biography 伝記

Saturday, 19 July 2014

Heart of a Samurai by Margi Preus マーギー・プロイス 『ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂』

■はじめに Introduction

『ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂』は、アメリカ人の児童文学作家マーギー・プロイスが英語で書いたジョン万次郎についての物語。史実にフィクションを交えて語られる。2011年に出版され、この年のニューベリー賞オナーの一つに選ばれた。同オナーはコールデコット賞とならんで米国でもっとも権威ある児童文学賞であるニューベリー賞の佳作に相当する。


 Images 
表紙画像 Cover photos

zh Zh_simp_1386212047327 zh Zh_trad_9789862168431_2 ja Ja_9784087734775

en 9780810989818


 Video 1 
Heart of a Samurai book trailer

Uploaded to YouTube by lautenbg on 16 Jan 2012.


 Video 2 
ジョン万次郎 1

Uploaded to YouTube by 竹内隆 on 8 Nov 2013.


■日本語訳 Translations into Japanese

(J1) tomoki y. 2014
 「故郷(くに)のことを考えてたのかい?」五右衛門が言った。
 万次郎は、うなずいた。
 「サムライになるという夢も、かなわなかったな。ええ、万次郎?」
 「そうかい?」 万次郎は問い返した。
 「たとえ故郷(くに)に帰れたとしても、なれっこないのは、わかってるだろ。サムライの家に生まれなけりゃ、サムライにはなれない。おまえは漁師の息子として生まれた。だから、漁師になる。もしおまえに息子ができたら、そいつも漁師になる。そういうもんだ。これまで、ずっとそうだった。これからも、ずっとそうさ」
 万次郎はため息をついた。そういう理屈だ。今までずっと、そういう理屈だった。これからもずっとそういう理屈がなりたつんだろうか。

  • マーギー・プロイス=著 Tomoki Yamabayashi=部分訳 『ジョン万次郎 サムライ魂』 tomokilog 2014-07-19
  • 金原氏の下の邦訳を、あえて見ずに作った拙訳です。おそまつさま。

(J2) 金原 2012
 「故郷(くに)のことを考えてるのか?」五右衛門がきいた。
 万次郎はうなずいた。
 「侍にはどうやったってなれないよなぁ、万次郎」
 「どうして?」
 「故郷(くに)に帰れたとしても、なれっこない。わかってるくせに。おまえは侍の家に生まれたんじゃないから。漁師の息子に生まれたもんは、漁師になる。おまえの息子だって、やっぱり漁師になる。そういうもんだ。これまでずっとそうだったし、これからもずっ とそうさ」
 万次郎はため息をついた。そういうもんだからこそため息が出る。これまでずっとそうだったし、これからもずっとそうだろう。


■英語原文 The original text in English

   "Thinking about home?" Goemon said.
   Manjiro nodded.
   "I guess you'll never become a samurai now, huh, Manjiro-chan?"
   "Why not?" Manjiro asked.
   "Even if we should get home, you know very well you can't be. You weren't born into a samurai family. You were born a fisherman's son and you will be a fisherman, and any sons you have, they also will be fishermen. That is the way it is; that is the way it has always been; that is the way it will always be."
   Manjiro sighed. That was always the reason; that had always been the reason; and, he supposed, that would always be the reason.


 eBook Sample  Chapter 1


■外部リンク External links


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Wednesday, 09 January 2013

Becoming Jane directed by Julian Jarrold ジュリアン・ジャロルド監督 『ジェイン・オースティン 秘められた恋』

■はじめに Introduction

『ジェイン・オースティン 秘められた恋』は2007年に公開されたイギリス映画。監督はジュリアン・ジャロルド。主演はアン・ハサウェイ。


 Video 1 
『ジェイン・オースティン 秘められた恋』 ドイツ語予告編
Becoming Jane - German trailer


 Video 2 
『ジェイン・オースティン 秘められた恋』 イタリア語予告編
Becoming Jane - Italian trailer


 Video 2 
『ジェイン・オースティン 秘められた恋』 スペイン語予告編
Becoming Jane - Spanish trailer


 Video 3 
『ジェイン・オースティン 秘められた恋』 フランス語予告編
Becoming Jane - French trailer


 Video 4 
『ジェイン・オースティン 秘められた恋』 英語予告編
Becoming Jane - Original English trailer


 Image Gallery 1 

zh Zh_simp__becoming_jane zh Zh_trad_hk__becoming_jane ko Ko___becoming_jane

ja Ja_jane_austen_himerareta_koi_becom tr Tr_becoming_jane he He___becoming_jane

el El_becoming_jane et Et_jane_austeni_torjutud_tunded_bec fi Fi_jane_austenin_jalanjljill_becomi

