る堂々たる日本人―この国のかたちを創った岩倉使節団「米欧回覧」の旅』 祥伝社 (2001)
  4. J・R・ブラック=著 『ヤング・ジャパン 3』 全3巻 東洋文庫 (1970)
  5. Japan Rising: The Iwakura Embassy to the USA and Europe. Cambridge University Press (2009). 表紙絵は山口逢春が1934年に描いた「岩倉具視大使欧米派遣」 横浜市寄贈 明治神宮聖徳記念絵画館蔵
  6. Negotiating with Imperialism: The Unequal Treaties and the Culture of Japanese Diplomacy by Michael R. Auslin. Harvard University Press (2006)
  7. The Iwakura Mission in America and Europe: A New Assessment (Meiji Japan Series, 6) by Ian Hill Nish. Japan Library (1999)
  8. The Japanese in America by Charles Lanman. London : Longmans, Green, Reader and Dyer (1872)
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1. 9784062920636 2. Ito_hirobumi_kankei_bunsho_2 3. Doudoutaru_nihonjin

4. Ja_9784582801767_2 5. Japan_rising 6. Negotiating_with_imperialism

7. Ian_nish_the_iwakura_mission 8. The_japanese_in_america


■日本語訳 Translations into Japanese

(1) 泉 2008
「わが国旗にある赤い丸は、もはや帝国を鎖(とざ)す封印の如く見えることなく、今まさに洋上に昇らんとする太陽を象徴するものであります。そしてその太陽はいまや、欧米文明の中天に向けて躍進しつつあるのです」


(2) 訳者未確認 2001, 2003, etc.
わが国旗にある赤いマルは、もはや帝国を封ずる封蝋のように見えることなく、いままさに洋上に昇らんとする太陽を象徴し、わが日本が欧米文明の中原に向けて躍進する印であります。


(3) ねず+小池 1970
「わが国旗の真ん中の赤い丸は、もはや密封された国土の上に貼ってある封緘(ふうかん)紙とは、見えますまい。むしろ今後はそうなるはずのもの、すなわち、世界の文明諸国の間に進み、昇ってゆく朝日の高貴な象徴となるでありましょう」

  • 第三十二章 (一八七二年・明治五年) 使節の演説
    J・R・ブラック=著 ねず・まさし+小池晴子(こいけ・はるこ)=訳 『ヤング・ジャパン 3』 全3巻 平凡社 東洋文庫 1970-12-10
  • 原書: Young Japan: Yokohama and Yedo. Vol. 2. A Narrative of the Settlement and the City from the Signing of the Treaties in 1858, to the Close of the Year 1879. With a Glance at the Progress of Japan During a Period of Twenty-one Years by John Reddie Black. Trubner & Company, 1881

(4) 春畝公追頌会 1940, 1943, etc.
我国旗の中央に点ぜる赤き丸形は、最早(もはや)帝国を封ぜし封蝋の如くに見ゆることなく、将来は事実上その本来の意匠たる、昇る朝日の尊き徽章となり、世界に於ける文明諸国の間に伍して前方に且つ上方に動かんとす。

   伊藤博文「日の丸演説」
   a. 瀧井一博(たきい・かずひろ)=編 『伊藤博文演説集
     講談社学術文庫 2011-07-11
   b. 加藤周一〔ほか〕=編 田中彰(たなか・あきら)=校注
     『日本近代思想大系1 開国』 岩波書店 1991-01-23
   c. 春畝公追頌会(しゅんぽこうついしょうかい)=編 『伊藤博文伝 上巻
     明治百年史叢書 原書房 1970
   d. 春畝公追頌会=編 『伊藤博文伝 上巻』 再版 統正社 1943
   e. 春畝公追頌会=編 『伊藤博文伝 上巻』 統正社 1940

   a. 2011年版の底本は e. 1940年版。
   b. 1991年版の底本は d. 1943年版または e. 1940年版。
   c. 1970年版は d. 1943年版の再版。
   d. 1943年版は e. 1940年版の再版。
   引用は b. 1991年版に拠りました。

   Quoted in:


■英語原文 The original text in English

"The red disc in the centre of our national flag shall no longer appear like a wafer over a sealed empire, but henceforth be in fact what it is designed to be, the noble emblem of the rising sun, moving onward and upward amid the enlightened nations of the world."

   Page 16. The Japanese in America by Charles Lanman
   London : Longmans, Green, Reader and Dyer. 1872.


■インターネット特別展 公文書に見る岩倉使節団
Iwakura_mission_map_3
自由にナビゲートできる岩倉使節団のデジタル行程年表や人物紹介・参考文献など


■外部リンク External links


■更新履歴 Change log

  • 2012-10-12 ねず・まさし+小池晴子=訳 1970-12-10 を追加しました。
  • 2011-12-17 書誌情報を修正・補足しました。
  • 2009-04-29 『写真・絵図で甦る堂々たる日本人―この国のかたちを創った岩倉使節団「米欧回覧」の旅』 (2001) および Japan Rising: The Iwakura Embassy to the USA and Europe (2009) の表紙画像,ならびに The Japanese in America (1872) の扉画像を追加しました。

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■和書 Books in Japanese
(1) 伊藤博文

(2) 岩倉使節団

■洋書 Books in non-Japanese languages
(1) Iwakura Mission/Iwakura Embassy

(2) Hirobumi Ito

  

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Sunday, 26 April 2009

Crabbed Age and Youth by Robert Louis Stevenson (4) スティーヴンソン/スティーヴンスン「偏屈な年寄りと若者」「老人と若者」「片意地な老年と靑年」「かたくなな老年と青春」「頑なな老年と靑春」「頑な老人と靑年」(4)

■肖像写真その他 Portraits, etc.

Top
Left Robert Louis Stevenson (age 9) with his father Thomas Stevenson. Image source: NYPL Digital Gallery
Centre Robert Louis Stevenson (age 15). Photograph by John Moffat. Image source: Edinburgh City Libraries and Information Services. Image reproduced from The EdinPhoto web site
Right Robert Louis Stevenson (age 19). Image source: NYPL Digital Gallery

Bottom
Left Robert Louis Stevenson (age 43) in his library at Vailima, Upsilu, Samoan Islands. From series of "Portraits of Celebrities at Different Times of their Lives" - Strand Magazine, September 1893. Image source: RLS 1893 Samoa - Flickr
Right The Age of the Storytellers: British Popular Fiction Magazines, 1880-1950, by Mike Ashley. Oak Knoll Press, 2005. More details are here

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  Rls_with_his_father  Robert_louis_stevenson_age_15  Robert_louis_stevenson_age_19

Mr__mrs_stevenson_6  The_age_of_the_storytellers

■はじめに Introduction

若気の過ちと、その意義について。


■Virginibus Puerisque の日本語訳を収録した本の一覧
  List of books that contain a Japanese translation of Virginibus Puerisque

  ★=下に訳文の抜粋を掲載したもの。☆=追って掲載する予定のもの。

  ★ 1. tomoki tomokilog - うただひかるまだがすかる 2009.4
  ☆ 2. 酒井 スティーヴンソン作品集 R.L.スティーヴンソン 文泉堂出版 1999.3
     3. 橋本 世界教養選集. 6 / 茅誠司,中野好夫. -- 平凡社, 1975.3
     4. 橋本 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1973
     5. 橋本 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 改訂版.
          -- 角川書店, 1968. -- (角川文庫)
     6. 橋本 世界の人生論. 第11. -- 角川書店, 1968
  ★ 7. 橋本 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1963.3
     8. 岩田 若い人々のために 其他 / スティーヴンスン[他].
          -- 岩波書店, 1955 7刷. -- (岩波文庫)
  ★ 9. 吉田 若い人々のために / スチィーヴンソン[他]. -- 池田書店, 1954.9
          -- (人生叢書 ; 第7)
  ★10. 緑川 若い人々のために / スティヴンスン[他]. -- 開文社, 1953.9
          -- (英米文学訳註叢書 ; 第34)
  ★11. 谷島 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 春秋社, 1951.12
  ★12. 寺沢 若き人々のために / ロバート・L.スティーヴンソン[他].
          -- 岡倉書房, 1951.4 -- (20世紀ライブラリ ; 第3)
    13. 橋本 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 南北書園, 1948
  ★14. 岩田 若い人々のために 他十一篇 / スティーヴンスン[他].
          -- 岩波書店, 1937(昭和12). -- (岩波文庫 ; 1512-1513)
  ★15. 谷島+藤野 若き人々の爲に / ステイーブンスン[他].
          -- 春秋社, 1933(昭和8). -- (春秋文庫 ; 第1部 第58)
    16. 谷島+藤野 若き人々の爲に / スティーヴンスン[他]. -- 再版.
          -- 春秋社, 1927(昭和2)


■日本語訳 Translations into Japanese

(a) tomoki y. 2009
過ちというのは、単に言葉上の過ちに限らず、ある主張を行なう際、強力な手段となる。その主張とは、すなわち、世間で真理として通用するものが、実は完璧ではないという意見表明である。若気の過ちの基礎には、健全な理性がある。それはちょうど幼子の問いかける、大人を困らせるような質問の根底には、健全な理性が宿っているのと同じことだ。若者たちの反社会的行為は、社会の欠陥を指摘する。潮が人を岩に打ちつけたら、この人は悲鳴をあげると予想するのが当然だ。その悲鳴が、ときに理論の形をとったとしても、驚くにはあたらない。

   スティーヴンソン=著 Tomoki Yamabayashi=部分訳
   「若い人々のために」 偏屈な年寄りと若者
  ★ 1. tomokilog - うただひかるまだがすかる 2009.04.26


(b) 酒井 1999
[訳文は追って挿入するつもりです - tomoki y.]

   スティーヴンソン/スティヴンソン=著 酒井善孝(さかい・よしたか)=訳
   「若い人々のために」 章題未確認
  ☆ 1. スティーヴンソン作品集. 1 / R.L.スティーヴンソン. -- 文泉堂出版, 1999.3


(c) 吉田 1954
単に言葉に出したものばかりでなく、凡そ誤りとはすべて、世間に真理として通用しているものは如何に不完全であるかと云うことを強く述べる方法なのである。若者の愚行は健全な理性にもとを発するものであって、それは赤ん坊や幼児が発する大人を当惑させるような質問と正に同じことなのだ。彼らの極度に反社会的な行為も、私たちの社会の欠陷を正しく衝いている。激流にまきこまれた男が岩にたたきつけられたとき、人は当然彼が絕叫の声をあげるものと思うであろう。この絕叫が時に一つの理論の形をとったにしても、別に驚くには当らないのである。

   スチィーヴンソン=著 吉田健一(よしだ・けんいち)=訳
   『若い人々のために』 老人と若者
  ★ 8. 若い人々のために / スチィーヴンソン[他]. -- 池田書店, 1954.9
      -- (人生叢書 ; 第7)


(d) 緑川 1953
言葉の上の錯誤ばかりではなく、総ての錯誤は、現在世に通用している眞理が不完全であると云うことを述べる有力な方法なのである。若い人々の愚かな行いと云うものは、うぶな子供達のする、大人を困らせる質問と同様に、正しい道理に基づいているのである。彼等の最も反社会的な行為は、この社会の欠陷を示している。急流に押し流されて人が玉石にぶつかる時、彼が悲鳴を挙げるものと期待しなければならない。そして、その悲鳴が、時に理論であっても、驚くには及ばない。

   スティヴンスン=著 緑川傳作(みどりかわ・でんさく)=訳註
   『若い人々のために』 片意地な老年と靑年
  ★ 9. 若い人々のために / スティヴンスン[他]. -- 開文社, 1953.9
      -- (英米文学訳註叢書 ; 第34)


(e) 谷島 1951
言葉の上の錯誤のみならず、總ての誤は皆、現在通用している眞理は不完全のものであるということを述べる有力な方法である。若い人の馬鹿氣た言動も、その根據を堅實な理性に置くものであって、その點は、大人を困らせる赤ん坊の質問と同じである。若い人の最も反社會的の行動は、この社會の缺陷を指摘しているものである。人が、ごろた石にぶつかりぶつかり、急流に押し流されて行く時、その人が悲鳴をあげるものと豫期しなければなるまい。そして、その悲鳴が、時には立派な理論であっても、別に驚くには及ばない。

   スティーヴンスン=著 谷島彦三郎(やじま・ひこさぶろう)=訳
   『若き人々のために』 かたくなな老人と靑年
  ★10. 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 春秋社, 1951.12


(f) 寺沢 1951
ただに言葉の上の誤りだけでなく、あらゆる誤りは、現在の眞実が不完全であることを述べる強い方法の一つなのだ。若い時の愚行は、健全な理性に根拠がある。子供や乳飮兒の発する人を困らせる質問とちようど同じように、彼等の最も反社会的な行爲が、われわれ社会の欠点を衝いているのである。早瀨が小石の上につきあたりながら、人間をおし流していく時、その人間が叫声を立てるものとあなたは思うにちがいない。その叫声が一つの理論であつても、あえて驚くには当らないのだ。

   ロバート・L.スティーヴンソン=著 寺沢芳隆(てらざわ・よしたか)=訳
   『若き人々のために』 ひねくれた老年と靑春
  ★11. 若き人々のために / ロバート・L.スティーヴンソン[他].
      -- 岡倉書房, 1951.4 -- (20世紀ライブラリ ; 第3)


(g) 橋本 1948, 1963, etc.
いっさいの誤謬は、単なる言葉の上の誤謬だけでなく、いっさいの誤謬は、時代を支配している真理が不完全なものであることを告げる強力な表現方法である。青春の愚行は、幼児からうける返答に困る質問と同じで、健全な理性に根ざしたものである。彼らのもっとも反社会的な行動もわれわれの社会の欠点を指摘している。急流が人を岩石にぶっつけるとき、諸君は彼の悲鳴を期待するに相違ないが、その悲鳴が、ときには一つの理論を述べていたとしてもふしぎがるには及ばない。

   R. L. スティーヴンスン=著 橋本福夫(はしもと・ふくお)=訳
   「若き人々のために」 かたくなな老年と青春
     2. 世界教養選集. 6 / 茅誠司,中野好夫. -- 平凡社, 1975.3
     3. 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1973
     4. 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 改訂版.
      -- 角川書店, 1968. -- (角川文庫)
     5. 世界の人生論. 第11. -- 角川書店, 1968
  ★ 6. 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1963.3
    12. 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 南北書園, 1948
   引用は6.に拠りました。


(h) 岩田 1937, 1955
言葉の上の錯誤ばかりではなく、すべての錯誤は世に行はれてゐる眞理が不完全であると云ふことを述べる有力な手段である。若い者の馬鹿げた行は、大人を困らせる赤ん坊の質問と同じく正しい理由に根據を持つてゐる。彼等の最も反社會的な行動は私達の社會の缺陷を指摘するものだ。急流が人を丸石に打ちつける時、私達はその人間が悲鳴をあげることを期待しなければならない。そしてその悲鳴が時には一つの理論であつても驚くにはあたらない。

   スティーヴンスン=著 岩田良吉(いわた・りょうきち)=訳
   「若い人々のために」 頑なな老年と靑春
     7. 若い人々のために 其他 / スティーヴンスン[他]. -- 岩波書店, 1955 7刷.
      -- (岩波文庫)
  ★13. 若い人々のために 他十一篇 / スティーヴンスン[他].
      -- 岩波書店, 1937(昭和12). -- (岩波文庫 ; 1512-1513)
   引用は13.に拠りました。


(i) 谷島+藤野 1927, 1933
言葉の誤のみならず總ての誤は皆、現在世間に通用して居る眞理は、不完全なものであるといふ事を述べる有力なる一方法である。若い者の馬鹿氣た言動も、その根據を堅實なる理性に置くものであつて、その點は、赤兒や乳呑兒の發するあの返辭に困る質問と同樣である。反社會的の行動は、この社會の缺陷を指示するものである。ごろた石にぶつかりぶつかり人が急流に押し流されて行く際は、その人が大聲を出すものと豫期するのが當然である。又その大聲が、時には、立派な理窟に適つたものであつても、別に驚くには當らない。

   スティーブンスン=著
   谷島彦三郎(やじま・ひこさぶろう)+藤野滋(ふじの・しげる)=譯
   『若き人々の爲に』 頑(かたくな)な老人と靑年
  ★14. 若き人々の爲に / ステイーブンスン[他]. -- 春秋社, 1933(昭和8).
      -- (春秋文庫 ; 第1部 第58)
    15. 若き人々の爲に / スティーヴンスン[他]. -- 再版. -- 春秋社, 1927(昭和2)
   引用は14.に拠りました。


■英語原文 The original text in English

All error, not merely verbal, is a strong way of stating that the current truth is incomplete.  The follies of youth have a basis in sound reason, just as much as the embarrassing questions put by babes and sucklings.  Their most antisocial acts indicate the defects of our society.  When the torrent sweeps the man against a boulder, you must expect him to scream, and you need not be surprised if the scream is sometimes a theory.

