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June 2009

Sunday, 21 June 2009

Hori Tatsunosuke said, "I can speak Dutch." 堀達之助は言った。「私はオランダ語を話すことができる」

■浦賀水道の地図 Map of the Uraga Channel

神奈川県・三浦半島と千葉県・房総半島に挟まれた海峡が浦賀水道。より詳しくは観音崎(かんのんざき)-富津岬(ふっつみさき)ラインと、剱崎(つるぎざき)-洲崎(すのさき)ラインに挟まれた海域をいう。その、東京湾がいちばん狭まっているところは幅6.5キロメートルしかない。江戸時代のむかしも21世紀のいまも、かりに東京湾海上封鎖の可能性があるとすれば、これを阻止する防衛線となるのは観音崎-富津岬ラインだ。


大きな地図で見る


■はじめに Introduction

1853年7月8日(嘉永6年6月3日)金曜日午後、浦賀沖。日米外交が始まった歴史的瞬間。すなわち、当事者どうしが初めて直に対面して交渉を始めた、そのとき。日本側が発した第一声とは?


■日本語訳 Translations into Japanese

「オランダ語がはなせる」………………………加藤 1985, 1994
「オランダ語を話せる」…………………………三方 1999
「私はオランダ語ができます」…………………大羽 1947, 1953
「私はオランダ語ができます」…………………洞 1970
「私はオランダ語が話せる」……………………興梠 1998
「私はオランダ語を話すことができる」………オフィス宮崎 1997
「私はオランダ語を話すことができる」………山本 2003
「私は和蘭語が話せます」………………………鈴木 1912, 1937
「自分はオランダ語が話せる」…………………加藤 1988, 2004
「余はオランダ語を話すことができる」………今津 2007
  [訳文は追って挿入します]………………土屋+玉城 1935, 1948, etc.


■英語原文 The original text in English

"I can speak Dutch."

■文脈または背景

やがて1隻の番船が旗艦の舷側にやってきた。船上のひとりが紙の巻物を手にしているのを認めたが、サスケハナ号の士官は受け取るのを拒絶した。しかし、その紙はミシシッピ号の舷側で読めるよう高く掲げられた。その文書はフランス語で書いてあり、艦隊は撤退すべし、危険を冒してここに停泊すべきではない、という趣旨の命令を伝えていることが分かった。

上役の役人が、船をサスケハナ号に横づけにして、舷梯をおろすように手真似で合図した。これは拒絶したが、中国語通訳ウィリアムズ氏とオランダ語通訳ポートマン氏に命じ、その役人に対して、提督は最高位の役人としか面談しないから貴官は陸に戻るようにと告げさせた。

日本語で話を進めるのは困難に思われたとき、横づけにした番船上のひとりがまことにみごとな英語で
「私はオランダ語を話すことができる」
と言った。

彼の英語ではこれを言うのが精いっぱいらしかったので、ポートマン氏がオランダ語で彼と会話を始めた。彼はオランダ語が堪能であると見えて、矢継ぎばやにさまざまな質問を浴びせてきたが、質問の多くには返答しなかった。

   第1巻 第12章 234ページ
   加藤祐三=序文 オフィス宮崎=翻訳・構成 宮崎寿子=制作責任者
    『ペリー艦隊日本遠征記 Vol.1』 全3巻・海図付セット
   栄光教育文化研究所 1997-10-10
   改行は tomoki y. が挿入しました。


■The context or background

One of the boats came alongside of the flag-ship, and it was observed that a person on board had a scroll of paper in his hand, which the officer of the Susquehanna refused to receive, but which was held up to be read alongside of the Mississippi, when it was found to be a document in the French language, which conveyed an order to the effect that the ships should go away, and not anchor at their peril. 

The chief functionary, as his boat reached the side of the Susquehanna, made signs for the gangway ladder to be let down.  This was refused, but Mr. Williams, the Chinese interpreter, and Mr. Portman, the Dutch, were directed to state to him that the Commodore would not receive any one but a functionary of the highest rank, and that he might return on shore. 

As there seemed to be some difficulty in making progress in the Japanese language, one on board the boat alongside said, in very good English,

"I can speak Dutch." 

Mr. Portman then commenced a conversation with him in that language, as his English seemed to have been exhausted in the first sentence.  He appeared to be perfectly familiar with the Dutch, however, and commenced a very brisk volley of questions, many of which were no responded to.

   Volume 1, Chapter 12, Page 234.
   Narrative of the Expedition of an American Squadron
   to the China Seas and Japan, performed in the years
   1852, 1853, and 1854 under the command of Commodore M. C. Perry,
   United States Navy, by order of the Government of the United States.
   Published by order of the Congress of the United States.
   Washington, Beverley Tucker, Senate printer, 1856. 3 Volumes.
   Line breaks were inserted by tomoki y.


■使用言語(使用された順)と話者
 Languages spoken and written (in order of their use) and the speakers

日 本 : [fr] フランス語で書かれた紙の巻物

アメリカ: [zh] 中国語通訳(アメリカ人)の話す中国語
                  +
      [ja] 中国語通訳(アメリカ人)の話すへたな日本語
                  +
      [nl] オランダ語通訳(オランダ人)の話すオランダ語

日 本 : [en] オランダ語通訳(日本人)の話す英語ひとこと
              "I can speak Dutch."

アメリカ: [nl] オランダ語通訳(オランダ人)の話すオランダ語

日 本 : [nl] オランダ語通訳(日本人)の話すみごとなオランダ語

「未知との遭遇」の世界だ(笑)。宇宙人と地球人の対話、白人とネイティブ・アメリカン(「インディアン」)の会話とおなじ。なに語で意思が疎通できるかわかるまで、おたがいに試行錯誤をおこなっている。フランス語、中国語、日本語、英語、……。

巻物にフランス語を書いたのが日本側のだれであるかは不明。アメリカ側の中国語通訳はアメリカ人ウィリアムズ。同オランダ語通訳はオランダ人ポートマン。日本側のオランダ通詞(=オランダ語通訳)は堀達之助(ほり・たつのすけ)。日本側には良い英語通訳がおらず、アメリカ側には良い日本語通訳がいなかった。「ジョン万次郎」こと中浜万次郎は当時すでに帰国していたが、活躍の機会を与えられていなかった。

結局、唯一オランダ語でのみコミュニケーションが可能だとわかった。以後の会話は、つぎのように堀とポートマンを介して二重通訳で行なわれた。ただし、これはあくまでも外交交渉の世界。通じるからといって何もかも話したわけではない。ペリー側は、幕府側の矢継ぎばやの質問を理解できたが、その多くに、わざと答えなかった。なお、文書による交渉のほうは、会話とは異なり中国語(漢文)ベースで行なわれたという。

 幕府側(日本) 
↓↑
[ja] 日本語
↓↑
 堀達之助 
↓↑
[nl] オランダ語
↓↑
 ポートマン 
↓↑
[en] 英語
↓↑
 ペリー側(アメリカ) 


■上の引用箇所を載せた原書ページの複写画像
 Scanned book page containing the excerpt quoted above

↓ Click to enlarge ↓

Page_234_vol_1_narrative_2

 [en] Image source
   Volume 1, Chapter 12, Page 234.
   Narrative of the Expedition of an American Squadron
   to the China Seas and Japan, performed in the years
   1852, 1853, and 1854. 3 Volumes.
   The Otis Cary Collection, Digital archive of rare materials.
   Doshisha University Academic Repository.

 [ja] 画像の出典
   同志社大学学術リポジトリ
   貴重書デジタル・アーカイブ ケーリ文庫 所蔵
   『ペリー提督日本遠征記』(全3巻)解説 第1巻 第12章 234ページ


■入手可能なペーパーバック版 Paperback edition in stock

   Narrative of the Expedition to the China Seas and Japan, 1852-1854
   著者: Matthew Calbraith Perry Commodore M. C. Perry
   ペーパーバック
   出版社:Dover Publications
   発売日:2000-09-15
   ISBN-10 : 0486411338
   ISBN-13 : 9780486411330


■日本語訳の出典 Sources of the translations into Japanese

(1) 今津 2007
   第3章 第1次開国交渉―大統領書簡受け渡し
   4. ペリー提督 鎖国日本に初上陸
   今津浩一(いまづ・こういち)=著
   『ペリー提督の機密報告書
   ―コンフィデンシャル・レポートと開国交渉の真実』
   ハイデンス 2007-10-18

(2) 加藤 2004
   はじめに
   加藤祐三(かとう・ゆうぞう)=著 『幕末外交と開国
   ちくま新書 2004-01-10

(3) 山本 2003
   4. 乗船―最初に英語を使った男
   山本詔一(やまもと・しょういち)=著
   『ヨコスカ開国物語
   神奈川新聞社 2003-04-18

(4) 三方 1999
   第十二章 琉球から江戸へ・浦賀湾に投錨
   猪口孝(いのぐち・たかし)=監修 三方洋子(みかた・ようこ)=訳
   『猪口孝が読み解く「ペリー提督日本遠征記」
   NTT出版 1999-10-07 この本の詳細は ここ

(5) 興梠 1998
   第二部 第9章 ペリー艦隊の来航
   ピーター・ブース・ワイリー=著
   興梠一郎(こうろぎ・いちろう)=執筆協力・訳
   『黒船が見た幕末日本―徳川慶喜とペリーの時代
   TBSブリタニカ 1998-07-28

(6) オフィス宮崎 1997
   第12章
   加藤祐三=序文 オフィス宮崎=翻訳・構成 宮崎寿子=制作責任者
    『ペリー艦隊日本遠征記 Vol.1』 全3巻・海図付セット
   定価150,000円(税込)分売不可 栄光教育文化研究所 1997-10-10
   原書:アメリカ合衆国議会公文書:第1巻US(S)771-79

(7) 加藤 1988
   1章 黒船来たる 嘉永六年 浦賀沖
   加藤祐三=著 『黒船異変―ペリーの挑戦
   岩波新書 1988-02-22

(8) 加藤 1985, 1994
   一 黒船の登場 I ペリー艦隊の来航
   加藤祐三(かとう・ゆうぞう)=著
   a.黒船前後の世界』 ちくま学芸文庫 1994-05-09
   b.黒船前後の世界』 岩波書店 1985-11-22
   引用は a. に拠りました。

(9) 洞 1970
   第四章 第一回日本訪問―七月四日から十六日まで
   サミュエル・ウェルズ・ウィリアムズ=著 洞富雄(ほら・とみお)=訳
   『ペリー日本遠征随行記』 新異国叢書8 雄松堂書店 1970-07-30

(10) 大羽 1947, 1953
   合衆国海軍省=編 大羽綾子(おおば・あやこ)=訳
   a. 第六章 アメリカ艦隊,日本本土にせまる
    『ペリー提督日本遠征記』 法政大学出版局 1953-07-15
   b.ペルリ提督遠征記』 酣灯社 1947-02-10
   引用は a. に拠りました。

(11) 土屋+玉城 1935, 1948, etc.
   土屋喬雄(つちや・たかお)+玉城肇(たまき・はじめ)=訳
   a.ペルリ提督日本遠征記(上)』 臨川書店 1988-01
   b. 第十ニ章 江戸に向つて出發―江戸灣入港
     『ペルリ提督日本遠征記1』(全4冊)岩波文庫 1948-08-15
   c.ペルリ提督日本遠征記(上)』(全2冊)
     弘文荘 1935-03-10(昭和10) 發行者:反町茂雄
     定價十五圓 五百部印行
   a. c. の複製。引用は b. に拠るつもりです。

(12) 鈴木 1912, 1937
   第三編 浦賀の卷 上 四 決して長崎へは行かぬ
   櫻井省三=校閲 鈴木周作=抄譯
   a.ペルリ提督日本遠征記』 大同館書店 1937-10-20(昭和12)
     定價金貳圓
   b.ペルリ提督日本遠征記』 大同館 1912-06-15(明治45)
     定價金壹圓貳拾錢
   引用は a. に拠りました。


■吉村昭 『黒船』 Kurofune (Black Ship), a novel by Akira Yoshimura

ペリー来航時に首席オランダ通詞を務め、のちに日本最初の本格的英和辞典『英和對譯袖珍辭書』を編纂したが、投獄されるなどの悲哀もあじわった堀達之助の波乱に満ちた生涯を描いた小説。

   * 吉村昭=著 『黒船』 中公文庫 中央公論社 1994-06
   * 吉村昭=著 『黒船』 単行本 中央公論社 1991-09

Yoshimura_akira_kurofune  Sasaki_jo_kurofune  Eigaku_to_hori_tatsunosuke

   関連記事:
   * 幕末の英和対訳辞書草稿の発見と吉村昭『黒船』を読む
     - 電網郊外散歩道 2007-08-06
   * 日本初の英和辞典、原稿発見=オランダ語から英語へ-群馬の古書店
     - 一言語学徒のページ 2007-03-16
   * 関連書 堀孝彦=著 『英学と堀達之助』 雄松堂出版 2003-07
     著者・堀氏は達之助の子孫にあたるかた。


■外部リンク External links

 [en] English
   * Tokyo Bay - Wikipedia
   * Uraga Channel - Wikipedia
   * Perry Expedition - Wikipedia
   * Y150: A Grand Exposition for Yokohama's 150 Years
     28 April 2009 - 27 September 2009
     A series of events celebrating the 150th anniversary of the opening of
     the Port of Yokohama

 [zh] 中國語(繁體字)
   * 東京灣 - Wikipedia
   * 黑船來航 - Wikipedia
   * 開國博Y150: 横濵、150周年大博覧會 (PDF)
     2009年4月28日~2009年9月27日
     横濵開港150周年紀念主題活動

