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May 2010

Sunday, 23 May 2010

Defense of Socrates / The Apology of Socrates by Plato (2) プラトン / プラトーン 『ソクラテスの弁明』『ソークラテースの弁明』『ソクラテスの辯明』『辯證』 (2)

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Philosophy: A Guide to Happiness (2000)
 Season 1, Episode 5. Socrates on Self-Confidence Part 1 of 3

哲学者・作家アラン・ド・ボトンの著書『哲学のなぐさめ—6人の哲学者があなたの悩みを救う』を基にして作られた、イギリス・チャンネル4のテレビ・シリーズ。ド・ボトン自身が台本を書き、案内役を務める。
Written and presented by Alain de Botton, inspired by his book The Consolations of Philosophy (2000).

More info at:
* Channel 4 » Philosophy: A Guide to Happiness » Season 1, Episode 5
* Top Documentary Films » Philosophy: A Guide to Happiness
* Alain de Botton » TV & Audio


■はじめに Introduction

以下に引用するのは、プラトン著『ソクラテスの弁明』の最後の一節。


■中国語訳(簡体字)

分别的时刻来到了, 我们会各走各的路, 我去死, 而你们继续活着, 哪一条路更好, 只有神才知道。

   柏拉图 《申辩篇》
   E-text at 豆瓣 (douban)


■中國語譯(繁體字)

分別的時刻來到了, 我們會各走各的路, 我去死, 而你們繼續活著, 哪一條路更好, 只有神才知道。

   蘇格拉底答辯詞
   E-text at 張老師的部落格


■日本語訳 Translations into Japanese

(J1) 新國 2013
 しかしながら、もう終わりにしよう。時刻だからね。もう行かなければならない。
 わたしはこれから死ぬために。みなさんは、生きるために。
 だが、われわれのどちらが、これからよりよい運命をたどるかは、だれにもわからない。
 神でなければ」。


(J2) 納富 2012
ですが、もう去る時です。私は死ぬべく、あなた方は生きるべく。私たちのどちらがより善き運命(さだめ)に赴くのかは、だれにも明らかではありません。神は別にして。

   第三部 判決後のコメント 三三
   プラトン=著 納富信留(のうとみ・のぶる)=訳
   『ソクラテスの弁明』 光文社古典新訳文庫 2012-09-20


(J3) 水崎 2011
いやしかし、と言いますのも、今や去るべき時なのですから。この私にとっては、一方、死んで行くということで。他方、あなた方にとっては生きて行くだろうということで。しかしながら、我々のどちらがより優れた事柄へと進んで行くのであるかは、これは明らかではありません、誰一人にとってもです。一人神にとってということを除いては。

  • 一 『ソークラテースの弁明』翻訳 プラトーン=著 水崎博明(みずさき・ひろあき)=訳 『ソークラテースの四福音書 第一分冊 ソークラテースの弁明 クリトーン』 プラトーン著作集 1 櫂歌全書 1 星雲社=発売 櫂歌書房=発行 2011-02-02
  • 底本: J・バーネットによるプラトン全集(J. Burnet, Platonis Opera, 5 vols, Oxford Classical Texts)。章分けはJ・F・フィッシャーの校本に拠る。

(J4) 北口 2009
さて、もう終わりにしましょ。時間が来ました。わたしはこれから死ぬために、みなさんはこれから生きるために、この場を後にせんとあきません。そのどっちが善い運命に出会うかは、神以外、誰にもわからへんのです。

   プラトン=著 北口裕康(きたぐち・ひろやす)=訳
   『ソクラテスの弁明 関西弁訳
   Parco出版(株式会社パルコ エンタテインメント事業局 出版担当)
   2009-05-15


(J5) 小島 2008
ところで本当にもう行かなければならない時間です、一方で私は死ぬ為に、他方であなた方は生きる為に。しかし、私たちのうちのどちらがよりよいことへと向かっているのかは、誰にもはっきりとは分からないのです、神以外は。

   プラトン=著 小島和男(こじま・かずお)=抜粋訳 「ソクラテスの弁明」
   『プラトンの描いたソクラテス—はたしてプラトンはソクラテスの徒であったか
   晃洋書房 2008-03-20


(J6) 三嶋 1998
しかし、もう出て行かなければならない時間です。この私は死ぬために、皆さんは生き続けるために。しかし、我々のどちらのほうがより善いもののほうへ向かっているのかは、神以外のだれにも明らかではないのです。

   プラトン=著 三嶋輝夫(みしま・てるお)=訳 「ソクラテスの弁明」
   三嶋輝夫+田中享英(たなか・たかふさ)=訳
   『ソクラテスの弁明・クリトン』 講談社学術文庫 1998-02-10


(J7) 副島 1972
けれどもとにかく、すでに立ち去るべき時である。わたしは死ぬために、諸君は生きるために。が、われわれのいずれがよりしあわせに赴くのであろうか、神によるより外には誰にも明らかではない。

   プラトン=著 副島民雄(そえじま・たみお)=訳、注 「ソクラテスの弁明」
   『ソクラテスの弁明・クリトン・パイドン』 講談社文庫 1972-08-15


(J8) 戸塚 1969, 1971
とにかく、もう立ち去る時がきた。私は死ぬために、そして諸君は生きるために。だが、われわれのどちらがより大きな善に達するのか、これは誰(だれ)にも判(わか)らない、神でなければ。

   プラトン=著 戸塚七郎(とつか・しちろう)=訳
   a.ソクラテスの弁明・饗宴 』 旺文社文庫 特製版 1971-07-20
   b.ソクラテスの弁明・饗宴 』 旺文社文庫 1969
   引用は a. に拠りました。


(J9) 岡田 1969
それはそうともう立去る時間だ。私は殺されるために、諸君は生きながらえるために。しかし我々のうちどちらの方が善いことにめぐりあうか、神ならぬ身の知る由もない。

   プラトン=著 岡田正三(おかだ・しょうぞう)=訳
   「ソークラテースの弁明」
   『プラトーン全集1 』 全國書房 1969-05-10(昭和2)
   底本:
   Oxford Classical Text に収められた Burnet 版


(J10) 田中 1959, 1966, etc.
しかし、もう終りにしよう、時刻ですからね。もう行かなければならない。わたしはこれから死ぬために、諸君はこれから生きるために。しかしわれわれの行く手に待っているものは、どちらがよいのか、誰にもはっきりはわからないのです、神でなければ。

   プラトン=著 田中美知太郎(たなか・みちたろう)=訳
   「ソクラテスの弁明」 または 「ソークラテースの弁明」
   a.プラトン全集1』 岩波書店 2005-01
   b.プラトン全集1』 岩波書店 1975-07-25
   c.世界の大思想19』 河出書房新社 1974
   d.筑摩世界文学大系3』 筑摩書房 1972-09-10
   e.田中美知太郎全集13』 筑摩書房 1970
   f.ソークラテースの弁明・クリトーン・パイドーン』 新潮文庫 1968
   g.世界の名著6』 中央公論社 1966
   h.世界文学大系3』 筑摩書房 1959
   その他多数。引用は b. に拠りました。b. の底本はつぎのとおり。
   底本:
   バーネット版プラトン全集
   Platonis Opera, Volume I, Oxford Classical Texts
   Written by Plato, Edited by J. Burnet
   Oxford University Press, 1922-02-22
   Scanned book of the 1905 edition at The Internet Archive


(J11) 山本 1954, 1973, etc.
しかしともかく、もう立ち去るべき時である。私は死ぬために、諸君は生きるために。しかしわれわれのいずれがより大きい幸福へ赴くことになるか、それは誰にもわからない、神樣よりほかには。

   プラトン=著 山本光雄(やまもと・みつお)=著 「ソクラテスの弁明」
   a.ソクラテスの弁明 : エウチュプロン,クリトン』 角川文庫 1989-06
   b.プラトン全集1』 角川書店 1973
   c.ソクラテスの弁明』 角川文庫 1954-08-15
   引用は c. に拠りました。


(J12) 久保 1950, 1964, etc.
しかしもう去るべき時が来た——私は死ぬために、諸君は生きながらえるために。もっとも我ら両者のうちのいずれがいっそう良き運命に出逢うか、それは神より外に誰も知る者がない。

   プラトン=著 久保勉(くぼ・まさる)=訳 「ソクラテスの弁明」
   a.ソクラテスの弁明・クリトン』 岩波文庫 改版 2007-04-05
   b.ソクラテスの弁明・クリトン』 岩波文庫 1964-08-16
   c.ソクラテスの弁明・クリトン』 岩波文庫 新改訂版 1950
   c. は下の久保勉+阿部次郎=譯 岩波文庫 1927-07-10(昭和2)の改訂版。
   b.c. の旧仮名遣いを新仮名遣いに換え、かつ若干の表現を改めたもの。
   引用は b. に拠りました。原文の傍点を下線で置き換えました。
   底本:
   オクスフォード古典作家叢書中のバーネットの校定にかかる刊本。
   しかし、稀には他の学者の読方に従った個所もある。(凡例)


(J13) 久保+阿部 1921, 1927, etc.
併し今はもう去るべき時が來た——私は死ぬために、諸君は生き存へるために。併し我等の中の孰れがより善き運命に出逢ふか、それは神より外に何人も知る者がない。

