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August 2010

Thursday, 26 August 2010

Sloth (from The Seven Deadly Sins) by Evelyn Waugh イーヴリン・ウォー(『七つの大罪』から)「怠惰」

■はじめに Introduction

ひねくれ者の考えること。自己正当化。都合のいい口実。屁理屈。皮肉。イーヴリン・ウォーの文章には、これらすべてが含まれている。わたしが彼の著作を好むのは、たぶんそのせいだ。


■なぜウォーが怠惰について?——執筆の背景
 Why Waugh on sloth? - The background

下に引用する文章は、はじめ1962年、イギリスの日曜紙『サンデー・タイムズ』に掲載された。キリスト教のいわゆる「七つの大罪」について、有名作家七人が各人一つずつをお題として与えられて執筆したもの。割りふりは次のとおり:

   Angus Wilson on envy        嫉妬 アンガス・ウィルソン
   Edith Sitwell on pride         高慢 イーディス・シットウェル
   Cyril Connolly on covetousness  貪欲 シリル・コナリー
   Patrick Leigh Fermor on gluttony 大食 パトリッック・リー・ファーマー
   Evelyn Waugh on sloth        怠惰 イーヴリン・ウォー
   Christopher Sykes on lust      情欲 クリストファー・サイクス
   W.H. Auden on anger         怒り W・H・オーデン

この企画を考えついたのは、当時サンデー・タイムズの編集部にいたイアン・フレミングだ(そう、あの007シリーズの)。そのいきさつについては、ほかの雑多なエピソードとともに、つぎの回顧記事に紹介されている。筆者はフレミングの同僚だったゴドフライ・スミスという人。

   Ian Fleming: the man with the golden pen
   By Godfrey Smith. The Sunday Times, 2008-02-10


■The Waughs, Fathers & Sons 1/9

五代にわたって作家を輩出してきたウォー家の人々を追ったドキュメンタリー。
BBC » BBC Four Documentaries » The Waughs: Fathers and Sons


■日本語訳 Translation into Japanese

[「怠惰(スロウス)」は]もし使われるとすれば、「怠慢(インドレンス)」にすこしばかりこっけいな感じを加味した言葉としてである。そして怠慢(インドレンス)なるものは、大罪からへだたること極めて遠く、じつは最も愛嬌(あいきょう)のある人間的弱点の一つにすぎないのではないか。世界の紛争はたいてい、忙しすぎる人々のせいで生じるように思われる。もしも政治家たちや科学者たちが今より怠けていてくれるなら、ぼくたちすべてはどんなに幸福になることだろう。怠け者は、たいていのけがらわしい犯罪を犯さなくてすむ。そして無邪気に閑暇を楽しむという喜びを犠牲にする動機の大部分は、最も下劣なもの——傲慢、強欲、競争心、虚栄、そしてなかんずく権力欲なのである。果たして然らば、怠惰が大罪の一つとして、その六つの仲間と共に地位を得るのは、いったいどのようにしてなのか?

   イーヴリン・ウォー=著 丸谷才一=訳 「怠惰」
   「七つの大罪」から
   『世界人生論全集7』 筑摩書房 1962-12-25


■英語原文 The original text in English

[‘Sloth’] is a mildly facetious variant of ‘indolence,’ and indolence, surely, so far from being a deadly sin, is one of the world’s most amiable of weaknesses. Most of the world’s troubles seem to come from people who are too busy. If only politicians and scientists were lazier, how much happier we should all be. The lazy [person] is preserved from the commission of almost all the nastier crimes, and many of the motives which make us sacrifice to toil the innocent enjoyment of leisure, are among the most ignoble—pride, avarice, emulation, vainglory and the appetite for power over others. How then has Sloth found a place with its six odious companions as one of the Mortal Sins?

   Sloth by Evelyn Waugh
   in The Seven Deadly Sins


■出典 Sources

The article first appeared in Sunday Times, 1962-01-07.
It was later incorporated into The Seven Deadly Sins, Akadine Press, 2002.
Part of the above excerpt appears in:

   * The Vice of Sloth: Some Historical Reflections on
    Laziness, Effort, and Resistance to the Demands of Love
    by Rebecca Konyndyk DeYoung, 2007-10-16
    The Other Journal at Mars Hill Graduate School
   * Resistance to the Demands of Love
    A reflection on the vice of sloth
    by Rebecca Konyndyk DeYoung '93
    Calvin College - Spark - Spring 2005 -
    Resistance to the Demands of Love
   * Igniting Worship: The Seven Deadly Sins [PDF]