   Crabbed Age and Youth
   by Robert Louis Stevenson


■英語原文の電子テキスト E-text

  E-text at:
   * Classic Literature Library
   * Project Gutenberg
   * World Wide School
   * eBooks@Adelaide
   * Wikisource

  E-text with hypertext meanings and commentaries at:
   * Selfknowledge.com

  Excerpts at:
   * Wikiquote


■邦題の異同 Variations of the title translated into Japanese

   「かたくなな老人と靑年」  ……谷島 1951
   「かたくなな老年と青春」  ……橋本 1948, 1963, 1968, 1973, 1975
   「ひねくれた老年と靑春」  ……寺沢 1951
   「頑なな老年と靑春」…………岩田 1937, 1955
   「頑な老人と靑年」……………谷島+藤野 1927, 1933
   「偏屈な年寄りと若者」 ………tomoki y. 2009
   「片意地な老年と靑年」………緑川 1953
   「老人と若者」…………………吉田 1954
       未確認…………………酒井 1963, 1999


■外部リンク External links

 [en] English
   * Robert Louis Stevenson - Wikipedia (1850-1894)
   * The Robert Louis Stevenson Web Site by Richard Dury
   * Robert Louis Stevenson -  National Library of Scotland

 [ja] 日本語
   * ロバート・ルイス・スティーヴンソン - Wikipedia (1850-1894)
   * ロバート・ルイス・スティーヴンスン - 翻訳作品集成
   * ロバート・ルイス・スティーヴンソン - 翻訳アンソロジー/雑誌リスト


■更新履歴 Change log

2009/06/07 谷島彦三郎=訳 1951.12 を追加しました。
2009/05/17 寺沢芳隆=訳 1951.4 を追加しました。


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■洋書 Books in non-Japanese languages

■和書 Books in Japanese



  

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Saturday, 25 April 2009

Crabbed Age and Youth by Robert Louis Stevenson (3) スティーヴンソン/スティーヴンスン「偏屈な年寄りと若者」「老人と若者」「片意地な老年と靑年」「かたくなな老年と青春」「頑なな老年と靑春」「頑な老人と靑年」(3)

■本の表紙とDVDのジャケット Book and DVD covers

Left Treasure Island (Graphic Classics). Barrons Juveniles (2006)
Centre Graphic Classics: Robert Louis Stevenson. Eureka Productions (2004)
Right Dr. Jekyll & Mr. Hyde Double Feature (1932/1941) . DVD. Region 1 (U.S. and Canada only)

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Treasure_island_graphic_classics  Graphic_classics_rls  Dr_jekyll_and_mr_hyde_w_feature

■はじめに Introduction

夢と希望を失わないで、いつまでも若々しく生きることの非凡さ、すばらしさ、むずかしさ、非現実性。


■Virginibus Puerisque の日本語訳を収録した本の一覧
  List of books that contain a Japanese translation of Virginibus Puerisque

  ★=下に訳文の抜粋を掲載したもの。☆=追って掲載する予定のもの。

  ★ 1. tomoki tomokilog - うただひかるまだがすかる 2009.4
  ☆ 2. 酒井 スティーヴンソン作品集 R.L.スティーヴンソン 文泉堂出版 1999.3
     3. 橋本 世界教養選集. 6 / 茅誠司,中野好夫. -- 平凡社, 1975.3
     4. 橋本 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1973
     5. 橋本 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 改訂版.
          -- 角川書店, 1968. -- (角川文庫)
     6. 橋本 世界の人生論. 第11. -- 角川書店, 1968
  ★ 7. 橋本 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1963.3
     8. 岩田 若い人々のために 其他 / スティーヴンスン[他].
          -- 岩波書店, 1955 7刷. -- (岩波文庫)
  ★ 9. 吉田 若い人々のために / スチィーヴンソン[他]. -- 池田書店, 1954.9
          -- (人生叢書 ; 第7)
  ★10. 緑川 若い人々のために / スティヴンスン[他]. -- 開文社, 1953.9
          -- (英米文学訳註叢書 ; 第34)
  ★11. 谷島 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 春秋社, 1951.12
  ★12. 寺沢 若き人々のために / ロバート・L.スティーヴンソン[他].
          -- 岡倉書房, 1951.4 -- (20世紀ライブラリ ; 第3)
    13. 橋本 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 南北書園, 1948
  ★14. 岩田 若い人々のために 他十一篇 / スティーヴンスン[他].
          -- 岩波書店, 1937(昭和12). -- (岩波文庫 ; 1512-1513)
  ★15. 谷島+藤野 若き人々の爲に / ステイーブンスン[他].
          -- 春秋社, 1933(昭和8). -- (春秋文庫 ; 第1部 第58)
    16. 谷島+藤野 若き人々の爲に / スティーヴンスン[他]. -- 再版.
          -- 春秋社, 1927(昭和2)


■日本語訳 Translations into Japanese

(a) tomoki y. 2009
手短な金言のほとんどは、凡人用につくられている。凡人の野心を挫き、よろず凡人の凡人たる状態を慰めるためにできている。人類の大半は凡人なのだから、これが極めて適切であることは間違いない。

   スティーヴンソン=著 Tomoki Yamabayashi=部分訳
   「若い人々のために」 偏屈な年寄りと若者
  ★ 1. tomokilog - うただひかるまだがすかる 2009.04.25


(b) 酒井 1999
[訳文は追って挿入するつもりです - tomoki y.]

   スティーヴンソン/スティヴンソン=著 酒井善孝(さかい・よしたか)=訳
   「若い人々のために」 章題未確認
  ☆ 1. スティーヴンソン作品集. 1 / R.L.スティーヴンソン. -- 文泉堂出版, 1999.3


(c) 吉田 1954
金言とか諺のような日常の敎訓は、皆凡庸な人物のためのものであり、それらは彼らに野心的な企てを思い止まらせたり、或はまた一般に彼らの凡庸であることの慰めとして役立っている。そして人間の大部分はこうした凡人なのだから、このことも確に極めて適切なことだと云って良い。

   スチィーヴンソン=著 吉田健一(よしだ・けんいち)=訳
   『若い人々のために』 老人と若者
  ★ 9. 若い人々のために / スチィーヴンソン[他]. -- 池田書店, 1954.9
      -- (人生叢書 ; 第7)


(d) 緑川 1953
私達の手頃な金言と云うものは、大部分、平凡な人々用に、即ち、彼等の野望を思い止まらせ、概して平凡な彼等を慰めるように案出されている。そして、世間の人間の大部分は、平凡な人々であるから、確かにこれは極めて適当である。

   スティヴンスン=著 緑川傳作(みどりかわ・でんさく)=訳註
   『若い人々のために』 片意地な老年と靑年
  ★10. 若い人々のために / スティヴンスン[他]. -- 開文社, 1953.9
      -- (英米文学訳註叢書 ; 第34)


(e) 谷島 1951
大抵の手近な思慮分別は、凡庸の人の役に立つため、即ち、その大望を思い止まらせ、我が身の凡庸を慰めさせるために案出されたものである。世間の人の大部分は、この凡庸の仲間であるから、確かにこれは適當のことである。

   スティーヴンスン=著 谷島彦三郎(やじま・ひこさぶろう)=訳
   『若き人々のために』 かたくなな老人と靑年
  ★11. 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 春秋社, 1951.12


(f) 寺沢 1951
われわれの日常の敎訓はたいがい、平凡な人間が使うために造られたもので、彼等に野心ある企図を止めさせ、一般に彼等の平凡であることを、慰めるためにあるものだ。しかも、平凡な人間が、人類の大部分なのだから、このことは疑いもなく、全くそのとおりである。

   ロバート・L.スティーヴンソン=著 寺沢芳隆(てらざわ・よしたか)=訳
   『若き人々のために』 ひねくれた老年と靑春
  ★12. 若き人々のために / ロバート・L.スティーヴンソン[他].
      -- 岡倉書房, 1951.4 -- (20世紀ライブラリ ; 第3)


(g) 橋本 1948, 1963, etc.
われわれがポケットに入れて持ち回っている教訓の大部分は平凡な人間に使用させるために、彼らの野心的な企てに冷水を浴びせるために、一般に彼らの平凡さを慰めるために、考えつかれたものである。それに、人類の大多数が平凡な人間から成り立っている以上、そうあるのが当然であろう。

   R. L. スティーヴンスン=著 橋本福夫(はしもと・ふくお)=訳
   「若き人々のために」 かたくなな老年と青春
     3. 世界教養選集. 6 / 茅誠司,中野好夫. -- 平凡社, 1975.3
     4. 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1973
     5. 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 改訂版.
      -- 角川書店, 1968. -- (角川文庫)
     6. 世界の人生論. 第11. -- 角川書店, 1968
  ★ 7. 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1963.3
    13. 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 南北書園, 1948
   引用は7.に拠りました。


(h) 岩田 1937, 1955
私達の手頃な智慧の大部分は、凡庸な人間に役立つために、すなはち彼等の野望を挫き、おしなべて彼等をその凡庸の中に安住させるために、案出された。そして凡庸な人間が人類の大部分を占めてゐる以上は、これは疑ひもなく適當である。

   スティーヴンスン=著 岩田良吉(いわた・りょうきち)=訳
   「若い人々のために」 頑なな老年と靑春
     7. 若い人々のために 其他 / スティーヴンスン[他]. -- 岩波書店, 1955 7刷.
      -- (岩波文庫)
  ★13. 若い人々のために 他十一篇 / スティーヴンスン[他].
      -- 岩波書店, 1937(昭和12). -- (岩波文庫 ; 1512-1513)
   引用は13.に拠りました。


(i) 谷島+藤野 1927, 1933
大抵の世間一般の日常の敎訓は、凡庸の人々の大望を思ひ止まらせ、我が身の凡庸なるを自から慰めしめる爲に案出されたものである。世間の人の大部分は、この凡庸の徒であるから、確かにこれは適當のことである。

   スティーブンスン=著
   谷島彦三郎(やじま・ひこさぶろう)+藤野滋(ふじの・しげる)=譯
   『若き人々の爲に』 頑(かたくな)な老人と靑年
  ★14. 若き人々の爲に / ステイーブンスン[他]. -- 春秋社, 1933(昭和8).
      -- (春秋文庫 ; 第1部 第58)
    15. 若き人々の爲に / スティーヴンスン[他]. -- 再版. -- 春秋社, 1927(昭和2)
   引用は14.に拠りました。


■英語原文 The original text in English

Most of our pocket wisdom is conceived for the use of mediocre people, to discourage them from ambitious attempts, and generally console them in their mediocrity. And since mediocre people constitute the bulk of humanity, this is no doubt very properly so.

   Crabbed Age and Youth
   by Robert Louis Stevenson


■英語原文の電子テキスト E-text

  E-text at:
   * Classic Literature Library
   * Project Gutenberg
   * World Wide School
   * eBooks@Adelaide
   * Wikisource

  E-text with hypertext meanings and commentaries at:
   * Selfknowledge.com

  Excerpts at:
   * Wikiquote


■邦題の異同 Variations of the title translated into Japanese

   「かたくなな老人と靑年」  ……谷島 1951
   「かたくなな老年と青春」  ……橋本 1948, 1963, 1968, 1973, 1975
   「ひねくれた老年と靑春」  ……寺沢 1951
   「頑なな老年と靑春」…………岩田 1937, 1955
   「頑な老人と靑年」……………谷島+藤野 1927, 1933
   「偏屈な年寄りと若者」 ………tomoki y. 2009
   「片意地な老年と靑年」………緑川 1953
   「老人と若者」…………………吉田 1954
       未確認…………………酒井 1963, 1999

■外部リンク External links

 [en] English
   * Robert Louis Stevenson - Wikipedia (1850-1894)
   * The Robert Louis Stevenson Web Site by Richard Dury
   * Robert Louis Stevenson -  National Library of Scotland

 [ja] 日本語
   * ロバート・ルイス・スティーヴンソン - Wikipedia (1850-1894)
   * ロバート・ルイス・スティーヴンスン - 翻訳作品集成
   * ロバート・ルイス・スティーヴンソン - 翻訳アンソロジー/雑誌リスト


■更新履歴 Change log

2009/06/07 谷島彦三郎=訳 1951.12 を追加しました。
2009/05/17 寺沢芳隆=訳 1951.4を追加しました。


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■洋書 Books in non-Japanese languages

■和書 Books in Japanese



  

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Crabbed Age and Youth by Robert Louis Stevenson (2) スティーヴンソン/スティーヴンスン「偏屈な年寄りと若者」「老人と若者」「片意地な老年と靑年」「かたくなな老年と青春」「頑なな老年と靑春」「頑な老人と靑年」(2)

■「人食い諸島」フィジーとサモア:1933年の映像 Fiji and Samoa 1933

スティーヴンスンの旧宅と墓の映像が3分54秒あたりに映し出される。
Footage of Robert Louis Stevenson's house and grave appear around 3:54.


■Crabbed Age and Youth の日本語訳を収録した本の一覧
  List of books that contain a Japanese translation of Crabbed Age and Youth

  ★=下に訳文の抜粋を掲載したもの。☆=追って掲載する予定のもの。

  ★ 1. tomoki tomokilog - うただひかるまだがすかる 2009.4
  ☆ 2. 酒井 スティーヴンソン作品集 R.L.スティーヴンソン 文泉堂出版 1999.3
     3. 橋本 世界教養選集. 6 / 茅誠司,中野好夫. -- 平凡社, 1975.3
     4. 橋本 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1973
     5. 橋本 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 改訂版.
          -- 角川書店, 1968. -- (角川文庫)
     6. 橋本 世界の人生論. 第11. -- 角川書店, 1968
  ★ 7. 橋本 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1963.3
     8. 岩田 若い人々のために 其他 / スティーヴンスン[他].
          -- 岩波書店, 1955 7刷. -- (岩波文庫)
  ★ 9. 吉田 若い人々のために / スチィーヴンソン[他]. -- 池田書店, 1954.9
          -- (人生叢書 ; 第7)
  ★10. 緑川 若い人々のために / スティヴンスン[他]. -- 開文社, 1953.9
          -- (英米文学訳註叢書 ; 第34)
  ★11. 谷島 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 春秋社, 1951.12
  ★12. 寺沢 若き人々のために / ロバート・L.スティーヴンソン[他].
          -- 岡倉書房, 1951.4 -- (20世紀ライブラリ ; 第3)
    13. 橋本 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 南北書園, 1948
  ★14. 岩田 若い人々のために 他十一篇 / スティーヴンスン[他].
          -- 岩波書店, 1937(昭和12). -- (岩波文庫 ; 1512-1513)
  ★15. 谷島+藤野 若き人々の爲に / ステイーブンスン[他].
          -- 春秋社, 1933(昭和8). -- (春秋文庫 ; 第1部 第58)
    16. 谷島+藤野 若き人々の爲に / スティーヴンスン[他]. -- 再版.
          -- 春秋社, 1927(昭和2)


■日本語訳 Translations into Japanese

(a) tomoki y. 2009
だけれども、死ぬよりは、たとえバカでも生きているほうがマシだ。人生の矛盾や不調和にたいしてまったく不感症で、なんでもかんでもそのまんま、救いがたいバカさかげんで受け入れてしまうよりは、理論の体(てい)を成した悲鳴をあげるほうがマシだ。なかには、全宇宙を錠剤のようにゴクンと飲み込んでしまう人がいる。そんな人が世間を渡る様子は、まるで笑顔を描いた画像がなにかに後ろから押されて進んでいるかのようだ。若い人には、バカなまねをして笑い者になれるだけの頭脳を持っていてほしいものだ。

   スティーヴンソン=著 Tomoki Yamabayashi=部分訳
   「若い人々のために」 偏屈な年寄りと若者
  ★ 1. tomokilog - うただひかるまだがすかる 2009.04.25


(b) 酒井 1999
[訳文は追って挿入するつもりです - tomoki y.]

   スティーヴンソン/スティヴンソン=著 酒井善孝(さかい・よしたか)=訳
   「若い人々のために」 章題未確認
  ☆ 2. スティーヴンソン作品集. 1 / R.L.スティーヴンソン. -- 文泉堂出版, 1999.3


(c) 吉田 1954
それでも、死人よりは馬鹿の方がましなのである。この世の不調和や不合理に全く気がつかず、行き暮れた阿呆同然にすべてをありのままに受けとるよりは、おのが心の絶叫を改革的な理論に託して迸ばしらせる方が遙にすぐれている。ある種の連中は、世界を丸薬のように鵜呑みにし、背後から操られる人形さながら薄ら笑いを浮べて世間を渡り歩く。こんな連中は沢山だ! 後生だから若者は、自ら愚行を演ずるだけの頭の持主であってほしい。

   スチィーヴンソン=著 吉田健一(よしだ・けんいち)=訳
   『若い人々のために』 老人と若者
  ★ 9. 若い人々のために / スチィーヴンソン[他]. -- 池田書店, 1954.9
      -- (人生叢書 ; 第7)


(d) 緑川 1953
しかし、死んでいるよりは愚か者である方がよい。人生の不調和不釣合に全く無感覚で、憐むべき愚鈍さで、総てのものを、来るがまゝに受け入れるのよりも、理論の形で悲鳴を挙げる方がよい。この世の中を、丸薬のように鵜呑みにする人が居る。彼等は、後から推し進められる微笑している人形のように、この世の中を渡って行く。後生だから、笑い物になるだけの頭を持った若者を与えて下さい!

   スティヴンスン=著 緑川傳作(みどりかわ・でんさく)=訳註
   『若い人々のために』 片意地な老年と靑年
  ★10. 若い人々のために / スティヴンスン[他]. -- 開文社, 1953.9
      -- (英米文学訳註叢書 ; 第34)


(e) 谷島 1951
しかし、死んでいるよりは、馬鹿者でいる方がいい。人生の不調和不釣合に全く無感覺であって、人間萬事その來るがままに、只ぼんやりと受け入れるよりは、一つの理論の形で悲鳴をあげる方がよろしい。世間には、この宇宙を、丸藥のように丸呑みにしているものもあって、後から押されて、只譯もなく進んで行く笑顏の人形のように、この世間を渡って行く。自分で自分を愚弄し得るほどの能力ある若い人を與えよ!

   スティーヴンスン=著 谷島彦三郎(やじま・ひこさぶろう)=訳
   『若き人々のために』 かたくなな老人と靑年
  ★11. 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 春秋社, 1951.12


(f) 寺沢 1951
だが、死ぬより、馬鹿者になる方がましだ。一つの理論の形をした叫声を立てる方が、世の中の不調和や不合理に全く無感覚で、やつて来るあらゆるものをまるつきりぼんやりと受けいれているよりましである。中には宇宙をまるで丸藥のように飲んでしまう者もある。彼等はにこやかな顏の人形を後からおし出したように、世界中旅を続ける。どうか自分自身を馬鹿にするに十分な頭腦を持つた若者を、私に与えてほしい!

   ロバート・L.スティーヴンソン=著 寺沢芳隆(てらざわ・よしたか)=訳
   『若き人々のために』 ひねくれた老年と靑春
  ★12. 若き人々のために / ロバート・L.スティーヴンソン[他].
      -- 岡倉書房, 1951.4 -- (20世紀ライブラリ ; 第3)


(g) 橋本 1948, 1963, etc.
しかし無感覚な人間になるよりは莫迦者になるほうがましだ。人生の矛盾不調和をまるで感じないで、なんの希望もない愚鈍さをもっていっさいをくるがままに受け取るよりは、理論の形で悲鳴をあげるほうがましである。世の中には世界を丸薬のように呑みこむ人たちがいる。彼らは背後から押してもらって動く、にやにや顔の偶像のように、この世界を旅し続ける。願わくば世間の笑いものになれるほどの能力をもった青年を与えてほしいものである!

