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Thursday, 11 June 2009

Gay Life and Culture: A World History edited by Robert Aldrich ロバート・オールドリッチ編 『同性愛の歴史』

■はじめに Introduction

写真・図版が満載された、重くて分厚い本。編者ロバート・オールドリッチ氏はヨーロッパ史が専門のシドニー大学教授。著者はオールドリッチ教授のほか、オランダ・ドイツ・アメリカ・イギリス・フランス・イタリア・ニュージーランドなどから選ばれた14人の研究者たち。世界十数ヶ国語版が既刊もしくは刊行予定。


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nl Nl_van_alle_tijden_in_alle_culturen it It_vita_e_cultura_gay_2 es Es_gays_y_lesbianas_vida_y_cultura

fr Fr_une_histoire_de_lhomosexualite_2 uk En__gay_life_and_culture_thames_hud us En_gay_life_and_culture

日 [ja] 同性愛の歴史 東洋書林 2009
芬 [fi] Rakkaus samaan sukupuoleen: homoseksuaalisuuden historia 2006
希 [el] Ομοφυλοφιλία-Μια παγκόσμια ιστορία 2008
波 [pl] Geje i lesbijki. Życie i kultura 2009
瑞 [sv] Gay: en världshistoria 2006
独 [de] Gleich und anders. Eine globale Geschichte der Homosexualität 2007
蘭 [nl] Van alle tijden, in alle culturen: wereldgeschiedenis van de homoseksualiteit 2006
伊 [it] Vita e cultura gay. Storia universale dell'omosessualità dall'antichità a oggi 2007
西 [es] Gays y lesbianas vida y cultura: Un legado universal 2006
仏 [fr] Une histoire de l'homosexualité 2006
英 [uk] Gay Life and Culture: A World History Thames & Hudson, 2006
米 [us] Gay Life and Culture: A World History Universe, 2006


■日本語訳 Translation into Japanese

太古のむかしから世界中のいたるところに、感情的にも肉体的にも同性の相手と親密になりたいと感じる男女がいた。男が男を愛して欲情をおぼえ、また女が女を愛して欲情をおぼえたのである。

   ロバート・オールドリッチ=著 第1章 ゲイとレズビアンの歴史
   ロバート・オールドリッチ=編
   田中英史(たなか・ひでぶみ)+田口孝夫(たぐち・たかお)=訳
   『同性愛の歴史』 東洋書林 2009-01-31


■英語原文 The original text in English

Since time immemorial and throughout the world, some men and women have felt a desire for emotional and physical intimacy with those of the same sex. Men have lusted after and loved other men; women have lusted after and loved other women.

   Chapter 1. Gay and Lesbian History by Robert Aldrich
   Gay Life and Culture: A World History edited by Robert Aldrich
   London: Thames and Hudson, 2006.


■外部リンク External links


■更新履歴 Change log

  • 2013-09-05 ギリシア語版、ポーランド語版、およびスウェーデン語版の表紙画像を追加しました。

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Comments

オールドリッチ氏は、ヨーロッパ史が専門なのですね。彼以外の14人の研究者の専門は何なのですかね。
同性愛を、どういう学問がどうとらえているのか興味があります。

ところで、ドイツ語版のGleich und andersの挿絵がおもしろいです。宇宙飛行士に対する認識が1つ増えてしまいそう・・・。

Posted by: y_flores_o | Friday, 12 June 2009 07:32 pm

この本には次のとおり全部で14章あります。まえから順に、章番号、章題、著者、ページ、肩書き、専門分野です。

1. ゲイとレズビアンの歴史 ロバート・オールドリッチ 著 7−27
    シドニー大学教授 ヨーロッパ史
2. ギリシアとローマにおける同性愛 チャールズ・フパーツ 著 29−55
    アムステルダム大学教員 古典文学/古代哲学
3. 中世 ベルント=ウルリヒ・ヘルゲメラー 著 57−77
    ハンブルク大学教授 中世史
4. 近代初期のヨーロッパ ヘルムート・パフ 著 79−101
    ミシガン大学準教授 歴史/ドイツ学
5. 啓蒙と革命の時代の男性同性愛 マイケル・シバリス 著 103−123
    ウィルフレッド・ロリエ大学準教授 歴史
6. ヨーロッパ近代初期のレズビアンなど ローラ・ガウイング 著 125−143
    ロンドン大学準教授 近代史
7. アメリカ大陸 ブレット・ジェニー・ビーミン 著 145−165
    マサチューセッツ大学ストーンウォール研究所所長
8. 同性愛の時代 フローレンス・タマーニュ 著 167−195
    リール第三大学講師
9. 第二次大戦以後の公的領域とゲイの戦略 ドメニコ・リッツォ 著 197−221
    ナポリ大学研究員 近代史
10. 現代世界における〈女を愛する女〉 リーラ・J.ラップ 著 223−247
    カリフォルニア大学主任教授 女性学
11. 同性愛の発見 リー・ウォレス 著 249−269
    オークランド大学講師 ジェンダー論
12. 中東と北アフリカの同性愛 ヴィンチェンツォ・パターネ 著 271−301
    教員 美術史
13. アジアにおける欲望と同性間のまじわり エイドリアン・カートン 著 303−331
    マッコーリー大学講師 近代史
14. ゲイの世界 ゲルト・ヘクマ 著 333−363
    アムステルダム大学教員 社会学/人類学