   プラトン=著 久保勉(くぼ・まさる)+阿部次郎(あべ・じろう)=譯
   「ソクラテスの辯明」
   a.ソクラテスの辯明』 岩波文庫創刊書目復刻 2006-12
   b.ソクラテスの辯明』 岩波文庫 1927-07-10(昭和2)
   c.ソクラテスの辯明・クリトン プラトン對話篇1
     岩波書店 1921-04-03(大正10)
   引用は b. に拠りました。


(J14) 木村 1903, 1904, etc.
今や訣別の時は來れり。吾等各々其途に行かん、——余は死に行き、諸君は生に行く。其の何れの優れるやはたゞ神之れを知れるのみ。

   プラトーン=著 「辯證」
   a. 木村鷹太郎(きむら・たかたろう)=譯 「辯證」
     『プラトーン全集 卷一』 冨山房 訂正6版 1912-02-25(明治45)
     複写画像: 国立国会図書館 近代デジタルライブラリー
   b. 松本亦太郎(まつもと・またたろう)+木村鷹太郎=合譯 「辯證」
     『プラトーン全集 卷一』 冨山房 定價金貳圓五拾錢
     第2囘増刷 1904-01-15(明治37)
   c. 木村鷹太郎=譯 「辯證」
     『プラトーン全集 卷一』 冨山房 初版 1903-10-24(明治36)
     複写画像: 国立国会図書館 近代デジタルライブラリー
   引用は b. 第2囘増刷に拠りました。
   説、虚の旧字は、それぞれ新字に置き換えました。


■ロシア語訳 Translation into Russian

Но вот уже время идти отсюда, мне - чтобы умереть, вам - чтобы жить, а кто из нас идет на лучшее, это ни для кого не ясно, кроме бога.

   Платон. Апология Сократа
   E-text at Lib.Ru


■ポーランド語訳 Translation into Polish

Lecz już czas, bym was opuścił i poszedł na śmierć, a wy dla życia dalszego zostali! Kto z was czego lepszego doświadczy, samemu tylko Bogu wiadomo.

   Platon. Apologia, czyli Obrona Sokratesa
   Translated by Felicjan Antoni Kozłowski
   E-text at Wolne Lektur


■ドイツ語訳 Translation into German

Jedoch, es ist Zeit, dass wir gehen, ich, um zu sterben, und ihr, um zu leben. Wer aber von uns beiden zu dem besseren Geschäft hingehe, das ist allen verborgen außer nur Gott.

   Die Apologie des Sokrates by Platon
   Translated by Friedrich Schleiermacher and edited by Dr. Matthias Donath.
   E-text at heureka online - Philosophie


■イタリア語訳 Translation into Italian

Ma già ora è di andare: io, a morire; voi, a vivere. Chi di noi andrà a stare meglio, occulto è a ognuno, salvoché a Dio.

   L'apologia di Socrate by Platone
   Translated by Francesco Acri (19th century)
   E-text at Wikisource


■ポルトガル語訳 Translation into Portuguese

Mas eis a hora de partirmos, eu para a morte, vós para a vida. Quem de nós segue o melhor rumo, ninguém o sabe, exceto o deus.

   Apologia de Sócrates by Platão
   Excerpt at:
   * Nova Hélade
   * Radeir


■スペイン語訳 Translation into Spanish

Pero es ya hora de marcharnos, yo a morir y vosotros a vivir. Quién de nosotros se dirige a una situación mejor es algo oculto para todos, excepto para el dios.

   Apología de Sócrates by Platón
   E-text at Bibliotecas Virtuales


■フランス語訳 Translation into French

Mais il est temps que nous nous quittions, moi pour mourir, et vous pour vivre. Qui de nous a le meilleur partage ?  Personne ne le sait, excepté Dieu.

   Apologie de Socrate by Platon
   Translated by Victor Cousin (1822)
   E-text at Philoctetes


■英訳 Translations into English

(E1) Woods & Pack, 2007
And now it really is time to depart, I to be executed and you to continue living. But which of us goes to a better life is unclear to everyone except to the god.

   Socrates' Defense (The Apology of Socrates) by Plato
   Translated by Cathal Woods and Ryan Pack
   E-text at Scribd (PDF)


(E2) Reeves, 2005
But now it's time to leave, I to die and you to live. Which of us goes to the better thing, however, is unclear to everyone except to the god.

   Apology translated by C.D.C. Reeves
   in Classics of Moral and Political Theory
   Edited by Michael L. Morgan
   Hackett Publishing Company; 4th edition, 2006-01-15
   E-text at Google Books


(E3) Beck, 2002
But now it is already time to go away, I to die, and you to live; but which of us goes to a better situation, is unclear to all except to God.

   Defense of Socrates by Plato
   Translated by Sanderson Beck
   Wisdom Bible from Ancient China, India, Greece, the Middle East and Rome
   World Peace Communications, 2002-05
   E-text at Literary Works of Sanderson Beck


(E4) Allen, 1981
But it is already the hour of parting-- I to die and you to live. Which of us goes to the better is unclear to all but the God.

   The Apology
   Translated by R. E. Allen
   in Socrates and Legal Obligation by R. E. Allen
   University of Minnesota Press, 1981
   E-text at Page 62, Google Books


(E5) Bakewell, 1942
But the time has come for us to depart — I to die, you to live. Which of us is going to the better lot God alone clearly knows.

   Socrates's Defence of Himself as Reported by Plato in the Apology
   Source Book in Ancient Philosophy
   by Charles M. Bakewell
   Kessinger Publishing, 1942-05-31
   E-text at Google Books


(E6) Cary, 1901
But it is now time to depart—for me to die, for you to live. But which of us is going to a better state is unknown to every one but God.

   Apology by Plato
   Translated by Henry Cary
   E-text at Project Gutenberg


(E7) Jowett, 1892
The hour of departure has arrived, and we go our separate ways, I to die, and you to live. Which of these two is better only God knows.

   Apology (Also known as "The Death of Socrates") by Plato
   Translated by Benjamin Jowett
   from The Dialogues of Plato, Volume 2, Oxford University Press, 1892
   E-text at:
   * Famous Trials by Douglas O. Linder (UMKC School of Law)
   * Project Gutenberg
   * Vietsciences


■ギリシア語原文 The original text in Greek

ἀλλὰ γὰρ ἤδη ὥρα ἀπιέναι, ἐμοὶ μὲν ἀποθανουμένῳ, ὑμῖν δὲ βιωσομένοις· ὁπότεροι δὲ ἡμῶν ἔρχονται ἐπὶ ἄμεινον πρᾶγμα, ἄδηλον παντὶ πλὴν ἢ τῷ θεῷ.


■ギリシア語原文電子本 E-book in Greek

   ΠΛΑΤΩΝΟΣ ΑΠΟΛΟΓΙΑ ΣΩΚΡΑΤΟΥΣ by Αφύπνιση Ελλήνων


■外部リンク External links


■更新履歴 Change log

  • 2014-06-13 新國稔秧=現代語訳 2013-05-25 と水崎博明=訳 2011-02-02 を追加しました。
  • 2012-10-16 副島民雄=訳、注 1972-08-15 を追加しました。
  • 2012-09-21 納富信留=訳 2012-09-20 を追加しました。
  • 2012-07-22 ロシア語訳を追加しました。
  • 2012-07-09 ポーランド語訳を追加しました。
  • 2011-05-20 ポルトガル語訳を追加しました。
  • 2010-06-29 これまで新字「神」に置き換えていた一部の表記を、原文どおりの旧字「神」に変更しました。
  • 2010-06-01 戸塚七郎=訳 1971-07-20 を追加しました。
  • 2010-05-29 田中美知太郎=訳の底本を 『筑摩世界文学大系3』 筑摩書房 1972-09-10 から、『プラトン全集1』 岩波書店 1975-07-25 に変更するとともに、その原書を明記しました。

 

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■洋書 Books in non-Japanese languages
(1) The Apology of Socrates



(2) Alain de Botton

■和書 Books in Japanese
(1) ソクラテスの弁明

(2) アラン・ド・ボトン

  

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Thursday, 20 May 2010

Rachel: The Story of Rachel Carson by Amy Ehrlich & Wendell Minor エイミー・エアリク+ウェンデル・マイナー 『レイチェル—海と自然を愛したレイチェル・カーソンの物語』

■はじめに Introduction

著書『沈黙の春』で知られる、アメリカの環境保護活動の先駆者で、海洋生物学者、作家のレイチェル・カーソン。その生涯を少女時代から描いた伝記絵本。本文冒頭部分を下に引用する。Yさん、この絵本のことを紹介してくださってありがとうございました。


■表紙画像 Cover photos

zh Zh_rachel_amy_ehrlich ja Ja_rachel_amy_ehrlich en En_rachel_amy_ehrlich


■言語と書誌情報 Linguistic and bibliographic information

[zh] 中國語(繁體字)
タイトル: 熱愛大自然的女孩(我的夢想)─瑞秋.卡森的故事
著者: 作者: 艾美.厄莉克 繪者 :溫德爾.敏諾 譯者:劉清彥
精裝 繪本 適讀年齡:6~15歲
出版社: 天下雜誌
出版年: 2006-03-27
ISBN-10 : 986715861X
ISBN-13 : 9789867158611
More detail at 天下網路書店 (www.cwbook.com.tw)