■外部リンク External links

 [en] English
   * Sloth (deadly sin) - Wikipedia
   * Seven deadly sins - Wikipedia

 [ja] 日本語
   * 怠惰 - Wikipedia
   * 七つの大罪 - Wikipedia


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2010-08-26 「なぜウォーが怠惰について? 執筆の背景」の項を追加しました。


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(2) 怠惰

  

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Monday, 23 August 2010

Seaton's Aunt by Walter de la Mare ウォルター・デ・ラ・メーア / ウォルター・デ・ラ・メア 「シートンのおばさん」

■はじめに Introduction

シートンは、ぼくのクラスメート。べつに親しい友達じゃない。彼には、おばさんがいる。べつに頼んだわけでもないのに、ある日、彼はぼくを連れて行って、おばさんに引き合わせる。謎のおばさん。


 Video 1 
A Few More Years Shall Roll なおしばしの 時を経なば

「さらに二年三年(ふたとせみとせ)が過ぎん」。デ・ラ・メアの中篇「シートンのおばさん」に引用されている讃美歌。ホレイシャス・ボナーによる原詩の全文は、Hymnary.org などにある。その一番の歌詞を南條竹則氏が仮訳したものが、『地獄—英国怪談中篇傑作集』の「編者あとがき」に掲載されている。以下はその抜粋:

   A few more years shall roll,         二年三年過ぎゆきて
   A few more seasons come,         また春秋もめぐりなば
   And we shall be with those that rest   先に眠りし人々と
   Asleep within the tomb:           墓場のうちにやすらわん。
   [Omission]                   [以下略]


 Images 
表紙画像 Cover photos

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a. Ja_jigoku_eikoku_kaidan b. Ja_kaiki_shosetsu_kessakushu3 c. En_best_stories_of_walter_de_la_m_2


■日本語訳 Translations into Japanese

(J1) 南條 2008
シートンのおばさんの噂は、本人と実際に会うよりもずっと前から聞かされていた。シートンは、声をひそめて打ち明け話をする時や、それでなくとも、わたしたちが幾分寛容な態度を示した時、「僕のおばさんが」「知ってるだろ、あのおばさんが」と口癖のように言ったからである——あたかも、この肉親が国際的友情を固める接合剤ででもあるかのように。


(J2) 大西 1969, 2006
シートンのおばさんの噂は、その本人にじっさいにお目にかかるずっと前から聞いていた。シートンの奴(やつ)は、静かな自信があってか、あるいはまたわれわれの黙認する様子を少しでも見てとってか、よく「ぼくのおばが」とか「ほら、あのぼくのおばさんが」とか言ったものだが、まるでそのおばさんが、ぼくらの和親協商(アンタント・コンデイアル)に接合剤のような役割を果たしているとでもいっているような調子だった。

  • ウォルター・デ・ラ・メア=作 大西尹明(おおにし・ただあき)=訳 「シートンのおばさん」
  • 引用は b. に拠りました。「和親協商」に振られたルビ「アンタント・コンデイアル」は entente cordiale の読みを表わしたつもりなのでしょう。だとすれば、正しくは「アンタント・コルディアル」もしくは「アンタント・コーディアル」と表記すべきだろうと思います。

 Video 2 
英語版オーディオブック Audiobook in English

Uploaded to YouTube by CamilenteAudioHorror on 22 Nov 2013.


■英語原文 The original text in English

I had heard rumours of Seaton's Aunt long before I actually encountered her. Seaton, in the hush of confidence, or at any little show of toleration on our part, would remark, "My aunt," or "My old aunt, you know," as if his relative might be a kind of cement to an entente cordiale.


■テレビ化作品 TV adaptation

IMDb によると、この小説は1983年にイギリスのグラナダ・テレビジョンによってドラマ化され、放映されたようです。監督はブライアン・パーカー、脚本はケン・テイラー。


■外部リンク External links


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(1) 英国+怪談

(2) イギリス+恐怖小説

(3) デ・ラ・メア

  

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Sunday, 22 August 2010

Fanny Hill: Memoirs of a Woman of Pleasure by John Cleland (2) ジョン・クレランド / ジョン・クリーランド 『ファニー・ヒル 快楽の女の回想』『ファニー・ヒル:一娼婦の手記』『情婦ヒル』『ファーニィ・ヒル』 (2)

« 1 Fanny Hill »
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■はじめに Introduction