   R. L. スティーヴンスン=著 橋本福夫(はしもと・ふくお)=訳
   「若き人々のために」 かたくなな老年と青春
     3. 世界教養選集. 6 / 茅誠司,中野好夫. -- 平凡社, 1975.3
     4. 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1973
     5. 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 改訂版.
      -- 角川書店, 1968. -- (角川文庫)
     6. 世界の人生論. 第11. -- 角川書店, 1968
  ★ 7. 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1963.3
    13. 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 南北書園, 1948
   引用は7.に拠りました。


(h) 岩田 1937, 1955
しかし死んでゐるよりは馬鹿である方がましだ。人生の不快と矛盾とに全く無感覚で、憐むべき愚鈍さを以てすべてを來るがまゝに受け入れるよりは、一つの理論の形で悲鳴をあげた方がましだ。ある種の人々は世界を丸藥のやうに鵜呑みにする。彼等は、後ろから押されて動く、笑顔をした人形のやうに、世界の中を動いてゐる。願はくば、自らを馬鹿者とするだけの頭腦を有する若者を與へよ!

   スティーヴンスン=著 岩田良吉(いわた・りょうきち)=訳
   「若い人々のために」 頑なな老年と靑春
     8. 若い人々のために 其他 / スティーヴンスン[他]. -- 岩波書店, 1955 7刷.
      -- (岩波文庫)
  ★14. 若い人々のために 他十一篇 / スティーヴンスン[他].
      -- 岩波書店, 1937(昭和12). -- (岩波文庫 ; 1512-1513)
   引用は14.に拠りました。


(i) 谷島+藤野 1927, 1933
併し息の根のとまつて居るよりは、生きて居る馬鹿者の方が結構である。又人生の不調和不釣合に全然無感覺であつて、人間萬事その來るが儘に只ぼんやりと之を受け入れるよりは、 理窟となつた大聲を出す方が結構である。世間には、この宇宙を丸藥の樣に丸呑みにして居るものもあつて、後から押されて只譯もなく進んで行く笑顔の人形の樣に、この世を渡つて行く。私の願は、自分で自分を愚弄し得る程の能力ある若者を要求する。

   スティーブンスン=著
   谷島彦三郎(やじま・ひこさぶろう)+藤野滋(ふじの・しげる)=譯
   『若き人々の爲に』 頑(かたくな)な老人と靑年
  ★15. 若き人々の爲に / ステイーブンスン[他]. -- 春秋社, 1933(昭和8).
      -- (春秋文庫 ; 第1部 第58)
    16. 若き人々の爲に / スティーヴンスン[他]. -- 再版. -- 春秋社, 1927(昭和2)
   引用は15.に拠りました。


■英語原文 The original text in English

But it is better to be a fool than to be dead. It is better to emit a scream in the shape of a theory than to be entirely insensible to the jars and incongruities of life and take everything as it comes in a forlorn stupidity. Some people swallow the universe like a pill; they travel on through the world, like smiling images pushed from behind. For God's sake give me the young man who has brains enough to make a fool of himself!

   Crabbed Age and Youth
   by Robert Louis Stevenson


■英語原文の電子テキスト E-text

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  Excerpts at:
   * Wikiquote


■邦題の異同 Variations of the title translated into Japanese

   「かたくなな老人と靑年」  ……谷島 1951
   「かたくなな老年と青春」  ……橋本 1948, 1963, 1968, 1973, 1975
   「ひねくれた老年と靑春」  ……寺沢 1951
   「頑なな老年と靑春」…………岩田 1937, 1955
   「頑な老人と靑年」……………谷島+藤野 1927, 1933
   「偏屈な年寄りと若者」 ………tomoki y. 2009
   「片意地な老年と靑年」………緑川 1953
   「老人と若者」…………………吉田 1954
       未確認…………………酒井 1963, 1999


■外部リンク External links

 [en] English
   * Robert Louis Stevenson - Wikipedia (1850-1894)
   * The Robert Louis Stevenson Web Site by Richard Dury
   * Robert Louis Stevenson -  National Library of Scotland

 [ja] 日本語
   * ロバート・ルイス・スティーヴンソン - Wikipedia (1850-1894)
   * ロバート・ルイス・スティーヴンスン - 翻訳作品集成
   * ロバート・ルイス・スティーヴンソン - 翻訳アンソロジー/雑誌リスト


■更新履歴 Change log

2009/06/07 谷島彦三郎=訳 1951.12 を追加しました。
2009/05/17 寺沢芳隆=訳 1951.4 を追加しました。


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■洋書 Books in non-Japanese languages

■和書 Books in Japanese



  

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Crabbed Age and Youth by Robert Louis Stevenson (1) スティーヴンソン/スティーヴンスン「偏屈な年寄りと若者」「老人と若者」「片意地な老年と靑年」「かたくなな老年と青春」「頑なな老年と靑春」「頑な老人と靑年」(1)

■サモア・ヴァエア山の地図 Map of Mt Vaea, Samoa

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■ヴァエア山の山頂ちかくにあるスティーヴンスンの墓
 Robert Louis Stevenson's grave near the summit of Mt Vaea

 Video footage by sdjimbob


■Crabbed Age and Youth の日本語訳を収録した本の一覧
  List of books that contain a Japanese translation of Crabbed Age and Youth

  ★=下に訳文の抜粋を掲載したもの。☆=追って掲載する予定のもの。

  ☆ 1. 酒井 スティーヴンソン作品集 R.L.スティーヴンソン 文泉堂出版 1999.3
     2. 橋本 世界教養選集. 6 / 茅誠司,中野好夫. -- 平凡社, 1975.3
     3. 橋本 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1973
     4. 橋本 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 改訂版.
          -- 角川書店, 1968. -- (角川文庫)
     5. 橋本 世界の人生論. 第11. -- 角川書店, 1968
  ★ 6. 橋本 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1963.3
     7. 岩田 若い人々のために 其他 / スティーヴンスン[他].
          -- 岩波書店, 1955 7刷. -- (岩波文庫)
  ★ 8. 吉田 若い人々のために / スチィーヴンソン[他]. -- 池田書店, 1954.9
          -- (人生叢書 ; 第7)
  ★ 9. 緑川 若い人々のために / スティヴンスン[他]. -- 開文社, 1953.9
          -- (英米文学訳註叢書 ; 第34)
  ★10. 谷島 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 春秋社, 1951.12
  ★11. 寺沢 若き人々のために / ロバート・L.スティーヴンソン[他].
          -- 岡倉書房, 1951.4 -- (20世紀ライブラリ ; 第3)
    12. 橋本 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 南北書園, 1948
  ★13. 岩田 若い人々のために 他十一篇 / スティーヴンスン[他].
          -- 岩波書店, 1937(昭和12). -- (岩波文庫 ; 1512-1513)
  ★14. 谷島+藤野 若き人々の爲に / ステイーブンスン[他].
          -- 春秋社, 1933(昭和8). -- (春秋文庫 ; 第1部 第58)
    15. 谷島+藤野 若き人々の爲に / スティーヴンスン[他]. -- 再版.
          -- 春秋社, 1927(昭和2)


■日本語訳 Translations into Japanese

  酒井 1999   [訳文は追って挿入するつもりです - tomoki y.]
  寺沢 1951   老いも若きも、みんな最後の航海だ。
  谷島 1951   老いも若きも、私たちはみんな、最後の航海だ。
  吉田 1954   老いも若きも、私たち全てにとってこれが最後の航海なのだ。
  緑川 1953   老いも若きも、私達は皆、最後の航海だ。
  岩田 1937他 老いも若きも、私達は皆最後の航海である。
  橋本 1948他 老いも若きもすべて最後の航海にのぼっているのである。
  谷島+藤野  老若すべての人々よ。我等は皆最後の航海をして居るのである。
      1927他


■英語原文 The original text in English

  Old and young, we are all on our last cruise.

      Crabbed Age and Youth
      by Robert Louis Stevenson


■英語原文の電子テキスト E-text

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■日本語訳の書誌情報詳細 Detailed bibliography on Japanese translations

(a) 酒井 1999
   スティーヴンソン/スティヴンソン=著 酒井善孝(さかい・よしたか)=訳
   「若い人々のために」 [章題未確認]
  ☆ 1. スティーヴンソン作品集. 1 / R.L.スティーヴンソン. -- 文泉堂出版, 1999.3

(b) 吉田 1954
   スチィーヴンソン=著 吉田健一(よしだ・けんいち)=訳
   『若い人々のために』 老人と若者
  ★ 8. 若い人々のために / スチィーヴンソン[他]. -- 池田書店, 1954.9
      -- (人生叢書 ; 第7)

(c) 緑川 1953
   スティヴンスン=著 緑川傳作(みどりかわ・でんさく)=訳註
   『若い人々のために』 片意地な老年と靑年
  ★ 9. 若い人々のために / スティヴンスン[他]. -- 開文社, 1953.9
      -- (英米文学訳註叢書 ; 第34)

(d) 谷島 1951
   スティーヴンスン=著 谷島彦三郎(やじま・ひこさぶろう)=訳
   『若き人々のために』 かたくなな老人と靑年
  ★10. 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 春秋社, 1951.12

(e) 寺沢 1951
   ロバート・L.スティーヴンソン=著 寺沢芳隆(てらざわ・よしたか)=訳
   『若き人々のために』 ひねくれた老年と靑春
  ★11. 若き人々のために / ロバート・L.スティーヴンソン[他].
      -- 岡倉書房, 1951.4 -- (20世紀ライブラリ ; 第3)

(f) 橋本 1948, 1963, etc.
   R. L. スティーヴンスン=著 橋本福夫(はしもと・ふくお)=訳
   「若き人々のために」 かたくなな老年と青春
     2. 世界教養選集. 6 / 茅誠司,中野好夫. -- 平凡社, 1975.3
     3. 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1973
     4. 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 改訂版.
      -- 角川書店, 1968. -- (角川文庫)
     5. 世界の人生論. 第11. -- 角川書店, 1968
  ★ 6. 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1963.3
    12. 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 南北書園, 1948
   引用は6.に拠りました。

(g) 岩田 1937, 1955
   スティーヴンスン=著 岩田良吉(いわた・りょうきち)=訳
   「若い人々のために」 頑なな老年と靑春
     7. 若い人々のために 其他 / スティーヴンスン[他]. -- 岩波書店, 1955 7刷.
      -- (岩波文庫)
  ★13. 若い人々のために 他十一篇 / スティーヴンスン[他].
      -- 岩波書店, 1937(昭和12). -- (岩波文庫 ; 1512-1513)
   引用は13.に拠りました。

(h) 谷島+藤野 1927, 1933
   スティーブンスン=著
   谷島彦三郎(やじま・ひこさぶろう)+藤野滋(ふじの・しげる)=譯
   『若き人々の爲に』 頑(かたくな)な老人と靑年
  ★14. 若き人々の爲に / ステイーブンスン[他]. -- 春秋社, 1933(昭和8).
      -- (春秋文庫 ; 第1部 第58)
    15. 若き人々の爲に / スティーヴンスン[他]. -- 再版. -- 春秋社, 1927(昭和2)
   引用は14.に拠りました。


■邦題の異同 Variations of the title translated into Japanese

   「かたくなな老人と靑年」  ……谷島 1951
   「かたくなな老年と青春」  ……橋本 1948, 1963, 1968, 1973, 1975
   「ひねくれた老年と靑春」  ……寺沢 1951
   「頑なな老年と靑春」…………岩田 1937, 1955
   「頑な老人と靑年」……………谷島+藤野 1927, 1933
   「片意地な老年と靑年」………緑川 1953
   「老人と若者」…………………吉田 1954
       未確認…………………酒井 1963, 1999


■外部リンク External links

 [en] English
   * Robert Louis Stevenson - Wikipedia (1850-1894)
   * The Robert Louis Stevenson Web Site by Richard Dury
   * Robert Louis Stevenson -  National Library of Scotland

 [ja] 日本語
   * ロバート・ルイス・スティーヴンソン - Wikipedia (1850-1894)
   * ロバート・ルイス・スティーヴンスン - 翻訳作品集成
   * ロバート・ルイス・スティーヴンソン - 翻訳アンソロジー/雑誌リスト


■更新履歴 Change log

2009/06/06 谷島彦三郎=訳 1951.12 を追加しました。
2009/05/17 寺沢芳隆=訳 1951.4 を追加しました。


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Wednesday, 22 April 2009

Where I Lived, and What I Lived For (from Walden) by Henry David Thoreau ヘンリー・D・ソロー「どこで、なんのために暮らしたか」(『ウォールデン―森の生活』より)

        目次 Table of Contents

■はじめに Introduction
 Video 1  Frasier, Season 8, Episode 8.09: Cranes Unplugged
■中国語訳(簡体字) Translation into simplified Chinese
■中國語譯(繁體字) Translation into traditional Chinese
■日本語訳 Translations into Japanese
  (J1) 服部 2010
  (J2) 今泉 2004
  (J3) 酒本 2000
  (J4) 飯田 1995, 2001
  (J5) 佐渡谷 1991
  (J6) 神原 1983
  (J8) 出水 1957, 1976
  (J9) 富田 1953
  (J10) 神吉 1951, 1979, etc.
  (J11) 宮西 1950
  (J12) 酒井 1948
  (J13) 今井(規) 1948
  (J14) 古舘 1930, 1933
  (J15) 和田 1927
  (J16) 今井(嘉) 1925, 1934
  (J17) 水島 1911, 1913, etc.
■ベトナム語訳(部分) Translation into Vietnamese (fragment)
■トルコ語訳 Translation into Turkish
■フィンランド語訳(部分) Translation into Finnish (fragment)
■ギリシャ語訳(部分) Translation into Greek (fragment)
■ロシア語訳 Translation into Russian
■ウクライナ語訳 Translation into Ukrainian
■ブルガリア語訳 Translation into Bulgarian
■ポーランド語訳 Translation into Polish
■チェコ語訳 Translation into Czech
■ドイツ語訳 Translations into German
  (D1) Nobbe, 1922
  (D2)
■イタリア語訳 Translation into Italian
■ポルトガル語訳 Translation into Portuguese
■ガリシア語訳(部分) Translation into Galician (fragment)
■カタルーニャ語訳(カタロニア語訳) Translation into Catalan
■スペイン語訳 Translations into Spanish
  (Es1) Lobato, 1999
  (Es2) Molina y Vedia, 1945
■フランス語訳 Translation into French
 Video 2  英語原文の朗読 Audiobook presented by CCProse
■英語原文 The original text in English
■ネット上の電子テキストや朗読録音など Online resources, etc.
 Video 3  Walden (1997) - The Learning Channel's Great Books
 Video 4  Thoreau & Walden Pond, a short video by Jim Hilgendorf
 Images   表紙画像その他 Cover photos, etc.
■Walden 日本語訳 - 出版年逆順の、まあまあ詳しいリスト
  Japanese translations: A somewhat detailed list in reverse chronological order
■Walden 日本語訳 - 訳者別リスト
  Japanese translations: A list by translators
■解説書・研究書・再構成本その他 Guides, Studies, etc. in Japanese
■邦題の異同 Variations of the title translated into Japanese
■その他の外部リンク Other external links
■更新履歴 Change log


■はじめに Introduction

ヒッピーたちの愛読書、環境保護運動の先駆け、マンガ・映画・TVドラマのネタ元。『ウォールデン』には、いろいろな“使用法”がある。


 Video 1 
Frasier, Season 8, Episode 8.09: Cranes Unplugged

Uploaded to YouTube by Brian Goeltz on 12 Sep 2013. Cast info, episode synopsis and other details at Frasier Online.