[ja] 日本語
タイトル: レイチェル—海と自然を愛したレイチェル・カーソンの物語
著者: エイミー・エアリク (著), ウェンデル・マイナー (イラスト), 池本 佐恵子 (翻訳)
大型本
出版社: BL出版
出版年: 2005-07
ISBN-10 : 4776401347
ISBN-13 : 9784776401346
版元による この本の紹介


[en] 英語
タイトル: Rachel: The Story of Rachel Carson
著者: Amy Ehrlich (author), Wendell Minor (illustrator)
ハードカバー
出版社: Perfection Learning
出版年: 2008-04
ISBN-10 : 1606860631
ISBN-13 : 9781606860632
版元による この本の紹介


■中國語譯(繁體字) Translation into traditional Chinese

瑞秋的家離海洋很遠,她住在賓夕法尼亞州阿利根尼河的河灣,是距離海洋好幾百英里遠的內陸,那裡沒有海鷗、鯊魚或鯨豚。但是有一天,她發現了一塊化石,有個嵌入岩石的深色螺旋化石就躺在她的腳邊。她帶回家給媽媽看,她們一起查書。媽媽說,那是個海洋生物化石,幾百萬年前,海洋曾經覆蓋她們居住的這塊陸地,把它留了下來。

   《瑞秋.卡森的故事
   文/艾美. 厄莉克    圖/ 溫德爾 敏諾   譯/劉清彥
   天下雜誌 2006-03-27
   Excerpt at 後龍國小98學年度上學期四年級挑戰閱讀力朗讀競賽 [DOC]


■日本語訳 Translation into Japanese

(1) tomoki y. 2010
レイチェルの家は海から遠い、内陸の土地でした。ペンシルベニア州のアレゲニー川の流れるところ。カモメも、サメも、クジラもいません。でもある日、レイチェルは化石を見つけました。黒っぽくてうずまきのかたちで、レイチェルの足もとの岩のあいだにあったのです。彼女は持ってかえっておかあさんに見せました。ふたりで本でしらべました。この化石は海の生き物よ、とおかあさんはいいました。何百万年もむかし、このへんが海だったころにすんでいた生き物が、化石になって、のこっていたのです。

   『レイチェル—レイチェル・カーソンの物語』
   エイミー・エアリック=著 Tomoki Yamabayashi=部分訳
   tomokilog - うただひかるまだがすかる 2010-05-20
   下の池本氏の訳をあえて参照せずにつくった拙訳。
   生硬さが目に付きます。おそまつさま。


(2) 池本 2005
 レイチェルの家は、海からは、はるか遠く何百キロもはなれた、アメリカのペンシルバニア州のおくにありました。うねって流れるアレゲニー川のほとりです。もちろんカモメはいないし、サメもクジラもいません。
 ところが、ある日、レイチェルは化石を見つけました。暗い色のうずまきが一巻(ひとま)き、足もとの石に埋(う)めこまれていたのです。かあさんに見せようと、レイチェルは化石を家に持ってかえりました。かあさんとレイチェルは、いっしょに本でしらべました。
 「この化石は海の生き物ですよ」と、かあさんがいいました。
何百万年も昔、このあたりは海の底だったのです。化石は海が残していったのでした。

   『レイチェル—海と自然を愛したレイチェル・カーソンの物語
   エイミー・エアリク (著), ウェンデル・マイナー (イラスト), 池本佐恵子 (翻訳)
   BL出版 2005-07-20


■英語原文 The original text in English

Rachel's house was far from the ocean, hundreds of miles inland at a bend on the Allegheny River in Pennsylvania. There were no seagulls there, no sharks or whales. But one day she found a fossil, a single dark spiral lodged in a rock at her feet. She brought it to show her mother, and they looked it up in a book. The fossil was a sea creature, her mother said. Millions of years ago the ocean had covered their land and left it behind.

   Rachel: The Story of Rachel Carson
   Amy Ehrlich (Author), Wendell Minor (Illustrator)
   Harcourt Childrens Books, 2003-03-01


■外部リンク External links

 [en] English
   * Rachel Carson Council, Inc.
   * Rachel Carson Homestead
   * RachelCarson.org
   * Rachel Carson - Wikipedia (1907-1964)
   * Interview with Amy Ehrlich and Wendell Minor
   * Books by Amy Ehrlich - Complete Bibliography of Amy Ehrlich  Books

 [ja] 日本語
   * レイチェル・カーソン - Wikipedia (1907-1964)
   * レイチェル・カーソン日本協会
   * レイチェル・カーソン日本協会 関東フォーラム
   * レイチェル・カーソン日本協会 関西フォーラム


■更新履歴 Change log

2010-06-26 【お詫びと訂正】
         日本語訳のテキストを、まちがって表示していたことに気が
         つきました。これまで、池本佐恵子=訳 2005-07 と表示
         していた訳文は、じつは池本氏によるものではなくて、拙訳
         でした。

         つまり、池本氏の訳をあえて拝見せずに、わたしが修行の
         つもりで下手なりに自分で作った訳文だったのです。池本氏
         および関係者のかたがたにお詫びし、訂正いたします。

         また、下のコメント欄にご覧のとおり、伊藤 龍樹さんから、
         誤訳のご指摘をいただきました。これまで掲載しておりました
         日本語訳(=つまり拙訳)に「何百年も」とあったのは、
         もちろん正しくは「何百万年も」です。失礼いたしました。


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■洋書 Books in non-Japanese languages
(1) Rachel Carson

(2) Amy Ehrlich

■和書 Books in Japanese
(1) レイチェル・カーソン

(2) エイミー・エアリク

  

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Friday, 14 May 2010

Trattato della Pittura / A Treatise on Painting by Leonardo da Vinci レオナルド・ダ・ヴィンチ 『絵画の書』『絵の本』『絵画論』『繪畫論』

           目次 Table of Contents

   ■はじめに Introduction
    Video 1  Leonardo's Universe (2011) - National Geographic
    Video 2  Leonardo (2003) - BBC TV
    Book covers  表紙画像
   ■日本語訳 Translations into Japanese
     (J1) 斎藤 2014
     (J2) 小林 2012
     (J3) ピエブックス 2009
     (J4) 杉浦 1954
     (J5) 杉田 1941, 1961
     (J6) 加藤 1930, 1996
   ■英訳 Translations into English
     (E1) Richter, 1888
     (E2) Translator unknown
   ■イタリア語原文 The original text in Italian
    Image  レオナルドの手稿 23ページ The Leonardo Notebook - Pages 23
   ■外部リンク External links
   ■更新履歴 Change log


■はじめに Introduction

芸術の世界では、つぎの2つのうち、どちらが大切か?

  1. 他者から学ぶこと?  それとも、
  2. おのれの信じる道を追求すること?

ルネサンス期を代表する万能の天才は、下のように書き記した。


 Video 1 
Leonardo's Universe (2011) - National Geographic

Presented by Bülent Atalay. Uploaded to YouTube by National Geographic on 23 May 2011.


 Video 2 
Leonardo (2003) - BBC TV

Written and presented by Alan Yentob. Leonardo da Vinci played by Mark Rylance.
BBC Two Leonardo: The Man Who Wanted to Know Everything
BBC - Science & Nature - Leonardo - Homepage


 Book covers  表紙画像

↓ クリックして拡大 Click to enlarge ↓

a. Ja_9784000256636 b. 9784863132061 c. 9784808707989

d. Ja_9784484092126 e. Ja_leonardo_9784890136797 f. Ja_aatisuto_no_kotoba

g. Ja_2007_leonardo_zenkaiga h. Ja_ikegami_all_about_leonardo i. Ja_9784270002032

j. Ja_leonardo_da_vinci_no_shuki k. En_2009_leonardos_notebooks l. En_oxford_da_vinci_notebooks


■日本語訳 Translations into Japanese

(J1) 斎藤 2014
だから、他人の意見を嫌がらずに、忍耐強く聞くようにせよ。そして、その批判者が君を批判する根拠があるかどうかを、よく観察して、よく考えよ。もしその批判が当たっていると思うなら、それを修正し、当たっていないと思うなら、分からなかったふりをするがいい。もしその人が君の尊敬する人なら、彼が錯覚している理由を、理路整然と説明してやるがいい。 (Lu 75, McM 83, 『パリ手稿A』 106 (26))

  • レオナルド・ダ・ヴィンチ=著 斎藤泰弘(さいとう・やすひろ)=訳 『レオナルド・ダ・ヴィンチ 絵画の書』 岩波書店 2014-02-26
  • 凡例によると、この本はヴァティカン教皇庁図書館蔵の手稿本 Codice Urbinate lat. 1270 (『レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画の書』、通称『絵画論』あるいは『ウルビーノ稿本』)の全訳。翻訳に当たっては、手写本に忠実に行なうことを基本とし、注は、同手写本のファクシミリ版解説書 (Leonardo da Vinci, Libro di Pittura Codice Urbinate lat. 1270 nella Biblioteca Apostolica Vaticana, a cura di Carlo Pedretti, trascrizione critica di Carlo Vecce, Firenze, 1995) に付されたカルロ・ペドレッティによる注のうち日本の読者に有用と思われるものを掲載した。

(J2) 小林 2012
それゆえ、すすんで忍耐強く他者の意見に耳を傾け、君を非難する人にしかるべき理由があるかどうかをよくよく考えてみろ。もしあるなら受け入れて修正し、ないと思うなら聞こえなかったふりをするか、あるいは、もしその人が君の一目おく人ならば、彼のどこが間違っているのかを筋道立てて示してやるがいい。(アシュバーナム手稿 I)


(J3) ピエブックス 2009
他人の意見を聴くことを嫌がってはいけない。そして評者が君を非難するだけの理由をもっているか十分に考えろ。もし理由があると思ったら、訂正せよ。ないと思ったら聴かなかったことにすればいい。しかし、その評者が君の尊敬する人だったら相手がいかに誤っているか、道理を示してやれ。

   ——レオナルド・ダ・ヴィンチ


(J4) 杉浦 1954
だから辛抱して他人の意見を聽くことを好むがいい。そして非難する人が君を非難するだけの理由をもっているかいないか十分熟考をこらせ。もしありと分ったら、訂正せよ。ないと分ったら、聽かなかったことにするがいい。または君の尊敬する人だったら、相手がいかにあやまっているか道理を示してやるがいい。[Ash. I. 26 r.]