 [ja] 日本語
   * 座談会 予告されていたペリー来航 (3)
     神奈川県立歴史博物館「150周年記念 黒船」展に寄せて
     情報紙『有鄰』 平成15年5月10日 第426号 3ページ
       - 交渉に使われた言葉は漢文とオランダ語
       - ペリーの「白旗書簡」をめぐる論争
       - 大名間のネットワークがわかる絵巻などを展示
     三谷博 (みたに・ひろし)、岩下哲典 (いわした・てつのり)、
     嶋村元宏 (しまむら・もとひろ)の三氏と有鄰堂編集部による座談会。
   * 通訳の歴史 [1] [2] (ppt) 翻訳と通訳の歴史 (html)
     獨協大学 国際教養学部 言語文化学科 永田小絵氏による
   * 東京湾 - Wikipedia
   * 浦賀水道 - Wikipedia
   * 黒船来航 - Wikipedia
   * 開国のまち 横須賀 - 横須賀市観光協会
   * 横浜開港資料館
     とくに ペリー来航関係 よこはま歴史画像集
   * 日常雑記(および京都旅行記) - 朝陽の中へ(ブログ版)
     とくに「横須賀軍港めぐり」の連載ページ
   * 東京湾を防御せよ! 幻の「第2海堡」へ行く - 探検コム
   * 横浜開港150周年記念テーマイベント「開国博Y150」公式サイト

      Yokohama150_banner_2


■更新履歴 Change log

2009/07/01 外部リンクの項に『有鄰』座談会記事へのリンクを追加しました。
2009/06/24 吉村昭 『黒船』 についての記載を追加しました。
2009/06/22 「浦賀水道の地図」の解説と「外部リンク」の項を修正しました。
 
 
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■洋書 Books in non-Japanese languages

■和書 Books in Japanese
(1) ペリー+開国

(2) ペリー+黒船

(3) ペリー+日本遠征

  

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Saturday, 20 June 2009

Economy (from Walden) by Henry David Thoreau ヘンリー・D・ソロー 「経済」「生計」「經濟」(『ウォールデン―森の生活』より)

        目次 Table of Contents

 Images  表紙画像 Cover photos
■はじめに Introduction
■中國語譯(繁體字) Translation into traditional Chinese
■日本語訳 Translations into Japanese
  (J1) 柴田 2013
  (J2) 今泉 2004
  (J3) 酒本 2000
  (J4) 飯田 1995, 2001
  (J5) 佐渡谷 1991
  (J6) 神原 1983
  (J7) 真崎 1981, 1989, etc.
  (J8) 出水 1957, 1976
  (J9) 富田 1953, 1963
  (J10) 神吉 1951, 1979, etc.
  (J11) 宮西 1950
  (J12) 酒井 1948
  (J13) 今井(規) 1948
  (J14) 古舘 1930, 1933
  (J15) 和田 1927
  (J16) 今井(嘉) 1925, 1934
  (J17) 水島 1911, 1913, etc.
■トルコ語訳 Translation into Turkish
■ギリシャ語訳 Translation into Greek
■ロシア語訳 Translation into Russian
■チェコ語訳 Translation into Czech
■スウェーデン語訳 Translation into Swedish
■ドイツ語訳 Translation into German
■イタリア語訳 Translation into Italian
■ポルトガル語訳 Translation into Portuguese
■スペイン語訳 Translations into Spanish
  (Es1)
  (Es2)
■フランス語訳 Translation into French
 Video  Walden: Videobook by CCProse
■英語原文 The original text in English
■ネット上の電子テキストや朗読録音など Online resources, etc.
■日本語訳の比較 Comparison of Japanese translations
■日本語訳のリスト - 出版年順 Japanese translations: From new to old
■日本語訳のリスト - 訳者別 Japanese translations: By translators
■解説書・研究書その他 Guides, Studies, etc. in Japanese
■邦題の異同 Variations of the title translated into Japanese
■その他の外部リンク Other external links
■更新履歴 Change log


 Image gallery 
表紙画像 Cover photos

↓ クリックして拡大 Click to enlarge ↓

a. 2005_walden_masaki_yoshihiro b. 2004_walden_imaizumi_yoshiharu c. 2000_walden_sakamoto_masayuki

d. 1995_walden_iida_minoru e. 1991_walden_sadoya_shigenobu f. Walden_motto_shiritai

■はじめに Introduction

『ウォールデン』本文冒頭の第一パラグラフ。


■中國語譯(繁體字) Translation into traditional Chinese

當我寫後面那些篇頁,或者後面那一大堆文字的時候,我是在孤獨地生活著,在森林中,在馬薩諸塞州的康科德城,瓦爾登湖的湖岸上,在我親手建築的木屋裏,距離任何鄰居一英里,只靠著我雙手勞動,養活我自己。在那裏,我住了兩年又兩個月。目前,我又是文明生活中的過客了。

   經濟篇
   《瓦爾登湖(中英對照)》 學生必讀世界名著
   [美]亨利·戴維·梭羅 著 徐遲 譯
   中國國際廣播出版社 2008-01-01
   Excerpt at 精彩香港書城 (www.exvv.hk)


■日本語訳 Translations into Japanese

(1) 柴田 2013
以下の文章を、もしくはその大半を書いたとき、私は一人で森に住んでいた。どの隣人からも一マイル離れた、マサチューセッツ州コンコードのウォールデン池の畔(ほとり)に自分で建てた家に住んで、専(もっぱ)ら自分の手を使って働いて生計を立てていた。私はそこに二年二か月住んだ。現在は再び文明生活の一時滞在者である。

   ヘンリー・デイヴィッド・ソロー=著 柴田元幸(しばた・もとゆき)=部分訳
   「ウォールデン——森の生活」
   柴田元幸=編・訳 『書き出し「世界文学全集」』 河出書房新社 2013/08/30


(2) 今泉 2004
私がこの本を書いたのは――正確には多くの部分を書いたのは――いちばん近い人家から一マイルほど離れたマサチューセッツ州コンコードの森に入って、ひとりで暮らした時のことです。私はウォールデン池のほとりに家を建て、自分の手で得た糧(かて)で生きました。私はそこで二年と二か月を暮らしました。私は今ふたたび、文明化した社会をうごめいて生きる身になっています。

   「第1章 経済」
   ヘンリー・D・ソロー=著 今泉吉晴(いまいずみ・よしはる)=訳
   『ウォールデン―森の生活』 小学館 2004-05-01


(3) 酒本 2000
以下の文章を、と言うよりむしろその大部分を書いた頃、ぼくはマサチューセッツ州コンコードにあるウォールデン池のほとりの森の中で、どんな隣人からも一マイル離れて一人で暮らしていた。住居(すまい)はぼくが自分で作り、生計も人手はいっさい借りずに自分でたてた。そこで暮らしたのは二年と二ヵ月、そして今はとりあえず文明生活にもどっている。

   「生計」
   ヘンリー・D・ソロー=著 酒本雅之(さかもと・まさゆき)=訳
   『ウォールデン―森で生きる』 ちくま学芸文庫 2000-03


(4) 飯田 1995, 2001
以下の頁、というよりもその大部分を書いたとき、私はどの隣人からも一マイル離れた森のなかにひとりで暮らしていた。マサチューセッツ州コンコードにあるウォールデン湖のほとりに自分で建てた小屋を住処(すみか)とし、手を使った労働だけで生活の糧(かて)を得ていたのである。私は二年二ヵ月のあいだ、そこで暮らした。現在はふたたび文明社会の逗留者となっている。

   「経済」
   H・D・ソロー=著 飯田実(いいだ・みのる)=訳
  ★a.森の生活―ウォールデン(上)』 (全2冊)
     ワイド版岩波文庫 2001-01-16
   b.森の生活―ウォールデン(上)』 (全2冊) 岩波文庫 1995-09


(5) 佐渡谷 1991
私が本書の大部分のページを書いたのは、マサチューセッツ州のコンコードにあるウォールデン池畔に自分で建てた家においてである。そこは近隣から一マイル離れた森の中にあり、私一人が住んでいた。しかも私は自分の手仕事だけで生計を立てていたのだ。そこに二年二ヵ月暮した。現在は再び文明生活の住人に戻っている。

   「経済」
   ヘンリー・D・ソロー=著 佐渡谷重信(さどや・しげのぶ)=訳
   『森の生活―ウォールデン』 講談社学術文庫 1991-03-10


(6) 神原 1983
以下のページ、と言うよりもその大部分を書いた当時、私はマサチューセッツ州はコンコードの森の中にいて、最も近い隣人から一マイルも離れたウォールデン池(ポンド)のほとりに自分で建てた家に住み、自分の手による労働だけで暮らしを立てていた。私はそこで二年二ヶ月生活した。現在はふたたび文明生活にもどっている。

   「経済」
   H・D・ソーロウ=著 神原栄一(かんばら・えいいち)=訳
   『森の生活』 荒竹出版 1983-06-20


(7) 真崎 1981, 1989, etc.
これからの話の大半は、マサチューセッツ州コンコードの森にあるウォールデン湖のほとりで、ぼくが自分で作った家に住んでいたときに書いたものだ。そこは、いちばん近くの家でさえ一マイルも離れているという人里離れた所で、生活に必要なものはすべてぼくの肉体労働だけで手に入れていた。そして、そこには二年と二か月の間暮していた。いまは、また文明社会の世話になっている。

   第1章 衣食住の基本問題
   「生活をみつめなおす目」
   ヘンリー・D・ソロー=著 真崎義博(まさき・よしひろ)=訳
  ★a.森の生活』 本山賢司 イラスト 宝島社 2005-12-15(新装版)
     版元による紹介ページ
   b.森の生活―ウォールデン』 宝島社文庫 2002-11(新装版)
   c.森の生活―ウォールデン』 宝島社文庫 1998-11
   d.森の生活―ウォールデン 愛蔵版』 本山賢司 絵
     JICC出版局 1989-03-10
   e.新訳・森の生活―ウォールデン』 本山賢司 絵
     JICC出版局 1981-02-01


(8) 出水 1957, 1976
[訳文は追って挿入するつもりです - tomoki y.]

   「章題未確認」
   ソロー=著 出水春三(でみず・はるぞう)=訳注
  ☆a. 対訳 森の生活』 南雲堂 英和対訳・学生文庫44 1976-12
   b.森の生活―ウォールデン』 南雲堂 Phoenix library 1957


(9) 富田 1953, 1963
私が本書を、と言ってもその大部分を書いた頃には、私は、マサチューセッツ州コンコードのウォールデン池畔の一哩(マイル)も行かねば一人の隣人もいない森の中で、自分自身で建てた家に一人で住み、自分の手の働きだけを頼りに生計を立てていた。私はそこに二年と二ヵ月の間住んでいた。現在では、また文明生活の寄寓者となっている。

   「経済」
   ソーロー=著 富田彬(とみた・あきら)=訳
  ★a. 「森の生活(抄)」『世界人生論全集6』 筑摩書房 1963-07-15
   b.森の生活―ウォールデン』 角川文庫 1953-06-30


(10) 神吉 1951, 1979, etc.
以下のページの大部分を書いたのは、わたしがマサチュセッツ州のコンコードの森のなかで、いちばん近い隣人が一哩もはなれているウォールデンの池のほとりに自分で建てた家に住み、自分の手による勞働だけにたよって生活の料(しろ)をえていた時のことであった。わたしはそこで二年と二ヶ月くらした。現在はふたたび文明社會にもどっている。

   「經濟」
   ヘンリー・D・ソロー=著 神吉三郎 (かんき・さぶろう)=訳
   a.森の生活―ウォールデン』 ワイド版岩波文庫 1991-12-05
   b.森の生活―ウォールデン』 岩波文庫 1979-05-16(改版)
  ★c. 『森の生活―ウォールデン(上)』 岩波文庫 1951-05-25


(11) 宮西 1950
森のなかに獨り棲んでいた頃、私はこの文章の殆ど大部分を書いた。マサチューセッツ州コンコードのウォールデン湖畔、いずれの人家からも一哩離れた森の中に、私は自分自身で建てた家に棲み、自分の腕で働くだけで生活の資を得ていた。其處で私は二年と二ヵ月のあいだ暮した。現在はまた文明生活の寄寓者にかえつている。

   「經濟」
   ソロー=著 宮西豐逸(みやにし・ほういつ)=譯
   『森の生活』 世界思想選書15 三笠書房 1950-07-31


(12) 酒井 1948
[この章は訳出されていません - tomoki y.]

   ソロー=著 酒井賢(さかい・けん)=訳
   『ウォルデン池畔にて』 養德社 1948-10-30
   抄訳。書名は表紙に拠る。奥付の表記は「ウォールデン池畔にて」。


(13) 今井(規) 1948
私が、本書をと云ふよりは寧ろ本書の大部分を書いた頃は、マサチューセッツ州コンコードのウォルデン池畔、一哩四方の間には、一軒の隣家も無い森の中で、自分で建てた家の中に、只一人で住んでゐた。そして自分の手の勞働のみに依つて生計を立てゝゐた。私は其處で二年と二ヶ月間暮したのであつた。今では、私は又再び、文明社會の寄寓者の一人である。

   「經濟」
   ソロオ=著 今井規清(いまい・のりきよ)=訳
   『森の生活』 大泉書店 1948-10-10


(14) 古舘 1930, 1933
私が次ぎの記録を、と云つても全部ではなくその大部分を書いた頃は、マサチューセット州コンコードのウォルデン池畔で、一哩の間一軒の人家もない森の中に、しかも私自身の建てた家に、私はたゞ一人住んでゐた。そして、自分の手の勞働だけで生計を立てゝゐた。私は其處で二年二ヶ月間暮した。現在では、私は又、文明生活の寄寓者である。

   「經濟」
   ヘンリー・ダヴィッド・ソロー=著
   古舘淸太郎(ふるだち・せいたろう)=譯
   a.森の生活』 春秋社 春秋文庫 1933(昭和8)
  ★b. 「ウオルデン」『世界大思想全集32』 春秋社 1930-06-10(昭和5)


(15) 和田 1927
[この章は訳出されていません - tomoki y.]