ru Ru___becoming_jane bg Bg___becoming_jane pl Pl_zakochana_jane_becoming_jane

no No_den_unge_jane_austen_becoming_ja sv Se_en_ung_jane_austen_becoming_jane de De_geliebtejane_becoming_jane

it It_becoming_jane_il_ritratto_di_una pt Pt_br_amor_e_inocencia_becoming_jan pt Pt_pt_a_juventude_de_jane_becoming_

es Es_amor_verdadero_becoming_jane en En_becoming_jane

[zh] 成为简·奥斯汀 簡体字中国語
[zh] 珍奧斯汀少女日記 繁體字中國語(香港)
[ko] 비커밍 제인 韓国語
[ja] ジェイン・オースティン 秘められた恋 日本語
[tr] Aşkın Kitabı トルコ語
[he] להיות ג'יין ヘブライ語
[el] Ερωτευμένη Τζέιν ギリシャ語
[et] Jane Austeni tõrjutud tunded エストニア語
[fi] Jane Austenin jalanjäljillä フィンランド語
[ru] Джейн Остин ロシア語
[bg] Да бъдеш Джейн ブルガリア語
[pl] Zakochana Jane ポーランド語
[no] Den unge Jane Austen ノルウェー語
[sv] En ung Jane Austen スウェーデン語
[de] Geliebte Jane ドイツ語
[it] Becoming Jane - Il ritratto di una donna contro イタリア語
[pt] Amor e Inocência ポルトガル語(ブラジル)
[pt] A Juventude de Jane ポルトガル語(ポルトガル)
[es] Amor verdadero スペイン語(アルゼンチン)
[en] Becoming Jane 英語原題 The original title in English


 Image Gallery 2 

zh Zh_trad_tw__becoming_jane hu Hu_jane_austen_maganelete_becoming_ pl Pl_zakochanajane_becoming_jane

hr Hr_prica_o_jane_austen_becoming_jan cs Cs_vasen_a_cit_becoming_jane sl Sl_ljubljena_jane_becoming_jane_2

pt Pt_br_amor_e_inocencia_becoming_jan es Es_la_joven_jane_austen fr Fr_jane_becoming_jane

en En_becoming_jane_2

[zh] 珍愛來臨 繁體字中國語(台灣)
[hu] Jane Austen magánélete ハンガリー語
[pl] Zakochana Jane ポーランド語
[hr] Priča o Jane Austen クロアチア語
[cs] Vášeň a cit チェコ語
[sl] Ljubljena Jane スロベニア語
[pt] Amor e Inocência ポルトガル語(ブラジル)
[es] La joven Jane Austen スペイン語
[fr] Jane フランス語
[en] Becoming Jane 英語原題 The original title in English


■外部リンク External links

 [en] English
   * Becoming Jane (2007) - IMDb
   * Becoming Jane - Wikipedia

 [ja] 日本語
   * ジェイン・オースティン 秘められた恋 (2007) - allcinema
   * ジェイン・オースティン 秘められた恋 - Yahoo!映画
   * ジェイン・オースティン 秘められた恋 - Wikipedia


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Friday, 23 November 2012

The King's Speech (2010) directed by Tom Hooper トム・フーパー監督 『英国王のスピーチ』 (2010)

■はじめに Introduction

イギリス映画。吃音に悩む英国王ジョージ六世は、オーストラリア人言語療法士ライオネル・ローグによるユニークな治療や、妻エリザベス妃の献身的愛情などに支えられて、その困難を克服する。そして、1939年の対独参戦に際し、国民に向けてラジオ演説を行なうという重責を滞りなく果たす。


 Video 
英国王のスピーチ (2010) The King's Speech (2010)