  • 「繪の本」から 畫家の生活と勉強 杉浦明平(すぎうら・みんぺい)=訳 『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記(上)』 (全2冊) 岩波文庫 1954-12-05
  • 主たる底本: Fumagalli, Marinoni, Solmi, Pettorelli, Richter の編集せるレオナルド文集。凡例によれば、Ash I. は Ashburnham 卿舊藏、現フランス國民圖書館藏。Ravaisson-Mollien 本第六卷收録。

(J5) 杉田 1941, 1961
かかるが故に忍耐強く他人の意見をききたがり、これらの粗(あら)探しをする人々が果して非難すべき根拠を持っているか否かをとくと考察し、考量せねばならぬ。

  • 「絵画論」 一六六 作品の管理について (Ash. I. 9 b) レオナルド・ダ・ヴィンチ=著 杉田益次郎(すぎた・ますじろう)=訳
  • 原書: Jean Paul Richter ed, Literary Works of Leonardo da Vinci, London 1883, Vol.1
  • 引用は a. に拠りました。他の邦訳で訳出されている箇所の一部がこの訳では見当たりません。

(J6) 加藤 1930, 1996
それ故他人の意見を聽くに汲々とし、且つ辛棒强くあれ。批評家が正しいか如何か、批評か如何かをよく思考し驗討せよ。そしてもし正しかつたら修正したがよい。さもなければ何も聞かなかつたかの如くしたがよい。そしてもし彼の云ふ事を評價するならば何處が間違つて居るか理論を以て其人に證明してやつたがよい。

  • 加藤朝鳥(かとう・あさとり)=訳
  • a. は b. の旧漢字を新漢字に改め、明らかな誤植、脱字を訂正して復刊したもの。b. の原書は未詳。引用は b. に拠りました。

■英訳 Translations into English

(E1) Richter, 1888
Therefore be curious to hear with patience the opinions of others, consider and weigh well whether those who find fault have ground or not for blame, and, if so amend; but, if not make as though you had not heard, or if he should be a man you esteem show him by argument the cause of his mistake.


(E2) Translator unknown
Be eager to lend a patient ear to the opinions of others and think long and hard whether whoever finds fault has reason or not to censure you. And if the answer is yes, correct the fault. If no, give the impression that you have not heard him, or if he is a man whom you respect, explain to him why he is mistaken.


■イタリア語原文 The original text in Italian

Sicché sii vago con pazienza udire l'altrui opinione; e considera bene e pensa bene se il biasimatore ha cagione o no di biasimarti; e se trovi di sí, racconcia, e se trovi di no, fa vista di non l'avere inteso; o, s'egli è uomo che tu stimi, fagli conoscere per ragione ch'egli s'inganna.

  • Leonardo da Vinci - Trattato della Pittura. Parte seconda - 72. Come il pittore dev'esser vago di udire, nel fare dell'opera, il giudizio di ognuno.
  • E-text at:

 Image 
レオナルドの手稿 23ページ The Leonardo Notebook - Pages 23

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Studies_for_the_city_of_romorantin

1517-18年ごろに書かれた上の手稿には、当時フランス国王フランソワ1世のお抱え画家・技師・建築家となっていた晩年のレオナルドが、国王に委嘱されて構想した新しい街ロモランタンの都市計画が描かれている。
Image source & More info: British Library » Online Gallery » Virtual Books » The Leonardo Notebook - Pages 23 and 24  Studies for the city of Romorantin f.270v.  Copyright © The British Library Board


■外部リンク External links


■更新履歴 Change log

  • 2014-06-10 目次を新設し、Leonardo's Universe (2011) の YouTube 動画と斎藤泰弘=訳 2014-02-26 を追加しました。
  • 2014-03-16 加藤朝鳥=訳の書誌情報を補足しました。
  • 2013-06-05 杉田益次郎=訳の書誌情報を補足し、表紙画像を追加しました。
  • 2012-02-07 小林もり子=訳 2012-08-20 を追加しました。また、表紙画像と書誌情報を追加しました。
  • 2010-05-22 杉田益次郎=訳 1961-02-28 を追加しました。

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(1) Leonardo da Vinci

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(1) Leonardo da Vinci

(2) Notebooks

(3) A Treatise on Painting

■和書 Books in Japanese
(1) レオナルド・ダ・ヴィンチ

(2) 手稿

(3) 絵画論

  

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Saturday, 08 May 2010

Defense of Socrates / The Apology of Socrates by Plato (1) プラトン / プラトーン 『ソクラテスの弁明』『ソークラテースの弁明』『ソクラテスの辯明』『辯證』 (1)

« The Apology of Socrates 2 »
« ソクラテスの弁明 2 »

        目次 Table of Contents

 Video 1  ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか
■中国語訳(簡体字) Translations into simplified Chinese
  (C1) 王晓朝 2002
  (C2)
■中國語譯(繁體字) Translation into traditional Chinese
 Video 2  「ソクラテスの弁明 関西弁訳」
■日本語訳 Translations into Japanese
  (J1) 新國 2013
  (J2) 納富 2012
  (J3) 水崎 2011
  (J4) 北口 2009
  (J5) 三嶋 1998
  (J6) 副島 1972
  (J7) 戸塚 1969, 1971
  (J8) 岡田 1969
  (J9) 田中 1959, 1966, etc.
  (J10) 山本 1954, 1973, etc.
  (J11) 久保 1950, 1964, etc.
  (J12) 久保+阿部 1921, 1927, etc.
  (J13) 木村 1903, 1904, etc.
 Video 3  モンティ・パイソン: 哲学者サッカー - ギリシャ対ドイツ&1人レスリング
 Video 4  Monty Python: The Philosophers' Football Match - Greeks vs Germans
■ロシア語訳 Translation into Russian
■ポーランド語訳 Translation into Polish
■ドイツ語訳 Translation into German
■イタリア語訳 Translation into Italian
■ポルトガル語訳 Translation into Portuguese
■スペイン語訳 Translation into Spanish
■フランス語訳 Translation into French
■英訳 Translations into English
  (E1) Woods & Pack, 2007
  (E2) Reeves, 2005
  (E3) Beck, 2002
  (E4) Allen, 1981
  (E5) Bakewell, 1942
  (E6) Cary, 1901
  (E7) Jowett, 1892
 Video 5  Socrates - Encyclopedia Channel
■ギリシア語原文 The original text in Greek
■外部リンク External links
■更新履歴 Change log


 Video 1 
ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか

野坂昭如出演、サントリー・ゴールド900(1,500円)のテレビCM (1975年か76年ごろ)


■中国語訳(簡体字) Translations into simplified Chinese

(C1) 王晓朝 2002
先生们,我不知道我的原告对你们有什么影响,但对我来说,我几乎要被他们弄得发昏了,因为他们的论点是多么令人佩服啊。不过,另一方面,他们说的话几乎没有一个字是真的。在他们的连篇假话中有句话尤其使我感到惊讶,我指的是他们对你们说,你们一定要小心,别让我把你们给骗了,言下之意就是说我是一个娴熟的演说家。我要对你们说,讲这种话而不脸红的人真是极端厚颜无耻,因为他们一定知道这种话很快就会遭到事实的驳斥,(……)


(C2)
啊,雅典人,你们听到我的原告们讲话时感觉怎样,我不知道,但是我知道我自己,我是几乎被他们那富有说服力的语言给搞得简直都忘了自己姓什么了——他们是真厉害,几乎没说一句实话就能取得的这样的效果。虽然他们说了很多假话,让我为之倾倒的却只有一句——我是说他们居然警告你们, 听我说话的时候要小心,不要被我的雄辩所蒙蔽!他们真应该为这话感到惭愧,因为我在这方面的缺陷一开口说话就可以看出来。


■中國語譯(繁體字) Translation into traditional Chinese

啊,雅典人,你們聽到我的原告們講話時感覺怎樣,我不知道,但是我知道我自己,我是幾乎被他們那富有說服力的語言給搞得簡直都忘了自己姓什麼了——他們是真厲害,幾乎沒說一句實話就能取得的這樣的效果。雖然他們說了很多假話,讓我為之傾倒的卻只有一句——我是說他們居然警告你們, 聽我說話的時候要小心,不要被我的雄辯所蒙蔽!他們真應該為這話感到慚愧,因為我在這方面的缺陷一開口說話就可以看出來。