■中国語訳(簡体字) Translation into simplified Chinese

我到林中去,因为我希望谨慎地生活,只面对生活的基本事实,看看我是否学得到生活要教育我的东西,免得到了临死的时候,才发现我根本就没有生活过。我不希望度过非生活的生活,生活是这样的可爱;我却也不愿意去修行过隐逸的生活,除非是万不得已。

   我生活的地方;我为何生活
   《瓦尔登湖》 作者:[美] 梭罗 徐迟 译
   上海译文出版社 2009-06-01
   E-text at 天涯在线书库


■中國語譯(繁體字) Translation into traditional Chinese

我到樹林中去,因為我希望從容不迫地生活,僅僅面對生活中最基本的事實,看看我是否能掌握生活的教海,不至於在臨終時才發現自己不曾生活過。我不希望過那種稱不上是生活的生活,因為生存的代價是那麼昂貴;我也不希望聽天由命,除非那是萬不得已。

   《湖濱散記》 (Walden) 亨利‧大衛‧梭羅=著
   Excerpt at American Institute in Taiwan (美國在台協會)


■日本語訳 Translations into Japanese

(J1) 服部 2010
僕が森へ行ったのは、丹念に生きたかったからだ。生活の本質的な事実のみと向き合って、生活が教えてくれるものを自分が学べるかどうかをたしかめたいと思ったからだ。さらに、死ぬときになって、自分は生きていなかったと気づきたくなかったからだ。人生とは言えないものを生きたくはなかった。生きるということはこんなにも大切なことなのだから。また、やむにやまれぬ場合でないかぎり、あきらめたくはなかった。

   125. 森は、人生と向き合える場所なのだ。
   ヘンリー・ディヴィッド・ソロー=著
   服部千佳子(はっとり・ちかこ)=訳 株式会社トランネット=翻訳協力
   『孤独の愉しみ方——森の生活者ソローの叡智』 (智恵の贈り物)
   イースト・プレス 2010-10-05

   この本は『ウォールデン』の完訳ではなく、『森の生活』や『市民の反抗』
   などのソローの著作を、155項目の名言集として編集・再構成したもの。
   各項の出典や、底本とした原書の版などはいっさい明記されていない。


(J2) 今泉 2004
私が森に行って暮らそうと心に決めたのは、暮らしを作るもとの事実と真正面から向き合いたいと心から望んだからでした。生きるのに大切な事実だけに目を向け、死ぬ時に、実は本当には生きてはいなかったと知ることのないように、暮らしが私にもたらすものからしっかり学び取りたかったのです。私は、暮らしとはいえない暮らしを生きたいとは思いません。私は、今を生きたいのです。私はあきらめたくはありません。

   「第2章 どこで、なんのために暮らしたか」
   ヘンリー・D・ソロー=著 今泉吉晴(いまいずみ・よしはる)=訳
   『ウォールデン―森の生活』 小学館 2004-05-01


(J3) 酒本 2000
ぼくが森へ行ったのは、慎重に生きたかったからだ。生活の本質的な事実だけに向きあって、生活が教えてくれることを学びとれないかどうかを突きとめたかったからだ。それにいよいよ死ぬときになって、自分が結局生きてはいなかったなどと思い知らされるのもご免だった。ぼくは生活でないものは生きたくなかった。生きるとはそれほどに貴いことだ。それにどうしても必要というのでなければ、諦めの心境になどなりたくなかった。

   「暮らした場所、暮らした目的」
   ヘンリー・D・ソロー=著 酒本雅之(さかもと・まさゆき)=訳
   『ウォールデン―森で生きる』 ちくま学芸文庫 2000-03


(J4) 飯田 1995, 2001
私が森へ行ったのは、思慮深く生き、人生の本質的な事実のみに直面し、人生が教えてくれるものを自分が学び取れるかどうか確かめてみたかったからであり、死ぬときになって、自分が生きてはいなかったことを発見するようなはめにおちいりたくなかったからである。人生とはいえないような人生は生きたくなかった。生きるということはそんなにもたいせつなのだから。また、よほどのことがないかぎり、あきらめるのもいやだった。

   「住んだ場所とその目的」
   H・D・ソロー=著 飯田実(いいだ・みのる)=訳
  ★a.森の生活―ウォールデン(上)』 (全2冊)
     ワイド版岩波文庫 2001-01-16
   b.森の生活―ウォールデン(上)』 (全2冊) 岩波文庫 1995-09


(J5) 佐渡谷 1991
私が森へ赴いたのは、人生の重要な諸事情に臨むことで、慎重に生きたいと望んだからである。さらに、人生が教示するものを学び取ることができないものか、私が死を目前にした時、私が本当の人生を生きたということを発見したいと望んだからである。人生でないものを生きたくはない。生きるということはそれほど大切なのであるから、やむにやまれぬ事情がないかぎり、諦(あき)らめることはしたくなかった。

   「住んだ場所とその目的」
   ヘンリー・D・ソロー=著 佐渡谷重信(さどや・しげのぶ)=訳
   『森の生活―ウォールデン』 講談社学術文庫 1991-03-10

   Quoted in ゆ&り YuToRi しん'sらいふ「森の生活」


(J6) 神原 1983
私が森に行ったのは、慎重に生きたい、そして人生の本質的な事実にだけ臨んで、人生が教えようと持っているものを学び取れないものかどうかを知り、死ぬ時になって自分が生きなかったことを発見するようなことがないようにしたい、と思ったからであった。人生でないものは生きたくなかったのである。生きることはそれほど大切なのだ。また、万やむをえない場合の他は、あきらめることもしたくなかった。

   「住んだ場所とその目的」
   H・D・ソーロウ=著 神原栄一(かんばら・えいいち)=訳
   『森の生活』 荒竹出版 1983-06-20


(J7) 真崎 1981, 1989, etc.
ぼくが森へ行ったのは思慮深く生活して人生の本質的な事実とだけ面と向かいたかったし、人生の教えることを学べないものかどうか確かめたかったし、死ぬときになって自分は生きていなかったなどと思いたくなかったからだ。生活といえない人生など生きたくなかった。生きるということはそれほどだいじなことなのだ。それに、よほどのことがないかぎりあきらめるなどということもしたくなかった。

   第2章 住んだ場所とその目的
   「気に入った土地をさがして住んでみること」
   ヘンリー・D・ソロー=著 真崎義博(まさき・よしひろ)=訳
  ★a.森の生活』 本山賢司 イラスト 宝島社 2005-12-15(新装版)
     版元による紹介ページ
   b.森の生活―ウォールデン』 宝島社文庫 2002-11(新装版)
   c.森の生活―ウォールデン』 宝島社文庫 1998-11
   d.森の生活―ウォールデン 愛蔵版』 本山賢司 絵
     JICC出版局 1989-03-10
   e.新訳・森の生活―ウォールデン』 本山賢司 絵
     JICC出版局 1981-02-01

   Quoted in:
   * saunter:So-net blog
   * 藤沢烈 BLOG


(J8) 出水 1957, 1976
わたしが森へ出かけたのは、慎重に生活し、人生の肝腎な事だけに直面し、いよいよ死に際になって、一生を空しくしたと悟ることなく、人生から教わるだけのものが学びとれるかどうか試してみたかったからである。生活でないものは、過したくなかった。生きるとは実に大切なことなのだ。あくまで必要だというのでなければ、諦めを実行したくもなかった。

   ソロー=著 出水春三(でみず・はるぞう)=訳注
   a.対訳 森の生活』 南雲堂 英和対訳・学生文庫44 1976-12
  ★b.森の生活(ウォールデン)』 南雲堂 Phoenix library 1957-11-25


(J9) 富田 1953
私が森に行ったのは、慎重に生き、人生の根本的な事実だけに直面したいと思い、そして人生の教訓を学べないものかを確かめ、死に臨んで、私が生きなかったことを発見しないようにしたいと思ったからである。私は人生でないものは生きたくなかった。生きることは、それほど大事だったのだ。そうかと言って、私は諦めるのもいやだった、どうしても仕方がないならともかく。

   「私の住んだ所、住んだ目的」
   ソーロー=著 富田彬(とみた・あきら)=訳
   『森の生活―ウォールデン』 角川文庫 1953-06-30


(J10) 神吉 1951, 1979, etc.
わたしが森に往ったわけは、わたしが慎重に生きようと欲し、人生の根本的な事実にのみ対面し、それが教えようと持っているものをわたしがまなぶことができないものかどうかを知ろうと欲し、わたしがいよいよ死ぬときに、自分は生きなかったということを発見することがないように欲したからである。わたしは人生でないものを生きることを欲しなかった。生きることはそれほど大切だったから。さりとてわたしは万やむをえないかぎりは諦めをもちいることを欲しなかった。

   「住んだ場所と住んだ目的」
   ヘンリー・D・ソロー=著 神吉三郎 (かんき・さぶろう)=訳
  ★a.森の生活―ウォールデン』 ワイド版岩波文庫 1991-12-05
   b.森の生活―ウォールデン』 岩波文庫 1979-05-16(改版)
   c. 『森の生活―ウォールデン(上)』 岩波文庫 1951

   Quoted in 橋本努・講義「経済思想」環境思想


(J11) 宮西 1950
私が森へ入つたのは、愼重に生き、人生の根本的な事實にのみ直面し、人生が敎えることを學び得るか否かを究明して、死に望む時は、自分が生きなかつたということを悔いないようにしたい、と欲したからであつた。生きるということは極めて貴重なことであるから、私は人生でないものを生きることは欲せず、また絕對必要でない限り、諦め主義を實行することも欲しなかつた。

   「私は何處で生き、何のために生きたか」
   ソロー=著 宮西豐逸(みやにし・ほういつ)=譯
   『森の生活』 世界思想選書15 三笠書房 1950-07-31


(J12) 酒井 1948
私が森に入つたわけは、熟考の生活をいとなんで、生活の根本的事實にだけ直面し、かうして生活のをしへを體得できないかどうか試めし、死ぬときになつて、人間らしいほんたうの生活をしなかつたことを後悔したくない心からである。私は生活でない生活を營むのはいやであつた。生きることは、ほんとに大事なことなのだから。また私は是非必要でないかぎり、隱遁生活もねがはなかつた。

   「住所とその目的」
   ソロー=著 酒井賢(さかい・けん)=訳
   『ウォルデン池畔にて』 養德社 1948-10-30
   書名は表紙に拠る。奥付の表記は「ウォールデン池畔にて」。


(J13) 今井(規) 1948
私は森に入つた。其の理由とする所は、熟考の生活を營んで、生活の根本的事實のみに直面し、斯くして人生の敎訓を學んで、以て死に當つて悔を殘さない樣にと願つたからである。私は眞の生活に非ざる生活を營む事を願はなかつた。生きてゆくと云ふ事柄は、私にとつては非常に重要である。又私は眞に必要に非ざる限りは、隱遁を實行することを願はなかつた。

   「住所及び目的」
   ソロオ=著 今井規清(いまい・のりきよ)=訳
   『森の生活』 大泉書店 1948-10-10


(J14) 古舘 1930, 1933
私は、靜かに瞑想して生活し、生の根本的事實にのみ直面して、自分が果して、その根本事實の敎を受納し得るか何うか、又は、愈々死期になつて、從來自分が本當の生活をして來なかつた場合、それに氣づき得るか何うか、などを知りたいために、森林に這入つた。私は眞の生活でない生活を送り度くはなかつた。生きることは、それほど重要である。が、私は本當の必要に迫られない限り、隱遁を實行したくはなかつた。

   「住所及び生活」
   ヘンリー・ダヴィッド・ソロー=著
   古舘淸太郎(ふるだち・せいたろう)=譯
   a.森の生活』 春秋社 春秋文庫 1933(昭和8)
  ★b. 「ウオルデン」『世界大思想全集32』 春秋社 1930-06-10(昭和5)


(J15) 和田 1927
私は森に入つた。その理由は、熟考の生活を營んで、生活の根本的事實のみに直面し、かくて人生の敎訓を學び、もつて死に當つて悔を殘さないようにと願つたからである。私は眞の生活でない生活を營むことを願はなかつた。生きてゆくといふことは、私にとつては非常に重要である。また私は、眞に必要に非ざる限りは、隱遁を實行することを願はなかつた。

   「森の家」
   ヘンリイ・デヴィッド・ソロオ=著
   和田傳(わだ・つとう)=譯述「森の生活」
   『名作選集世界田園文學』 文敎書院 1927-10-05(昭和2)


(J16) 今井(嘉) 1925, 1934
私は森に入つた。其の理由とする所は、熟考の生活を營んで、生活の根本的事實のみに直面し、斯くして人生の敎訓を學んで、以て死に當つて悔を殘さない樣にと願つたからである。私は眞の生活に非ざる生活を營む事を願はなかつた。生きてゆくと云ふ事柄は、私にとつては非常に重要である。又私は眞に必要に非ざる限りは、隱遁を實行することを願はなかつた。

   ソロオ=著 今井嘉雄(いまい・よしお)=譯
   a.森の生活』 新潮文庫 1934-03-20(昭和9)
   b.森の生活』 新潮社 1925(大正14)
   引用箇所について見るかぎり、今井嘉雄譯は、上の今井規清訳と同文で
   ある。規清氏と嘉雄氏は同一人物だろうか? それとも、規清氏は嘉雄氏
   の親族その他の著作権継承者だろうか?


(J17) 水島 1911, 1913, etc.
余が森林に入つた理由は、徐ろに工夫を運して生活を營み、人生百般の事情のうち、其最も根本的の要點のみに接し、又人生の敎訓を學ばんと試み、死に臨んで、我生の空きを嘆ずるやうな事がない樣にしたいと、斯う考へたからである。余は眞の生活でない生活を營むことを欲しなかつた。生きて往くと云ふ事は、余に取つていとも大切なのである。余は又眞に必要でない限り、隱遁を實行することも欲しなかつた。

   「住所、及び目的」
   トロー=原著 水島耕一郎(みずしま・こういちろう)=譯
   a.哲人の森林生活』 南天堂出版部 1933(昭和8)
  ★b.森林生活―生の價値』 中央出版社 1925-06-17 (大正14)
   c.森林生活』 中央出版社 1921-07-17 (大正10)
   d.森林生活』 成光館書店 1911(明治44)
   e.森林生活』 文成社 1911(明治44)


■ベトナム語訳(部分) Translation into Vietnamese (fragment)

Tôi đi vào rừng vì tôi muốn sống một cách có chủ tâm, muốn đối diện với những gì là thật thiết yếu của sự sống, và để xem có thể học hỏi được những gì từ nơi chúng. Tôi không muốn rồi một ngày nào khi tôi chết, lại khám phá ra rằng, tôi chưa từng bao giờ thật sự sống. [Omission]

   Walden by Henry David Thoreau
   Quoted in Phật giáo Việt Nam


■トルコ語訳 Translation into Turkish

Ormana gittim, çünkü yaşamı bilinçli yaşamak istiyordum, sadece hayatın zorunluluklarıyla yüzleşmek ve bana öğreteceklerinden bir şeyler öğrenip öğrenemeyeceğimi görmek istiyordum. Ölüm saatim geldiğinde yaşamamış olduğumu fark etmek istemiyordum. Yaşamak sayılmayan bir hayatım olmasını istemiyordum, hayat o kadar güzeldi ki. Çok gerekli olmadığı sürece boynumu eğmeyi de arzu etmiyordum.

   Walden by Henry David Thoreau
   Excerpt at oyumben - Blogcu.com


■フィンランド語訳(部分) Translation into Finnish (fragment)

Menin metsään, koska halusin elää harkitusti, halusin katsoa silmästä silmään elämän olennaisimpia tosiasioita ja nähdä, enkö voisi oppia, mitä sillä oli opetettavaa, ja välttää kuolemani hetkellä sitä mahdollista havaintoa, etten ollutkaan elänyt.

   Walden by Henry David Thoreau
   Excerpt at Julkaisemattomia


■ギリシャ語訳(部分) Translation into Greek (fragment)

Πήγα στα δάση, γιατί ήθελα να ζήσω λεύτερος, γιατί ήθελα ν' αντικρίζω μόνο την ουσία της ζωής, και ήθελα να δοκιμάσω, αν μπορώ να μάθω εκείνο που είχα χρέος να διδάξω. Και τότε ένοιωσα πως, ενώ πήγα να πεθάνω κοντά τους δεν είχα ακόμη ζήσει. [Omission]

   Χένρι Ντέιβιντ Θορό. Γουόλντεν
   Excerpt at:
   * Σελίδες Ιστορίας και Επιστήμης (history-pages)
   * Σαν Σήμερα (sansimera.gr)


■ロシア語訳 Translation into Russian

Я ушел в лес  потому,  что  хотел  жить  разумно,  иметь  дело  лишь  с  важнейшими фактами жизни и попробовать чему-то от нее научиться, чтобы  не  оказалось перед смертью, что я вовсе не жил. Я не  хотел  жить  подделками  вместо  жизни  -  она  слишком  драгоценна  для  этого;  не  хотел   я   и самоотречения,  если  в  нем  не  будет  крайней  необходимости.

   Где я жил и для чего
   Генри Дэвид Торо. Уолден, или Жизнь в лесу
   Translated by З.Александрова. М., "Наука", 1979.
   E-text at Lib.Ru


■ウクライナ語訳 Translation into Ukrainian

Я пішов до лісу тому, що прагнув жити розумно, мати справу лише з найважливішими фактами життя і спробувати навчитися чогось від нього, щоб не видалось, начебто я і не жив. Я не хотів жити не своїм життям, воно таке дорогоцінне, проте я не намагався навчитися покірності та самотності, поки це не було потрібним.

   Генрі Девід Торо. Уолден, або Життя в лісі
   Translated by О. Острянко
   Excerpt at Випуск 75 Серія


■ブルガリア語訳 Translation into Bulgarian

Отидох в гората, защото исках да живея по своя воля, да виждам само същината на живота и да се опитам да извлека всичко от нея, та когато удари часът ми, да не се окаже, че изобщо не съм живял. Не исках да живея противно на живота - той е тъй драгоценен; не исках и да залинявам в примирено съществуване, доколкото не бе наложително.

   Къде живях и за какво
   Уолдън или Живот в гората
   Хенри Дейвид Торо
   © Албена Бакрачева
   Excerpt at LiterNet (liternet.bg)


■ポーランド語訳 Translation into Polish

Zamieszkałem w lesie, albowiem chciałem żyć świadomie, stawać w życiu wyłącznie przed najbardziej ważkimi kwestiami, przekonać się, czy potrafię przyswoić sobie to, czego może mnie życie nauczyć, abym w godzinie śmierci nie odkrył, że nie żyłem. Nie chciałem prowadzić życia, które nim nie jest, wszak życie to taki skarb; nie chciałem też rezygnować z niczego, chyba że było to absolutnie konieczne.

   Gdzie żyłem i po co
   Walden, czyli życie w lesie, by Henry David Thoreau
   Excerpt at:
   * Henry David Thoreau: Życie (bez zasad).
   * Kosmopolitania


■チェコ語訳 Translation into Czech

Odešel jsem do lesů, protože jsem chtěl žít uvědoměle, postavit se čelem k základním skutečnostem života, a vyzkoumat, zda bych se mohl naučit to, čemu mě život má učit, a ne abych teprve až budu umírat, seznal, že jsem vůbec nežil. Nechtěl jsem prožívat něco, co není život. A také jsem nechtěl trpně se odevzdávat osudu, ledaže by to bylo naprosto nezbytné.

   Kde jsem žil a pro co jsem žil
   Walden aneb Život v lesích by Henry David Thoreau
   Excerpt at:
   * Henry David Thoreau: Życie (bez zasad).
   * Kosmopolitania


■ドイツ語訳 Translations into German

(D1) Nobbe, 1922
Ich zog in die Wälder, weil ich den Wunsch hatte mit Überlegung zu leben, »alle Wirkenskraft und Samen« zu schau'n, zu ergründen, ob ich nicht lernen konnte was ich lehren sollte, um beim Sterben vor der Entdeckung bewahrt zu bleiben, daß ich nicht gelebt habe. Ich wollte nicht das leben, was kein Leben war; das Leben ist so kostbar. Auch wollte ich keine Entsagung üben, höchstens im Notfall.

   Wo ich lebte und wofür ich lebte
   Walden oder Leben in den Wäldern by Henry David Thoreau
   Translated by Wilhelm Nobbe, 1922
   E-text at Projekt Gutenberg-DE


(D2)
Ich zog in die Wälder, weil ich bewusst leben, mich nur mit den wesentlichen Dingen des Lebens auseinandersetzen und zusehen wollte, ob ich das nicht lernen konnte, was es mich zu lehren hatte, um nicht auf dem Sterbebett einsehen zu müssen, dass ich nicht gelebt hatte. Ich wollte nicht das leben, was kein Leben war, denn das Leben ist so kostbar; noch wollte ich Entsagen üben, wenn es nicht unumgänglich nötig war.