西洋における元祖ポルノ小説。かと思いきや、

「この長篇小説は以前は単なる春本にすぎなかったのが、今はイギリス十八世紀小説の代表作、いやそれどころか、近代文学の重要な古典ということになっています。リチャードソンの『パミラ』、フィールディングの『トム・ジョーンズ』、ルソーの『新エロイーズ』、あるいはサドの著作などと並ぶ、格の高い本になりました」

   ——丸谷才一 『文学のレッスン』 新潮社 2010年


 Image gallery 1 
『ファニー・ヒル』—— Erich von Götha による挿絵
Fanny Hill: Illustrations by Erich von Götha

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a. Fanny_hill_eric_von_gotha1 b. Fanny_hill_eric_von_gotha2 c. Fanny_hill_eric_von_gotha3
Image source: The Erotic Print Room

Erich von Götha (別名 Erich von Gotha de la Rosière) の読みは、エリック・フォン・ゴータ? それとも、エーリッヒ・フォン・ゲータだろうか?

ウィキペディア ドイツ語版 および 英語版 によると、本名は Robin Ray。1924年ロンドン生まれ。英国人のイラストレーター兼マンガ家だそうだ。ただし、英語版の記述の信憑性には疑問を投げかける向きもある。

ドイツ語版の記述によると、彼のコミックは本国では長らく発売禁止だった。そのため、ドイツやフランスでの発売が先行し、英語圏での彼の知名度は、近年までわりと低かったとある。これもどこまで信用していいかはわからない。

上の挿絵はハードカバーの二巻本 Fanny Hill (Volume 1, 2003; Volume 2, 2004; Erotic Print Society) に収録されている。これら3枚を含む数十枚のカラーまたは白黒のイラストのうち、お好みのものを The Erotic Print Room というサイトで購入できる。アート紙やポストカードなど、印刷の用紙やサイズは、数種類のうちから選べる。

   Fanny Hill. Volume I (2003), Volume II (2004) Scarlet Library
   Author : John Cleland  Illustrator : Erich von Götha
   Publisher :  Erotic Print Society


 Video 
イギリスTVシリーズ 『ファニー・ヒル—禁断の扉』 (2007)
BBC Four TV mini-series Fanny Hill (2007)

ジェームズ・ホーズ監督、レベッカ・ナイト主演
Directed by James Hawes, Starring Rebecca Night


 Image gallery 2 
日本語訳——表紙画像コレクション
Japanese translations: Cover photo collection

a. Ja_9784582767537 b. Ja_2005_fanny_hill_takarajimasha c. Ja_2004_fanny_hill_matudo_ronsosha

d. Ja_1997_fanny_hill_yoshida_kawade_b e. Ja_1994_fanny_hill_nakano_chikuma f. Ja_1993_fanny_hill_yoshida_kawade_2

g. Ja_1983_fanny_hill_fujimi_roman h. Ja_1977_fanny_hill_kadokawa i. Ja_1969_fanny_hill_nakano_denen

j. Ja_1968_fanny_hill_eto_kadokawa_2 k. Ja_1966_fanny_hill_yoshida_kawade l. Ja_b000jbfbta

a. 小林章夫訳 『ファニー・ヒル 快楽の女の回想』 平凡社ライブラリー 2012
b. 及川寛平訳 『新訳 ファニー・ヒル』 宝島社文庫 2005
c. 松戸 淳訳 『情婦ヒル 謎の訳者の古典ポルノ3』 論創社 2004
d. 吉田健一訳 『ファニー・ヒル』 河出文庫 1997
e. 中野好之訳 『ファニー・ヒル 一娼婦の手記』 ちくま文庫 1994
f. 吉田健一訳 『ファニー・ヒル』 河出書房新社 1993
g. 江藤 潔訳 『完訳 ファーニィ・ヒル』 富士見ロマン文庫 1983
h. 須賀 慣訳 『ファーニィ・ヒルの娘』 角川文庫 1977
i. 中地智夫訳 『一娼婦の手記 ファニー・ヒル』 田園書房 1969
j. 江藤 潔訳 『ファーニイ・ヒル』 角川文庫 1968
k. 吉田健一訳 『人間の文学1 ファニー・ヒル』 河出書房新社 1966
l. 松戸 淳訳 『情婦ヒル』 紫書房 1951