   ヘンリイ・デヴィッド・ソロオ=著 和田傳(わだ・つとう)=譯述
   「森の生活」
   『名作選集世界田園文學』 文敎書院 1927-10-05(昭和2) 抄訳


(16) 今井(嘉) 1925, 1934
私が本書を、と云ふよりは寧ろ本書の大部分を書いた頃は、マサチューセッツ州コンコードのウォルデン池畔、一哩四方の間には、一軒の隣家も無い森の中で、自分で建てた家の中に、只一人で住んでゐた。そして自分の手の勞働のみに依つて生計を立てゝゐた。私は其處で二年と二ヶ月暮したのであつた。今では、私は又再び、文明社會の寄寓者の一人である。

   「經濟」
   ソロオ=著 今井嘉雄(いまい・よしお)=譯
  ★a.森の生活』 新潮文庫 1934-03-20(昭和9)
   b.森の生活』 新潮社 1925(大正14)
   引用は a. に拠りました。引用箇所について見るかぎり、今井嘉雄譯は、
   上の今井規清訳と同文である。規清氏と嘉雄氏は同一人物だろうか?
   それとも、規清氏は嘉雄氏の親族その他の著作権継承者だろうか?


(17) 水島 1911, 1913, etc.
余は以下のページ或は寧ろその大體を書いたころ、マサチユーセツツ州、コンコードの、ワルデン池畔に、自ら家を造り、たゞ我雙手を役して生計を立てつゝ、四方一哩の間には一軒の隣家もない森林中に、孤獨の生活を送つてゐた。其間二年と二ヶ月。而して今や余は再び文明社會の寄寓者である。

   「經濟」
   トロー=原著 水島耕一郎(みずしま・こういちろう)=譯
   a.哲人の森林生活』 南天堂出版部 1933(昭和8)
  ★b.森林生活―生の價値』 中央出版社 1925-06-17 (大正14)
   c.森林生活』 中央出版社 1921-07-17 (大正10)
   d.森林生活』 成光館書店 1911(明治44)
   e.森林生活』 文成社 1911(明治44)


■トルコ語訳 Translation into Turkish

Ben bu sayfaları yazdığım zaman Walden Gölü'nün kıyılarındaki bir korulukta kendi elimle inşa ettiğim bir kulübede, en yakın komşumdan bir buçuk kilometre uzakta, yalnız başıma, yaşamımı kendi emeğimin gücüyle sağlayarak yaşıyordum. Orada iki yıl yaşadım, şimdi uygarlığa tekrar dönmüş durumdayım.

   Walden by Henry David Thoreau
   Excerpt at zamanın geçtiği hayaller


■ギリシャ語訳 Translation into Greek

Όταν έγραψα τις παρακάτω σελίδες, ή μάλλον το μεγαλύτερο μέρος τους, ζούσα μόνος στο δάσος, σε απόσταση ενός μιλίου από τον πλησιέστερο γείτονά μου, σ’ ένα σπίτι που είχα χτίσει ολομόναχος στις όχθες της λίμνης Ουόλντεν, κοντά στο Κόνκορντ της Μασαχουσέτης, και ως μοναδικό μέσο βιοπορισμού είχα τα χέρια μου. Έζησα εκεί δύο χρόνια και δύο μήνες. Τώρα βρίσκομαι γι’ άλλη μια φορά να παρεπιδημώ στον πολιτισμό.

   ΧΕΝΡΙ ΝΤΕΪΒΙΝΤ ΘΟΡΩ - Walden Ή Η ΖΩΗ ΣΤΟ ΔΑΣΟΣ
   Translated by ΑΘΑΝΑΣΙΑΔΗΣ ΒΑΣΙΛΗΣ
   ΚΕΔΡΟΣ, 2007
   Excerpt at:
   * Βιβλιοπωλείο Πολιτεία
   * Εκδόσεις ΚΕΔΡΟΣ


■ロシア語訳 Translation into Russian

Когда я писал эти страницы - вернее, большую их часть, - я жил один в лесу, на расстоянии мили от ближайшего жилья, в доме, который сам построил на берегу Уолденского пруда в Конкорде, в штате Массачусетс, и добывал пропитание исключительно трудом своих рук. Так я прожил два года и два месяца. Сейчас я снова временный житель цивилизованного мира.

   Хозяйство
   Генри Дэвид Торо. Уолден, или Жизнь в лесу
   Пер. - З.Александрова. М., "Наука", 1979.
   E-text at Lib.Ru


■チェコ語訳 Translation into Czech

Když jsem psal tyto stránky, či spíše jejich podstatnou část, žil jsem sám v lesích na míli daleko od nejbližšího souseda, v domě, který jsem si sám postavil na břehu rybníka Walden poblíž městečka Concord ve státě Massachusetts a živil se výhradně prací svých rukou. Žil jsem tam dva roky a dva měsíce. Nyní se opět zdržuji v civilizovaném světě.

   Jak hospodařit
   Walden aneb Život v lesích by Henry David Thoreau
   Translated by Josef Schwarz
   Praha a Litomyšl 2006
   Excerpt at iLiteratura.cz


■スウェーデン語訳 Translation into Swedish

När jag skrev denna bok, eller i alla fall det mesta av den, levde jag ensam, i skogarna, en mil från närmaste granne, i ett hus jag själv byggt vid stranden av en skogstjärn, benämnd Walden Pond, i Concord, Massachusetts; jag förskaffade mig under denna tid mina existensmöjligheter uteslutande genom mina händers arbete. [Omission]

   Skogsliv vid Walden by Henry David Thoreau
   Excerpt at Sydsvenskan


■ドイツ語訳 Translation into German

Als ich die folgenden Seiten, oder vielmehr den größten Teil derselben schrieb, lebte ich allein im Walde, eine Meile weit von jedem Nachbarn entfernt in einem Hause, das ich selbst am Ufer des Waldenteiches in Concord, Massachusetts, erbaut hatte und erwarb meinen Lebensunterhalt einzig durch meiner Hände Arbeit. Ich lebte dort zwei Jahre und zwei Monate. Jetzt nehme ich wieder am zivilisierten Leben teil.

   Kapitel 3. Sparsamkeit
   Walden oder Leben in den Wäldern by Henry Thoreau
   Translated from English by Wilhelm Nobbe
   E-text at Projekt Gutenberg-DE - SPIEGEL ONLINE


■イタリア語訳 Translation into Italian

Quando scrissi le pagine che seguono - o meglio la maggior parte di esse - vivevo da solo, nei boschi, a un miglio di distanza dal più prossimo vicino, in una casa che m'ero costruito da me sulle rive del lago di Walden, a Concord, Massachusetts, e mi guadagnavo da vivere con il solo lavoro delle mie mani. Vissi colà per due anni e due [Omission]

   Economia
   Walden ovvero la vita nei boschi e il saggio La disobbedienza civile
   by Henry David Thoreau
   Translated by Piero Sanavio. Milano : Mondadori, 1970
   Excerpt at TecaLibri


■ポルトガル語訳 Translation into Portuguese

Quando escrevi as páginas que se seguem, ou melhor, a maioriadelas, vivia sozinho, a mais de quilômetro e meio de qualquer vizinho, numa casa que eu mesmo construíra à margem do lago Walden, em Concord, Massachusetts, e ganhava a vida apenas com o trabalho de minhas mãos. Aí vivi dois anos e dois meses. Atualmente estou de volta à civilização.

   Economia
   Walden; ou, A Vida nos Bosques by Hery David Thoreau
   E-text at Scribd


■スペイン語訳 Translations into Spanish

(Es1)
Cuando escribí las páginas que siguen, o más bien la mayoría de ellas, vivía solo en los bosques, a una milla de distancia de cualquier vecino, en una casa que yo mismo había construido, a orillas de la laguna de Walden en Concord (Massachusetts), y me ganaba la vida únicamente con el trabajo de mis manos. En ella viví dos años y dos meses. Ahora soy de nuevo un morador en la vida civilizada.

   Walden, La Vida en los Bosques by Henry David Thoreau
   E-text at Oshogulaab
   Quoted at Masdearte.com


(Es2)
Cuando escribí las páginas que siguen, o más bien la mayoría de ellas, vivía solo en los bosques, a una milla del vecino más próximo, en una cabaña que construí yo mismo junto a la orilla de la laguna de Walden, en Concord, Massachusetts, al tiempo que me ganaba el sustento con la labor de mis manos. Allí viví dos años y dos meses. Héme aquí de nuevo en la civilización.

   Walden. La vida en los bosques (1854) by H. D. Thoreau
   Excerpt at estratègies per desaparèixer


■フランス語訳 Translation into French

Quand j'ai écrit les pages suivantes, ou plutôt la plupart d'entre elles, je vivais seul, dans les bois, à un mille de tout voisin, dans une maison que j'avais construite moi-même, sur les rives de l'étang de Walden, à Concord, Massachusetts, et je gagnais ma vie uniquement par le travail de mes mains. J'ai vécu là deux ans et deux mois. À présent, je suis à nouveau en séjour dans la vie civilisée.

   Chapitre I - Économie
   Walden ou la vie dans les bois by Henry David Thoreau
   Translated by Louis Fabulet in 1922
   E-text at Wikisource


 Video 
Walden: Videobook by CCProse

Classic Literature VideoBook with synchronized text, interactive transcript, and closed captions in multiple languages. Audio courtesy of Librivox. Read by Gord Mackenzie.


■英語原文 The original text in English

When I wrote the following pages, or rather the bulk of them, I lived alone, in the woods, a mile from any neighbor, in a house which I had built myself, on the shore of Walden Pond, in Concord, Massachusetts, and earned my living by the labor of my hands only. I lived there two years and two months. At present I am a sojourner in civilized life again.

   Chapter 1. Economy
   Walden (1854) by Henry David Thoreau


■ネット上の電子テキストや朗読録音など Online resources, etc.

   * E-text at:
     The Thoreau Reader (an annotated edition)
     PublicLiterature.Org
     Project Gutenberg
     eBooks@Adelaide
     Wikisource
   * Excerpts at Wikiquote
   * Audio CD/mp3 CD at Amazon.com
   * Free audiobook at Librivox


■日本語訳の比較 Comparison of Japanese translations

(a) . . .earned my living by the labor of my hands only

たゞ我雙手を役して生計を立てつゝ……………………水島 1911, 1913, etc.
自分の手で得た糧で生きました。
…………………………今泉 2004
自分の手による労働だけで暮らしを立てていた。…………神原 1983
自分の手による勞働だけにたよって生活の料をえていた…神吉 1951, 1979, etc.
自分の手の働きだけを頼りに生計を立てていた。…………富田 1953, 1963  
自分の手の勞働だけで生計を立てゝゐた。
………………古舘 1930, 1933
自分の手の勞働のみに依つて生計を立てゝゐた。
………今井(嘉) 1925, 1934
自分の手の勞働のみに依つて生計を立てゝゐた。
………今井(規) 1948
自分の手仕事だけで生計を立てていたのだ。………………佐渡谷 1991
自分の腕で働くだけで生活の資を得ていた。 ……………宮西 1950
手を使った労働だけで生活の糧を得ていたのである。……飯田 1995, 2001
生活に必要なものはすべてぼくの肉体労働だけで手に入れていた。真崎 1981, 1989, etc.
生計も人手はいっさい借りずに自分でたてた。……………酒本 2000
専ら自分の手を使って働いて生計を立てていた。…………柴田 2013
 [訳文は追って挿入するつもりです - tomoki y.]……出水 1957, 1976

(b) a sojourner in civilized life again

とりあえず文明生活にもどっている。……………………酒本 2000
ふたたび、文明化した社会をうごめいて生きる身になっています。
今泉 2004
ふたたび文明生活にもどっている。
………………………神原 1983
ふたたび文明社会の逗留者となっている。
………………飯田 1995, 2001
ふたたび文明社會にもどっている。
……………………神吉 1951, 1979, etc.
また文明社会の世話になっている。
……………………真崎 1981, 1989, etc.
また文明生活の寄寓者となっている。
……………………富田 1953, 1963
また文明生活の寄寓者にかえつている。
…………………宮西 1950
再び文明生活の一時滞在者である。
………………………柴田 2013
再び文明社會の寄寓者である。
………………………水島 1911, 1913, etc.
再び文明生活の住人に戻っている。
………………………佐渡谷 1991
又、文明生活の寄寓者である。
……………………………古舘 1930, 1933
又再び、文明社會の寄寓者の一人である。
………………今井(嘉) 1925, 1934
又再び、文明社會の寄寓者の一人である。
………………今井(規) 1948
 [訳文は追って挿入するつもりです - tomoki y.]……出水 1957, 1976


■Walden 日本語訳 - 出版年順の、まあまあ詳しいリスト
 Japanese translations of Walden:
 A somewhat detailed list in chronological order