 Image gallery 
本の表紙、映画のポスター、DVDのジャケットなど Film posters, Book & DVD covers, etc.

zh Zh_simp_ zh Zh_trad_ zh Zh_trad__2

ko Ko_the_kings_speech ja Ja_the_kings_speech vi Vi_bai_dien_van_cua_nha_vua

he He_ tr Tr_zoraki_kral hu Hu_a_kiraly_beszedethe_kings_speech

el El_ ru Ru_ uk Uk__2

bg Bg_ ka Ka_ lt Lt_karaliaus_kalba

pl Pl_jakzostackrolem sk Sk_kralova_recpreview cs Cs_kralovarec

hr Hr_kraljevgovor2010 sl Sl_kraljev_govor_2 et Et_kings_speech_estonia

fi Fi_kuninkaan_puhe no No_kongenstaleplakat da Da_kongens_store_tale

sv Se_the_kings_speech ro Ro_discursulregeluibaladafocsani713 it It_il_discorso_del_re

pt Pt_o_discurso_do_rei_3 ca Ca_el_discurs_del_rei es Es_el_discurso_del_rey_7411

fr Fr_quebec_le_discours_du_roi fr Fr_le_discours_dun_roi en En_kingsspeechposter_2


■さまざまな言語に訳されたタイトル(リンク先は上の各画像の拝借元)
 Title translated into various languages (Hyperlink denotes the image source)

Flag_of_the_peoples_republic_of_c_6 [zh] 国王的演讲 簡体字中国語
Flag_of_the_republic_of_chinasvg_6 [zh] 王者之聲:宣戰時刻 繁體字中國語(台灣
Flag_of_hong_kongsvg_2 [zh] 皇上無話兒 繁體字中國語(香港)
Flag_of_south_korea_5 [ko] 킹스 스피치 韓国語
Flag_of_japan_6 [ja] 英国王のスピーチ 日本語
Flag_of_vietnam [vi] Bài Diễn Văn của Nhà Vua ベトナム語
Flag_of_israelsvg_4 [he] נאום המלך ヘブライ語
Flag_of_turkeysvg_2 [tr] Zoraki Kral トルコ語
Flag_of_hungarysvg_2 [hu] A király beszéde ハンガリー語
Flag_of_greecesvg_4 [el] Ο Λόγος του Βασιλιά ギリシア語
Flag_of_russiasvg_6 [ru] Король говорит! ロシア語
Flag_of_ukrainesvg_3 [uk] Промова короля ウクライナ語
Flag_of_bulgariasvg_3 [bg] Речта на краля ブルガリア語
Flag_of_georgiasvg_4 [ka] მეფის სიტყვა グルジア語
Flag_of_lithuaniasvg_2 [lt] Karaliaus kalba リトアニア語
Flag_of_polandsvg_2 [pl] Jak zostać królem ポーランド語
Flag_of_slovakiasvg_2 [sk] Kráľova reč スロバキア語
Flag_of_the_czech_republicsvg [cs] Králova řeč チェコ語
Flag_of_croatiasvg_3 [hr] Kraljev govor クロアチア語
Flag_of_slovenia_3 [sl] Kraljev govor スロベニア語
Flag_of_estonia [et] Kuninga kõne エストニア語
Flag_of_finlandsvg_3 [fi] Kuninkaan puhe フィンランド語
Flag_of_norwaysvg_3 [no] Kongens tale ノルウェー語
Flag_of_denmarksvg_2 [da] Kongens store tale デンマーク語
Flag_of_swedensvg [sv] The King's Speech スウェーデン語
Flag_of_romaniasvg_3 [ro] Discursul regelui ルーマニア語
Flag_of_italysvg_3 [it] Il discorso del re イタリア語
Flag_of_portugalsvg_2 [pt] O Discurso do Rei ポルトガル語
Flag_of_cataloniasvg_2 [ca] El discurs del rei カタルーニャ語(カタロニア語)
Flag_of_spainsvg_5 [es] El discurso del rey スペイン語
Flag_of_quebecsvg [fr] Le Discours du roi フランス語(カナダ ケベック州)
Flag_of_francesvg_4 [fr] Le Discours d'un roi フランス語
Flag_of_the_united_kingdomsvg_8 [en] The King's Speech 英語原題 The original title in English