 Video 2 
「ソクラテスの弁明 関西弁訳」


■日本語訳 Translations into Japanese

(J1) 新國 2013
 「みなさんは、わたしを訴(うった)えた人たちの弁論をお聞きになって、どんな印象をもたれたのか、わたしにはわからない。
 いま弁論が終わるさい、たくさんの拍手(はくしゅ)があったことを思うと、かれらの弁論に感激された人も、少なくはないようだ。わたしまでが、美しく着飾(きかざ)った言葉にうっとりして、われを忘れて聞き入ってしまった。
 だけれども、彼(かれ)らは〝うそ〟ばかり語り、何一つ真実を語ってはいない。多くの〝うそ〟のなかでも『ソクラテスは口がうまいから、だまされるな』との言葉には驚(おどろ)いた。わたしの弁明を聞けば、口がうまくないことがすぐにわかるのに、それでもなお、そんなことが言えるとは、なんとまあ、あつかましい人たちだろう。


(J2) 納富 2012
アテナイの皆さん、皆さんが私の告発者たちによってどんな目にあわれたか、私は知りません。ですが、私のほうは、あの人たちのおかげであやうく自分自身を忘れるところでした。それほど説得力をもって、彼らは語ったのです。しかし真実は、あの人たちは、いわば何一つ語りませんでした。

語られたたくさんの偽(いつわ)りのなかで、一つ、とりわけ驚いたのは、私が手強(てごわ)い言論の語り手なので、皆さんが私に騙(だま)されないように注意すべきだ、と言ったことです。私が手強い語り手などでないことは、どのみち明らかになるのですから、その事実でもってすぐに私に論駁(ろんばく)されてしまうのを恥にも思わないことが、私には、彼らのもっとも恥知らずな点だと思われたのです。

  • 第一部 告発への弁明 前置き 一 プラトン=著 納富信留(のうとみ・のぶる)=訳 『ソクラテスの弁明』 光文社古典新訳文庫 2012-09-20
  • 傍点を下線で置き換えました。

(J3) 水崎 2011
どういった気持ちをお持ちになられて今おられることか、あなた方がです、アテーナイ人の方々よ、私の告訴者の下でですがこれは私の承知するところではありません。そうではありますがしかしこの私は、私自身、彼らの御蔭で、もう少しのところで私自身を忘れてしまうところでありました。かくも彼らは説得的に語っておったわけなのです。とは言え、とまれ真実なことは、これは言わば何一つとして彼らは言っておりはしないのです。取り分けて、然るに、彼らのついた多くの嘘そのものの中でも、一つのことを私は驚きました。すなわち、それは、その中で彼らが論じておったことであります。皆さんは用心しなければならないのだ、私によって騙されることがないように、私は大した口達者なのだからとです。何故なら、恥とはしないこと、すぐさまこの私によって彼らが事実において反駁されるであろうということ、このことをですが。すなわち、どうしたってこうしたって私が語るに練達の士だとは見えない場合にはということなのですが、このことは私には思われたのです、彼らにおいてもその最も恥知らずな点であるとですね。


(J4) 北口 2009
アテナイ人のみなさん、わたしを訴えてる連中の話を、みなさんがどういうふうに受け取りはったんかわかれしまへんが、わたしは、上手いこと言うなぁ……と我を忘れて聞いとりました。

せやけど、ほんまのことは、これっぽっちも言わなんだ。嘘(うそ)八百の中でも一番あきれたんは、みなさんにわたしは雄弁家(ゆうべんか)やから気ぃつけんと騙(だま)されるっちゅうように言ってたことです。そんなこと、わたしが弁明を始めたら、ちっとも雄弁家に見えへんのはわかりきってるし、すぐに嘘やとわかってまう。恥ずかしげなくよう言うたもんやと思います。

  • プラトン=著 北口裕康(きたぐち・ひろやす)=訳 『ソクラテスの弁明 関西弁訳』 Parco出版(株式会社パルコ エンタテインメント事業局 出版担当) 2009-05-15

(J5) 三嶋 1998
アテナイ人諸君、皆さんが私の告発者たちの言葉によってどのような心持ちになられたか、私には分かりません。しかしいずれにしても、この私自身でさえ、かれらの言葉によって、すんでのところで自分がどういう人間なのか忘れてしまいそうになるくらい、それほど説得的にかれらは語ったのです。とは言うものの、本当のことは、いわば何一つとして語らな かったのです。しかし、かれらがついた多くの嘘の中でもとりわけ一つのことに私は驚いたのです。それは、私は語ることに巧みだから、私にだまされないよう、皆さんは用心しなければならないと述べていたことです。すなわち、いかなる仕方においても私が語ることに巧みでないことが判明すれば、ただちにその事実によって私に反駁されることになるのにそれをかれらが恥ずかしいとも思わないということ、まさにその点こそ、かれらの最も恥知らずなところだと私には思われたのです。

  • プラトン=著 三嶋輝夫(みしま・てるお)=訳 「ソクラテスの弁明」 三嶋輝夫+田中享英(たなか・たかふさ)=訳 『ソクラテスの弁明・クリトン』 講談社学術文庫 1998-02-10

(J6) 副島 1972
アテナイ人諸君! 諸君が、わたしを告発した人々の言によって、どんな気持になったかは、わたしは知らない。が、わたし自身でも、彼らの言を聞いて、も少しのところでわたし自身が誰であるかを忘れるほどにそれは説得的であった。ところが、彼らといえば、言わば、少なくとも何らほんとうのことを言ってはいないのだ。そして、特に、彼らが言った多くの嘘のうち、わたしが彼らについて驚いたことが一つある。それは、わたしが弁舌に堪能な者であるかのように、わたしにだまされないように君たちは用心せねばならなかったということを言っていることである。すなわち、どんなにしてもわたしが弁舌に堪能な者であるとは見えない以上は、仕事によってわたしからたちまちに反駁されることになるだろうが、それを彼らが恥じないというこれこそが、彼らにおいて最も破廉恥な点だとわたしには思われたのだ。


(J7) 戸塚 1969, 1971
アテナイの諸君、君たちが私の告発者たちの言葉で、どのように気持ちを動かされたか、それは私には判(わか)らない。だがとにかく、当事者である私にしてからが、彼らの言葉のために、あわや自分自身が誰(だれ)であるかを忘れんばかりであった。それほどに、彼らの言葉はもっともらしい響きを持っていたのである。しかしながら、真実という点になると、彼らはなに一つとして語らなかったと言ってよいであろう。彼らが虚偽の申し立てをしたことは数多くあるが、その中でも特に、彼らについて開いた口のふさがらなかったことが一つある。つまりそれは、諸君はこの私によって欺(あざむ)かれないよう十分注意しなければならない、と言っている件(くだり)で、それはまるで、私を、弁舌にかけては凄腕(すごうで)であると見なしているかのようであった。どうみても弁舌の達者な人間などでないことは、今にはっきりするであろうが、そうなれば即座に私の手で、事実をもって反駁(はんばく)されることになろうものを、その点にはなんの恥らいも感じていないということは、彼らの最も無恥厚顔な点である——こう私には感じられたのである。


(J8) 岡田 1969
どんな印象を諸君が、アテーナイ人諸君、私の告発人どもからお受けになったか、それは知りませんよ。しかし私自身は彼等には殆ど呆気にとられました。それほどもっともらしい論告でした。しかも本当のことは何一つ語っていないと言ってもよろしい。そうして彼は沢山のウソをつきましたが、その中でも特に驚かされたことが一つあります。私が弁論の雄だから諸君はだまされないように気をつけるべきだと言った、あれですよ。私はどうしたって弁論の雄でないことが今に暴露せられるでしょうが、その時すぐ事実でもって反駁を受ける筈なのに、それを恥と思わないなんて、彼等の厚かましさにも程があると思うんですよ。

  • プラトン=著 岡田正三(おかだ・しょうぞう)=訳 「ソークラテースの弁明」 『プラトーン全集1 』 全國書房 1969-05-10(昭和2)
  • 底本: Oxford Classical Text に収められた Burnet 版

(J9) 田中 1959, 1966, etc.
アテナイ人諸君、諸君が、わたしを告訴した人たちの今の話から、どういう印象を受けられたか、それは知らない。しかしわたしは、自分でも、この人たちの話を聞いていて、もう少しで自分を忘れるところでした。そんなにかれらの言うことは、説得力(もっともらしさ)をもっていたのです。しかし本当のことは、ほとんど何も言わなかったといってよいでしょう。なかでも、かれらについて、いちばんわたしのあきれたことが一つある。それはかれらが、ずいぶんたくさんの嘘をついたのですが、そのうちで、あなたがたに、用心しろ、そうでないと、わたしにだまされるぞということを、まるでわたしが、たいした弁論家ででもあるかのように、言っていたことです。つまりそんなことをぬけぬけと言っているということは、いますぐに、どう見ても、わたしがたいした弁論家であるとは見えないという、事実によって、かれらはわたしのために、完全に反駁(はんばく)されるにきまっているのですから、これこそかれらの、最も恥しらずな点だと、わたしに思われたのです。