1909年から2004年の約100年間に出版された『ウォールデン』の邦訳の詳しいリストは、日本ソロー学会編 『新たな夜明け―「ウォールデン」出版150年記念論集』(金星堂 2004年5月)の、長島良久編「ヘンリー・D・ソロー著作邦訳書誌(1909-2004)」という稿に載っているそうだ。まだ実物は見ていない。ちかいうちに図書館で借りてみるつもり。

下の複数のリストは、わた

くしが自分用に拵えたもの。不完全な間に合わせに過ぎない。ただ、ネットでいつでも閲覧できるし、在庫がある本はリンク先のオンライン書店ですぐ購入できるから、すこしは便利かもしれない。「ヘンリー・デイヴィッド・ソロー - Midori's Room」というページを大いに参照させていただきました。緑さん、ありがとうございます。

   ★=上に訳文の抜粋を掲載したもの。☆=追って掲載する予定のもの。

★ 1.    真崎    『森の生活』真崎義博 訳 本山賢司 イラスト
          宝島社 2005年12月(新装版)
★ 2.    今泉    『ウォールデン―森の生活』今泉吉晴 訳 小学館 2004年5月
    3.    真崎    『森の生活―ウォールデン』真崎義博 訳
          宝島社文庫 2002年11月(新装版)
★ 4.    飯田    『森の生活―ウォールデン(上)』飯田実 訳 岩波書店
          ワイド版岩波文庫 2001年1月
★ 5.    酒本    『ウォールデン―森で生きる』酒本雅之 訳 筑摩書房
          ちくま学芸文庫 2000年3月
    6.    真崎    『森の生活―ウォールデン』真崎義博 訳
          宝島社文庫 1998年11月
    7.    飯田    『森の生活―ウォールデン(上)』飯田実 訳 岩波書店
          岩波文庫 1995年9月
※ 8.    金関    『森の生活』スティーブ・ロウ 編 金関寿夫 訳
          ロバート・サブダ 画 佑学社 1993年9月
    9.    神吉    『森の生活―ウォールデン』神吉三郎 訳 岩波書店
          ワイド版岩波文庫 1991年12月
★10.    佐渡谷    『森の生活―ウォールデン』佐渡谷重信 訳 講談社学術文庫
          1991年3月
  11.    真崎    『森の生活―ウォールデン 愛蔵版』真崎義博 訳 本山賢司 絵
          JICC出版局 1989年3月
★12.    神原    『森の生活』神原栄一 訳 荒竹出版 1983年6月
  13.    真崎    『新訳・森の生活―ウォールデン』真崎義博 訳 本山賢司 絵
          JICC出版局 1981年2月
  14.    真崎    『森の生活―新訳 ウォールデン』真崎義博 訳 本山賢司 絵
          宝島社 1981年1月
  15.    神吉    『森の生活―ウォールデン』神吉三郎 訳 岩波書店 岩波文庫
          1979年5月16日(改版)
☆16.    出水    『対訳 森の生活』出水春三 訳注 南雲堂
          英和対訳・学生文庫44 1976年12月
★17.    富田    「森の生活(抄)」『世界人生論全集6』筑摩書房 1963年7月
  18.    出水    『森の生活―ウォールデン』出水春三 訳註 南雲堂
          Phoenix library 1957年
  19.    富田    『森の生活―ウォールデン』富田彬 訳 角川書店
          角川文庫 1953年
★20.    神吉    『森の生活―ウォールデン(上)』神吉三郎 訳 岩波書店
          岩波文庫 1951年5月
★21.    宮西    『森の生活』宮西豊逸 訳 三笠書房 世界思想選書 1950年
★22.    酒井    『ウォルデン池畔にて』酒井賢 訳 養徳社 1948年
★23.    今井(規)    『森の生活』今井規清 訳 大泉書店 1948年10月
★24.    今井(嘉)    『森の生活』今井嘉雄 訳 新潮社 新潮文庫
          1934(昭和9)年3月
  25.    古館    『森の生活』古館清太郎 訳 春秋社
          春秋文庫 1933(昭和8)年
  26.    水島    『哲人の森林生活』水島耕一郎 訳 南天堂出版部
          1933(昭和8)年
★27.    古館    「ウオルデン」3編『世界大思想全集第32巻』古館清太郎 訳
          春秋社 1930(昭和5)年6月
★28.    和田    「森の生活」『名作選集世界田園文学』和田伝 訳述 文教書院
          1927(昭和2)年10月
  29.    今井(嘉)    『森の生活』今井嘉雄 訳 新潮社 1925(大正14)年
★30.    水島    『森林生活―生の価値』水島耕一郎 訳 中央出版社
          1925(大正14)年6月
  31.    水島    『森林生活』水島耕一郎 訳 中央出版社
          1921(大正10)年7月
  32.    水島    『森林生活』水島耕一郎 訳 成光館書店
          1911(明治44)年7月
  33.    水島    『森林生活』水島耕一郎 訳 文成社 1911(明治44)年

※ 8. 金関 1993年9月は児童向けの抄訳絵本だが、いわゆるリライトとか再話ではない。テキストは編者スティーブ・ロウが抜粋したソロー自身の原文で構成されている。


■Walden 日本語訳 - 訳者別リスト
 Japanese translations of Walden - A list by translators

今泉吉晴 2004
   ★『ウォールデン―森の生活』 小学館 2004-05
酒本雅之 2000
   ★『ウォールデン―森で生きる』 ちくま学芸文庫 2000-03
飯田実 1995, 2001
   ★『森の生活―ウォールデン(上)』 ワイド版岩波文庫 2001-01
     『森の生活―ウォールデン(上)』 岩波文庫 1995-09
金関寿夫 1993
     『森の生活』スティーブ・ロウ 編 ロバート・サブダ 画
     佑学社 1993-09
佐渡谷重信 1991
   ★『森の生活―ウォールデン』 講談社学術文庫 1991-03
神原栄一 1983
   ★『森の生活』 荒竹出版 1983-06
真崎義博 1981, 1989, etc.
   ★『森の生活』 本山賢司 イラスト 宝島社 2005-12(新装版)
     『森の生活―ウォールデン』 2002-11(新装版)
     『森の生活―ウォールデン』 宝島社文庫 1998-11
     『森の生活―ウォールデン 愛蔵版』 本山賢司 絵
     JICC出版局 1989-03
     『新訳・森の生活―ウォールデン』 本山賢司 絵
     JICC出版局 1981-02
出水春三 1957, 1976
   ☆『対訳 森の生活』 南雲堂 英和対訳・学生文庫44 1976-12
     『森の生活―ウォールデン』 南雲堂 Phoenix library 1957
富田彬 1953, 1963
   ★「森の生活(抄)」『世界人生論全集6』 筑摩書房 1963
     『森の生活―ウォールデン』 角川文庫 1953
神吉三郎 1951, 1979, etc.
     『森の生活―ウォールデン』 ワイド版岩波文庫 1991-12
     『森の生活―ウォールデン』 岩波文庫 1979-05-16(改版)
   ★『森の生活―ウォールデン(上)』 岩波文庫 1951-05-25
宮西豊逸 1950
   ★『森の生活』 三笠書房 世界思想選書 1950
酒井賢 1948
   ★『ウォルデン池畔にて』 養徳社 1948
今井規清 1948
   ★『森の生活』 大泉書店 1948-10
古館清太郎 1930, 1933
     『森の生活』 春秋社 春秋文庫 1933(昭和8)
   ★「ウオルデン」3編『世界大思想全集第32巻』 春秋社
     1930-06(昭和5)
和田伝 1927
   ★「森の生活」『名作選集世界田園文学』 文教書院 1927-10(昭和2)
今井嘉雄 1925, 1934
   ★『森の生活』 新潮文庫 1934-03(昭和9)
     『森の生活』 新潮社 1925(大正14)
水島耕一郎 1911, 1913, etc.
     『哲人の森林生活』 南天堂出版部 1933(昭和8)
   ★『森林生活―生の價値』 中央出版社 1925-06(大正14)
     『森林生活』 中央出版社 1921-07(大正10)
     『森林生活』 成光館書店 1911(明治44)
     『森林生活』 文成社 1911(明治44)


■解説書・研究書その他 Guides, Studies, etc. in Japanese


■邦題の異同 Variations of the title translated into Japanese

   『ウォールデン―森で生きる』 ……酒本 2000
   『ウォールデン―森の生活』………今泉 2004
   『ウォルデン池畔にて』……………酒井 1948
   『ウオルデン』  ……………………古館 1930(昭和5)
   『森の生活―ウォールデン』………飯田 2001
   『森の生活―ウォールデン』………真崎 1998
   『森の生活―ウォールデン』………飯田 1995
   『森の生活―ウォールデン』………佐渡谷 1991
   『森の生活―ウォールデン』………神吉 1991
   『森の生活―ウォールデン』………真崎 1989
   『森の生活―ウォールデン』………真崎 1981
   『森の生活―ウォールデン』………神吉 1979
   『森の生活―ウォールデン』………富田 1963
   『森の生活―ウォールデン』………富田 1953
   『森の生活―ウォールデン』………神吉 1951
   『森の生活』 ………………………真崎 2005
   『森の生活』 ………………………金関 1993
   『森の生活』 ………………………神原 1983
   『森の生活』 ………………………宮西 1950
   『森の生活』 ………………………今井(規) 1948
   『森の生活』 ………………………今井(嘉) 1934(昭和9)
   『森の生活』 ………………………古館 1933(昭和8)
   『森の生活』 ………………………和田 1927(昭和2)
   『森の生活』 ………………………今井(嘉) 1925(大正14)
   『森林生活―生の價値』 …………水島 1925(大正14)
   『森林生活』 ………………………水島 1921(大正10)
   『森林生活』 ………………………水島 1913(大正2)
   『森林生活』 ………………………水島 1911(明治44)
   『哲人の森林生活』 ………………水島 1933(昭和8)

おおざっぱに言って日本語訳題は次のように変遷している。
『森林生活』→『森の生活』→『森の生活―ウォールデン』→『ウォールデン』


■その他の外部リンク Other external links


■更新履歴 Change log

  • 2014-11-03 ギリシャ語訳を追加しました。
  • 2013-11-12 トルコ語訳を追加しました。
  • 2013-10-20 柴田元幸=部分訳 2013/08/30 を追加しました。
  • 2011-12-09 ロシア語訳、チェコ語訳、スウェーデン語訳、ドイツ語訳、イタリア語訳、ポルトガル語訳、および2種類のスペイン語訳を追加しました。
  • 2011-11-25 CCProse によるビデオブックの YouTube 動画を追加しました。
  • 2010-07-06 神原栄一=訳 1983-06-20 の訳文を挿入し、中國語譯(繁體字)とフランス語訳を追加しました。
  • 2009-07-08 佐渡谷重信=訳 1991-03-10 を追加しました。

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Friday, 19 June 2009

Hills Like White Elephants by Ernest Hemingway ヘミングウェイ 「白い象のような山並み」「白い象のような山々」「白象に似た山並み」

 Images 
表紙画像 Cover photos

[ja] われらの時代・男だけの世界 (ヘミングウェイ全短編1) 新潮文庫 1995-10-01
[de] Männer ohne Frauen: 14 Stories Rowohlt Tb. 1993-05 ドイツ語版
[en] Men Without Women Scribner 1997-02-21

↓ Click to enlarge ↓

ja Ja_warera_no_jidai_otoko_dake_no_se  de De_manner_ohne_frauen  en En_men_without_women

■はじめに Introduction

ヘミングウェイの短篇集『男だけの世界』に収められた14篇のうち、3つめの作品。


■中國語譯(繁體字) Translation into traditional Chinese

"那就請你,請你,求你,求你,求求你,求求你,千万求求你,不要再講了,好嗎?"