■外部リンク External links


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  • 2013-10-01 スロベニア語版とルーマニア語版の画像を追加しました。

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Saturday, 10 September 2011

Decision Points by George W. Bush ジョージ・W・ブッシュ 『決断のとき』

■アンドルー・カード 「アメリカが攻撃されています」
 Andrew Card whispers: "America is under attack."
Bushtoldofattacktopquality
Image source: Truth and Shadows, 2010-10-18 by Craig McKee


■はじめに Introduction

2001年9月11日火曜日、米国で同時多発テロが発生したとき、ジョージ・W・ブッシュ大統領(当時)は、どこで何をしていたか?

事件の第一報を耳にしたときの様子を、大統領の回顧録『決断のとき』から引用します。原書は去年出版され、邦訳は今年出ました。歴代の合衆国大統領が退任後に公刊してきたメモワールのもつ意味合いからいって、当時の自身の状況に関するブッシュ氏からの最終版公式報告といってよいでしょう。

下の記述は、わたしが同書から抜粋し要約した前置き部分と、原文そのままの核心部分とから成ります。要約部分では、役職名などについて補足し、ファーストネームの表記などについて修正をほどこしました。


■二機目の衝突を耳にするまで——tomoki y. による要約
 Before the President hears of the second crush: A Summary by tomoki y.

その日、大統領はフロリダ州に滞在中だった。夜明け前に起き、聖書を読み、ジョギングをし、ホテルに戻り、シャワーを浴び、朝食をとり、朝刊を拾い読みし、日課である大統領日報(ブリーフィング)を受けたあと、現地サラソタ市のエマ・E・ブッカー小学校を訪問した。

車から教室へ歩く途中で、ワールドトレードセンター・ビル(WTC)に飛行機が突っ込んだと、次席補佐官カール・ローヴが耳打ちした。大統領は、はじめ小さなプロペラ機の事故を想像した。すると、国家安全保障問題担当大統領補佐官で、のちの国務長官コンドリーザ・ライスから電話があった。WTCに激突したのは軽飛行機ではなく、民間航空会社のジェット旅客機だと彼女は告げた。

大統領は呆然とし、状況を掌握するようライスに命じながら、小学校視察を続けた。それから何分かの後、教室にすわって授業参観する大統領にさっと歩み寄り、事件の衝撃的な規模と性格をささやいたのは、首席補佐官アンドルー・カードだった。


 Video 1 
2001年9月11日、フロリダ州サラソタ、エマ・E・ブッカー小学校
The Emma E. Booker Elementary School, in Sarasota, Florida, on  Sept. 11, 2001

サンドラ・ケイ・ダニエルズ先生の授業を見学するブッシュ大統領。決定的瞬間は 0:04〜0:09 あたり。 President Bush visits a class taught by Sandra Key Daniels. The decisive moments are the first 10 seconds or so.


■表紙画像ギャラリー Cover photo gallery

↓ クリックして拡大 Click to enlarge ↓

zh Zh_simp_9787508628684 ko Ko_20110406173243 ja Ja_9784532167820

ar Ar_decision_points_george_w_bush hu Hu_dontesihelyzetek0
 fi Fi_ratkaisun_hetket

ru Ru_9785373044189_decision_points_ge bg Bg_decision_points_9786191640041 pl Pl_edukacjakluczowe_decyzjeebookcov

cs Cs_okamzikyrozhodnutibushgeorgewe17 da Da_kritiskebeslutninger_97887712200 nl Nl_9460033083