   Walden oder Leben in den Wäldern by Henry David Thoreau
   Excerpt at Denkanstöße


■イタリア語訳 Translation into Italian

Andai nei boschi perché desideravo vivere con saggezza, per affrontare solo I fatti essenziali della vita, e per vedere se non fossi capace di imparare quanto essa aveva da insegnarmi, e per non scoprire, in punto di morte, che non ero vissuto. Non volevo vivere quella che non era una vita, a meno che non fosse assolutamente necessario.

   Walden ovvero vita nei boschi by Henry David Thoreau
   Excerpt at PensieriParole


■ポルトガル語訳 Translation into Portuguese

Fui para os bosques porque pretendia viver deliberadamente, para a frente apenas os factos essenciais da vida, e ver se eu não podia aprender o que ele tinha para ensinar, e não, quando eu vim para morrer, descobrir que eu não tinha vivido . Eu não queria viver o que não era vida, viver é tão caro, nem gostaria de praticar a resignação, a menos que fosse absolutamente necessário.

   Walden by Henry David Thoreau
   Excerpt at Experience Project em Português


■ガリシア語訳(部分) Translation into Galician (fragment)

Fun ós bosques porque deliberadamente quería vivir, enfrontarme só cos feitos esenciais da vida e ver se non podía aprende-lo que me tina que ensinar, e non esperar a ter que morrer, para descubrir que non vivira.

   Walden by Henry David Thoreau
   Excerpt at Revista Galega do Ensino - Núm. 21 - Novembro 1998 [PDF]


■カタルーニャ語訳(カタロニア語訳) Translation into Catalan

Vaig anar als boscos perquè volia viure deliberadament, enfrontar-me només als fets essencials de la vida i veure si podia aprendre el que la vida havia d’ensenyar, i per no haver de descobrir, quan em tocara morir, que no havia viscut. No volia viure el que no fóra la vida, perquè viure és car, ni volia practicar la resignació a menys que fóra completament necessari.

   Walden by Henry David Thoreau
   Edited and translated by Javier Alcoriza and Antonio Lastra
   Cátedra, «Letras Universales», Madrid, 2005
   Excerpt at revistes.iec.cat [PDF]


■スペイン語訳 Translations into Spanish

(Es1) Lobato, 1999
Fui a los bosques porque quería vivir deliberadamente; enfrentar sólo los hechos esenciales de la vida, y ver si podía aprender lo que ella tenía que enseñar, no sea que cuando estuviera por morir descubriera que no había vivido. No quería vivir lo que no fuera la vida; ¡es tan hermoso el vivir! ;. tampoco quise practicar la resignación, a no ser que fuera absolutamente necesaria.

   Walden : la vida en los bosques by Henry David Thoreau
   Translated by Jorge Lobato. Buenos Aires : Longseller : Errepar, 1999
   E-text at uvigo.es [PDF]


(Es2) Molina y Vedia, 1945
Fui a los bosques porque deseaba vivir en la meditación, afrontar únicamente los hechos esenciales, y no sucediera que estando próximo a morir, descubriese que no había vivido. No quería vivir lo que no fuera vida; ¡la vida es tan cara!, ni tampoco deseaba practicar la resignación, a menos que fuese enteramente necesaria.

   Walden o la mística del bosque by Henry David Thoreau
   Henry David Thoreau, Walden o la vida en los bosques, Buenos Aires, Emecé, 1945,
   Translated by Julio Molina y Vedia. Colección "El navío", dirigida por Eduardo Mallea.
   Excerpt at Temakel


■フランス語訳 Translation into French

Je gagnai les bois parce que je voulais vivre suivant mûre réflexion, n'affronter que les actes essentiels de la vie, et voir si je ne pourrais apprendre ce qu'elle avait à enseigner, non pas, quand je viendrais à mourir, découvrir que je n'avais pas vécu. Je ne voulais pas vivre ce qui n'était pas la vie, la vie nous est si chère; plus que ne voulais pratiquer la résignation, s'il n'était tout à fait nécessaire.

   Chapitre II - Où je vécus, et ce pourquoi je vécus
   Walden ou la vie dans les bois by Henry David Thoreau
   Translated by Louis Fabulet in 1922
   E-text at Wikisource


 Video 2 
英語原文の朗読 Audiobook read by Gord Mackenzie

Uploaded to YouTube by CCProse on 26 Jul 2011. Audio courtesy of LibriVox.


■英語原文 The original text in English

I went to the woods because I wished to live deliberately, to front only the essential facts of life, and see if I could not learn what it had to teach, and not, when I came to die, discover that I had not lived. I did not wish to live what was not life, living is so dear; nor did I wish to practise resignation, unless it was quite necessary.

   2. Where I Lived, and What I Lived For
   Walden (1854) by Henry David Thoreau


■ネット上の電子テキストや朗読録音など Online resources, etc.


 Video 3 
Walden (1997) - The Learning Channel's Great Books

ポルトガル語版。 Uploaded to YouTube by grandeslivros on 31 Jan 2012. Original air date: 13 Sept 1997. Producer: Ginny Durrin. Narrator: Donald Sutherland. Dubbed in Portuguese.


 Video 4 
Thoreau & Walden Pond, a short video by Jim Hilgendorf

Uploaded to YouTube by James Hilgendorf on 21 Nov 2007.


■表紙画像その他 Cover photos, etc.

a. 服部千佳子=訳 『孤独の愉しみ方』 イースト・プレス 2010-10
b. 真崎義博=訳 『新装版 森の生活』 宝島社 2005-12
c. 今泉吉晴=訳 『ウォールデン―森の生活』 小学館 2004-05
d. 酒本雅之=訳 『ウォールデン―森で生きる』 ちくま学芸文庫 2000-03
e. 飯田実=訳 『森の生活―ウォールデン(上)』 岩波文庫 1995-09
f. 佐渡谷重信=訳 『森の生活―ウォールデン』 講談社学術文庫 1991-03
g. 上岡克己+高橋勤=編著 『ウォールデン
   シリーズ もっと知りたい名作の世界 ミネルヴァ書房 2006-03
h. Walden, or Life in the Woods abridged by Alastair Wilson. 日本放送出版協会
   (NHK出版) 1997-09
i. Thoughts from Walden Pond 2010 Calendar. Photographs by John Barger.
   Pomegranate. 2009-07
j. Life with Principle: Thoreau's Voice in Our Time. A DVD-ROM with a 56 min.
   film, a 16 page Study Guide, and a Scholarly Commentary. All regions.
k. Thoreau at Walden by John Porcellino. Hyperion Book. 2009-05
l. Walden. Oxford World's Classics. 2009-04
m. Walden: A Fully Annotated Edition. Yale University Press. 2004-09
n. Walden: The 150th Anniversary Illustrated Edition of the American Classic.
   Photographs by Scot Miller. Houghton Mifflin. 2004-08
o. Walden: 150th Anniversary Edition. Edited by J. Lyndon Shanley. Introduction
   by John Updike. Princeton University Press. 2004-05
p. A US tribute stamp 1967 honouring Thoreau. Image source: 1847USA

↓ Click to enlarge ↓

a. Kodoku_no_tanoshimikata b. 2005_walden_masaki_yoshihiro c. 2004_walden_imaizumi_yoshiharu
d. 2000_walden_sakamoto_masayuki e. 1995_walden_iida_minoru f. 1991_walden_sadoya_shigenobu
g. Walden_motto_shiritai h. Walden_abridged_alastair_wilson i. Walden_pond_calendar_john_barger
j. Dvd_life_with_principle k. Thoreau_at_walden_2 l. 2009_walden_oxford_worlds_classic_2
m. 2004_walden_fully_annotated_yale n. 2004_walden_houghton_mifflin o. 2004_walden_princeton
p. Thoreau_1967_us_stamp


■Walden 日本語訳 - 出版年逆順の、まあまあ詳しいリスト
 Japanese translations of Walden:
 A somewhat detailed list in reverse chronological order

1909年から2004年の約100年間に出版された『ウォールデン』の邦訳の詳しいリストは、日本ソロー学会編 『新たな夜明け―「ウォールデン」出版150年記念論集』(金星堂 2004年5月)の、長島良久編「ヘンリー・D・ソロー著作邦訳書誌(1909-2004)」という稿に載っているそうだ。まだ実物は見ていない。ちかいうちに図書館で借りてみるつもり。

下の複数のリストは、わたくしが自分用に拵えたもの。不完全な間に合わせに過ぎない。ただ、ネットでいつでも閲覧できるし、在庫がある本はリンク先のオンライン書店ですぐ購入できるから、すこしは便利かもしれない。「ヘンリー・デイヴィッド・ソロー - Midori's Room」というページを大いに参照させていただきました。緑さん、ありがとうございます。

   ★=上に訳文の抜粋を掲載したもの。☆=追って掲載する予定のもの。
   ! と !! は、下の注を参照。

★!1.  服部  『孤独の愉しみ方——森の生活者ソローの叡智』服部千佳子 訳
          イースト・プレス 2010年10月
★ 2.  真崎  『森の生活』真崎義博 訳 本山賢司 イラスト 
          宝島社 2005年12月(新装版)
★ 3.  今泉  『ウォールデン―森の生活』今泉吉晴 訳 小学館 2004年5月
   4.  真崎  『森の生活―ウォールデン』真崎義博 訳 
          宝島社文庫 2002年11月(新装版)
★ 5.  飯田  『森の生活―ウォールデン(上)』飯田実 訳 岩波書店
          ワイド版岩波文庫 2001年1月
★ 6.  酒本  『ウォールデン―森で生きる』酒本雅之 訳 筑摩書房 
          ちくま学芸文庫 2000年3月
   7.  真崎  『森の生活―ウォールデン』真崎義博 訳
          宝島社文庫 1998年11月
   8.  飯田  『森の生活―ウォールデン(上)』飯田実 訳 岩波書店 
          岩波文庫 1995年9月
!!   9.  金関  『森の生活』スティーブ・ロウ 編 金関寿夫 訳
          ロバート・サブダ 画 佑学社 1993年9月
★10.  神吉  『森の生活―ウォールデン』神吉三郎 訳 岩波書店
          ワイド版岩波文庫 1991年12月
★11.  佐渡谷  『森の生活―ウォールデン』佐渡谷重信 訳 講談社学術文庫 
          1991年3月
  12.  真崎  『森の生活―ウォールデン 愛蔵版』真崎義博 訳 本山賢司 絵
          JICC出版局 1989年3月
★13.  神原  『森の生活』神原栄一 訳 荒竹出版 1983年6月
  14.  真崎  『新訳・森の生活―ウォールデン』真崎義博 訳 本山賢司 絵 
          JICC出版局 1981年2月
  15.  真崎  『森の生活―新訳 ウォールデン』真崎義博 訳 本山賢司 絵 
          宝島社 1981年1月
  16.  神吉  『森の生活―ウォールデン』神吉三郎 訳 岩波書店
          岩波文庫 1979年5月16日(改版)
  17.  出水  『対訳 森の生活』出水春三 訳注 南雲堂
          英和対訳・学生文庫44 1976年12月
★18.  出水  『森の生活―ウォールデン』出水春三 訳註 南雲堂 
          Phoenix library 1957年
★19.  富田  『森の生活―ウォールデン』富田彬 訳 角川書店
          角川文庫 1953年
  20.  神吉  『森の生活―ウォールデン(上)』神吉三郎 訳 岩波書店 
          岩波文庫 1951年
★21.  宮西  『森の生活』宮西豊逸 訳 三笠書房 世界思想選書 1950年
★22.  酒井  『ウォルデン池畔にて』酒井賢 訳 養徳社 1948年
★23.  今井(規)  『森の生活』今井規清 訳 大泉書店 1948年10月
★24.  今井(嘉)  『森の生活』今井嘉雄 訳 新潮社 新潮文庫 
          1934(昭和9)年3月
  25.  古館  『森の生活』古館清太郎 訳 春秋社 春秋文庫
          1933(昭和8)年
  26.  水島  『哲人の森林生活』水島耕一郎 訳 南天堂出版部
          1933(昭和8)年
★27.  古館  「ウオルデン」3編『世界大思想全集第32巻』古館清太郎 訳 
          春秋社 1930(昭和5)年6月
★28.  和田  「森の生活」『名作選集世界田園文学』和田伝 訳述 文教書院 
          1927(昭和2)年10月
  29.  今井(嘉)  『森の生活』今井嘉雄 訳 新潮社 1925(大正14)年
★30.  水島  『森林生活―生の価値』水島耕一郎 訳 中央出版社
          1925(大正14)年6月
  31.  水島  『森林生活』水島耕一郎 訳 中央出版社
          1921(大正10)年7月
  32.  水島  『森林生活』水島耕一郎 訳 成光館書店
          1911(明治44)年7月
  33.  水島  『森林生活』水島耕一郎 訳 文成社 1911(明治44)年


!  1. 服部 2010年10月はウォールデンの全訳ではなく、『ウォールデン』や『市民の反抗』などから抽出して編集・再構成した名言集。
!! 8. 金関 1993年9月は児童向けの抄訳絵本だが、いわゆるリライトとか再話ではない。テキストは編者スティーブ・ロウが抜粋したソロー自身の原文で構成されている。


■Walden 日本語訳 - 訳者別リスト
 Japanese translations of Walden - A list by translators

今泉吉晴 2004
   ★『ウォールデン―森の生活』 小学館 2004-05
酒本雅之 2000
   ★『ウォールデン―森で生きる』 ちくま学芸文庫 2000-03
飯田実 1995, 2001
   ★『森の生活―ウォールデン(上)』 ワイド版岩波文庫 2001-01
     『森の生活―ウォールデン(上)』 岩波文庫 1995-09
金関寿夫 1993
     『森の生活』スティーブ・ロウ 編 ロバート・サブダ 画
     佑学社 1993-09
佐渡谷重信 1991
   ★『森の生活―ウォールデン』 講談社学術文庫 1991-03
神原栄一 1983
   ★『森の生活』 荒竹出版 1983-06
真崎義博 1981, 1989, etc.
   ★『森の生活』 本山賢司 イラスト 宝島社 2005-12(新装版)
     『森の生活―ウォールデン』 2002-11(新装版)
     『森の生活―ウォールデン』 宝島社文庫 1998-11
     『森の生活―ウォールデン 愛蔵版』 本山賢司 絵
     JICC出版局 1989-03
     『新訳・森の生活―ウォールデン』 本山賢司 絵
     JICC出版局 1981-02
出水春三 1957, 1976
     『対訳 森の生活』 南雲堂 英和対訳・学生文庫44 1976-12
   ★『森の生活―ウォールデン』 南雲堂 Phoenix library 1957
富田彬 1953
   ★『森の生活―ウォールデン』 角川文庫 1953
神吉三郎 1951, 1979, etc.
   ★『森の生活―ウォールデン』 ワイド版岩波文庫 1991-12
     『森の生活―ウォールデン』 岩波文庫 1979-05-16(改版)
     『森の生活―ウォールデン(上)』 岩波文庫 1951
宮西豊逸 1950
   ★『森の生活』 三笠書房 世界思想選書 1950
酒井賢 1948
   ★『ウォルデン池畔にて』 養徳社 1948
今井規清 1948
   ★『森の生活』 大泉書店 1948-10
古館清太郎 1930, 1933
     『森の生活』 春秋社 春秋文庫 1933(昭和8)
   ★「ウオルデン」3編『世界大思想全集第32巻』 春秋社
     1930-06(昭和5)
和田伝 1927
   ★「森の生活」『名作選集世界田園文学』 文教書院 1927-10(昭和2)
今井嘉雄 1925, 1934
   ★『森の生活』 新潮文庫 1934-03(昭和9)
     『森の生活』 新潮社 1925(大正14)
水島耕一郎 1911, 1913, etc.
     『哲人の森林生活』 南天堂出版部 1933(昭和8)
   ★『森林生活―生の價値』 中央出版社 1925-06(大正14)
     『森林生活』 中央出版社 1921-07(大正10)
     『森林生活』 成光館書店 1911(明治44)
     『森林生活』 文成社 1911(明治44)


■解説書・研究書・再構成本その他 Guides, Studies, etc. in Japanese


■邦題の異同 Variations of the title translated into Japanese

   『ウォールデン―森で生きる』 ……酒本 2000
   『ウォールデン―森の生活』………今泉 2004
   『ウォルデン池畔にて』……………酒井 1948
   『ウオルデン』 ……………………古館 1930(昭和5)
   『森の生活―ウォールデン』………飯田 2001
   『森の生活―ウォールデン』………真崎 1998
   『森の生活―ウォールデン』………飯田 1995
   『森の生活―ウォールデン』………佐渡谷 1991
   『森の生活―ウォールデン』………神吉 1991
   『森の生活―ウォールデン』………真崎 1989
   『森の生活―ウォールデン』………真崎 1981
   『森の生活―ウォールデン』………神吉 1979
   『森の生活―ウォールデン』………富田 1953
   『森の生活―ウォールデン』………神吉 1951
   『森の生活』 ………………………真崎 2005
   『森の生活』 ………………………金関 1993
   『森の生活』 ………………………神原 1983
   『森の生活』 ………………………宮西 1950
   『森の生活』 ………………………今井(規) 1948
   『森の生活』 ………………………今井(嘉) 1934(昭和9)
   『森の生活』 ………………………古館 1933(昭和8)
   『森の生活』 ………………………和田 1927(昭和2)
   『森の生活』 ………………………今井(嘉) 1925(大正14)
   『森林生活―生の價値』 …………水島 1925(大正14)
   『森林生活』 ………………………水島 1921(大正10)
   『森林生活』 ………………………水島 1913(大正2)
   『森林生活』 ………………………水島 1911(明治44)
   『哲人の森林生活』 ………………水島 1933(昭和8)