   白象似的群山
   作者:海明威 翟象俊譯
   E-text at 龍騰世紀 (millionbook.net)


■日本語訳 Translations into Japanese

1. 「じゃ、お願いだから、お願いだから、お願いだから、お願いだから、お願いだから、
  口を閉じてくれない?」
2. 「ねえ、おねがいおねがいおねがいおねがいおねがいおねがいだから、黙って」
3. 「お願いよ、お願い、お願い、お願いお願いお願いお願い。しゃべるのをやめて」
4. 「どうかお願い、お願い、お願い、お願い、お願い、お願い、お願い、お願いだから、
  黙ってくれない?」
5. 「どうかおねがい、おねがい、おねがい、おねがい、おねがい、おねがいだから、
  黙ってくれない?」
6. 「頼むから、ね、頼むから、頼むから、黙ってちょうだい」
7. 「お願い、どうかどうかどうかどうかどうかどうか、おしゃべりやめてくださらない?」
8. 「どうか、どうか、どうか、どうか、おしゃべりをやめてちょうだい」
9. 「ごしょうだから、おしゃべりをやめてちょうだい。ねえ、お願い、お願い、お願い!」
10. 「じゃ、お願い――どうかどうかどうかどうかどうかどうかどうか、おしゃべりを
  やめて」
11. 「ねえ、お願いだから、どうか、どうか、どうか、お話をやめて下さらない」
12. 「どうか、どうか、どうか、どうか、どうか、どうか、どうか、話をやめて
  下さらないこと」


■日本語訳の出典 Sources of the Japanese translations

1. 西崎 2010
   白い象のような山並み
   アーネスト・ヘミングウェイ=著 西崎憲(にしざき・けん)=訳
   西崎憲=編訳『ヘミングウェイ短篇集
   ちくま文庫 2010-03-10

2. tomoki y. 2009
   白い象のような山並み
   ヘミングウェイ=著 Tomoki Yamabayashi=部分訳
   tomokilog - うただひかるまだがすかる 2009-06-19

3. 陰陽師 2007
   白い象のような山並み
   アーネスト・ヘミングウェイ=作 陰陽師=訳
   ghostbuster's book web.
   初出: 2007-06-09 ~ 2007-06-10
   改訂: 2007-06-12

4. 遠藤 2005
   白象のような山々
   ヘミングウェイ=著 遠藤倫生(えんどう・みちお)=訳
   Michio Endo Website 2005-06-01

5. 高見 1995
   白い象のような山並み
   ヘミングウェイ=著 高見浩(たかみ・ひろし)=訳
   『われらの時代・男だけの世界―ヘミングウェイ全短編1』(全3冊)
   新潮文庫 1995-10-01

6. 沼澤 1977
   白い象に似た山々
   ヘミングウェイ=著 沼澤洽治(ぬまさわ・こうじ)=訳
   『世界文学全集77 老人と海 他』 集英社 1977-10-20

7. 谷口 1972
   白象に似た山並み
   ヘミングウェイ=著 谷口陸男(たにぐち・りくお)=訳
   『ヘミングウェイ短篇集(上)』(全2冊) 岩波文庫 1972-11-16

8. 大久保 1970
   白い象のような山々
   ヘミングウェイ=著 大久保康雄(おおくぼ・やすお)=訳
   『ヘミングウェイ短編集1』 新潮文庫 1970-06-25

9. 龍口 1969
   白い象のような丘
   ヘミングウェイ=著 龍口直太郎(たつのくち・なおたろう)=訳
   『キリマンジャロの雪』 角川文庫 1969-12-10

10. 西川 1964
   白象に似た山なみ
   ヘミングウェイ=著 西川正身(にしかわ・まさみ)=訳
   『世界の文学44 ヘミングウェイ』 中央公論社 1964-04-12

11. 米田 1956
   白い象のような山々
   ヘミングウェイ=著 米田一彦(よねだ・かずひこ)=訳
   福田實(ふくだ・みのる)+米田一彦=訳 『白い象のような山々・鱒釣り
   英米名作ライブラリー 英宝社 1956-07-30

12. 滝川(瀧川) 1955, 1964, etc.
   白象のような山
   a. ヘミングウェイ=著 滝川元男=訳
     『ヘミングウェイ全短篇集』 三笠書房 1972
   b. ヘミングウェイ=著 瀧川元男=譯
     『ヘミングウェイ全集1 短篇集』 三笠書房 1964-09-30
   c. ヘミングウェイ=著 瀧川元男=譯
     『ヘミングウェイ全集1 男だけの世界・勝者には何もやるな
     三笠書房 1955-10-10
   引用は c. に拠りました。


■ロシア語訳 Translations into Russian

(R1) Zinzer, 2011
- Прошу тебя, пожалуйста, пожалуйста, пожалуйста, помолчи!

   Эрнест Хэмингуэй. Холмы как белые слоны.
   Мой переводческий дебют, 2011-04-13
   Translated by Roman Zinzer
   E-text at Roman Zinzer


(R1) Елеонская, 1999
-- Так вот, я тебя очень, очень, очень, очень, очень прошу замолчать.

   Эрнест Хемингуэй. Белые слоны
   Translated by А. Елеонская
   E-text at Lib.Ru


■ポーランド語訳 Translation into Polish

— No to, proszę cię. proszę, proszę, proszę, przestań już mówić”.

   Wzgórza jak białe słonie by Ernest Hemingway
   E-text at Chomikuj.pl


■チェコ語訳 Translation into Czech

"Prosím prosím prosím prosím prosím prosím, mohl bys už prestat mluvit?"

   Kopce jako bílí sloni by Ernest Hemingway
   Excerpt at referaty.hledáš.cz


■ドイツ語訳 Translation into German

„Würdest du bitte, bitte, bitte, bitte, bitte, bitte, bitte still sein.“

   Hügel wie weiße Elefanten by Ernest Hemingway
   Gesammelte Werke 6: Stories I.
   Translated by Annemarie Horschitz-Horst.
   Reinbek bei Hamburg: Rowohlt, 1977.
   E-text at NUR NOCH HEUTE - Gesamtdokument.doc [DOC]


■イタリア語訳 Translation into Italian

«Vorresti per piacere per piacere per piacere per piacere per piacere per piacere per piacere smettere di parlare?»

   Colline come elefanti bianchi
   in Tutti i racconti by Ernest Hemingway
   Edizioni Mondadori, 2011-11-08
   Preview at Google Books
   E-text at blickwander


■ポルトガル語訳 Translation into Portuguese

– Então, por favor, cale, cale, cale, cale essa boca!

   Colinas parecendo Elefantes Brancos
   by Ernest Hemingway
   Excerpt at Descobrindo o Iceberg


■スペイン語訳 Translation into Spanish

—¿Querrías por favor por favor por favor por favor callarte la boca?

   Colinas como elefantes blancos
   by Ernest Hemingway
   E-text at:
   * Documento sin título
   * Literatura Universal
   * Las Historias


■フランス語訳 Translation into French

- Veux-tu s’il te plaît s’il te plaît s’il te plaît s’il te plaît s’il te plaît s’il te plaît s’il te plaît s’il te plaît te taire ? »

   Collines comme des éléphants blancs
   by Ernest Hemingway
   E-text at dominique.gosztola.9online.fr


 Video 
Hills Like White Elephants (2008) directed by Bruno Schiebel

This is a short film which Bruno Schiebel directed at the Los Angeles Film School in Hollywood in 2008. It was his first midterm project at the School. The line quoted below has been omitted from this film.


■英語原文 The original text in English

'Would you please please please please please please please stop talking?'

   Hills Like White Elephants (1927) by Ernest Hemingway
   E-text at:
   * Hills Like White Elephants full text [PDF]
   * Ebookbrowse.com [PDF]
   * Scribd


■邦題の異同 Variations of the title translated into Japanese

   「白い象に似た山々」…………沼澤 1977
   「白い象のような丘」 …………龍口 1969
   「白い象のような山々」 ………大久保 1970
   「白い象のような山々」 ………米田 1956
   「白い象のような山並み」 ……西崎 2010
   「白い象のような山並み」 ……tomoki y. 2009
   「白い象のような山並み」 ……陰陽師 2007
   「白い象のような山並み」 ……高見 1995
   「白象に似た山なみ」…………西川 1964
   「白象に似た山並み」…………谷口 1972
   「白象のような山々」 …………遠藤 2005
   「白象のような山」 ……………滝川(瀧川) 1955, 1964, etc.


■外部リンク External links

   * Hills Like White Elephants - Wikipedia
   * Men Without Women - Wikipedia
   * Ernest Hemingway - Wikipedia (1899-1961)


■更新履歴 Change log

2013-04-01 チェコ語訳とイタリア語訳を追加しました。
2012-07-06 2種類のロシア語訳、ドイツ語訳、およびポルトガル語訳を追加しました。
2010-06-09 瀧川元男=譯 1955-10-10 を追加しました。
2010-05-18 西崎憲=訳 2010-03-10 を追加しました。
2010-04-28 Bruno Schiebel 監督による短編映画の YouTube 動画を
         追加しました。
2009-10-17 陰陽師=訳 2007-06 を追加しました。
2009-08-29 米田一彦=訳 1956-07-30 を追加しました。


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Thursday, 11 June 2009

Gay Life and Culture: A World History edited by Robert Aldrich ロバート・オールドリッチ編 『同性愛の歴史』

■はじめに Introduction

写真・図版が満載された、重くて分厚い本。編者ロバート・オールドリッチ氏はヨーロッパ史が専門のシドニー大学教授。著者はオールドリッチ教授のほか、オランダ・ドイツ・アメリカ・イギリス・フランス・イタリア・ニュージーランドなどから選ばれた14人の研究者たち。世界十数ヶ国語版が既刊もしくは刊行予定。


 Image gallery 
表紙画像 Cover photos

↓ クリックして拡大 Click to enlarge ↓

ja Ja_douseiai_no_rekishi fi Fi_rakkaus_samaan_sukupuoleen_2 el El_gay_9606715647

pl Pl_geje_i_lesbijki_9788324208517 sv Se_gay_en_varldshistoria_9789127114 de De_gleich_und_anders

nl Nl_van_alle_tijden_in_alle_culturen it It_vita_e_cultura_gay_2 es Es_gays_y_lesbianas_vida_y_cultura

fr Fr_une_histoire_de_lhomosexualite_2 uk En__gay_life_and_culture_thames_hud us En_gay_life_and_culture

日 [ja] 同性愛の歴史 東洋書林 2009
芬 [fi] Rakkaus samaan sukupuoleen: homoseksuaalisuuden historia 2006
希 [el] Ομοφυλοφιλία-Μια παγκόσμια ιστορία 2008
波 [pl] Geje i lesbijki. Życie i kultura 2009
瑞 [sv] Gay: en världshistoria 2006
独 [de] Gleich und anders. Eine globale Geschichte der Homosexualität 2007
蘭 [nl] Van alle tijden, in alle culturen: wereldgeschiedenis van de homoseksualiteit 2006
伊 [it] Vita e cultura gay. Storia universale dell'omosessualità dall'antichità a oggi 2007
西 [es] Gays y lesbianas vida y cultura: Un legado universal 2006
仏 [fr] Une histoire de l'homosexualité 2006
英 [uk] Gay Life and Culture: A World History Thames & Hudson, 2006
米 [us] Gay Life and Culture: A World History Universe, 2006


■日本語訳 Translation into Japanese

太古のむかしから世界中のいたるところに、感情的にも肉体的にも同性の相手と親密になりたいと感じる男女がいた。男が男を愛して欲情をおぼえ、また女が女を愛して欲情をおぼえたのである。

   ロバート・オールドリッチ=著 第1章 ゲイとレズビアンの歴史
   ロバート・オールドリッチ=編
   田中英史(たなか・ひでぶみ)+田口孝夫(たぐち・たかお)=訳
   『同性愛の歴史』 東洋書林 2009-01-31


■英語原文 The original text in English

Since time immemorial and throughout the world, some men and women have felt a desire for emotional and physical intimacy with those of the same sex. Men have lusted after and loved other men; women have lusted after and loved other women.

   Chapter 1. Gay and Lesbian History by Robert Aldrich
   Gay Life and Culture: A World History edited by Robert Aldrich
   London: Thames and Hudson, 2006.


■外部リンク External links


■更新履歴 Change log

  • 2013-09-05 ギリシア語版、ポーランド語版、およびスウェーデン語版の表紙画像を追加しました。

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Sunday, 07 June 2009

An Apology for Idlers by Robert Louis Stevenson スティーヴンスン/スティーヴンソン「懶惰の弁」「怠け者のために」「なまけ者の辨」「懶け者の辨」

■スティーヴンスン―エディンバラ文学マップ
 Robert Louis Stevenson: A Literary map of Edinburgh

View Larger Map


■An Apology for Idlers の日本語訳を収録した本・サイトの一覧
 List of books/site that contain a Japanese translation of An Apology for Idlers

  ★=下に訳文の抜粋を掲載したもの。☆=追って掲載する予定のもの。

  ★ 1. tomoki tomokilog - うただひかるまだがすかる 2009.4
  ☆ 2. 酒井 スティーヴンソン作品集 R.L.スティーヴンソン 文泉堂出版 1999.3
     3. 橋本 世界教養選集. 6 / 茅誠司,中野好夫. -- 平凡社, 1975.3
     4. 橋本 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1973
     5. 橋本 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 改訂版.
          -- 角川書店, 1968. -- (角川文庫)
     6. 橋本 世界の人生論. 第11. -- 角川書店, 1968
  ★ 7. 橋本 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1963.3
     8. 岩田 若い人々のために 其他 / スティーヴンスン[他].
          -- 岩波書店, 1955 7刷. -- (岩波文庫)
  ★ 9. 吉田 若い人々のために / スチィーヴンソン[他]. -- 池田書店, 1954.9
          -- (人生叢書 ; 第7)
  ★10. 谷島 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 春秋社, 1951.12
  ★11. 寺沢 若き人々のために / ロバート・L.スティーヴンソン[他].
          -- 岡倉書房, 1951. -- (20世紀ライブラリ ; 第3)
    12. 橋本 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 南北書園, 1948
  ★13. 岩田 若い人々のために 他十一篇 / スティーヴンスン[他].
          -- 岩波書店, 1937(昭和12). -- (岩波文庫 ; 1512-1513)
  ★14. 谷島+藤野 若き人々の爲に / ステイーブンスン[他].
          -- 春秋社, 1933(昭和8). -- (春秋文庫 ; 第1部 第58)
    15. 谷島+藤野 若き人々の爲に / スティーヴンスン[他]. -- 再版.
          -- 春秋社, 1927(昭和2)


■日本語訳 Translations into Japanese

tomoki y. 2009 本はそれなりにいいものだが、人生の代わりとするには、
          あまりにも血の気がなさすぎる。

酒井 1999    [訳文は追って挿入する予定です - tomoki y.]

吉田 1954    書物は確かに独得の良さをもっているが、人生のまるで血の通わぬ
         代用品でしかない。

谷島 1951    書物は又書物で、結構なものであるが、溫かい血の通わぬものに、
         生きた人生の代りをさせることになる。

寺沢 1951    書物はそれなりに十分役に立つものだが、それはひどく血のない
         人生の代用品なのだ。

橋本 1948他  書物には書物としての良さはあるが、すこぶる血の気のない人生の
         代用物である。

岩田 1937他  本は本として有益ではあるが、人生の代用物としてはあまりに
         生命を缺いてゐる。

谷島+藤野   書物は書物で、又結構なものであるが、溫い血の通はぬものに、
  1927他    生きた人生の代りをさせられることになる。


■英語原文 The original text in English

Books are good enough in their own way, but they are a mighty bloodless substitute for life.