■日本語訳 Translations into Japanese

(1) 小林 2012
 それにしても、二人が交わした激しいキスの数は、数え切れないほどでした。お互いに舌を柔らかく差し入れ、そのたびにうれしそうに熱を込めている姿を、いったい何度見たことでしょう。
 そのうち、男の赤い頭をした道具が、つい先ほどは思いを果たして恥ずかしそうに下を向いていたのに、またしても臨戦態勢に回復し、ポリーの太腿の間からぬっと鎌首をもたげます。ポリーもそれを撫でては元気よくさせると、うつむいて、その柔らかな先っぽを上の口でくわえます。そんなことをするのがことさら楽しいのか、それとも滑らかにして入れやすくするためなのか、それはわかりません。

   第一巻
   ジョン・クリーランド=著 小林章夫(こばやし・あきお)=訳
   『ファニー・ヒル 快楽の女の回想』 平凡社ライブラリー 2012/01/10

   底本:
   Peter Wagner ed., Fanny Hill: Or, Memoirs of a Woman of Pleasure
   Penguin Classics, 1986


(2) 丸谷 2010
 でも、与えられ受取られるあの激しくておびただしいくちづけの回数を数えることなんかできますかしら。二人の口が舌を重ね、この上ない力と喜びで互に入れあい楽しむのが見えるとき、くちづけでやりとりするビロードのようになめらかな攻撃の一部始終がよくわかりました。
 そうこうしているうちに、鎮められ弱り果て、ずいぶん遅ればせに窪みから現れ出た彼の赤い頭をした戦士は今や絶頂の状態に立ち返り、ポリーの腿のあいだで勢いを盛り返して、たけりにたけっている。そしてポリーとしては、別にそれを収めて上機嫌にしたいという気はないものの、うつむいてそれを撫でさすり、そのなめらかな先端を本来の口ではない口の双の唇のあいだに受入れる。

   ジョン・クレランド=著 丸谷才一(まるや・さいいち)=抜粋訳
   【詩】詩は酒の肴になる 『ファニー・ヒル』
   丸谷才一=著 湯川豊=聞き手 『文学のレッスン
   新潮社 2010-05-30 所収

   この本は、新潮社の季刊誌 『考える人』 2007年 春号、2008年 春号、 
   夏号秋号、2009年 冬号春号夏号秋号(第20号、第24-30号)
   に連載されたインタヴュー記事をまとめたもの。したがって、上の
   抜粋訳は、正確には「口述訳」なのかもしれない。


(3) 及川 2005
 数え切れないほどの接吻。
 あまりにも激しすぎる接吻。
 舌を絡め合うと、二人のそれぞれが二枚の舌を持ってしまったかのようにも見えてしまった。欲情が奔流し歓喜が爆発する。二人はお互いの舌をそれぞれ口の中に差し込み、欲望が欲するところに従い、思う存分求めあっていた。
 そうこうするうち、男の体の一部が明らかな変化を見せるようになった。一旦は力をなくし、ポリーの穴から逃げ出していた彼の赤い顔をした「チャンピオン」はすっかり勢いを取り戻した。「チャンピオン」は彼女の太腿の間から、そそり立ち、その立派な姿を誇示するようになった。その様子がわたしの目にもはっきりと見えた。
 ポリーは「チャンピオン」のご機嫌を取るかのように、手で撫でたり、あるいは頭を下げて口にくわえたりした。彼女がこの行為によってどんな快感を得ていたのかはわからない。

   ジョン・クレランド=著 及川寛平(おいかわ・かんぺい)=訳
   『新訳 ファニー・ヒル』 宝島社文庫 2005-10-10


(4) 中野 1994
 二人の間に交された、激しい数限りないキスを一々数え上げることは誰にもできないでしょう。私はただ彼らがこの上なく気持よさそうに、互いに舌を口の中に押し入れるあの柔らかい突きを何回となく繰り返している様を見るだけでした。
 そうこうしている間にも、つい先程思いを遂げてきまり悪そうに戦場から引き揚げてきた彼の赤頭の勇士は、今や再びその最高の状態に立ち戻り、ポリーの股座からそのいかつい鎌首をもたげ始めました。ポリーの側でもそれを手で撫でたり、あるいは頭を低く下げてそのビロードのような柔らかい尖端を、本来それを収めるべき口とは別の唇にくわえこんだりして、その威勢よい状態を維持しようと懸命に機嫌をとっていました。