おおざっぱに言って日本語訳題は次のように変遷している。
『森林生活』→『森の生活』→『森の生活―ウォールデン』→『ウォールデン』


■その他の外部リンク Other external links


■更新履歴 Change log

  • 2014-11-29 出水春三=訳注 1957-11-25 の訳文を挿入しました。
  • 2014-11-04 ベトナム語訳(部分)、トルコ語訳、フィンランド語訳(部分)、ギリシャ語訳(部分)、ポルトガル語訳、ガリシア語訳、およびもう1種類のスペイン語訳を追加しました。
  • 2013-09-19 The Learning Channel's Great Books の YouTube 画面を追加しました。
  • 2013-02-11 ウクライナ語訳、ブルガリア語訳、カタルーニャ語訳、およびイタリア語訳を追加しました。
  • 2012-08-31 簡体字中国語訳、ロシア語訳、ポーランド語訳、チェコ語訳、および2種類のドイツ語訳を追加しました。
  • 2011-11-16 英語原文の朗読の YouTube 画面を追加しました。
  • 2010-10-16 服部千佳子=訳 2010-10-05 を追加しました。
  • 2010-07-07 中國語譯(繁體字)を追加しました。
  • 2009-07-06 神原栄一=訳 1983-06-20 と富田彬=訳 1953-06-30 の訳文を挿入し、スペイン語訳とフランス語訳を追加しました。
  • 2009-06-14 酒本雅之=訳 2000-03を追加しました。
  • 2009-04-24 今井嘉雄=譯 1934-03-20 を追加しました。

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■和書 Books in Japanese

■DVD

■CD

  

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Sunday, 19 April 2009

The Oracle of the Dog by G. K. Chesterton G・K・チェスタートン / G・K・チェスタトン 「犬のお告げ」

■はじめに Introduction

のっけからシャレで始まる小説というのは訳しにくい。最初のセンテンスから、注なしには理解できないようでは、読む気もそがれる。これからとりあげる短篇の冒頭の一文では、二つの英単語のスペリングに関する知識を前提にしている。といっても、両方ともだれでも知っているやさしい単語なのだけれど。


■The Oracle of the Dog の日本語訳を収録した本の一覧
 List of books that contain a Japanese translation of The Oracle of the Dog

   ★=下に訳文の抜粋を掲載したもの。☆=追って掲載する予定のもの。

     1. 橋口     ブラウン神父の懐疑1 / チェスタートン.
               -- グーテンベルク21 -- (オンデマンド電子テキスト)
   ★ 2. 中村(佐)  犬と作家の素敵な24の物語 / 岡本千晶.
               -- バベルプレス, 2007.1
   ★ 3. 小倉     密室殺人傑作選 / H.S.サンテッスン[他].
               -- 早川書房, 2003.4 -- (ハヤカワ・ミステリ文庫)
   ★ 4. 堀       犬のいい話 / レスリー・オマラ[他]. -- 心交社, 1993.2
   ★ 5. 松下     ブロードウェイの探偵犬 犬ミステリ傑作集
               -- 大和書房. 1984.12 -- (テーマ別ミステリ傑作集)
     6. 福田+中村(保) ブラウン神父の不信 / G.K.チェスタトン[他].
               -- 東京創元社, 1982.3 -- (創元推理文庫)
     7. 小倉     密室殺人傑作選 / ハンス・S.サンテッスン[他].
               -- 早川書房, 1971. -- (世界ミステリシリーズ)
   ☆ 8. 橋口     ブラウン神父の懐疑 / G.K.チェスタトン[他].
               -- 新潮社, 1960. -- (新潮文庫)
   ★ 9. 福田+中村(保) ブラウン神父の不信 / G.K.チェスタトン[他].
               -- 東京創元社, 1959.11 -- (創元推理文庫)
    10. 村崎     ブラウン神父の懷疑 / G.K.チェスタートン[他].
               -- 早川書房, 1956.9. -- (世界探偵小説全集)
   ★11. 村崎     黄金の十二 / エラリー・クイーン. -- 早川書房, 1955.
               -- (世界探偵小説全集)


■表紙画像 Cover photos

画像の番号は上のリストのなかの番号に対応しています。
↓ Click to enlarge ↓

1. Brown_shimpu_no_kaigi 2. 2007_inu_to_sakka_no_suteki 3. 2003_misshitsu_satsujin
4. Inu_no_ii_hanashi 6. 1982_brown_shimpu_no_fushin ** Incredulity_of_father_brown

** G.K. Chesterton The Incredulity of Father Brown. Capuchin Classics. 2008


■中國語譯(繁體字) Translation into traditional Chinese

「對,」布朗神父説:「我一直喜歡狗,只要這個字不是倒著拼寫的。」
狗的啓示
作者:G·K·切斯特頓[英] 翻譯:楊佑方
E-text at 雲台書屋 (b111.net)

■日本語訳 Translations into Japanese

「そうですね」とブラウン神父は言った。「私も犬は好きですよ。ただし綴(つづ)りをさかさまにして、ドッグをゴッドとしなければの話ですが」
中村佐千江訳 2007

 

「ええ、DOG――つまり犬とは可愛いいものだ、と常々思っていますよ。逆に綴られるのでなければ」とブラウン神父は言った。
堀たほ子訳 1993

 

「ええ、犬は好きですよ」ブラウン神父が言った。「逆さに綴って GOD(神)になったりしなければね」
松下祥子訳 1984

 

「そう……わしはいつだって犬は好きですよ、逆に綴らないかぎりはね(dog の反対は god 「神」になる)」とブラウン神父は言った。
小倉多加志訳 1971, 2003

 

[訳文は追って挿入するつもりです - tomoki y.]
橋口稔訳 1960

 

「さよう、わたしは犬が好きだ。ドッグをさかさにつづってゴッドとしたんではまずいがね」ブラウン神父はこんなことを言っていた。
福田恆存+中村保男訳 1959, 1982

 

「さよう」とブラウン神父は言つた……「わしはいつでも犬が好きじや、綴りをさかさまにしないかぎりはな。」(犬 DOG をさかさまに綴ると、神 GOD になる。)
村崎敏郎訳 1955, 1956

■スペイン語訳 Translation into Spanish

"—Sí —dijo el padre Brown—, me gustan los perros; me gustan siempre que no se les tome por lo que no son.

   El Oráculo del Perro
   La Incredulidad del Padre Brown by G. K. Chesterton
   Excerpt at Biblioteca Librodot


■英語原文 The original text in English

"Yes," said Father Brown, "I always like a dog, so long as he isn't spelt backwards."

   The Oracle of the Dog (1923), later incorporated into the book:
   The Incredulity of Father Brown (1926) by G. K. Chesterton
   E-text at:
   * Electronic Text Center, University of Virginia Library
   * Project Gutenberg Australia
   * eBooks@Adelaide


■外部リンク External links

 [en] English
   * The Complete "Father Brown" - Martin Ward's Home Page
   * G. K. Chesterton - Wikipedia (1874-1936)
   * Father Brown - Wikipedia

 [ja] 日本語
   * G・K・チェスタトン(チェスタートン) - 書肆・翻訳 七里のブーツ
   * G・K・チェスタートン - 翻訳アンソロジー/雑誌リスト
   * ギルバート・ケイス・チェスタートン - Wikipedia (1874-1936)
   * 英吉利近代傑作集 - Index to Anthologies
   * G・K・チェスタートン - 翻訳作品集成


■更新履歴 Change log

2012/07/02 スペイン語訳を追加しました。
2009/09/29 中國語譯(繁體字)を追加しました。
2009/05/01 中村佐千江=訳 2007.1を追加しました。


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■洋書 Books in non-Japanese languages

■和書 Books in Japanese
(1) G・K・チェスタートン

(2) G・K・チェスタトン

■DVD

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久米邦武 『特命全権大使米欧回覧実記』 Japan Rising: The Iwakura Embassy to the USA and Europe by Kume Kunitake

■はじめに Introduction

一行は1871(明治4)年12月23日横浜を出発し、1873(明治6)年9月13日横浜に帰着した。あしかけ3年、632日間を費やして、米欧12か国を歴訪した。その顔ぶれは明治維新の立役者たち48人。これに若い留学生らも多数同行。満6歳の津田むめ(のちの津田梅子)を含む女子留学生も5人いた。横浜出航時は総勢100人を超す大使節団だった。


■岩倉使節団 世界一周の旅
 The Iwakura Mission's tour around the world

NHK総合テレビ 『その時 歴史が動いた』 第348回 岩倉使節団 世界一周の旅 〜明治日本・西洋と出会う〜 オリジナル放送日: 2009-01-14 NHKアーカイブス保存番組


■『特命全権大使米欧回覧実記』表紙
 The Iwakura Embassy to the USA and Europe: Front cover

   Beiou_kairan_jikki

   特命全権大使米欧回覧実記
   タイトルよみ : トクメイ ゼンケン タイシ ベイオウ カイラン ジッキ
   責任表示 : 久米邦武編
   出版事項 : 東京:博聞社 1878年10月(明治11年)
   形態 : 5冊(100巻);20cm
   一般注記 : 太政官記録掛蔵版
   Image source: 国立国会図書館 近代デジタルライブラリー


■英訳 Translation into English

January 29th. Fine.

[Omission]

Although Japan has only recently begun intercourse and commerce with foreign countries, many items made in Japan are regarded as unusual and attractive by Europeans and Americans. Nevertheless, Japan does not profit from exports for the following three basic reasons: 1. The volume of exported goods is so small that it does not satisfy overseas demand; 2. Shipping is unreliable, and we have not yet established a regular presence and role in foreign markets; 3. Aiming only for short-term profits, we do not build any reputation or fame; worse, we even squander any recognition we may have won.

The example of the corks proves that spreading one's reputation and promoting demand throughout the world creates profit and results in the volume of trade increasing tremendously. Corks are made from the bark of a tree (cork-trees were growing in the flower-beds in Woodward's Gardens) and are exported from Spain and Portugal. In Algeria, in Africa, planting French cork-trees on about 350,000 acres of land yielded a profit of 10,000,000 francs a year. If cork-trees and corks can yield such profits, how large a business it must be!

   Japan Rising: The Iwakura Embassy to the USA and Europe
   by Kume Kunitake
   Edited by Chushichi Tsuzuki
   Excerpt at Cambridge University Press


■現代日本語訳 Translation into contemporary Japanese

旧暦12月20日(1872年1月29日) 晴

[略]

わが日本は近年初めて外国と交際を始めた。従来の国産品で、欧米人に珍重されるものは数え切れないほど多い。しかし、輸出の利益がいまだ生まれていないのには三つの原因がある。一つは輸出高が少ないため海外の需要を満足させられないこと。第二は輸出が断続的であるために海外市場できちんとした評価が受けられないこと。第三に眼前の小さな利益を追求して名声の確立に努めず、さらにすでにあった名声さえ自ら損なうような行動をすること。

世界に名声を博すことによって需要を拡大し、莫大な数量を受注して利益を上げることができることは、コルク栓の例でも証明できるであろう。これはコルク樫という木の樹皮〈ウッドワード公園の温室にも植えられていた〉であって、もともとイスパニアとポルトガルの産物である。アフリカのアルジェリアでフランスは14万ヘクタールの土地にこの木を栽培し、年々1,000万フランの利益を得ている。たかがコルク栓の利益でさえこのようなものである。なんと盛んなものではないか。

   第四巻 サンフランシスコ市の記 下
   久米邦武(くめ・くにたけ)=編著 水澤周(みずさわ・しゅう)=訳・注
   米欧亜回覧の会=企画

   引用は a. に拠りました。漢数字の一部を算用数字に改めました。
   改行は tomoki y. が挿入しました。


■日本語原文 The original text in 19th century Japanese

12月20日 晴

[略]

我日本国近年始テ外国ニ交ル、従来の国産、米欧人ニ珍異セラルヽモノハ、指ヲ屈スルニ勝(た)ヘサルホトナレトモ、輸出ノ利未タ生セサルハ、三ノ原由ニヨル、一ハ輸送高小量ニテ、彼地製造ノ需用ニ不足ナルニヨル、二ハ輸送連続セス、彼地ノ市場ニ価格ヲ有セサルニヨル、三ニハ目前ノ小利ヲ争ヒ、名誉ヲ広メス、并セテ已ニ得タル名誉モ自損スルニヨル、

夫(それ)世界ニ、名誉ヲシキ需用ノ広キヨリ、利益ヲ生シテ莫大ナル数ヲ積成スルハ、「キルク」ノ栓(せん)ニテモ証スヘシ、此物ハ「キルク」トイフ樹ノ皮ニテ〈「ウードワルト」園中ノ花窖(かこう)ニモ種ユ〉西班牙(スペイン)葡萄牙(ホルチユガル)国ノ産物ナリ、亜弗利加洲「アルセリヤ」ニ於テ、仏国ヨリ14万町ノ地ニ此樹ヲウヘ、年々1千万「フランク」ノ利ヲ収ム、一栓子ノ利モ亦如此シ、豈(あ)ニ盛ナラスヤ、

   第四巻 桑方斯西哥ノ記 下 旧暦12月16日至21日

   a. は b. の拡大版。c. は d. の複製。引用は a. に拠りました。
   漢数字の一部を算用数字に改めました。改行は tomoki y. が挿入しました。


■【外交史】 日本の外交・明治編 Part 3 of 7 (Parts 1-7 再生リストは ここ

オリジナル放送:
BS特集 世界から見たニッポン~明治編 第1回 西洋の驚きと警戒(前)(後)
放送日:2006年4月16日 放送チャンネル:NHK BS1

   情報源:BS特集 世界から見たニッポン - NHKアーカイブス保存番組検索


■表紙画像 Cover photos

↓ Click to enlarge ↓

a. Die_iwakura_mission b. Japan_rising_3 c. The_iwakura_embassy
d. Hokoritakaki_nihonjin  e. Beiou_kairan_keio_univ_press_paper f. Beiou_kairan_jikki_iwanami


■インターネット特別展 公文書に見る岩倉使節団
Iwakura_mission_map_3

自由にナビゲートできる岩倉使節団のデジタル行程年表や人物紹介・参考文献など

   公文書に見る岩倉使節団
   提供:国立公文書館 アジア歴史資料センター(アジ歴)
   Digital timelines, route map, etc. of the Iwakura Mission (in Japanese)
   by Japan Center for Asian Historical Records, National Archives of Japan


■その他の外部リンク Other external links

   * 岩倉使節団 - Wikipedia
   * 久米邦武 - Wikipedia (1839-1931)
   * Iwakura Mission - Wikipedia
   * Kume Kunitake - Wikipedia (1839-1931)


■更新履歴 Change log

2011/08/07 岩倉使節団 世界一周の旅 オープニングの YouTube 動画を
         追加しました。
2009/05/02 日本語原文の書誌情報を補足しました。
2009/04/19 YouTube動画を Part 1 から、米欧回覧実記により直接の関連の
         強い Part 3 に差し替えました。


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Saturday, 18 April 2009

The Apartment (1960) by Billy Wilder & I.A.L. Diamond ビリー・ワイルダー+I・A・L・ダイアモンド 『アパートの鍵貸します』 (1960)

■はじめに Introduction

睡眠薬、テニスラケット、ロビンソン・クルーソー。傑作映画。
Sleeping pills, a tennis racket, and Robinson Crusoe. A brilliant film.


■The Apartment (1960) directed by Billy Wilder
 『アパートの鍵貸します』 (1960) 監督:ビリー・ワイルダー


■脚本 Screenplay

INT. THE APARTMENT - EVENING

Buddy-boy is bending over a hot stove, preparing an Italian
dinner. He takes a saucepan of spaghetti off the fire, and
picking up the tennis racquet with the other hand, pours the
spaghetti on top of the racquet strings. Then he turns on
the faucet, runs water over the spaghetti. With the combined
technique of Brillat-Savarin and Pancho Gonzales, he gently
agitates the racquet, letting the water drain off the
spaghetti. As he works, he hums a theme from Tschaikowsky's
Capriccio Italien.

Fran walks in, still in her robe.

                         FRAN
            Are we dressing for dinner?

                         BUD
            No -- just come as you are.

                         FRAN
                   (watching him)
            Say, you're pretty good with that
            racquet.

                         BUD
            You ought to see my backhand.
                   (dumping spaghetti
                   into platter)
            And wait till I serve the meatballs.
                   (demonstrates)

                         FRAN
            Shall I light the candles?

                         BUD
            It's a must -- gracious-living-wise.

As Fran starts into the living room, Bud begins to ladle
meat sauce onto the spaghetti, humming operatically.

In the living room, the small table has been set for two,
and prominent on it is the champagne bottle that Mr. Kirkeby
left behind, still in its cardboard bucket, but freshly iced.
As Fran lights the candles, she notices the napkins on the
table, peels a price-tag off the corner of one of them.

                         FRAN
            I see you bought some napkins.

                         BUD
            Might as well go all the way.

He carries the platter of spaghetti and meat sauce in from
the kitchen, sets it on the table, sprinkles some cheese on
it. Then he crosses to the coffee table, where a full
martini pitcher stands in readiness, fills a couple of
glasses. Fran seats herself at the table.

                         BUD
            You know, I used to live like
            Robinson Crusoe -- shipwrecked
            among eight million people. Then
            one day I saw a footprint in the
            sand -- and there you were --
                   (hands her martini)
            It's a wonderful thing -- dinner
            for two.

                         FRAN
            You usually eat alone?

                         BUD
            Oh, no. Sometimes I have dinner
            with Ed Sullivan, sometimes with
            Dinah Shore or Perry Como -- the
            other night I had dinner with Mae
            West -- of course, she was much
            younger then.
                   (toasting)
            Cheers.

                         FRAN
            Cheers.

They drink.

                         BUD
            You know what we're going to do
            after dinner?

                         FRAN
            The dishes?

                         BUD
            I mean, after that?

                         FRAN
            What?

                         BUD
            You don't have to if you don't want
            to --

                         FRAN
            I don't?

                         BUD
            We're going to finish that gin game.

                         FRAN
            Oh.

                         BUD
            So I want you to keep a clear head.