   Chapter III - An Apology for Idlers
   Virginibus Puerisque by Robert Louis Stevenson


■日本語訳の書誌情報詳細 Detailed bibliography on Japanese translations

(a) tomoki y. 2009
   スティーヴンソン=著 Tomoki Yamabayashi=部分訳
   「若い人々のために」 怠け者を弁護する
  ★ 1. tomokilog - うただひかるまだがすかる 2009.04.26


(b) 酒井 1999
   スティーヴンソン/スティヴンソン=著 酒井善孝(さかい・よしたか)=訳
   章題未確認
  ☆ 2. スティーヴンソン作品集. 1 / R.L.スティーヴンソン. -- 文泉堂出版, 1999.3


(c) 吉田 1954
   スチィーヴンソン=著 吉田健一(よしだ・けんいち)=訳
   「懶惰の弁」
  ★ 9. 若い人々のために / スチィーヴンソン[他]. -- 池田書店, 1954.9
      -- (人生叢書 ; 第7)


(d) 谷島 1951
   スティーヴンスン=著 谷島彦三郎(やじま・ひこさぶろう)=訳
   「なまけ者の辨」
  ★10. 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 春秋社, 1951.12


(e) 寺沢 1951
   ロバート・L.スティーヴンソン=著 寺沢芳隆(てらざわ・よしたか)=訳
   3. 怠け者の弁
  ★11. 若き人々のために / ロバート・L.スティーヴンソン[他].
      -- 岡倉書房, 1951.4 -- (20世紀ライブラリ ; 第3)


(f) 橋本 1948, 1963, etc.
   R. L. スティーヴンスン=著 橋本福夫(はしもと・ふくお)=訳
   「若き人々のために」 怠け者への弁護
     3. 世界教養選集. 6 / 茅誠司,中野好夫. -- 平凡社, 1975.3
     4. 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1973
     5. 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 改訂版.
      -- 角川書店, 1968. -- (角川文庫)
     6. 世界の人生論. 第11. -- 角川書店, 1968
  ★ 7. 世界教養全集. 4. -- 平凡社, 1963.3
    12. 若き人々のために / スティーヴンスン[他]. -- 南北書園, 1948
   引用は7.に拠りました。


(g) 岩田 1937, 1955
   スティーヴンスン=著 岩田良吉(いわた・りょうきち)=訳
   「怠け者のために」
     8. 若い人々のために 其他 / スティーヴンスン[他]. -- 岩波書店, 1955 7刷.
      -- (岩波文庫)
  ★13. 若い人々のために 他十一篇 / スティーヴンスン[他].
      -- 岩波書店, 1937(昭和12). -- (岩波文庫 ; 1512-1513)
   引用は13.に拠りました。


(h) 谷島+藤野 1927, 1933
   スティーブンスン=著
   谷島彦三郎(やじま・ひこさぶろう)+藤野滋(ふじの・しげる)=譯
   「懶け者の辨」
  ★14. 若き人々の爲に / ステイーブンスン[他]. -- 春秋社, 1933(昭和8).
      -- (春秋文庫 ; 第1部 第58)
    15. 若き人々の爲に / スティーヴンスン[他]. -- 再版. -- 春秋社, 1927(昭和2)
   引用は14.に拠りました。


■英語原文の電子テキスト E-text

  E-text at:
   * Project Gutenberg
   * World Wide School
   * eBooks@Adelaide
   * Wikisource

  E-text with hypertext meanings and commentaries at:
   * Selfknowledge.com

  Excerpts at:
   * Wikiquote


■邦題の異同 Variations of the title translated into Japanese

   「なまけ者の辨」………………谷島 1951
   「怠け者のために」  …………岩田 1937, 1955
   「怠け者の弁」  ………………寺沢 1951
   「怠け者への弁護」  …………橋本 1948, 1963, 1968, 1973, 1975
   「怠け者を弁護する」…………tomoki y. 2009
   「懶け者の辨」  ………………谷島+藤野 1927, 1933
   「懶惰の弁」  …………………吉田 1954
     未確認 ……………………酒井 1963, 1999


■外部リンク External links

 [en] English
   * Robert Louis Stevenson - Wikipedia (1850-1894)
   * Edinburgh UNESCO City of Literature
   * The Robert Louis Stevenson Web Site by Richard Dury
   * Robert Louis Stevenson -  National Library of Scotland

 [ja] 日本語
   * ロバート・ルイス・スティーヴンソン - Wikipedia (1850-1894)
   * ロバート・ルイス・スティーヴンスン - 翻訳作品集成
   * ロバート・ルイス・スティーヴンソン - 翻訳アンソロジー/雑誌リスト


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Saturday, 06 June 2009

Alan Greenspan and Frederic S. Mishkin on the burst of bubble グリーンスパン氏とミシュキン氏のバブル崩壊についての発言

■はじめに Introduction

あの人たちは、ついこの前まであんなことを言っていた。


■サブプライム・ローン―当初の評価 Subprime loans: Initial assessment

今では金融危機の原因といわれるサブプライム・ローンですが、当初は評価されてもいました。グリーンスパン前FRB議長は、2005年には、金融サービスにおける技術の進展によりこれまで借りることのできなかった人にも住宅ローンが借りられるようになり、サブプライム・ローンの急速な増加に寄与したと発言しています。

   村田啓子=著「Q1: 住宅バブルはなぜ起きたか?」
   小峰隆夫〔ほか〕=著
   『データで斬る世界不況―エコノミストが挑む30問
   日経BP社 2009-04-27


■表紙画像 Cover photos

** 小峰隆夫〔ほか〕=著 『データで斬る世界不況』 日経BP社 2009-04-27
[zh] 《我們的新世界》 大塊文化出版股份有限公司 2007-09-17 中国語(繁體字)版
[ja] 『波乱の時代 (上)』 日本経済新聞社 2007-11-12

[ru] Эпоха потрясений. Альпина Бизнес Букс 2008 ロシア語版
[bg] Епоха на турбулентност. Обсидиан 2008 ブルガリア語版
[de] Mein Leben für die Wirtschaft. Campus Verlag. 2007-09-17 ドイツ語版

[nl] Een turbulente tijd. Balans, Uitgeverij. 2007-11 オランダ語版
[it] L'era della turbolenza. Sperling & Kupfer. 2007-10 イタリア語版
[br] A Era da Turbulência. Elsevier. 2007-09 ブラジル・ポルトガル語版

[es] La era de las turbulencias. Ediciones B. 2008-03-30 スペイン語版
[fr] Le temps des turbulences. Jean-Claude Lattès. 2007-09-26 フランス語版
[en] The Age of Turbulence (with a new chapter on current credit crisis). Penguin USA, 2008

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■第13代連邦準備制度理事会議長アラン・グリーンスパン氏の2007年の記述
 Alan Greenspan, 13th Chairman of the U.S. Federal Reserve, wrote in 2007:

[ja] 日本語
住宅ブームとそれにともなう住宅ローン新商品の急増によって、アメリカの庶民の家族はこれまでより高価な家に住み、豊かさを実感できるようになった。[略]

もっと最近には、住宅ブームが反転して、一部の階層が打撃を受けている。[略]わたしはそれ以前に、サブプライムの借り手向けの貸出基準が緩められたとき、金融リスクが高まることに気づいていたし、政府の補助によって住宅所有を促す政策で市場が歪むことにも気づいていた。しかし住宅所有者層の拡大による利益は大きいので、このリスクをとる価値はあると考えていたし、いまも考えている。

[en] English
Because of the housing boom and the accompanying explosion in new mortgage products, the typical American household ended up with a more valuable home and better access to the wealth it represented. [Omission}

More recently, the unwinding of the housing boom has hurt some groups. [Omission] I was aware that the loosening of mortgage credit terms for subprime borrowers increased financial risk, and that subsidized home ownership initiatives distort market outcomes. But I believed then, as now, that the benefits of broadened home ownership are worth the risk.


■FRB理事フレデリック・ミシュキン氏の2007年の発言
 Frederic S. Mishkin, Member of the Board of Governors
 of the Federal Reserve System, said in 2007:

[ja] 日本語
中央銀行として重要なのは、バブルを止めることではなく、バブルが崩壊した後に即座に対応することだ。

[en] English
The task for a central bank confronting a bubble is not to stop it but rather to respond quickly after it has burst.


■日本語訳の出典 Sources of the translations into Japanese

 グリーンスパン
   アラン・グリーンスパン=著
   山岡洋一(やまおか・よういち)+高遠裕子(たかとお・ゆうこ)=訳
   『波乱の時代―わが半生とFRB (上)
   日本経済新聞社 2007-11-12

 ミシュキン
   Part 1 金融危機の発生
   村田啓子(むらた・けいこ)=著「Q1: 住宅バブルはなぜ起きたか?」
   文中の抜粋訳
   小峰隆夫(こみね・たかお)〔ほか〕=著
    『データで斬る世界不況―エコノミストが挑む30問
   日経BP社 2009-04-27


■英語原文の出典 Sources of the original text in English

 Alan Greenspan
   The Age of Turbulence: Adventures in a New World
   by Alan Greenspan
   Penguin Press, 2007-09-17
   Excerpt at:
   * Book review by Selwyn Cornish
   * Friedman on Greenspan
   * Telegraph.co.uk

 Frederic S. Mishkin
   The Role of House Prices in Formulating Monetary Policy.
   Remarks by Frederic S. Mishkin, Member of the Board of Governors
   of the U.S. Federal Reserve System,
   at the Forecasters Club of New York, New York, 2007-01-17.
   Excerpt at:
   * 内閣府経済社会総合研究所
    Economic and Social Research Institute (ESRI),
    Cabinet Office, Government of Japan
   * Financial Sense


■関連テレビ番組 Related TV programme

   NHKスペシャル マネー資本主義 第2回
   “超金余り”はなぜ起きたのか?
   ~カリスマ指導者たちの誤算~
   初放送:2009/05/17(日)午後 9時00分~ 9時54分 総合テレビ
   再放送:2009/05/20(水)午前 0時45分~ 1時39分 (19日深夜)総合
   再放送:2009/06/14(日)午前10時50分~11時46分 BS2


■外部リンク External links

 [en] English
   * Financial crisis of 2007–2009 - Wikipedia
   * Subprime mortgage crisis - Wikipedia
   * Alan Greenspan - Wikipedia (1926-  )
   * Frederic Mishkin - Wikipedia (1951-  )

 [ja] 日本語
   * 世界金融危機 (2007年-) - Wikipedia
   * アラン・グリーンスパン - Wikipedia (1926-  )
   * アラン・グリーンスパン 『波乱の時代』 - 日本経済新聞出版社
     上に引用した邦訳書の刊行に合わせて作られた、版元によるサイト。
     2008年1月1日から1月31日まで日本経済新聞に連載された
     グリーンスパン氏の「私の履歴書」ともタイアップしていた。
     2007年11月初めに開設されて2008年2月末に終了したが、
     2009年6月27日現在、サイトは最終更新時のまま保存され、
     公開されている。


■更新履歴 Change log

2009/06/27 外部リンクの項に日本経済新聞出版社のサイトを追加しました。
2009/06/10 関連テレビ番組の項を新設しました。


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■洋書 Books in non-Japanese languages
(1) Alan Greenspan

(2) Frederic S. Mishkin

(3) Global depression

(4) Global financial crisis

■和書 Books in Japanese
(1) アラン・グリーンスパン

(2) 世界不況

(3) 世界金融危機

   

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Thursday, 04 June 2009

20 years on あれから20年

■1989


■2009

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Wednesday, 03 June 2009

Letter from Franz Kafka to Milena Jesenská (9 August 1920) カフカからミレナへの手紙 (1920年8月9日)

■はじめに Introduction

ああ見えても、なかなかスケベなカフカ。


 Image gallery 
本の表紙とDVDのジャケット Book and DVD covers

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a. Alt_kafka_und_der_film b. Zischler_kafka_goes_to_the_movies c. Kafka_anthony_hopkins_the_trial

d. Steven_soderbergh_jeremy_irons_kafk e. Los_amores_de_kafka_1988 f. Welles_perkins_

■日本語訳 Translations into Japanese

(J1) 池内 2013
ぼくはきみを愛しているから(そうともぼくはきみを愛している。きみ、わからず屋さん、いいね海が海底の小石を愛しているようにまさにそのようにぼくの愛情がきみにあふれかえっている——きみといると、ぼくこそが天の貝となれず小石というもの)この全世界を愛し、そこにきみのための肩も含まれている。いや、まずは右肩だった。気に入ったのでそこにキスをした。(きみはやさしく、ブラウスのそこを下げてくれた)。左の肩も同じ、森の中でぼくの上にあったきみの顔、森の中でぼくの下にあったきみの顔。ほとんど剥き出しになったきみの乳房のそばのやすらぎ。

  • [一九二○年八月九日、プラハ]
    フランツ・カフカ=著 池内紀(いけうち・おさむ)=訳 『ミレナへの手紙』 白水社 2013-06-25
  • 底本: Franz Kafka. Briefe an Milena. Erweiterte und neu geordnete Ausgabe. Herausgegeben von Jürgen Born und Michael Müller. S. Fischer Verlag, Frankfurt am Main. 1983. この原書はいわゆる『ミレナへの手紙』新版。手稿版『カフカ全集』編纂チームの主要メンバーとして知られるユルゲン・ボルンとミヒャエル・ミュラーによって「増補され、新しく配列された版」。
  • 文中の傍点を下線で置き換えました。