ドイツ語版の表紙、たしかに面白いですね。

Posted by: tomoki y. | Friday, 12 June 2009 08:41 pm

研究者のご紹介をありがとうございます。
心理学や文化人類学からのアプローチもおもしろそうですが、「同性愛の歴史」だけあって、
やはり歴史学の研究者が多いですね。

この本、購入して読んでみます

Posted by: y_flores_o | Friday, 12 June 2009 11:30 pm

情報が参考になったようで幸いです。

Posted by: tomoki y. | Saturday, 13 June 2009 06:40 am

日本の衆道というのも取り上げられているのかしら。昔々読んだマンガに「花月」というのが出てきたのですが、去年同じ題名のお能を観る機会があり、そういう意味があったのか、と改めて得心したのでした。

Posted by: MMMinMcity | Monday, 22 June 2009 12:36 am

「衆道」という言葉が出てきたかどうかは覚えていません。ですが、日本の武士や僧侶の同性愛については紹介されていました。本は図書館に返してしまって、いま手元にないので確認できませんが。

Posted by: tomoki y. | Monday, 22 June 2009 12:03 pm

「同性愛の歴史」、購入するには高価だったので、県立図書館で借りて読みました。
「衆道」→「若衆道」も記載されていました。
キリスト教的道徳観念が輸入されていなかった時代、日本で同性愛は、宗教・武士道と結びついて、
市民権を得ていたのですね。

明治維新ののち、日本が西洋文化(キリスト教的道徳観念)を取り入れると、同性愛は、
封建時代のの退廃的な遺物と排斥された…とありますが、このせいで、わたしの「日本における同性愛」の捉え方、
つまり、同性愛は存在したもののあくまで秘め事、が備わったのですね。

それにしても、男性同士の交わりの図は、とてもリアルに描かれていて、閉口しました。

Posted by: y_flores_o | Thursday, 25 June 2009 09:42 pm

y_flores_oさん

> 「衆道」→「若衆道」も記載されていました。

そうでしたか。私の代わりにMMMinMcityさんの質問にお答えくださりありがとうございます。明治以後の西洋文化・キリスト教の浸透のせいで、日本人が同性愛をタブー視する傾向が強まったという指摘は読んで覚えています。

> それにしても、男性同士の交わりの図は、とてもリアルに描かれていて、閉口しました。

そうですか。日本以外にも、たとえば中国やインドなどの例を紹介するために、やはりリアルな画像が収録されていたと記憶しますが、それらに対しても閉口なさいましたか? あるいは、女性同士の交わりならば嫌悪感を覚えずに済みますか?

Posted by: tomoki y. | Friday, 26 June 2009 01:07 am

日本、中国、インド、あと西洋のものもそうですが、
リアルに性器などを描いているものは、正視できませんでした。男女ともに。
反対に、「アテナイの女性市民の性生活」、「パトロクロスの傷の手当てをするアキレウス」や
「サッフォーとエリンナ」、誤解を恐れずに言えば「イエスとヨハネ像」などは、
作品から同性愛を想像させつつも、美しいものと捉えました。

同性愛をタブーとは思いません。ひとつの愛のかたちですし、神の教えや既成の道徳はあっても、
それを遵守するかはどうかは、その人の判断・責任ですので。

ただ、同性愛に免疫のないわたしにとっては、リアルな性的愛情表現は、刺激が強すぎまし


Posted by: y_flores_o | Saturday, 27 June 2009 10:42 am

なるほど。正視できないもの、美しいと捉えられるもの、タブー感のあるなし、免疫のあるなし、それぞれよく分かりました。

そういえば、わたし自身、たとえばミケランジェロが彫刻した男性の裸体像に抵抗はありませんが、ゲイの人向けのポルノグラフィとかはよく知らないし、しいて求めたこともないので、もし見たら嫌悪感を覚えるかどうかは分かりません。

性的指向はなくても知的好奇心は多少あるので、そのうちに機会があれば見聞を広めてみます。

Posted by: tomoki y. | Saturday, 27 June 2009 11:50 am

Thanks for a marvelous posting! I definitely enjoyed reading it, you will be a great author.I will rsmember to bookmark your blog and definitely will come back in tthe foreseeable future. I want to encourage one to contunue your great writing, have a nice day!

Posted by: http://www.montredieselhomme.net | Saturday, 02 November 2013 11:16 am

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