fr Fr_9782259213813 en En_9780307590619

[zh] ISBN: 9787508628684 抉择时刻 中信出版社 2011
[ko] ISBN: 9788917209624 결정의순간 YBM Si-sa, 2011
[ja] ISBN: 9784532167820 決断のとき(上) 日本経済新聞出版社 2011
[ar] ISBN: 9789953886299 مذكرات جورج دبليو بوش: قرارات مصيرية
                    شركة المطبوعات للتوزيع والنشر 2010
[hu] ISBN: 9789632543949 Döntési helyzetek Ulpius-ház, 2011
[fi] ISBN: 9789510380314 Ratkaisun hetket Wsoy, 2011
[ru] ISBN: 9785373044189 Ключевые решения Олма Медиа Групп, 2011
[bg] ISBN: 9786191640041 Важни решения Ентусиаст, 2012
[pl] ISBN: 9788378020967 Kluczowe decyzje BC Edukacja Sp. z o.o., 2011
[cs] ISBN: 9788073215699 Okamžiky rozhodnutí Fortuna Libri, 2011
[da] ISBN: 9788771220070 Kritiske Beslutninger Sohn, 2011
[nl] ISBN: 9789460033087 Cruciale beslissingen Balans, 2010
[fr] ISBN: 9782259213813 Instants décisifs Plon, 2010
[en] ISBN: 9780307590619 Decision Points Crown, 2010


■日本語訳 Translation into Japanese

ダニエルズ先生が、生徒たちにリーディング(読書・読解)のドリルをやらせた。数分後、生徒たちに教科書をひらくようにと先生が命じた。うしろに人が立っているのを、私は感じた。アンディ・カードが、顔をくっつけるようにして耳打ちした。
「二機目がもうひとつのタワーに激突しました」アンディがマサチューセッツのなまりで、単語をひとつずつ丁寧に発音した。「アメリカが攻撃されています」

  • 第5章 炎の日
    ジョージ・W・ブッシュ=著 伏見威蕃(ふしみ・いわん)=訳 『決断のとき(上)』 日本経済新聞出版社 2011-04-22

■英語原文 The original text in English

Mrs. Daniels led the class through a reading drill. After a few minutes, she told the students to pick up their lesson books. I sensed a presence behind me. Andy Card pressed his head next to mine and whispered in my ear. "A second plane hit the second tower," he said, pronouncing each word deliberately in his Massachusetts accent. "America is under attack."


 Video 2 
ジョージ・W・ブッシュ著 『決断のとき』 Decision Points by George W. Bush

Random House


 Video 3 
ブッシュ大統領の反射神経——イラクの靴攻撃
President Bush's reflexes: Iraqi "shoe-icide attack"

Press conference at the Prime Minister's Palace in Baghdad, Iraq, 2008-12-14. More details at BBC News. Monotone_computer_screen_monitor__4


■グラウンド・ゼロ——あれから10年
 The World Trade Center site: 10 years since 9/11

↓ Click to enlarge ↓

Wtc_ground_zero_2011
2011年3月。撮影者は Mark Lennihan/AP。自分で好きなところをクリックするとズームできる画像が、源サイト BBC News, 2011-09-07 にある。This picture by Mark Lennihan/AP was taken in March 2011. Zoomable image is available at the source website: BBC News, 2011-09-07


■外部リンク External links


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  • 2014-03-11 ロシア語版の表紙画像と書誌情報を追加しました。
  • 2013-07-19 ブルガリア語版とデンマークド語版の表紙画像と書誌情報を追加しました。
  • 2012-11-30 ポーランド語版、チェコ語版、およびフィンランド語版の表紙画像と書誌情報を追加しました。
  • 2012-09-02 簡体字中国語版とアラビア語版の表紙画像と書誌情報を追加しました。
  • 2011-09-12 「グラウンド・ゼロ——あれから10年」の画像を追加しました。

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(1) George W. Bush

(2) September 11

  

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Monday, 13 December 2010

An Autobiography: The Story of My Experiments with Truth by Mohandas Karamchand Gandhi / Mahatma Gandhi M・K・ガーンディー / モハンダス・カラムチャンド・ガンジー / マハトマ・ガンジー / ガンヂー 『ガーンディー自叙伝 真理へと近づくさまざまな実験』『ガンジー自叙伝—真理の実験』『ガンヂー自敍傳』『眞理探究者の手記』

■はじめに Introduction

ガンディーは13歳で結婚した。妻はおない年だった。自伝のなかで、インド建国の父はみずからの結婚初夜について述べている。その箇所を、下に引用する。最近の事情はよく知らない。だが、すくなくとも当時のインドでは、親たちが取り決める、このような子供どうしの結婚は珍しくなかったそうだ。

肉食と菜食と断食、セックスと禁欲、暴力と非暴力。これらはガンディーの思想全体と密接に結びついていたらしい。


■Mahatma Gandhi 2 October 2010 | Life and Work of Mahatma Gandhi


■中国語訳(簡体字) Translations into simplified Chinese

(C1) 向达 2007
[テキストは未見 - tomoki y.]