(J2) 池内 1998
ぼくはきみを愛している(海が海底の小石を愛している、まさにそのように。ぼくの愛はきみに洗われる。きみに対して、ぼくはやはり天が投げ落とした小石だ)。ぼくはこの世を愛しており、きみの左の肩が全世界だ。いや、まずは右の肩だった。ぼくは気に入ったのでキスをした(きみはやさしく、ブラウスのそこをひらいてくれた)、それから左の肩であり、それから森の中のきみの顔とぼくの顔であり、森の中でかさなり合った顔であり、それからきみのほとんどむき出しになった胸の上の安らぎだった。


(J3) 田中 1976, 1993
わたしはあなたを愛しているので(わたしはあなたを愛しています。わからないのですか、鈍いひと。海が海底のとても小さな石ころを愛しているのとおなじように、わたしの愛はあなたのうえにみなぎりあふれているのです――そしてまた、わたしはあなたのそばにいて、小石でいられたらと思います。神様がそれを許してくださるならば)、世界全体を愛しているのです。そしてその世界にはあなたの左の肩、いや最初は右の肩でした、その右肩も属しているのです。それゆえ、気にいれば(あなたがブラウスをずらしてくださるなら)わたしはあなたの右肩にキスをします。それからあなたの左肩も、森のなかでわたしの上になっていたあなたの顔も、森の中でわたしの下になっていたあなたの顔も、それからまた、ほとんどあらわになったあなたの胸で静かに眠ることも、みんなわたしの愛する世界に属しているのです。

  • マルガレーテ・ブーバー=ノイマン=著 田中昌子(たなか・まさこ)=訳
  • 引用は a. 平凡社ライブラリーに拠りました。文中の傍点を下線で置き換えました。

(J4) 辻 1959, 1981, etc.
私はあなたを愛していますから(ですから私はあなたのことを、分らずやさん、海が海底のちっぽけな小石一つを愛しているように愛しているのです。私の愛情があなたの上に溢れ漲るのも、これと寸分ちがわぬ有様です――そしてあなたの傍らでは私がまた小石でありたいものです、もし天の神々がそれを許してくれるならばですが)、全世界をも私は愛しており、その世界にはあなたの左の肩、いや最初は右の肩でした、あなたの右の肩も属しており、私の愛する世界にあなたの右肩が属しているからこそ、気に入れば(そしてあなたがやさしくブラウスをずらして下されば)私はそのあなたの右肩にキスし、こうして私の愛する世界には、あなたの左肩も、森の中で私の上になっていたあなたの顔も、森の中で私の下になっていたあなたの顔も、それからまた、ほとんど裸になったあなたの胸にもたれての憩いも、みんなそこに属しているのです。


■英訳 Translations into English

(E1) Boehm, 1990
Because I love you (you see, I do love you, you dimwit, my love engulfs you the way the sea loves a tiny pebble on its bed--and may I be the pebble with you, heaven permitting) I love the whole world and that includes your left shoulder--no, the right one was first and so I'll kiss it whenever I want to (and whenever you're kind enough to pull down your blouse a little) and that also includes your left shoulder and your face above me in the forest and your face below me in the forest and my resting on your almost naked breast.


(E2) Stern & Stern, 1953
Since I love you (and I do love you, you stupid one, as the sea loves a pebble in its depths, this is just how my love engulfs you—and may I in turn be the pebble with you ... ) I love the whole world and this includes your left shoulder, no, it was first the right one, so I kiss it if I feel like it (and if you are nice enough to pull the blouse away from it) and this also includes your left shoulder and your face above me in the forest and my resting on your almost bare breast.


■ドイツ語原文 The original text in German

Da ich Dich liebe (und ich liebe Dich also, Du Begriffsstutzige, so wie das Meer einen winzigen Kieselstein auf seinem Grunde lieb hat, genau so überschwemmt Dich mein Liebhaben - und bei Dir sei ich wieder der Kieselstein, wenn es die Himmel zulassen) liebe ich die ganze Welt und dazu gehört auch Deine linke Schulter, nein es war zuerst die rechte und darum küsse ich sie, wenn es mir gefällt (und Du so lieb bist die Bluse dort wegzuziehn) und dazu gehört auch die linke Schulter und Dein Gesicht über mir im Wald und Dein Gesicht unter mir im Wald und das Ruhn an Deiner fast entblößten Brust.


 Video 
KAFKA/迷宮の悪夢 (1991) Kafka (1991)

Uploaded to YouTube by Young Shatterhand on 21 Feb 2012


■外部リンク External links


■更新履歴 Change log

  • 2013-09-12 2種類ある英訳からの引用に混乱があったのを修正しました。 
  • 2013-09-11 池内紀=訳 2013-06-25 を追加しました。また、辻瑆=訳の書誌情報を修正・補足しました。
  • 2013-03-24 KAFKA/迷宮の悪夢 (1991) の YouTube 動画を追加しました。
  • 2009-09-24 池内紀=訳 1998-04-01 を追加しました。

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Tuesday, 02 June 2009

U.S. President Fillmore's letter to the Emperor of Japan フィルモア米大統領から日本国皇帝への国書

        目次 Table of Contents

■はじめに―「外圧」のかけぐあい Exactly how much pressure would be appropriate?
 Video  ペリーの開国要求
■原文と翻訳と翻訳者 The original text, the translations and the translators
  (1) 翻訳版の必要性 The necessity of translations
  (2) 翻訳者たち The translators
■ウィリアムズによる中国語訳 Translation into Chinese
■中国語訳の日本語重訳 Retranslation of Chinese translation into Japanese
■ポートマンによるオランダ語訳 Translation into Dutch
■オランダ語訳の日本語重訳 Retranslation of the Dutch translation into Japanese
■現代日本語訳 Translations into contemporary Japanese
  (1) 中野 2008
  (2) NHK取材班 2003
  (3) 三方 1999
  (4) オフィス宮崎 1997
  (5) 金井 1985
  (6) 印南 1964
  (7) 大羽 1947, 1953
  (8) 土屋+玉城 1935, 1948, etc.
  (9) 鈴木 1912, 1937
■英語原文 The original text in English
■国書を収録するネット上の二次文献 Secondary online sources containing the letter
 Image  ペリー日本遠征記の複写画像 The pages containing the President's letter
■2003年:ペリー来航150周年 150th anniversary of Perry's visit to Japan
■2004年:日米和親条約調印150周年 150th anniversary of the Treaty of Kanagawa
■2009年:横浜開港150周年 150th anniversary of the Port of Yokohama
■日本語訳の書誌情報詳細 Detailed bibliography on Japanese translations
  (1) 中野 2008
  (2) NHK取材班 2003
  (3) 三方 1999
  (4) オフィス宮崎 1997
  (5) 金井 1985
  (6) 印南 1964
  (7) 大羽 1947, 1953
  (8) 土屋+玉城 1935, 1948, etc.
  (9) 鈴木 1912, 1937
■NHK総合テレビ「その時歴史が動いた
■外部リンク External links
■更新履歴 Change log


■はじめに―「外圧」のかけぐあい
 Introduction: How much pressure should be put on Japan to open up trade?

下に引用するのは、第13代アメリカ合衆国大統領ミラード・フィルモアから日本国皇帝宛ての手紙の一節。原文は国務長官エドワード・エヴァレットが代筆した。国家元首がその職名のもとに書いた手紙という意味で「国書」と呼ばれる。ここで「皇帝」とは、京都にいた天皇ではなく、江戸にいた徳川将軍を指す。

フィルモアは、この国書を送るために、合衆国海軍東インド艦隊司令長官マシュー・C・ペリーを日本へ派遣した。手紙の日付から8か月を経てようやく届けられたときには、大統領は第14代のフランクリン・ピアースに交替していた。

引用箇所で、フィルモアは日本の開国を容易にするために、譲歩ないし留保の条件を述べている。「ためしに開国してみて、不都合なら後でやめたらよい」のだと。ペリーの黒船といえば、近代日本の政治外交史における元祖「外圧」だ。けれども、その外圧はゴリ押し一辺倒ではなく、柔軟な対応をする含みも持たせてあった――たとえそれがジェスチャー(うわべ、見せかけ)に過ぎなかったとしても。


■ペリーの開国要求

なつかしい! 初めてこれを聴いたのは何年前だろう? 「pya! 中村屋」とならんで、おもしろフラッシュネタの双璧として一世を風靡したという印象がある。YouTubeにも上がって生きのびているとは知らなかった。テキスト付きの版は、砂糖水フラッシュ「ペリーの肉声」 および「ペリーの肉声(文章つき)~華麗な交渉術」。


■原文と翻訳と翻訳者について
 On the original in English, its translations and the translators

(1) 翻訳版の必要性 The necessity of translations

大統領国書の原文は、もちろん英語で書かれている。だが、ペリーは日本側が英文を読みこなせるとは予想も期待もしていなかった。むしろ「英語はわからない」というのを口実にして、幕府が開国交渉自体を拒むのではないかと恐れていた。なぜならば、清朝中国と欧米諸国との交渉が「ことばの壁」のせいで難航している例を知っていたから。

そこで、ペリーはあらかじめ2種類の翻訳版を用意した。中国語(漢文)訳とオランダ語訳である。本来なら日本語訳を用意したかったのだが、適任者が得られなかった。


(2) 翻訳者たち The translators

中国語訳を作ったのはサミュエル・ウェルズ・ウィリアムズ (Samuel Wells Williams)。長年、中国にいたアメリカ人宣教師だ。本人は嫌がったのだが、ペリーが広州に出向いてしつこく説得し、ペリー艦隊の主席通訳官に任命して日本へ同行させた。ウィリアムズは、のちに米中交渉にも携わり、帰国後はイェール大学の中国語学・中国文学の初代教授となった。

オランダ語訳を作ったのは若いオランダ人通訳アントン・ポートマン(またはポルトマン)。どんな人物か詳細は知らないが、上海で雇われた。

2種類の訳を受け取った幕府は、それぞれを日本語に訳させた。中国語版を和訳したのは 林壮軒(はやし・そうけん)、すなわち林大学頭(健)。オランダ語版を和訳したのは天文方手附の 杉田成卿(すぎた・せいけい)と 箕作阮甫(みつくり・げんぽ)。


■ウィリアムズによる中国語(漢文)訳
 Translation into Chinese by Samuel Wells Williams

如若 君主只准古例、禁止別國船入埠、是照依國法、不妨先試數年、或五年十年之間、能知有利否、或因賣買無益、然後仍復古例可也、夫本國與別國立約、亦定數年之尾、若因兩國不願、再不照新約、且我兩國各試暫開港口、嗣後可知何樣也 [略]

西國紀年之一千八百五十二年十一月十三日、即壬子年十月初六日封、
[後(石朱)筆]
大學士依斐烈奉勅書  [國璽]


■上掲中国語訳の林壮軒による日本語重訳
 Retranslation of the above Chinese translation into Japanese by Hayashi Soken

若古来の仕来を改められ、我両国の者共が売買を御免とならば、双方共に大利益を得る事ならん、若哉夫とも、君主には只々古例に従はれ、異国船は漫りに入津を免されすとならば、是は御国法に照り合せ、先数年ためしに取行ひ給へ、又は五年十年之間に及ぶも、差支候儀は有まじ、扨篤と利益の有無御承知被成、或は売買共一向無益に被思召候はは、又候古例に被引戻候ても宜敷からんか、元来本国の外国と約定相立候節は数年を経候末、若しや両国共志願不致時は、又々新約を取用ひ可申候、さすれば我両国共に、暫時港口を開らき試み候はは、向後始何の模様に成行候も知れ申べし[略]

西洋の紀年一千八百五十二年十一月十三日にて、即ち壬子の年十月初六日に封す、
大学士依斐烈勅を奉して封す、


■ポートマンによるオランダ語訳 Translation into Dutch by Anton Portman

[テキストは未見 - tomoki y.]