   第一信
   ジョン・クレランド=著 中野好之(なかの・よしゆき)=訳
   『ファニー・ヒル:一娼婦の手記』 ちくま文庫 1994-06-23

   本書は、下掲 中地智夫=訳 1969 を底本として再刊したもの。「中地智夫」は
   中野好之氏の偽名らしい。本書と 中地智夫=訳 1969 の刊行の経緯に
   ついては、中野氏の筆になる本書の「文庫版あとがき」をご参照ください。


(5) 吉田 1993, 1997
 しかし二人が交す烈しい接吻を誰が数えることが出来たでしょうか。そして舌も入れ合うこともあるようで、そうすると二人は銘々に舌が二つあることになり、それを二人はいかにも楽しんでいるようでした。
 その間に、一度はすっかり力をなくして穴から逃げ出してきた彼の赤い頭をした闘士が今は完全にもとに戻ってポリーの腿の間から立ち上り、ポリーもその機嫌をとって撫でてやったり、頭を下げてその端を唇で挟んでやったりして、それが自分でそうしたいのか、それともそうすることでそれが入りやすいようにするためだったのか解りませんでしたが、[略]

   第一信
   ジョン・クレランド=著 吉田健一(よしだ・けんいち)=訳
   a.ファニー・ヒル』 河出文庫 1997-08
   b. ファニー・ヒル』 河出書房新社 1993-09
   引用は a. に拠りました。


(6) 須賀 1977
[該当箇所の訳文を探しているのですが、まだ見つかりません。下記のとおり、なぜかこの本は、脚色の施されたフランス語版を底本にしているとのことですので、ひょっとすると該当箇所は未収録なのかもしれません。- tomoki y.]

   ジョン・クレランド=著 須賀慣(すが・なれる)=訳
   『ファーニィ・ヒルの娘』 角川文庫 1977-03-10

   原書:
   La Fille de Fanny Hill par John Cleland.
   Adapté de l'anglais et annoté par Jean des Cars.
   Paris : Pensée Moderne, 1973.


(7) 中地 1969
   ジョン・クレランド=著 中地智夫=訳
   『一娼婦の手記——ファニー・ヒル』 田園書房 1969-11-29

   この本は上述のとおり 中野好之=訳 1994 として再刊された。
   「中地智夫」は中野好之氏の偽名らしい。この本の刊行の経緯に
   ついては、上掲 中野好之=訳 1994 の「文庫版あとがき」を参照。


(8) 江藤 1968
 雨あられとあびせかけられる接吻の数は、とてもかぞえきれません。時おりなめらかな舌が互いにかわされるのが見えますが、そんな時は双方二つずつ舌があるようで、そういう交歓を無上の喜びとしているふうに見受けられました。
 とかくするうちに、つい先刻鉾(ほこ)をおさめたばかりの戦士が、いつのまにか精気をとりもどして、はつらつと立ち上がりました。勇み立つその戦士が、女王さまのようなポリーの前に額(ぬか)ずきますと、彼女はやさしくそのひたいにキスをして、はやる心をしずめてやります。さあいったい、彼女がこの戦士を戦(いくさ)の庭に立たせたいのかどうか、そのへんはちょっとわかりかねました。

   ジョン・クレランド=著 江藤潔(えとう・きよし)=訳
   『ファーニイ・ヒル』 角川文庫 1968-12-25


 Audio 
ファニー・ヒル全巻オーディオブック 朗読: ピーター・イアーズリー
Fanny Hill - Full audiobook read by Peter Yearsley

下に引用する箇所の朗読は 1:37:33 から始まります。 Uploaded to YouTube by GreatestAudioBooks on 28 Sep 2013. Audio courtesy of LibriVox. Reading of the excerpt below starts at 1:37:33. .


■英語原文 The original text in English

But who could count the fierce, unnumber's kisses given and taken? in which I could of ten discover their exchanging the velvet thrust, when both their mouths were double tongued, and seemed to favour the mutual insertion with the greatest gust and delight.

In the mean time, his red-headed champion, that has so lately fled the pit, quell'd and abash'd, was now recover'd to the top of his condition, perk'd and crested up between Polly's thighs, who was not wanting, on her part, to coax and deep it in good humour, stroking it, with her head down, and received even its velvet tip between the lips of not its proper mouth:

   Part 2, First Letter
   Fanny Hill, or Memoirs of a Woman of Pleasure (1749)
   by John Cleland
   E-text at:
   * The EServer's Fiction Collection
   * Project Gutenberg
   * Wikisource


■「his red-headed champion...」の邦訳の異同
 Variations of "his red-headed champion..." translated into Japanese