■脚本の出典 Sources of the screenplay

   The Apartment - The Internet Movie Script Database (IMSDb)
   The Apartment - Drew's Script-O-Rama
   Script written by Billy Wilder and I.A.L. Diamond


■さまざまな言語で表示されたVHS/DVDのジャケット
 VHS/DVD covers in various languages

↓ Click to enlarge ↓

ja Ja_the_apartmtment he He_the_apartment_ ru Ru_the_apartment

hu Hu_legnylaks_the_apartment_1960 cs Cs_byt_the_apartment de De_das_apartment

it It_lappartamento br Br_se_meu_apartamento_falasse pt Pt_o_apartamento

es Es_el_apartamento fr Fr_la_garconniere en En_the_apartment

** Billy_wilder_speaks


■上掲画像の出所 Sources for the above images

[ja] アパートの鍵貸します Amazon.co.jp 日本語
[he] הדירה ויקיפדיה ヘブライ語
[ru] Квартира KinoPoisk.ru ロシア語
[hu] Legénylakás Cinebox ハンガリー語
[cs] Byt DVDBest チェコ語
[de] Das Appartement Cover Browser ドイツ語
[it] L'appartamento Wuz.it イタリア語
[br] Se meu apartamento falasse Submarino.com.br ブラジル・ポルトガル語
[pt] O Apartamento Leiloes.net ポルトガル語
[es] El apartamento 青春的磋跎 スペイン語
[fr] La Garçonnière FNAC.com フランス語
[en] The Apartment 開放劇本 英語
** Billy Wilder Speaks Amazon.com


■追記 An afterthought

だけど、彼のパスタの作り方は完全にまちがっていると思う(微苦笑)。
. . . although the way he prepares spaghetti is totally wrong. ;-)


■外部リンク External links

 [en] English
   * The Apartment (1960) - TCM Movie Database
   * The Apartment (1960) - Greatest Films
   * The Apartment (1960) - IMDb
   * The Apartment - Wikipedia

 [ja] 日本語
   * アパートの鍵貸します(1960) - キネマ旬報DB/ Walkerplus.com
   * アパートの鍵貸します(1960) - TSUTAYA Discas
   * アパートの鍵貸します(1960) - Yahoo!映画
   * アパートの鍵貸します(1960) - allcinema
   * アパートの鍵貸します(1960) - goo 映画
   * アパートの鍵貸します - Amazon.co.jp (本・CD・VHS・DVD)


■更新履歴 Change log

2012-01-23 ヘブライ語、ハンガリー語、チェコ語、およびポルトガル語の
         VHS/DVDジャケット画像を追加しました。


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The Keys of Egypt: The Race to Read the Hieroglyphs by Lesley & Roy Adkins レスリー・アドキンズ+ロイ・アドキンズ『ロゼッタストーン解読』

■ヒエログリフで書いてみよう Write Like an Egyptian

古代エジプトの書記になったつもりで、自分の名前をヒエログリフで書いてみよう。
手順はかんたん。

1, ここ をクリックして Write Like an Egyptian のページへ行く。
2. 枠のなかに ローマ字 で自分の名前を入力する。
3. "inscribe" のボタンをクリックする。ほら、書けた。

  T
  O
  M
  O
  K
  I

Eglyphtop
Eglypht
Eglypho
Eglyphm
Eglypho2
Eglyphk
Eglyphi_2
Eglyphbottom_2

Write Like an Egyptian
your name in hieroglyphs,
the way an Egyptian scribe might have written it.
Simply go to the "Write Like an Egyptian" page.

■表紙画像 Cover photos

[ja]
ロゼッタストーン解読 (新潮文庫)
著者:レスリー・アドキンズ ロイ・アドキンズ
文庫 新潮社
発売日:2008-05-28
ISBN-10 : 4102168311

[nl] オランダ語版
Egypte ontraadseld
著者:Adkins, Lesley & Roy Adkins
ペーパーバック
出版社:Utrecht/Antwerpen Kosmos-K&Z Uitgevers
発売日:2000
ISBN-10 : 9021585421

[de] ドイツ語版
Der Code der Pharaonen
著者: Lesley Adkins Roy Adkins
ペーパーバック
出版社:Luebbe Verlagsgruppe
発売日:2004-02
ISBN-10 : 3404642015

[sv] スウェーデン語版
Egyptens nycklar : jakten på hieroglyfernas gåta
著者: Lesley & Roy Adkins
訳者: Thomas Andersson
出版社:Enskede TPB
発売日:2002

[es] スペイン語版
Las Claves de Egipto. La carrera por leer los Jeroglíficos
著者:Lesley Adkins - Roy Adkins.
訳者:Juan Manuel Ibeas.
出版社:Editorial Debate, S. A.
発売日:2000
I.SBN-10 : 8483063638
Image source: Arqueo-Egipto

[en]
The Keys of Egypt: The Race to Read the Hieroglyphs
著者: Lesley Adkins Roy Adkins
ペーパーバック
出版社:HarperCollins Publishers Ltd
発売日:2001-09-03
ISBN-10 : 0006531458

↓ Click to enlarge ↓

ja Rozettasutoon_kaidoku  nl Egypte_ontraadseld  de Der_code_der_pharaonen_2

sv Egyptens_nycklar  es Adkins_claves_egipto  en The_keys_to_egypt


■日本語訳 Translation into Japanese

 ジャン=フランソワ・シャンポリオンがヒエログリフの研究を行っていた、マザラン通り二十八番地の家は、兄のジャック=ジョゼフが勤めていたフランス学士院から二百メートルもはなれていないところにあった。一八二二年九月十四日の昼近く、シャンポリオンはそのわずかな距離を全速力で駆け抜けていた。論文とノートと図版をかかえ、狭くて暗い道を学士院めざして突っ走った。体の不調からまだ十分に回復せず、また、極度に興奮していたためもあって、兄の部屋に飛び込んだときには息もたえだえだった。机の上に論文を投げ出し、彼は叫んだ。「わかったよ!」と。早朝からアブ・シンベルの碑文に取り組んでいた彼は、解読不能だったエジプトのヒエログリフの謎を解く鍵をついに発見したのだった。いまやすべてのヒエログリフ・テキストを読み解くのは時間の問題にすぎなかった。彼はジャック=ジョゼフに自分の発見を説明しはじめたが、二言三言いうと意識を失って倒れた。一瞬、彼が死んでしまったのではないかと兄は思った。

   「時間の起源」
   レスリー・アドキンズ+ロイ・アドキンズ=著 木原武一(きはら・ぶいち)=訳
   a. 『ロゼッタストーン解読』 新潮文庫 2008-05-28
   b. 『ロゼッタストーン解読』 新潮社 2002-03-20
   引用は b. に拠りました。


■英語原文 The original text in English

The house at 28 rue Mazarine, where Jean-François Champollion lived and carried on his research into hieroglyphs, was less than 200 yards from the Institute of France where his brother Jacques-Joseph had his office. Towards midday on 14 September 1822, Champollion covered the distance in the shortest time possible. Clutching his papers, notes and drawings, he fled along the narrow, gloomy street, around the corner and into the Institute. Not fully recovered from his latest spell of ill-health and at the highest pitch of excitement, he was already breathless as he burst into his brother's office, flung his papers on to a desk and shouted 'Je tiens l'affaire!' ('I've found it!'). Working since early morning on the latest drawings of inscriptions from Abu Simbel, he had at last seen the system underlying the seemingly unintelligible Egyptian hieroglyphs, and it was now only a matter of time before he would be able to read any hieroglyphic text. He began to explain to Jacques-Joseph what he had discovered, but only managed a few words before collapsing unconscious on the floor. For a few moments his brother feared he was dead....

   Introduction - 'The Beginning of Time'
   The Keys of Egypt by Lesley Adkins & Roy Adkins
   New edition:
   * The Keys of Egypt: The Race to Read the Hieroglyphs
    HarperCollins; New edition (2001-09-03)
   First edition:
   * The Keys of Egypt: The Race to Crack the Hieroglyph Code
    Paperback: Harper Perennial (2001-11-27)
   * The Keys of Egypt: The Obsession to Decipher Egyptian Hieroglyphs
    Hardcover: Harpercollins (2000-10-03)
   Excerpt at:
   * The website of Roy and Lesley Adkins
   * Amazon.co.uk
   * Amazon.co.jp
   * Amazon.com


■外部リンク External links

 [en] English
   * The Rosetta Stone - The British Museum
   * Rosetta Stone - Wikipedia

 [ja] 日本語
   * ロゼッタ・ストーン - Wikipedia


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■洋書 Books in non-Japanese languages
(1) hieroglyphics

(2) Rosetta Stone

■和書 Books in Japanese
(1) ヒエログリフ

(2) ロゼッタ・ストーン

  

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Wednesday, 08 April 2009

添田唖蝉坊 「金金節」, ABBA 「マネー、マネー、マネー」 Kanekane-bushi by Soeda Azenbo; Money, Money, Money by ABBA

        目次 Table of Contents

■はじめに Introduction
  Audio   「金金節」 歌: 小沢昭一 Kanekane-bushi sung by Shoichi Ozawa
■「金金節」日本語歌詞 Kanekane-bushi: The original lyrics in Japanese
■「金金節」を試聴する Listen to Kanekane-bushi
 Images   本・CD・DVDの画像 Book, CD and DVD covers
 Video 1  Meryl Streep - Money, Money, Money from Mamma Mia! The Movie
 Video 2  Money, Money, Money by ABBA
 Video 3  Money, Money, Money lyrics 歌詞
■外部リンク External links
■更新履歴 Change log


■はじめに Introduction

♪カネだカネカネ カネカネカネだ カネだカネカネ この世はカネだ♪
♪Money, money, money.  Must be funny.  In the rich man's world.♪


  Audio  
「金金節(かねかねぶし)」 歌: 小沢昭一
Kanekane-bushi. Performed by Shoichi Ozawa.

Uploaded to YouTube by meidointakasaki on 24 Apr 2013.


■「金金節(かねかねぶし)」日本語歌詞
 Kanekane-bushi : The original lyrics in Japanese

金だ金々 金々金だ 金だ金々 この世は金だ
金だ金だよ 誰が何と言おと 金だ金だよ 黄金万能

金だ力だ 力だ金だ 金だ金々 その金欲しや
欲しや欲しやの 顔色目色 見やれ血眼 くまたか眼色

一も二も金 三・四も金だ 金だ金々 金々金だ
金だ明けても 暮れても金だ 夜の夜中の 夢にも金だ

泣くも笑うも 金だよ金だ バカが賢く 見えるも金だ
酒も金なら 女も金だ 神も仏も 坊主も金だ

坊主可愛や 生臭坊主 坊主頭に また毛が生える
生えるまた剃る またすぐ生える はげて光るは つるつる坊主

坊主抱いてみりゃ めちゃめちゃに可愛い 尻か頭か 頭か尻か
尻か頭か 見当がつかぬ 金だ金だよ 医者っぽも金だ

[以下同様に30行、21番までつづく]

   添田唖蝉坊(そえだ・あぜんぼう)=作詞 後藤紫雲=作曲「金金節」

   『流行り唄五十年―唖蝉坊は歌う
   添田知道(そえだ・ともみち)=著 小沢昭一=解説・唄
   朝日新書 朝日新聞出版 2008-04-30 の9~13ページに歌詞全文を掲載。


■「金金節」を試聴する Listen to Kanekane-bushi

上の朝日新書にはミニCDが添付されていて、そこに小沢昭一氏の歌う「金金節」が全コーラス収録されている。おなじ音源と思われるものは、つぎのCDの4曲目にも収録されている。歌の初めの部分をリンク先の Amazon.co.jp のページで試聴することができる。

   『明治・大正・昭和の哀歌集~蟹工船・あきらめ節~
   オムニバスCD  50分
   コロムビアミュージックエンタテインメント 2008-11-19


 Images 
本・CD・DVDの画像 Book, CD and DVD covers

↓ クリックして拡大 Click to enlarge ↓

a. Aikashu b. Hayariuta_50_nen c. Mamma_mia_dvd

d. Mamma_mia_soundtrack_abba_cddvd_2 e. Mamma_mia_london_musical f. Abba_gold_greatest_hits


 Video 1 
Meryl Streep - Money, Money, Money from Mamma Mia! The Movie

Uploaded to YouTube by Javi Silva on 16 Jul 2013.


 Video 2 
Money, Money, Money by ABBA

Uploaded to YouTube by paussita on 21 Jan 2008.


 Video 3 
Money, Money, Money lyrics 歌詞

Money, Money, Money.  Single by ABBA from the album Arrival.  Written by Benny Andersson and Björn Ulvaeus.  Released in November 1976


■外部リンク External links


■更新履歴 Change log

  • 2016-05-30 「金金節」とメリル・ストリープの歌のビデオが、リンク先でプライベート限定に設定変更されていたので、それぞれ類似の別の動画と差し替えました。
  • 2010-08-10 小沢昭一の歌う「金金節」の YouTube 画面を追加しました。


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■CD

■洋書 Books in non-Japanese languages

■和書 Books in Japanese
(1) 添田唖蝉坊

(2) 添田知道

  

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Tuesday, 07 April 2009

The Story of Writing by Andrew Robinson アンドルー・ロビンソン『文字の起源と歴史―ヒエログリフ、アルファベット、漢字』

■はじめに Introduction

文字が好きな人のための本。図版多数。原書は初版が1995年に、改訂版が2007年に出た。日本語版は初版を底本としている。


■表紙画像 Cover photos

[ja] 『文字の起源と歴史―ヒエログリフ、アルファベット、漢字』 創元社 (2006)
[de] Die Geschichte der Schrift. Paul Haupt, Bern (1996) ドイツ語版
[nl] Alfabet, hiëroglief, pictogram. Tirion (2001) オランダ語版
[es] Historia de La Escritura. La Marca Editora (1997) スペイン語版
[en] The Story of Writing. Thames & Hudson (2007) 第2版ペーパーバック
[en] The Story of Writing. Thames & Hudson (1995) 初版ハードカバー

↓ Click to enlarge ↓

ja Andrew_robinson_moji_no_kingen_to_r de Die_geschichte_der_schrift nl Alfabet_hieroglief_pictogram

es Historia_de_la_escritura_3 en The_story_of_writing_new_edition_2 en The_story_of_writing_first_edition


■日本語訳 Translation into Japanese

文字は人類の歴史上,最も偉大な発明品の一つである。文字がなければ歴史もなかったことを考えると最大の発明といえるかもしれない。それでも文字は、私たちの大半があたり前のように使っている技術である。私たちは学校でアルファベットや(中国や日本でなら)漢字を一つひとつ練習して文字を身につけてきたが、普段は頭の中の考えを紙の上やコンピュータのスクリーン上の記号にどうやって変えているのかといった知的・身体的作業について、あらためて考えてみたりはめったにしないだろう。どうやって文字を覚えたのかをはっきり思い出せる人も、ほとんどいないと思う。

   アンドルー・ ロビンソン=著 片山陽子(かたやま・ようこ)=訳
   『図説 文字の起源と歴史―ヒエログリフ、アルファベット、漢字
   創元社 2006-02-20


■英語原文 The original text in English

Writing is among the greatest inventions in human history, perhaps the greatest invention, since it made history possible. Yet it is a skill most writers take for granted. We learn it at school, building on the alphabet, or (if we live in China or Japan) the Chinese characters. As adults we seldom stop to think about the mental-cum-physical process that turns thoughts into symbols on a piece of paper or on a video screen, or bytes of information in a computer disc. Few of us have any clear recollection of how we learnt to read or write.

   The Story of Writing by Andrew Robinson
   * Second edition: Paperback. Thames and Hudson, 2007-05
   * First edition: Paperback. Thames and Hudson, 1999-09-01
   * First edition: Hardcover. Thames and Hudson, 1995
   * Publisher's page for the Second Edition is here.
   * Excerpt is here.


■外部リンク External links

 [en] English
   * The Story of Writing (Second Edition) - BNET (July/August 2007)
   * Andrew Robinson - WorldCat Identities (1957-  )
   * Egyptian hieroglyphs - Wikipedia

 [ja] 日本語
   * ヒエログリフ - Wikipedia
   * 文字の歴史 - Wikipedia


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■洋書 Books in non-Japanese languages


■和書 Books in Japanese

  

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Sunday, 05 April 2009

The Rosetta Stone and the Rebirth of Ancient Egypt by John Ray ジョン・レイ 『ヒエログリフ解読史』

■はじめに Introduction

ロンドンの大英博物館でいちばん有名な、あの展示品について。


■The Rosetta Stone at the British Museum 大英博物館のロゼッタストーン

あの石が近年あそこでどう展示されているか? その雰囲気を知りたいかたへ


■BBC. The Mystery of the Rosetta Stone. Episode 5, Part 1 of 6

シャンポリオンを主人公とした再現ドラマ。つづき: 2 3 4 5 6 なお、このロゼッタストーンをめぐるエピソードは、BBC「エジプト」シリーズ全6話のうちの第5話にあたる。シリーズ全体の構成や評価などは Wikipedia を、キャストなどは IMDb を参照。


■表紙画像 Book covers

Leftヒエログリフ解読史』 原書房 2008-10-31
Centre The Rosetta Stone and the Rebirth of Ancient Egypt. Harvard University Press, ペーパーバック 2007-07-27
Right The Rosetta Stone and the Rebirth of Ancient Egypt Profile Books. ハードカバー 2008-07-10

↓ Click to enlarge ↓

John_ray_the_rosetta_stone   John_ray_harvard_the_rosetta_stone   Rosetta_stone_profile_books

■日本語訳 Translation into Japanese

ロゼッタストーンは古代に生まれたものかもしれないが、現代世界の象徴でもある。人類の歴史上、もっとも長く、もっともロマンに満ちた一章を,私たちに取り戻してくれたからだ。この石がなければ、この歴史の一章は私たちの目に触れないまま永遠に砂の中にうずもれてしまっていたかもしれない。過去の記憶を取り戻すことは、自分がどこからきたのか、何者なのか、そのアイデンティティを取り戻すことでもある。ロゼッタストーンは、言ってみれば、人類のアイデンティティの象徴なのだ。

   ジョン・レイ=著 田口未和(たぐち・みわ)=訳
   『ヒエログリフ解読史
   原書房 2008-10-31


■英語原文 The original text in English

The stone may be part of an ancient past, but it is also an icon of the modern world, since it gave us back one of the longest and most romantic chapters of our history, a chapter which had been thought lost beyond recall. To recover past memory is to regain identity. The Rosetta Stone is, in effect, an emblem of our identity.

   The Rosetta Stone and the Rebirth of Ancient Egypt
   by John Ray
   Wonders of the World
   Harvard University Press, 2007-07-27
   Excerpt is here (PDF).