(J10) 山本 1954, 1973, etc.
アテナイ人諸君、諸君が私の告訴者たちのせいで、どんな心持になっているか、それは知らない。しかしともかく私は彼らのおかげで私自身さえもが少しのところで私自身を忘れるところだった。それほど説得的に彼らは語った。けれども本当のことは、いわば、何一つ言っていないのである。しかし彼らに関して私の特に驚いたのは、彼らがついた多くの嘘の一つである、それは私が弁舌の巧みな者ででもあるかのように、私によってだまされないように諸君は油断しないで用心しなければならぬ、と彼らが言った箇所である。すなわち、どうにもこうにも私が弁舌の巧みな者とは見えないときには、事実をもってただちに私から反駁されることになるだろうが、それを恥じないという、このことこそ彼らにおいて最も無恥な点だと私に思われたのである、[略]


(J11) 久保 1950, 1964, etc.
アテナイ人諸君、諸君が私の告発者の弁論からはたしていかなる印象を受けたか、それは私には分らない。が、彼らの言葉はとにかく私をしてほとんど私自身をさえ忘れさせた程であった、それほどの説得力を以て彼らは語ったのである。それにもかかわらず彼らはひと言の真実をも語らなかったといってよかろう。しかも彼らの吐いた多くの虚言のうちで、なかんずく私を驚かした一つの事がある、すなわち彼らが私を雄弁家となし、その私に欺かれないように諸君は警戒しなければならぬといった事がそれである。なぜといえば、私が口を開いて自ら寸毫も雄弁家ではないことを示せば、彼らの謬言は立ち所に実証によって私の覆すところとなるべきにもかかわらず、なおこの言を為して自ら恥じなかったということは、彼らの最も無恥なる点と私には見えたからである[略]

  • プラトン=著 久保勉(くぼ・まさる)=訳 「ソクラテスの弁明」
  • c. は下の久保勉+阿部次郎=譯 岩波文庫 1927-07-10(昭和2)の改訂版。b. は c. の旧仮名遣いを新仮名遣いに換え、かつ若干の表現を改めたもの。引用は b. 岩波文庫版 1964 に拠りました。原文の傍点を下線で置き換えました。
  • 底本: オクスフォード古典作家叢書中のバーネットの校定にかかる刊本。しかし、稀には他の学者の読方に従った個所もある。(凡例)

(J12) 久保+阿部 1921, 1927, etc.
アテナイ人諸君、私の告發者が諸君に果して如何なる印象を與へたか、私はそれを知らない。が、兎に角私にとつては、彼等は殆ど私自身さへ忘れしめようとした、彼等の辯舌にはそれほどの説服力が籠つてゐた。それにも拘らず彼等は要するに何等の眞實をも語らなかつたと言つてよからう。而も彼等の吐いた多くの虚言の中で、就中私を驚かした一つの事がある、ち彼等が私を大雄辯家となし、その私に欺かれないやうに諸君は警戒しなければならぬと云つた事がそれである。何故と云へば、私が口を開いて私が寸毫も大雄辯家ではないことを示すとき、彼等の謬言は立所に實證によつて私の覆すところとなる可きにも拘らず、尚此言を爲して自ら恥ぢなかつたといふことは、彼等の最も無恥なる點と私には見えたからである[略]


(J13) 木村 1903, 1904, etc.
嗚呼アテーナイ人諸君、諸君が余の告發人等の演説を聽きて、果して如何なる感を有せしやに就いては、余のこゝに言い得ざる所なりと雖、彼等の、人を説服する所の辯舌は、殆ど余をして、余の何者たるやを忘れしむるの力ありて、其結果亦實に此くの如くなりしを知る。然りと雖彼等は一語たりとも眞理を語らざりしことも亦余の知る所なり。其虚構の事の數多なる内、一事余をして非常に驚愕せしめたる所のものは、彼等が諸君に語る時、諸君を警戒し、余の雄辯に左右さるゝこと勿れと言ひしことなりとす。彼等は此の言を爲すに於いて、自ら耻辱と爲さずと雖余にして一と度、口を開きて余の拙劣なる言語を爲すに於いては、彼等直に其の言ひし所の誤謬なりしことを看破さるべく[略]


 Video 3 
モンティ・パイソン: 哲学者サッカー - ギリシャ対ドイツ&1人レスリング


 Video 4 
Monty Python: The Philosophers' Football Match - Greeks vs Germans

The Philosophers' Football Match - Wikipedia
Monty Python's Fliegender Zirkus - Wikipedia
International Philosophy Sketch


■ロシア語訳 Translation into Russian

Как подействовали мои обвинители на вас, о мужи афиняне, я не знаю; что же меня касается, то от их речей я чуть было и сам себя не забыл: так убедительно они говорили. Тем не менее, говоря без обиняков, верного они ничего не сказали. Но сколько они ни лгали, всего больше удивился я одному - тому, что они говорили, будто вам следует остерегаться, как бы я вас не провел своим ораторским искусством; не смутиться перед тем, что они тотчас же будут опровергнуты мною на деле, как только окажется, что я вовсе не силен в красноречии, это с их стороны показалось мне всего бесстыднее, [Omission]

   Платон. Апология Сократа
   E-text at Lib.Ru


■ポーランド語訳 Translation into Polish

Jakie na was, Ateńczycy, uczynili wrażenie moi oskarżyciele, nie wiem. Co do mnie, słysząc ich, ledwom nie zapomniał o sobie; tak mocno mówili do przekonania, choć prawdy, słowem mówiąc, żadnej nie wyrzekli. Najbardziej zaś z wielu fałszów, które wymyślili, nad tym się zdziwiłem, gdy mówili, że wam się strzec potrzeba, byście się nie dali uwieść mojej wymowie. Że się nie powstydzili tego, iż zaraz na miejscu ode mnie inaczej przekonani zostaną, gdy się bynajmniej nie pokażę wymownym, sądzę, że dali przez to dowód największej swojej bezczelności; chyba, że wymownym nazywają tego, kto prawdę mówi.

  • Platon, Apologia, czyli Obrona Sokratesa. Translated by Felicjan Antoni Kozłowski
  • E-text at Wolne Lektury

■ドイツ語訳 Translation into German

Was wohl euch, ihr Athener, meine Ankläger angetan haben, weiß ich nicht: Ich meinesteils aber hätte ja selbst beinahe über sie meiner selbst vergessen; so überredend haben sie gesprochen. Wiewohl Wahres, dass ich das Wort heraussage, haben sie gar nichts gesagt. Am meisten aber habe ich eins von ihnen bewundert unter dem Vielen, was sie gelogen, dieses, wo sie sagten, ihr müsstet euch wohl hüten, dass ihr nicht von mir getäuscht würdet, als der ich gar gewaltig wäre im Reden. Denn dass sie sich nicht schämen, sogleich von mir widerlegt zu werden durch die Tat, wenn ich mich nun auch im Geringsten nicht gewaltig zeige im Reden, dieses dünkte mich ihr Unverschämtestes zu sein; [Omission]

  • Die Apologie des Sokrates by Platon. Translated by Friedrich Schleiermacher and edited by Dr. Matthias Donath.
  • E-text at heureka online - Philosophie

■イタリア語訳 Translation into Italian

Quello che è avvenuto a voi, Ateniesi, in udire i miei accusatori, non so; ma io, per cagion loro, poco meno mi dimenticai di me stesso, cosí parlarono persuasivamente: benché, se ho a dire, essi non han detto nulla di vero. Ma delle molte loro menzogne ne ammirai massimamente una, questa: dissero che a voi bene conveniva guardarvi non foste tratti da me in inganno, perciò che sono terribile dicitore. Imperocché a non vergognarsi che tosto li avrei smentiti, mostrando in fatto non essere niente terribile dicitore, questa mi parve la lor maggiore impudenza: [Omission]

  • L'apologia di Socrate by Platone. Translated by Francesco Acri (19th century)
  • E-text at Wikisource

■ポルトガル語訳 Translation into Portuguese

Eu não sei, senhores, vocês experimentaram o sentimento das palavras de meus acusadores. De fato, sob seu efeito, eu mesmo me ter sido preparado para reconhecer não tão convincente falou. No entanto, como se fosse, não disse nada de verdadeiro. Das muitas mentiras que inventou um especial me fez pensar, que, ao dizer que você teve que precaveros sendo enganados por mim, porque, dizem, eu sou capaz de falar. Na verdade, sem vergonha que, de imediato, em contradição com a realidade quando, de modo algum capaz de falar me mostrar, que eu encontrei neles como falta de vergonha, [Omission]


■スペイン語訳 Translation into Spanish

No sé, atenienses, la sensación que habéis experimentado por las palabras de mis acusadores. Ciertamente, bajo su efecto, incluso yo mismo he estado a punto de no reconocerme; tan persuasivamente hablaban. Sin embargo, por así decirlo, no han dicho nada verdadero. De las muchas mentiras que han urdido, una me causó especial extrañeza, aquella en la que decían que teníais que precaveros de ser engañados por mí porque, dicen ellos, soy hábil para hablar. En efecto, no sentir vergüenza de que inmediatamente les voy a contradecir con la realidad cuando de ningún modo me muestre hábil para hablar, eso me ha parecido en ellos lo más falto de vergüenza, [Omission]


■フランス語訳 Translation into French

Je ne sais, Athéniens, quelle impression mes accusateurs ont faite sur vous. Pour moi, en les entendant, peu s'en est fallu que je ne me méconnusse moi-même, tant ils ont parlé d'une manière persuasive; et cependant, à parler franchement, ils n'ont pas dit un mot qui soit véritable. Mais, parmi tous les mensonges qu'ils ont débités, ce qui m'a le plus surpris, c'est lorsqu'ils vous ont recommandé de vous bien tenir en garde contre mon éloquence ; car, de n'avoir pas craint la honte du démenti que je vais leur donner tout à l’heure, en faisant voir que je ne suis point du tout éloquent , voilà ce qui m'a paru le comble de l'impudence, [Omission]

  • Apologie de Socrate by Platon. Translated by Victor Cousin (1822)
  • E-text at Philoctetes

■英訳 Translations into English

(E1) Woods & Pack, 2007
What you felt, men of Athens, on account of my accusers, I do not know. But I, even me, I almost forgot who I was because of them, so persuasively did they speak. And yet they have said practically nothing true. I was especially amazed by one of the many lies they told, the one in which they said that you should take care not to be deceived by me because I am a skilled speaker. Their lack of shame—that they would be exposed immediately by what I do, when I show myself not to be a clever speaker at all—this seems to me to be most disgraceful of them.