[ja] 和訳 Translations
男の赤い頭をした道具が、[略]またしても臨戦態勢に回復し、 ……………小林 2012
彼の赤い頭をした戦士は今や絶頂の状態に立ち返り、 ……………………丸谷 2010
彼の赤い頭をした闘士が今は完全にもとに戻って   …………………吉田 1993, 1997
彼の赤い顔をした「チャンピオン」はすっかり勢いを取り戻した。   …………及川 2005
彼の赤頭の勇士は、今や再びその最高の状態に立ち戻り、 ………………中野 1994
戦士が、いつのまにか精気をとりもどして、はつらつと立ち上がりました。…江藤 1968

[en] 原文 The original text:
his red-headed champion [omission] was now recover'd to the top of his condition


■外部リンク External links

 [en] English
   * Fanny Hill - Wikipedia
   * John Cleland - Wikipedia (baptised 1709-1789)

 [ja] 日本語
   * ファニー・ヒル - Wikipedia
   * ジョン・クレランド - Wikipedia (1709-1789)
   * 閑話究題 XX文学の館 > 発禁本 > ニセ本


■更新履歴 Change log

2013/10/02 オーディオブックの YouTube 画面を追加しました。
2012/01/22 松戸淳=訳 1951 の表紙画像を追加しました。
2012/01/19 小林章夫=訳 2012/01/10を追加しました。


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Saturday, 14 August 2010

Podolo by L.P. Hartley L・P・ハートリー / レスリー・P・ハートリー / L・P・ハートリイ 「ポドロ島」「ポドロ」

■はじめに Introduction

猫の登場する話。こわい話。食べ物についての話でもある。

ヴェネツィアの近くにある「ポドロ島」にピクニックに出かけたアンジェラと「わたし」は、島で飢えた猫を見つける。ところが、猫をあわれむアンジェラがとる行動は、はたして心優しいのか残酷なのか……?


 Gallery 1  表紙画像 Cover photos

↓ クリックして拡大 Click to enlarge ↓

a. Ja_hachigatsu_no_atsusa b. Ja_kawade_podolotou c. Ja_kaiki_shosetsu_kessakushu

d. Ja_wagaya_no_shokutaku e. Ja_hakusuisha_neko_monogatari f. Ja_kaiki_shosetsu_kessakushu2

g. Ja_sekai_dairoman_zenshu38


■日本語訳 Translations into Japanese

(1) 金原 2010
 アンジェラが(運よく)手袋をはめた手で、猫の足をひとつつかんで持ち上げたときのことは決して忘れられないと思う。猫は必死にもがいて暴れ、小さな体に似合わず、すごい力で逆らったので、アンジェラは強風にあおられた小枝のように震えた。猫は異様な鳴き声をあげた。ぼくは今までに一度も、あんなすさまじい不気味な声はきいたことがない。

   L・P・ハートリー=著 金原瑞人(かねはら・みずひと)=訳 「ポドロ島」
   金原瑞人=編訳 『八月の暑さのなかで―ホラー短編集
   岩波少年文庫 2010-07-14


(2) 今本 2008
 アンジェラの手(さいわい手袋をしていた)に掴まれてぶら下がった猫の姿を、僕はこの先も決して忘れることはないだろう。猫は体をひねり、のたくって、必死にもがく。小さな体に似合わない暴れっぷりに、アンジェラも嵐にあおられた小枝のように震えていた。そのあいだじゅうずっと、猫は尋常ならざるうなり声を発し続けている。あれほど怒りをむき出しにした、悪意にあふれた鳴き声は聴いたことがない。

   L・P・ハートリー=著 今本渉(いまもと・わたる)=訳
   『ポドロ島』 Kawade Mystery
   河出書房新社 2008-06-30


(3) 高橋 1992, 1998
 その猫がアンジェラの(幸運にも)手袋をはめた手からぶら下がっている光景をわたしは決して忘れないだろう。それは身をよじってもがいて逃げようとした。そしてとても小さいにもかかわらず激しく暴れるので、アンジェラは大嵐の中の小枝のように揺れた。そして猫はそのあいだずっとこの世のものとも思えない声をあげていた。

   レスリー・P・ハートリー=著 高橋和久(たかはし・かずひさ)=訳 「ポドロ」
   富士川義之(ふじかわ・よしゆき)=編訳
   a.猫物語』 白水社 新装版 1998-11-10
   b.猫物語』 白水社 1992-03
   引用は a. に拠りました。