■オランダ語訳の杉田成卿と箕作阮甫による日本語重訳
 Retranslation of the Dutch translation into Japanese
 by Sugita Seikei and Mitsukuri Gempo

然れとも殿下若し外邦の交易を禁停せる古来の定律を、全く廃棄するを欲せざるときは、五年或は十年を限りて允準し、以て其利害を察し、若し果して貴国に利なきに於ては、再ひ旧律を回復して可なり、凡合衆国他邦と盟約を行ふには常に数年を限りて約定す、而して其事便宜なるを知るときは、再び其盟約を尋ぐこととす[略]

時に千八百五十二年十一月十三日、我嘉永五年壬子十月二日
ミルラルド ヒルモオレ 親筆
伯理璽天徳の命を受けて
外国事務宰相 エドワルド エヘレツト 親筆


■日本語訳 Translations into Japanese

(1) 中野 2008
もし皇帝陛下が外国貿易を禁じる祖法を完全に廃止することに不安があれば、五年から十年に限り、試みに祖法を一時中止することも出来る。もし期待の通りに有利でなければ、また祖法に戻ればよい。合衆国もよく外国との条約に数年の期限を設け、その後更新するか棄却するか意のままにしている。[略]

1852年11月13日。
(印璽)
陛下の善き友、ミラード・フィルモア。
大統領に侍して、エドワード・エベレット、国務長官。


(2) NHK取材班 2003
日本皇帝陛下が外国との通商は危険であるとお考えなら、五年か一○年、実験期間を設けることを提案いたします。もし、期待されたほどの利益が上がらなかった場合は、通商を禁じた貴国の従来の法を復活させることが可能です

アメリカ合衆国大統領
ミラード・フィルモア


(3) 三方 1999
外国との交易を禁じる祖法を廃止することが安全ではないと皇帝がお考えになるなら、五年か十年、実験期間をおいてもいい。期待されたほどの利益があがらなかったなら、祖法にもどせばいいのだ。アメリカはこれまでも他国との条約を数年に限って、期限になったら更新するか廃棄するかを任せてきた。[略]

一八五二年十一月十三日
親しき友 ミラード・フィルモア
大統領の命により
国務長官 エドワード・エベレット


(4) オフィス宮崎 1997
もし陛下が、外国貿易を禁じている古い法律を廃してもなんの支障もないということに同意しないのなら、その法律を5年ないし10年間は保留して、実験を試みることを勧めたい。もし所期の利益が得られないことが明らかになれば、古い法律を復活すればよい。合衆国はしばしば諸外国との条約を2、3年に制限し、相手の意向により、更新することもしないこともある。[略]

1852年の第11月13日。
陛下の良き友 ミラード・フィルモア
大統領の命により副署
国務長官 エドワード・エヴァレット


(5) 金井 1985
もし貴皇帝陛下が、外国貿易を禁止している古来の諸法律を廃止することが、総じて安全であるとの考えに甘んじないのでしたら、人びとは、実験を試みるため五年ないし十年間は保留しておいてもよろしいのです。もしそれが望まれたほどの利益のないことが判ったら、古来の諸法律は再興されることができるのです。合衆国はしばしばその諸外国との条約を二、三年に限っており、そしてその後に、諸外国の好むところに従って、更新したりしなかったりするのです。[略]

一千八百五十二年十一月十三日。
貴下の良き友 ミラード・フィルモア Millard Fillmore
大統領の命により副署、
国務長官エドワード・エヴェレット Edward Everett


(6) 印南 1964
外国貿易を禁止している古い法律を全く撤廃することが安全であろうということについて、もし陛下が納得されないのでしたら、この法律を五年ないし十年間停止して試験をしてみることも可能でありましょう。そして期待したほど有利でないと解ったときは、古い法律を復活させることができます。 合衆国はしばしば外国との条約を数年間と限定し、それから自由に更新したり、しなかったりしております。[略]

一八五二年十一月。
あなたの良き友であるミラード・フィルモア
副署、国務長官エドワード・エヴァレット

  • アメリカ合衆国大統領からの国書 『世界史を語る手紙』 K・H・ペーター=著 印南博吉=訳 筑摩書房 1964

(7) 大羽 1947, 1953
陛下、外交通商を禁止せる旧法を全然廃棄するも危険なしとの確信を持ち得ざる場合においては、実験を試むるべく、五年乃至十年の間、これを仮に允准するも差支えなかるべし。而して所期の利益を示さざる場合は、旧法を維持せらるゝも苦しからざるべし。合衆国はしばしば外国との条約を数年に限定し、これを改めて継続するや否やは彼らの意のまゝに任すことゝせり。[略]

一八五二年十一月十三日(嘉永五年十月二日)
親しき友 ミラード・フィルモア
大統領の命を受け
国務大臣、エドワード・エヴェレット


(8) 土屋+玉城 1935, 1948, etc.
もし陛下が、外國貿易を禁ずる古き法律の癈棄を全く安全なるものと首肯せられざる時には、實驗を試みるために五年又は十年を限るをよしとす。もし所期の如く利益あることが明とならざりしときは、古き法律に復するを得べし。合衆國は、屡〃外國諸國との條約を二三年に限りて、望に從つて更にそれを更新し、或は更新せざることあり。[略]

時に第一千八百五十二年第十一月十三日 敬具
ミラード・フイルモーア
副署 國務卿 エドワード・エヴアレット


(9) 鈴木 1912, 1937
然れども陛下若し外邦の交易を禁停せる古來の定律を全く癈棄するを欲せざる時は、五年或は十年を限りて許可し、以て其の利害を察し、若し果して貴國に利なきに於ては、再び舊律を回復して可なり。凡そ合衆國は他邦と盟約を行ふには、屡々幾年を限りて約定す。而して其の事便宜なるを知る時は、再び其盟約を尋ぐこととす。[略]

時に千八百五十二年第十一月十三日。
ミラード、フィルモーア親書
大統領の命を受けて
國務卿エドワード・エベレット親書

[原文は次のとおり総ルビ - tomoki y.]

然(しか)れども陛下(へいか)若(も)し外邦(ぐわいぱう)の交易(かうえき)を禁停(きんてい)せる古來(こらい)の定律(ていりつ)を全(まった)く癈棄(はいき)するを欲(ほつ)せざる時(とき)は、五年(ねん)或(あるひ)は十年(ねん)を限(かぎ)りて許可(きよか)し、以(もつ)て其(そ)の利害(りがい)を察(さつ)し、若(も)し果(はた)して貴國(きこく)に利(り)なきに於(おい)ては、再(ふたゝ)び舊律(きうりつ)を回復(くわいふく)して可(か)なり。凡(およ)そ合衆國(がつしうこく)は他邦(たぱう)と盟約(めいやく)を行(おこな)ふには、屡々(しば/゛\幾年(いくねん)を限(かぎ)りて約定(やくてい)す。而(しか)して其(そ)の事(こと)便宜(べんぎ)なるを知(し)る時(とき)は、再(ふたゝ)び其(その)盟約(めいやく)を尋(つ)ぐこととす。[略]

時(とき)に千八百五十二年(ねん)第(だい)十一月(ぐわつ)十三日(にち)。
ミラード、フィルモーア親書(しんしよ)
大統領(だいとうりやう)の命(めい)を受(う)けて
國務卿(こくむきやう)エドワード・エベレット親書(しんしよ)


■英語原文 The original text in English

President Millard Fillmore’s letter to the Emperor of Japan
(presented by Commodore Perry on July 14, 1853)

[Omission]

If your imperial majesty is not satisfied that it would be safe altogether to abrogate the ancient laws which forbid foreign trade, they might be suspended for five or ten years, so as to try the experiment. If it does not prove as beneficial as was hoped, the ancient laws can be restored. The United States often limit their treaties with foreign States to a few years, and then renew them or not, as they please.

[Omission] on the thirteenth day of the month of November, in the year one thousand eight hundred and fifty-two.

[Seal attached.]

Your good friend,
Millard Fillmore.

By the President:
Edward Everett, Secretary of State.

  • [Ref.: U.S. Sen., 33rd, 2nd, Exec. Docs. #34 (1854-5), Vol. 6, pp. 9-11]
  • As quoted on pp. 256-257, Chapter 13, Narrative of the Expedition of an American Squadron to the China Seas and Japan, performed in the years 1852, 1853, and 1854. Volume 1. 1856.

■上の手紙を収録するネット上の二次文献
 Secondary sources on the Internet that contain the above letter


 Image gallery 
大統領国書の全文を収録した『ペリー提督日本遠征記』のページの複写画像
Scanned image of the pages containing the President's letter above

↓ クリックして拡大 Click to enlarge ↓
Pp_256257_perry_narrative_2
  • [en] English
    • Volume 1, Chapter 13, pp. 256-257. Narrative of the Expedition of an American Squadron to the China Seas and Japan, 1856.
    • Image source: here at The Otis Cary Collection, Digital archive of rare materials, Doshisha University Academic Repository.
    • Scanned page containing the above excerpt is here.
  • [ja] 日本語
    • 『アメリカ艦隊による中国海域および日本への遠征記』 1856
    • 電子複写本の第1巻は、同志社大学学術リポジトリ 貴重書デジタル・アーカイブ ケーリ文庫のなかの ここ にある。
    • 上に引用した箇所を含むページは ここ にある。

■2003年:ペリー来航150周年
 関連書・関連文書、または、それらの翻訳・写しなどを展示した催し
 Exhibition at the Kyoto University of Foreign Studies, commemorating
 the 150th anniversary of Commodore Perry's visit to Japan


■2004年:日米和親条約(別名:神奈川条約)調印150周年
 Events commemorating the 150th anniversary of the conclusion of
 the Treaty of Kanagawa


■2009年6月2日:横浜開港150周年(150年前のきょう横浜港がオープンした)
 2 June 2009: The 150th anniversary of the opening of the Port of Yokohama

      Yokohama150_banner_2


■日本語訳 の書誌情報詳細 Bibliographic details of translations into Japanese

(1) 中野 2008
   「フィルモア大統領の国書
   中野昌彦=訳 2008-05-29 アップロード
   ウェブサイト 日米交流 Japan-US Encounters > 2、和親条約と開国 


(2) NHK取材班 2003
   ニッポン開国(第一部) なぜアメリカだったのか?―ペリーの知られざる外交戦略
   アメリカの硬軟外交
   編者:NHK取材班 編集:株式会社エディット 発行:KTC中央出版
   『その時歴史が動いた19』 2003-06-12 発行元による 紹介ページ


(3) 三方 1999
   第十三章 浦賀の役人との交渉・大統領国書を呈上
   猪口孝(いのぐち・たかし)=監修 三方洋子(みかた・ようこ)=訳
   『猪口孝が読み解く「ペリー提督日本遠征記」』 NTT出版 1999-10-07 部分訳。


(4) オフィス宮崎 1997
   第13章
   加藤祐三=序文 オフィス宮崎=翻訳・構成 宮崎寿子=制作責任者
   『ペリー艦隊日本遠征記 Vol.1』 (全3巻)
   栄光教育文化研究所 1997-10-10
   原書:アメリカ合衆国議会公文書:第1巻US(S)771-79
   オフィス宮崎による紹介ページは ここ


(5) 金井 1985
   金井圓(かない・まどか)=訳
   『ペリー日本遠征日記』 新異国叢書 第2輯1 雄松堂出版 1985-10-25


(6) 印南 1964
   ペリー来朝のときの手紙 (その四)アメリカ合衆国大統領からの国書
   『世界史を語る手紙
   K・H・ペーター=著 印南博吉(いんなみ・ひろよし)=訳
   グリーンベルト・シリーズ 筑摩書房 1964-10-05
   この本は、つぎの原書からの抄訳。
   原書:
   Briefe zur Weltgeschichte by Karl Heinrich Peter. Cotta Verlag, 1961


(7) 大羽 1947, 1953
   第一部 最初の訪日―― 一八五三年(嘉永六年)
   第七章 ペリー提督日本上陸、国書奉呈
   合衆国海軍省=編 大羽綾子(おおば・あやこ)=訳
   a.ペリー提督日本遠征記』 法政大学出版局 1953-07-15 定価390円
   b.ペルリ提督遠征記』 酣灯社(かんとうしゃ)1947-02-10 定價三十五圓
   引用は a. に拠りました。


(8) 土屋+玉城 1935, 1948, etc.
   第十三章 國書受渡
   土屋喬雄(つちや・たかお)+玉城肇(たまき・はじめ)=訳
   a.ペルリ提督日本遠征記(上)』(全2冊)臨川書店 1988-01
   b. 第七章 『ペルリ提督日本遠征記2』(全4冊)岩波文庫 1948-08-15
   c.ペルリ提督日本遠征記(上)』(全2冊)弘文荘 1935-03-10(昭和10)
     發行者:反町茂雄 定價十五圓 五百部印行
   a. c. の複製。引用は b. に拠りました。


(9) 鈴木 1912, 1937
   第三編 浦賀の卷 上 一五 大統領の親簡 其の一(使節派遣の趣旨)
   櫻井省三=校閲 鈴木周作=抄譯
   a.ペルリ提督日本遠征記』 大同館書店 1937-10-20(昭和12)
     定價金貳圓
   b.ペルリ提督日本遠征記』 大同館 1912-06-15(明治45)
     定價金壹圓貳拾錢
   引用は a. に拠りました。


■NHK総合テレビ「その時歴史が動いた

  • 2000(平成12)年7月26日(水)放送
    • 第17回 黒船来航 日米交渉ここに始まる
  • 2003(平成15)年1月8日(水)放送
    • 第119回 「その時歴史が動いたスペシャル」 ニッポン開国
      • 第一部:なぜアメリカだったのか? ~ペリーの知られざる外交戦略~
    • 第120回 「その時歴史が動いたスペシャル」 ニッポン開国
      • 第二部: 通商か、亡国か? ~日本全権、決死の通商条約締結~
  • 2004(平成16)年6月23日(水)放送
    • 第183回 大江戸発至急便 黒船あらわる ~幕末日本の情報ネットワーク~
  • 詳細は知りませんが、これらの番組は近い将来すべて、NHKオンデマンド で見たいときに好きなだけ繰り返し見られるようになるのでしょう。

■外部リンク External links


■更新履歴 Change log

  • 2013-09-11 目次を新設しました。
  • 2012-11-21 印南博吉=訳 1964-10-05 を追加しました。
  • 2012-11-20 中野昌彦=訳 2008-05-29 を追加しました。
  • 2009-06-16 つぎの3つの訳に関する書誌情報を補足修正しました。
    1. ウィリアムズによる中国語(漢文)訳
    2. 同中国語訳の林壮軒による日本語重訳
    3. オランダ語訳の杉田成卿と箕作阮甫による日本語重訳

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(1) ペルリ

(2) ペリー+開国

(3) ペリー+黒船

(4) ペリー+日本遠征

(5) ペリー+浦賀

  

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