  • Socrates' Defense (The Apology of Socrates) by Plato. Translated by Cathal Woods and Ryan Pack.
  • E-text at Scribd [PDF]

(E2) Reeves, 2005
I don't know, men of Athens, how you were affected by my accusers. As for me, I was almost carried away by them, they spoke so persuasively. And yet almost nothing they said is true. Among their many falsehoods, however, one especially amazed me: that you must be careful not to be deceived by me, since I'm a dangerously clever speaker. That they aren't ashamed at being immediately refuted by the facts, once it becomes apparent that I'm not a clever speaker at all, that seems to me most shameless of them.


(E3) Beck, 2002
How you, Athenian men, have been affected by my accusers, I do not know; but even I myself have almost forgotten myself, so persuasively did they speak; and yet they have spoken hardly anything of the truth. But of the many lies they told I was especially surprised by this one in which they said you need to be on guard so that you will not be deceived by me, because I am a clever speaker. For they ought to be ashamed because this will be immediately refuted by me in fact, when I do not show myself to be a clever speaker at all; this seemed to me to be their most shameless statement, [Omission]


(E4) Allen, 1981
To what degree, Gentlemen of Athens, you have been affected by my accusers, I do not know. I, at any rate, was almost led to forget who I am--so convincingly did they speak. Yet hardly anything they have said is true. Among their many falsehoods, I was especially surprised by one: they said you must be on guard lest I deceive you, since I am a clever speaker. To have no shame at being directly refuted by facts when I show myself in no way clever with words--that, I think, is the very height of shamefulness.


(E5) Bakewell, 1942
What impression my accusers have made upon you, fellow-Athenians, I cannot say. For my part, I came near forgetting who I was; they spoke so plausibly. Yet there was scarcely a word of truth in what they said. But of the may lies they told there was one which astonishedme the most of all. I mean the one where they told you you would have to be on your guard lest I deceive you, because I am a clever speaker. They did indeed seem to me most brazen-faced, not to be ashamed to say that, when they were sure to be confuted by me the moment I opened my mouth and exhibited myself as anything but a clever speaker; [Omission]


(E6) Cary, 1901
I know not, O Athenians! how far you have been influenced by my accusers for my part, in listening to them I almost forgot myself, so plausible were their arguments however, so to speak, they have said nothing true. But of the many falsehoods which they uttered I wondered at one of them especially, that in which they said that you ought to be on your guard lest you should be deceived by me, as being eloquent in speech. For that they are not ashamed of being forthwith convicted by me in fact, when I shall show that I am not by any means eloquent, this seemed to me the most shameless thing in them, [Omission]


(E7) Jowett, 1892
How you, O Athenians, have been affected by my accusers, I cannot tell; but I know that they almost made me forget who I was—so persuasively did they speak; and yet they have hardly uttered a word of truth. But of the many falsehoods told by them, there was one which quite amazed me;—I mean when they said that you should be upon your guard and not allow yourselves to be deceived by the force of my eloquence. To say this, when they were certain to be detected as soon as I opened my lips and proved myself to be anything but a great speaker, did indeed appear to me most shameless [Omission]


 Video 5 
Socrates - Encyclopedia Channel


■ギリシア語原文 The original text in Greek

   ΠΛΑΤΩΝΟΣ ΑΠΟΛΟΓΙΑ ΣΩΚΡΑΤΟΥΣ by Αφύπνιση Ελλήνων


■外部リンク External links


■更新履歴 Change log

  • 2014-06-13 新國稔秧=現代語訳 2013-05-25 と水崎博明=訳 2011-02-02 を追加しました。
  • 2012-10-16 副島民雄=訳、注 1972-08-15 を追加しました。
  • 2012-09-20 納富信留=訳 2012-09-20 を追加しました。また、他の版の書誌情報の一部を補足しました。
  • 2012-07-07 ロシア語訳とポーランド語訳を追加しました。
  • 2011-05-20 ポルトガル語訳を追加しました。
  • 2010-06-01 戸塚七郎=訳 1971-07-20 を追加しました。
  • 2010-05-29 田中美知太郎=訳の底本を 『筑摩世界文学大系3』 筑摩書房 1972-09-10 から、『プラトン全集1』 岩波書店 1975-07-25 に変更するとともに、その原書を明記しました。
  • 2010-05-22 もう一つの中国語訳(簡体字)、ドイツ語訳、イタリア語訳、スペイン語訳、ならびに松本亦太郎+木村鷹太郎=合譯 1904-01-15 を追加しました。また、久保勉+阿部次郎=譯の書誌情報を補足しました。
  • 2010-05-19 久保勉=訳 1964-08-16 と次の4種類の英訳を追加しました。
    1. C. D. C. Reeves, 2006-01-15
    2. Sanderson Beck, 2002
    3. R. E. Allen, 1981-01-02
    4. Charles M. Bakewell, 1942-05-31
  • 2010-05-08 【訂正】 「弁」の旧字を誤入力しておりました。×辨 → ○辯


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Tuesday, 04 May 2010

The Ascent of Money: A Fiancial History of the World by Niall Ferguson ニーアル・ファーガソン 『マネーの進化史』

■はじめに Introduction

「人びとは金融史に無知すぎて、そのために今回の世界同時不況が引き起こされた」。「歴史は起こったことより起こらなかったことのほうが重要」。巨視的にまとめられた『マネーの進化史』(訳者あとがき)。


 Book Cover Gallery  表紙画像

↓ クリックして拡大 Click to enlarge ↓

zh Zh_simp__9787508615073 zh Zh_trad__9789861735849 ko Ko___9788937483110

ja Ja_the_ascent_of_money th Th__9789740210863 tr Tr_parann_yukselisi_9789750820984

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el El___9789602215067 ru Ru_9785271265495_ascentmoneyvoskhoz pl Pl_ferguson_potega_pieniadza_978830

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no No_9788292870181 sv Se_ipengarnastidfinansvarldenshisto de De_der_aufstieg_des_geldes

nl Nl_9025428681 it It_ascesa_e_declino_del_denaro pt Pt_9789722627740

es Es_el_triunfo_del_dinero fr Fr_lirrsistible_ascension_de_largen en En_200906_the_ascent_of_money

en En_200811_the_ascent_of_money en En_200810_the_ascent_of_money

中 [zh] 货币崛起:金融如何影响世界历史 中信出版社 2009
台 [zh] 貨幣崛起:金融資本如何改變世界歷史及其未來之路史 麥田 2009
韓 [ko] 금융의 지배 - 세계 금융사 이야기 민음사 2010
日 [ja] マネーの進化史 早川書房 2009 More info
泰 [th] ความรุ่งเรืองของเงินตรา : ประวัติศาสตร์การเงินโลก มติชน 2554 (2011)
土 [tr] Paranın Yükselişi - Dünyanın Finansal Tarihi Yapı Kredi Yayınları, 2012
洪 [hu] A pénz felemelkedése - A világ pénzügyi történelme Scolar Kft, 2010
芬 [fi] Rahan nousu: maailman rahoitushistoria Terra Cognita, 2009
エスト [et] Raha võidukäik. Maailma rahanduse ajalugu Varrak, 2010
希 [el] Η εξέλιξη του χρήματος. Μια οικονομική ιστορία του κόσμου Αλεξάνδρεια, 2011
露 [ru] Восхождение денег Астрель, 2010
波 [pl] Potęga pieniądza. Finansowa historia świata Wydawnictwo Literackie, 2010
クロア [hr] Uspon novca : Financijska povijest svijeta Naklada Ljevak, 2009
スロバ [sk] Vzostup peňazí. Finančné dejiny sveta Kalligram, 2011
捷 [cs] Vzestup peněz : finanční dějiny světa Kalligram, 2011
諾 [no] Finansplaneten : da pengene erobret verden Historie & kultur, 2009
瑞 [sv] I pengarnas tid : finansvärldens historia Albert Bonniers, 2009
独 [de] Der Aufstieg des Geldes: Die Währung der Geschichte Ullstein Taschenbuch, 2010
蘭 [nl] Het succes van geld: een financiële geschiedenis van de wereld Contact, 2008
伊 [it] Ascesa e declino del denaro. Una storia finanziaria del mondo Mondadori, 2009
葡 [pt] A ascensão do dinheiro : uma história financeira do mundo Civilização, 2009
西 [es] El triunfo del dinero: Como las finanzas mueven el mundo Debate, 2009
仏 [fr] L'Irrésistible Ascension de l'argent : De Babylone à Wall Street Saint-Simon, 2009
英 [en] The Ascent of Money: A Financial History of the World Penguin, 2009
英 [en] The Ascent of Money: A Financial History of the World Penguin Press, 2008
英 [en] The Ascent of Money: A Financial History of the World Allen Lane, 2008


 Video 1 
The Ascent of Money, Episode 1: Dreams of Avarice

Uploaded by Options2012 on 24 Oct 2012. A television documentary for Channel 4 (UK) and PBS (US).