(4) 宇野 1958, 1969, etc.
 アンジェラの——幸いにも手袋をした指のさきで、猫がもがいているすがたは、おそらくぼくの、一生忘れることのできぬ光景であろう。咬(か)みつき、ひっかき、そして悲鳴をあげている。小さいくせに、見ていて怖くなるほどあばれぬいて、アンジェラのからだを、あらしのなかの小枝のように震えさせる。そのあいだも、ギャアギャア鳴きつづける。ぼくが耳にした、どれよりも不気味な、うらみをこめた叫びだった。

   L・P・ハートリイ=著 宇野利泰(うの・としやす)=訳 「ポドロ島」
   a.怪奇小説傑作集2 英米編2』 創元推理文庫 新版 2006-03-17
   b.わが家の食卓にようこそ』 ホラーセレクション7 ポプラ社 2006-03
   c.怪奇小説傑作集2』 創元推理文庫 東京創元社 1969-03-05
   d.世界大ロマン全集38』 怪奇小説傑作集2 東京創元社 1958
   引用は a. に拠りました。


■英語原文 The original text in English

I shall never forget seeing it dangle from Angela's (fortunately) gloved hand. It wiggled and squirmed and fought, and in spite of its tiny size, the violence of its struggles made Angela quiver like a twig in a gale. And all the while it made the most extraordinary noise, the angriest, wickedest sound I ever heard.

   Podolo
   in The Travelling Grave and Other Stories by L.P. Hartley
   Arkham House, 1948.


 Gallery 2  表紙画像 Cover photos

↓ クリックして拡大 Click to enlarge ↓
a. The_collected_macabre_stories_of_lp b. Night_fears_and_other_supernatural_

c. Hartley_complete_short_stories_2 d. Travelling_grave

■外部リンク External links


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Monday, 02 August 2010

城山三郎 『落日燃ゆ』 War Criminal: The Life and Death of Hirota Koki by Saburo Shiroyama

■はじめに Introduction

広田弘毅(ひろた・こうき)は元外相で元首相。極東国際軍事裁判(東京裁判)で、文官としてはただ一人、A級戦犯として絞首刑に処せられました。『落日燃ゆ』は、その広田を描いた小説。初版1974年。著者・城山三郎は、この作品で毎日出版文化賞と吉川英治文学賞を受賞しました。


 Video 1 
東京裁判—判決の言渡し 1948-11-12 (音声: 英語、ナレーションと字幕: 日本語)
The Tokyo Tribunal: Sentencing (Sound in English, Narration & Subtitles in Japanese)

広田弘毅への絞首刑宣告は 2:50 あたり。Death sentence to Hirota around 2:50.
"Accused Hirota Koki, on the counts of the indictment on which you have been convicted, the International Military Tribunal for the Far East sentences you to death by hanging."


 Video 2 
東京裁判—被告人の個人反証(音声: 英語、ナレーション&字幕: 日本語)
The Tokyo Tribunal: Personal disproof
(Sound in English, Narration & Subtitles in Japanese)

画像の源は未確認。The source of the video is not confirmed.


 Video 3 
東京裁判—罪状認否(音声: 英語&日本語、ナレーション: 日本語)
The Tokyo Tribunal: Arraignment for the accused
(Sound in English & Japanese, Narration in Japanese)

広田弘毅の罪状認否は 2:22 あたり。Arraignment for Hirota around 2:22.


 Image gallery 
表紙画像と肖像写真 Cover photos and a portrait

↓ Click to enlarge ↓

a. En_1980_shiroyama_war_criminal_4 b. En_1977_war_criminal_2 c. Koki_hirota_time_magazine_3

d. Ja_2005_showa_no_sensou e. Ja_1986_rakujitsu_moyu_5 f. Kohki_hirota_suit_3


■書誌情報その他 Bibliographic and other information

a.
[en] 英語
タイトル: War Criminal: The Life and Death of Hirota Koki
著者: Saburo Shiroyama (Author) John Bester (Translator) 
ペーパーバック
出版社: Kodansha America
出版年: 1980-05
ISBN-10 : 0870113682
ISBN-13 : 9780870113680


b.
[en] 英語
タイトル: War Criminal: The Life and Death of Hirota Koki
著者: Saburo Shiroyama (Author) John Bester (Translator) 
ハードカバー
出版社: Kodansha America
出版年: 1977-10
ISBN-10 : 0870112759
ISBN-13 : 9780870112751


c.
[en] 英語
『タイム』1934年(昭和9年)5月21日号
外務大臣(当時)広田弘毅の肖像を表紙に載せたアメリカの週刊ニュース雑誌『タイム』。カバーストーリー を読むと、当時の日本と米英との対立が、もっぱら日本の綿織物輸出などをめぐる貿易摩擦として捉えられていたことがわかります。記事は、はじめ外交官試験に落第した広田がその後徐々に出世していった経緯を紹介し、彼を平和維持のため奔走する人物 (Keeper of Peace) として好意的に描いています。