■書評 Book reviews

   * Minerva - The International Review of Ancient Art & Archaeology
   * The Washington Post, Reviewer: Jonathon Keats. 2007-07-22
   * Powell's Books


■外部リンク External links

 [en] English
   * The Rosetta Stone - The British Museum
   * Rosetta Stone - Wikipedia
   * John Ray - LibraryThing

 [ja] 日本語
   * ロゼッタ・ストーン - Wikipedia


■更新履歴 Change log

2009/04/06 BBCテレビのYouTube動画を、ロゼッタストーンにより直接的な関連があるエピソードのものに差し替えました。


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■洋書 Books in non-Japanese languages
(1) hieroglyphics

(2) Rosetta Stone

■和書 Books in Japanese
(1) ヒエログリフ

(2) ロゼッタ・ストーン

  

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How Invention Begins by John H. Lienhard ジョン H. リーンハード『発明はいかに始まるか―創造と時代精神』

■はじめに Introduction

「ドーナッツを発明したのは誰か」という話題が第2章の導入部で取り上げられている:

  A説:アメリカ・メイン州の船長ハンソン・グレゴリーが発明した
  B説:マサチューセッツ州でピルグリムの女性が揚げていたケーキを
     矢で射抜いて穴を開けたインディアンが発明した
  C説:バーモント州のシャドラク・ゴワラパス・フーパーという人物が発明した

さらには、ニューオーリンズのベニエやインドのプーリなど、外から穴をくり抜かないで、内側に空洞をつくるタイプのお菓子も考察の対象とされる。

導入部の結論:「○○を発明したのは誰か」という問いに答えるのは、意外とむずかしい。○○が、ドーナッツでなくて飛行機や白熱電球であったとしても同様だ。


■本の表紙と肖像写真 Book covers and a portrait

Left
発明はいかに始まるか―創造と時代精神
著者:ジョン・H. リーンハード 
単行本 新曜社
発売日:2008-12
ISBN-10 : 478851138X

Centre
How Invention Begins: Echoes of Old Voices in the Rise of New Machines
著者: John H. Lienhard 
ペーパーバック
出版社:Oxford University Press
発売日:2008-06-30
ISBN-10 : 0195341201

Right
John H. Lienhard
M.D. Anderson Professor of Mechanical Engineering and History, Emeritus
University of Houston, Cullen College of Engineering

↓ Click to enlarge ↓

Lienhard_hatsumei_wa_ikani_hajimaru   John_h_lienhard_how_invention_begin   John_h_lienhard_univ_of_houston

■日本語訳 Translation into Japanese

発明について考える場合、その因果関係は非常に複雑に織り合わされている。だからこそ発明は、人びとに共有された考えの発現であると同時に、一人の天才の表現でもあるという、一見筋の通らないことを受け入れることから始めたほうがよいのである。いちど意識的に常識を留保すれば、個人と共同体とがどのように一つの原因における二つの側面を形成しているのかを探求するスタートラインに立つことができる。

   「はじめに」
   ジョン・H・リーンハード=著 中島由恵(なかじま・よしえ)=訳
   『発明はいかに始まるか―創造と時代精神
   新曜社 2008-12
   目次、「日本語版への序文」、および「はじめに」の全文は、
   新曜社ウェブサイト で立ち読み可能


■英語原文 The original text in English

The fabric of causality becomes terribly complex in the case of invention. That is why we do better if we begin with a seemingly illogical acceptance that invention is the emergence of a collective idea at the same time it is an expression of one person's genius. Once we make that willing suspension of common sense, we are in a position to start looking for ways that the individual and the community form two facets of a single cause.

   Preface
   How Invention Begins: Echoes of Old Voices in the Rise of New Machines
   by John H. Lienhard
   Oxford University Press, 2006

   eBook
   * How Invention Begins - Google Book Search

   Quoted in:
   * The Elusive Goal of Corporate Creativity by Paul B. Brown
    The New York Times (2006-07-02)
   * How Invention Begins - Oxford University Press
   * Land of Lincoln (2007-10-10), a blog by Mark Ferris
   * Thinking About Law and Creativity:
    On the 100 Most Creative Moments in American Law
    by Robert F. Blomquist (Footnotes 68 & 69)


■外部リンク External links

 [en] English
   * Dr. John Lienhard - University of Houston
   * John H. Lienhard - LibraryThing
   * The Engines of Our Ingenuity

 [ja] 日本語
   * 発明はいかに始まるか - 新曜社


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Saturday, 04 April 2009

Truth of Intercourse by Robert Louis Stevenson スティーヴンソン/スティーヴンスン「交際の真理」「交誼の真実」「思うことを正確に伝えること」「交際の眞理」「友情の眞相」「以心傳心」

■はじめに Introduction

下に引用する「交際の真理」は、スティーヴンスンの書いたエッセー集『若い人々のために』に収められた4篇のエッセーのうち、最後のもの。


 Image gallery 
表紙画像と肖像写真 Book covers and a portrait

↓ クリックして拡大 Click to enlarge ↓
a. Virginibus_puerisque_and_other_pape  b. Le_bris  c. Balfour_the_life_of_robert_louis_st
d. Fanny_osbourne_1_2  e. J_c_furnas_voyage_to_windward_6

■スティーヴンスンの伝記 Biographies of Robert Louis Stevenson

   A good source of information on biographies of Stevenson can be found at
   Robert Louis Stevenson - Biographies and biographical studies
   in Robert Louis Stevenson Web Site by Richard Dury


■Truth of Intercourse の日本語訳を収録した本の一覧
  List of books that contain a Japanese translation of Truth of Intercourse

  ★=下に訳文の抜粋を掲載したもの。

  ★ 1. tomoki y. tomokilog - うただひかるまだがすかる -- 2009.05.17
     2. 酒井 スティーヴンソン作品集 R.L.スティーヴンソン 文泉堂出版 1999.3
     3. 橋本 世界教養選集. 6 / 茅誠司,中野好夫. -- 平凡社, 1975.3
     4. 橋本 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1973
     5. 橋本 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 改訂版.
          -- 角川書店, 1968. -- (角川文庫)
     6. 橋本 世界の人生論. 第11. -- 角川書店, 1968
  ★ 7. 守屋 若い人々のために / スティーヴンソン[他]. -- 旺文社, 1966.
          -- (旺文社文庫)
  ★ 8. 橋本 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1963.3
  ★ 9. 酒井 世界人生論全集. 第6 / 河盛好蔵. -- 筑摩書房, 1963
    10. 岩田 若い人々のために 其他 / スティーヴンスン[他].
          -- 岩波書店, 1955 7刷. -- (岩波文庫)
  ★11. 吉田 若い人々のために / スチィーヴンソン[他]. -- 池田書店, 1954.9
          -- (人生叢書 ; 第7)
  ★12. 緑川 若い人々のために / スティヴンスン[他]. -- 開文社, 1953.9
          -- (英米文学訳註叢書 ; 第34)
  ★13. 谷島 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 春秋社, 1951.12
  ★14. 寺沢 若き人々のために / ロバート・L.スティーヴンソン[他].
          -- 岡倉書房, 1951.4 -- (20世紀ライブラリ ; 第3)
    15. 橋本 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 南北書園, 1948
  ★16. 岩田 若い人々のために 他十一篇 / スティーヴンスン[他].
          -- 岩波書店, 1937(昭和12). -- (岩波文庫 ; 1512-1513)
  ★17. 谷島+藤野 若き人々の爲に / ステイーブンスン[他].
          -- 春秋社, 1933(昭和8). -- (春秋文庫 ; 第1部 第58)
    18. 谷島+藤野 若き人々の爲に / スティーヴンスン[他]. -- 再版.
          -- 春秋社, 1927(昭和2)

 


■日本語訳 Translations into Japanese

(a) tomoki y. 2009
黙っているのに、とんでもない嘘つきになってしまうことは珍しくない。部屋に閉じこもって何時間も口をきかなかったのに、部屋を出たときには裏切り者だの中傷家だのと非難されることもある。はたまたどれだけ多くの愛が破滅したことだろう――プライドや意地や臆病や、本当の気持ちを打ち明けるのを抑えてしまう男らしくない羞恥心ゆえに、男女の仲の肝腎なところで、うつむいて口をつぐんでしまったがために。

   スティーヴンスン=著 Tomoki Yamabayashi=部分訳
   『青年男女へ』 4. 交際の真理
  ★ 1. tomokilog - うただひかるまだがすかる -- 2009.05.17


(b) 守屋 1966
もっとも残酷な嘘は、しばしば沈黙の中で語られます。何時間も同じ部屋の中に坐っていて、一度も口をひらかないのに、不実な友として、あるいは卑劣な中傷者として、その部屋から出てくることもあるのです。プライドとか、悪意とか、気おくれとか、思いきって感情を示すことを控えさせる、男らしくない羞恥(しゅうち)心とかのために、運命の分かれ目ともいうべき重大な時に、恋人は下をむいたり、だまりこんでしまったりします。そのために、どれほど多くの恋が枯れほろびたことでしょうか?

   スティーヴンソン=著 守屋陽一(もりや・よういち)=訳
   『若い人々のために―恋愛と結婚について』 四、交際の真理
  ★ 7. 若い人々のために / スティーヴンソン[他]. -- 旺文社, 1966.
      -- (旺文社文庫)


(c) 酒井 1963, 1999
最も残酷な嘘は、しばしば沈黙の中に言われる。人は幾時間も一室に坐して口を開かなくても、それでも不実な友、質(たち)の悪い中傷家として出てくるかも知れない。また誇りか、悪意か、はにかみ、或いは男に感情を露(あらわ)す勇気を差し控えさせる、あの男らしくない恥ずかしさなどのために、関係の決定的な時点に、頭をただうなだれて、口をつぐんでしまった故に、如何に多くの愛が滅びたことか?

   スティーヴンソン/スティヴンソン=著 酒井善孝(さかい・よしたか)=訳
   「若い人々のために」 四 交際の真理
     2. スティーヴンソン作品集. 1 / R.L.スティーヴンソン. -- 文泉堂出版, 1999.3
  ★ 9. 世界人生論全集. 第6 / 河盛好蔵. -- 筑摩書房, 1963
   引用は9.に拠りました。


(d) 吉田 1954
一番ひどい嘘はしばしば無言で語られる。ある男が決して口を開かぬまま何時間も部屋に坐っていたとする。これだけでも、彼が部屋を出るときには立派に不実の友、または悪意にみちた誹謗者となっていることがある。そして事実どれほど多くの恋愛が、男の誇りからか、怨みからか、内気からか、或は敢えて感情をあらわにせぬ男らしくない羞恥感からかは知らないが、肝腎な時にただ頭をたれ、默りこくっていたために空しく消えてしまったことだろう。

   スチィーヴンソン=著 吉田健一(よしだ・けんいち)=訳
   『若い人々のために』 4. 交誼の真実
  ★11. 若い人々のために / スチィーヴンソン[他]. -- 池田書店, 1954.9
      -- (人生叢書 ; 第7)


(e) 緑川 1953
默っているがため、最もひどい嘘が言われる事がよくある。一人の男が、一室に幾時間も坐っていて、一言も物を言わず、而も不実の友、ひどい中傷者となって部屋から出て来ることがある。自尊心とか,惡意地とか、遠慮とか、又は、思い切って感情を表わすことを控えさせるあの男らしくない羞恥心から、相互の関係の大事な時に、男がたゞ頭を垂れ物を言わないために、どれほど多くの愛が破れたことだろう。

   スティヴンスン=著 緑川傳作(みどりかわ・でんさく)=訳註
   『若い人々のために』 4. 思うことを正確に伝えること
  ★12. 若い人々のために / スティヴンスン[他]. -- 開文社, 1953.9
      -- (英米文学訳註叢書 ; 第34)


(f) 谷島 1951
默っていて、最も慘酷な嘘を言うことがある。幾時間というほど一室に坐っていて口を利かず、それで、室を出る時には、不信の友、惡逆な誹謗者となることがある。高慢、憎惡、不信、或は、燃ゆる思を強いても色に現すまいとする内氣からか、肝腎な時に、首をかしげて物を言わないために、どれほど多くの愛が、空しく消え失せることであろうか。

   スティーヴンスン=著 谷島彦三郎(やじま・ひこさぶろう)=訳
   『若き人々のために』 四 眞意を知ることについて
  ★13. 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 春秋社, 1951.12


(g) 寺沢 1951
最も残酷な嘘は、屡々沈默のうちに語られるものだ。誰でも一部屋に何時間も坐つていて、口も開かずにいたかもしれないが、それでもなお不実な友人か下劣な誹謗者となつて、その部屋から出て来るかもしれないのだ。しかも、自尊心、恨み、又は遠慮、ないし男に自分の感情を表わすことを、しりごみさせる男らしくない恥しさのため、戀人(男)が二人の関係の危険な点で、ただいたずらに頭を下げて、口をつぐんでいたゝめに、滅びてしまつた戀の数はいくらあるだろうか?

   ロバート・L.スティーヴンソン=著 寺沢芳隆(てらざわ・よしたか)=訳
   『若き人々のために』 4. 友情の眞相
  ★14. 若き人々のために / ロバート・L.スティーヴンソン[他].
      -- 岡倉書房, 1951.4 -- (20世紀ライブラリ ; 第3)


(h) 橋本 1948, 1963, etc.
もっとも残酷な嘘はしばしば沈黙のうちに語られる。人は何時間も一つの部屋に口を開けることもなく、すわり続けて、しかも不信の友として、あるいは陋劣な誹謗者として、その部屋を出ることもあろう。それに、高慢さのために、あるいは怨恨のために、あるいは小心のために、あるいは男性に大胆に感情をうちあけることを控えさせたり、恋人に二人の関係の分岐点に当たって頭をうなだれ黙させてしまったりする、あの男らしくない羞じらいのためにどれだけ多くの恋愛がうちこわされたことだろうか?

   R. L. スティーヴンスン=著 橋本福夫(はしもと・ふくお)=訳
   「若き人々のために」 四 交際の真理
     3. 世界教養選集. 6 / 茅誠司,中野好夫. -- 平凡社, 1975.3
    4. 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1973
     5. 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 改訂版.
      -- 角川書店, 1968. -- (角川文庫)
     6. 世界の人生論. 第11. -- 角川書店, 1968
  ★ 8. 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1963.3
    15. 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 南北書園, 1948
   引用は8.に拠りました。


(i) 岩田 1937, 1955
最も殘酷な虚言はしばしば沈默の中に言はれる。一人の男が一室に數時間坐り、その間一度も口を開かなかつたとしても、その部屋を出る時には不信の友、または卑劣な中傷家となつてゐることがある。誇りとか、憎惡とか、臆病とか、人が思ひ切つて感情を表はすことを妨げるかの男らしからぬ羞恥とかから、關係の切迫した大事な時にたゞ頭を垂れ口をつぐんでゐたために、いかに多くの愛が破れたことであらう。

   スティーヴンスン=著 岩田良吉(いわた・りょうきち)=訳
   「若い人々のために」 四 交際の眞理
    10. 若い人々のために 其他 / スティーヴンスン[他]. -- 岩波書店, 1955 7刷.
      -- (岩波文庫)
  ★16. 若い人々のために 他十一篇 / スティーヴンスン[他].
      -- 岩波書店, 1937(昭和12). -- (岩波文庫 ; 1512-1513)
   引用は16.に拠りました。


(j) 谷島+藤野 1927, 1933
默つて居て最も慘酷な僞をいふ事が屡々ある。幾時間といふ程一室に坐つて居て口を開かず、それで、出る時には、不信の友、惡逆の誹謗者となることがある。高慢、憎惡、不信、或は燃ゆる思を強ひても色に現すまいとする内氣からか、肝腎な時に、頸をかしげて物を言はない爲に、どれ程多くの愛が、空しく消え失せることであらうぞ。

   スティーブンスン=著
   谷島彦三郎(やじま・ひこさぶろう)+藤野滋(ふじの・しげる)=譯
   『若き人々の爲に』 四 以心傳心
  ★17. 若き人々の爲に / ステイーブンスン[他]. -- 春秋社, 1933(昭和8).
      -- (春秋文庫 ; 第1部 第58)
    18. 若き人々の爲に / スティーヴンスン[他]. -- 再版. -- 春秋社, 1927(昭和2)
   引用は17.に拠りました。


 Audio 
Truth of Intercourse - Audiobook

下に引用する箇所は 15:24 あたりから始まります。 Uploaded to YouTube by rt20bg on 3 Nov 2012. Audio courtesy of LibriVox. Read by StephenC. The excerpt below starts around 15:24.


■英語原文 The original text in English

The cruellest lies are often told in silence. A man may have sat in a room for hours and not opened his teeth, and yet come out of that room a disloyal friend or a vile calumniator. And how many loves have perished because, from pride, or spite, or diffidence, or that unmanly shame which withholds a man from daring to betray emotion, a lover, at the critical point of the relation, has but hung his head and held his tongue?

   IV. — Truth of Intercourse
   Virginibus Puerisque by Robert Louis Stevenson
   E-text at:
   * Project Gutenberg
   * World Wide School
   * eBooks@Adelaide
   * Wikisource
   E-text with hypertext meanings and commentaries at:
   * Selfknowledge.com
   Excerpts at:
   * Wikiquote


■邦題の異同 Variations of the title translated into Japanese

   「以心傳心」………………………谷島+藤野 1927, 1933
   「交誼の真実」……………………吉田 1954
   「交際の真理」……………………tomoki y. 2009
   「交際の真理」……………………橋本 1948, 1963, 1968, 1973, 1975
   「交際の真理」……………………守屋 1966
   「交際の真理」……………………酒井 1963, 1999
   「交際の眞理」……………………岩田 1937, 1955
   「思うことを正確に伝えること」……緑川 1953
   「眞意を知ることについて」………谷島 1951
   「友情の眞相」……………………寺沢 1951


■外部リンク External links

 [en] English
   * Robert Louis Stevenson - Wikipedia (1850-1894)
   * The Robert Louis Stevenson Web Site by Richard Dury
   * Robert Louis Stevenson -  National Library of Scotland

 [ja] 日本語
   * ロバート・ルイス・スティーヴンソン - Wikipedia (1850-1894)
   * ロバート・ルイス・スティーヴンスン - 翻訳作品集成
   * ロバート・ルイス・スティーヴンソン - 翻訳アンソロジー/雑誌リスト


■更新履歴 Change log

2013/03/30 英語原文オーディオブックの YouTube 画面を追加しました。
2009/06/06 谷島彦三郎=訳 1951.12 を追加しました。
2009/05/17 Tomoki Yamabayashi=訳 2009.5 を追加しました。
2009/05/16 寺沢芳隆=訳 1951.4 を追加しました。
2009/04/25 橋本福夫=訳 1963.3 を追加しました。


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