■日本語訳 Translation into Japanese

世界史に残るような大変動が起こった場合、その底流には必ず金融面における秘密が隠されている。この本では、そのように歴史上でとりわけ重要な事例に焦点を当てていく。

たとえば、ルネサンス期のイタリアでは、美術や建築のマーケットでブームが沸き起こり、メディチ家など大手の金融業者は東洋との通商を通じても大きな財産を築いた。オランダ共和国がハプスブルク王朝より優位に立てたのは、世界で最初の株式市場を確立したためで、それは世界で最大の銀鉱山を保有するより、金融面では有利な条件だった。

フランスの君主制が抱えていたさまざまな問題は、革命がなくても王室の崩壊に結びついたのかもしれない。なぜかといえば、殺人犯として服役中だったジョン・ローというスコットランド人が、世界で最初の株式市場におけるバブルを引き起こしてフランスの金融システムを混乱させたためだ(第3章で詳述)。

ウェリントン公爵がワーテルローの戦いでナポレオン軍を敗北させたことは事実だが、ネイサン・ロスチャイルドもそれに匹敵するほどの歴史的な変革を成し遂げている(第2章で詳述)。

アルゼンチンは一八八○年代には世界で六番目に豊かな国だったのだが、一九八○年代になると、ハイパーインフレに悩まされる国になり下がってしまった。その原因は財政面における大失敗にあり、債務不履行と為替レート切り下げの繰り返しによって、自己崩壊したためだった(第3章で詳述)。

   「はじめに」
   ニーアル・ファーガソン=著 仙名紀(せんな・おさむ)=訳
   『マネーの進化史』 早川書房 2009-12-25
   原文は全部で一段落ですが tomoki y. が改行を加えました。


■英語原文 The original text in English

Behind each great historical phenomenon there lies a financial secret, and this book sets out to illuminate the most important of these.

For example, the Renaissance created such a boom in the market for art and architecture because Italian bankers like the Medici made fortunes by applying Oriental mathematics to money. The Dutch Republic prevailed over the Habsburg Empire because having the world’s first modern stock market was financially preferable to having the world’s biggest silver mine.

The problems of the French monarchy could not be resolved without a revolution because a convicted Scots murderer had wrecked the French financial system by unleashing the first stock market bubble and bust. It was Nathan Rothschild as much as the Duke of Wellington who defeated Napoleon at Waterloo.

It was introduction financial folly, a self-destructive cycle of defaults and devaluations, that turned Argentina from the world’s sixth-richest country in the 1880s into the inflation-ridden basket case of the 1980s.

   Introduction
   The Ascent of Money: A Financial History of the World
   by Niall Ferguson
   Allen Lane, 2008-10-30

   Excerpts from the Introduction:
   * QPB : Quality Paperback Book Club
   * NPR : National Public Radio
   * Penguin.co.uk (PDF)
   Excerpts from Chapter 1:
   * Amazon.ca
   Line breaks in the excerpt above have been added by tomoki y.


 Video 2 
IIS, UC Berkeley Conversations with History - Niall Ferguson (56 min.)

2008-10-22. Niall Ferguson, Laurence A. Tisch Professor of History at Harvard University. Conversations host Harry Kreisler, Executive Director of the Institute of International Studies at the University of California at Berkeley, welcomes Ferguson for a discussion of his book, "The Ascent of Money."


■外部リンク External links

 [en] English

 [ja] 日本語


■更新履歴 Change log

  • 2013-04-22 タイ語の表紙画像を追加しました。
  • 2013-04-21 簡体字中国語、繁體字中國語、韓国語、トルコ語、エストニア語、ギリシャ語、ロシア語、ポーランド語、スロバキア語、チェコ語、ノルウェー語、スウェーデン語、およびポルトガル語の表紙画像を追加しました。また、Channel 4/PBS ドキュメンタリーの YouTube 動画も追加しました。

 

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Monday, 03 May 2010

Shanghai Surprise - Newsweek, 26 April 2010 万博「上海閥」の逆襲が始まる(ニューズウィーク 2010年4月28日)

■はじめに Introduction

万博が開幕し、上海人たちの存在感は一段と増す。つぎの国家主席の本命と目される人物は、上海との太いつながりを持つ。彼は、みずからが君臨する日に向けて、着々と準備を進める。


 Video 1 
上海万博開幕 Shanghai Launches Expo Extravaganza

Uploaded 2010-04-30


 Video 2 
習近平発言「外国人が われわれの欠点をあれこれあげつらっている」
【中国】习近平指责少数外国人对中国指手划脚

Uploaded to YouTube by fib841 on 12 Feb 2009


■習近平氏の発言 Mr Xi Jinping's remark

2009年2月11日、中国の習近平氏が訪問先のメキシコで現地の華僑の人々を前にスピーチしたときの発言 (上の動画の 0:42 あたりから)

  • [it] イタリア語
    • "La Cina, come prima cosa, non esporta la rivoluzione; in secondo luogo, non esporta fame e povertà; in terzo luogo, non vi causa alcun tormento. Che altro c'è da dire?"
  • [es] スペイン語
    • "China, para comenzar, no ha exportado su revolución; en segundo lugar, no ha exportado pobreza y hambruna; y en tercero, no les ha causado problemas innecesarios. ¿Qué más queda por decir?"
  • [fr] フランス語
    • "Premièrement, la Chine n'exporte pas la révolution, deuxièmement, elle n'exporte pas la pauvreté ni la faim et troisièmement, elle ne provoque pas de problèmes à l'étranger. Que dire d'autre ?"
  • [en] 英語
    • "China does not, first, export revolution; second, export poverty and hunger; or third, cause unnecessary trouble for you. What else is there to say?"
  • [ja] 日本語
    • 「中国は革命も輸出せず、飢餓や貧困も輸出せず、外国に悪さもしない。これ以上いいことがあるか」
  • [zh] 中国語(原語)
    • “中国一不输出革命,二不输出饥饿和贫困,三不去折腾你们,还有什么好说的。”

 Video 3 
【香港】太子黨亂拋書包一句露底將人當籠中鳥凸顯特權者心態。奴隸就擁護主子搞政治工程!

Uploaded 2008-06-25


 Video 4 
【台灣】呂秀蓮訪中 想見胡錦濤接班人習近平?

Uploaded 2009-11-11


 Images 
雑誌と地図 A magazine and a map

↓ クリックして拡大 Click to enlarge ↓
a. 2010_04_28newsweek_japan_4 b. Shanghaiexpomap

■ニューズウィーク日本版 Newsweek, Japanese edition

「上海閥」といってもメンバーを束ねる正式な組織があるわけでなく、市場原理重視の経済運営と強硬な外交路線を主張する勢力の緩やかな連合体と言ったほうが正しい。上海閥の中心人物の多くは中国政界の実力者の子供(「太子党」と呼ばれる)で、軍や治安組織と密接な結び付きがある。胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席や温家宝(ウェン・チアバオ)首相など社会の平等を重んじるグループとは、対立する関係にある。

  • メリンダ・リウ(北京支局長)=筆 万博「上海閥」の逆襲が始まる 『ニューズウィーク日本版』 2010年4月28日号(2010-04-21発売)
  • 日本版では the princelings すなわち「太子党」に対立する the populists すなわち中国共産主義青年団を母体とする一派、通称「共青団派」ないし「団派」についての説明が省かれている。

■ニューズウィーク英語版 Newsweek, International Edition

The Shanghai faction has no official status, being little more than a loose coalition of officials united by freewheeling economic views and a tough stance on foreign policy. Many of its leading figures are the offspring of veteran revolutionaries, with close ties to the military and public security establishment. In the language of Chinese power rivalries they're part of an "elitist" group that includes well-connected "princelings," in contrast to the "populists" allied with President Hu Jintao and Prime Minister Wen Jiabao. But the terms can be confusing: these populists pursue social justice but avoid rabble-rousing and demagoguery, while the princelings and elitists are by no means too refined for a knock-down, drag-out fight with the rest of the world.


 Video 5 
22年前。マイケル・ペイリンの広州から上海への列車の旅
22 Years Ago: Michael Palin's train journey from Guangzhou to Shanghai
Palin's Travels | Around the World in 80 Days | Day 45: 1988-11-08. BBC


■ 外部リンク External links


■更新履歴 Change log

  • 2010-05-03 「習近平氏の発言」の項を新設しました。

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