Japan: Keeper of Peace
The May 21, 1934 issue of Time magazine, featuring Koki Hirota, the then foreign minister of Japan on its cover. Image source: Time Archive


d.
[ja] 日本語
タイトル: 落日燃ゆ 城山三郎 昭和の戦争文学 第五巻
著者: 城山 三郎 
単行本
出版社: 角川書店
出版年: 2005-10-22
ISBN-10 : 4045745343
ISBN-13 : 9784045745348
版元による この本の紹介


e.
[ja] 日本語
タイトル: 落日燃ゆ (新潮文庫)
著者: 城山 三郎
出版社: 新潮社
出版年: 1986-11
ISBN-10 : 4101133182
ISBN-13 : 9784101133188
版元による この本の紹介


f.
広田弘毅(廣田弘毅)の肖像写真。撮影者・撮影年月日は不明。
Portrait of Koki Hirota (Kōki Hirota, Kohki Hirota). Photographer unknown. Date of photo unknown.


■英訳 Translation into English

On the afternoon of December 24, 1948, a the Kuboyama crematory on the outskirts of Yokohama, a small group of men were furtively digging up the spot where the crematory disposed of any ashes not required by the families of the deceased. Japan was under Occupation rule at the time, and it was the eyes of the U.S. army that the men were so eager to avoid. Fortunately, it was Christmas Eve, and they also had the support of the director of the crematory for their plan.

   Prologue
   War Criminal: The Life and Death of Hirota Koki
   by Saburo Shiroyama
   Translated by John Bester
   Kondansha International, 1977


■日本語原文 The original text in Japanese

 昭和二十三年十二月二十四日の昼下り、横浜市西区のはずれに在る久保山火葬場では、数人の男たちが人目をはばかるようにしながら、その一隅の共同骨捨場を掘り起し、上にたまっている新しい骨灰を拾い集めていた。
 当時、占領下であり、男たちがおそれていたのは、アメリカ軍の目であったが、この日はクリスマス・イブ。それをねらい、火葬場長と組んでの遺骨集めであった。

   はじめに
   城山三郎=著 『落日燃ゆ』
   a.城山三郎 昭和の戦争文学5』 2005-10-22
   b.城山三郎伝記文学選2』 岩波書店 1999-01
   c.落日燃ゆ』 新潮文庫 1986-11
   d.城山三郎全集』 新潮社 1980-03
   e.落日燃ゆ』 新潮社 1974
   初版は e.。引用は a. に拠りました。


 Audio 
城山三郎講演 広田弘毅の青年時代
Hirota Koki in his early years: Lecture by Saburo Shiroyama

音源はおそらく新潮CD『城山三郎講演 第一集 私の好きな日本人』ではないかと思います。新潮社のサイトによれば、このCDに収録されているのは1974年5月17日に新潮文化講演会で行われた講演だそうです。 Uploaded to YouTube by zerowins on 5 Jul 2011.


■外部リンク External links

 [ja] 日本語
   小説
   * 落日燃ゆ - テレビ朝日 テレビ朝日開局50周年記念 2009-03-15 放映
   * 落日燃ゆ - Wikipedia
   * 城山三郎 - allcinema (城山三郎原作の映画・テレビ)
   * 城山三郎 - Wikipedia (1927-2007)

   広田
   * 広田弘毅 | 近代日本人の肖像 国立国会図書館
   * 広田弘毅 - Wikipedia (1878–1948)

 [en] English
   The novel
   * Financial Fiction : Japanese Business Novels
   * Saburo Shiroyama - Amazon.com
   * Rakujitsu Moyu - AsianMediaWiki

   Hirota
   * Kōki Hirota - Wikipedia (1878–1948)


■更新履歴 Change log

2013-04-07 城山三郎講演 広田弘毅の青年時代の YouTube 画面を追加しました。


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■DVD

■洋書 Books in non-Japanese languages
(1) Saburo Shiroyama

(2) War criminal

■和書 Books in Japanese
(1) 城山三郎

(2) 戦犯

  

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