   Title: 甘地自传 = Mahatma Gandhi: His Own Story
   Author: 甘地着 C. F. Andrews编 ; 向达译
        Gandhi, Mahatma; C F Andrews; Da Xiang
   Publisher: 北京中献拓方科技发展有限公司
   Year: 2007


(C2)
我的嫂嫂曾经充分地将初夜应有的知识传授给我。我不知道是不是也有人教过我的妻子。我从来没有问过她,现在也不愿意过问了。读者一定认为我们当时非常紧张,不敢面对面。我们的确很难为情。我怎样和她交谈呢?谈什么好呢?嫂嫂教给我的,似乎还不足以使我得到多少的帮助。事实上,象这样的事情是用不着有人指点的。前人所遗留给我们的印象足以使一切传授成为多余了。我们彼此逐渐了解起来,而且可以在一起随意交谈。我们是同年,但我不久便行使丈夫的权威。

   第三章 童婚
   甘地自传 第一部 我体验真理的故事
   E-text at 矮番薯 - 爱翻书 - 在线阅读


■中國語譯(繁體字) Translation into traditional Chinese

我的嫂嫂曾經充分地將初夜應有的知識傳授給我。我不知道是不是也有人教過我的妻子。我從來沒有問過她,現在也不愿意過問了。讀者一定認為我們當時非常緊張,不敢面對面。我們的确很難為情。我怎樣和她交談呢?談什么好呢?嫂嫂教給我的,似乎還不足以使我得到多少的幫助。事實上,象這樣的事情是用不著有人指點的。前人所遺留給我們的印象足以使一切傳授成為多余了。我們彼此逐漸了解起來,而且可以在一起隨意交談。我們是同年,但我不久便行使丈夫的權威。

   第三章 童婚
   《甘地自傳》 作者:甘地   杜危 吳耀宗 合譯
   E-text at 龍騰世紀 (millionbook.net)


■日本語訳 Translation into Japanese

(J1) 田中 2000
兄嫁は、私が初夜にどのようにしなければならないか教えてくれました。妻には誰が教えてくれたか、聞いたかどうか覚えていません。いまでは聞けますが、聞きたいとも思いません。私の感じでは、私たち二人は互いにびくびくしていた、と読者はこれだけ承知してください。たがいに恥ずかしがっていました。話をどのようにするか、何をするか、それを私が知っているでしょうか? 受けた教えも役に立つでしょうか? しかし、何か教えることは必要でしょうか? サムスカール(注)が強力なところでは、教えというものはすべて偽りとなります。しだいにたがいに知るようになり、口をきき始めました。私たち二人は同い年です。私はといえば、夫である権威を振りかざすようになりました。
(注) サムスカール (samskar) 過去の世から受け継いだもの。

   第1部 3. 幼児結婚
   M・K・ガーンディー=著 田中敏雄(たなか・としお)=訳注
   『ガーンディー自叙伝1 真理へと近づくさまざまな実験』(全2巻)
   東洋文庫671 平凡社 2000-06-12

   上の本は、つぎのグジャラーティー語原書から直に訳した全訳:
   Satyana prayogo athva Atmakatha by Mohandas Karamchand Gandhi
   Amdabad, Navajivan Prakashan Mandir, 1969 (© 1927)


(J2) 池田 1998
初夜にどういう行動をとるべきかは、兄嫁が教えてくれた。妻には誰が教えたか、聞いた記憶はない。今でも聞けないわけではないが、そんな気持ちは毛頭ない。読者は、わたしたち子供夫婦がお互いに恐れあっていたことも分かって欲しいと思う。お互い同士恥ずかしがってもいた。どう話をしたらよいか、何をしなければならないか、さっぱり分からなかった。授けられた予備知識はなんの役にも立たなかった。実際、このようなことで何を教える必要があろうか?
 本能の力が強く働くところでは、教訓などすべて無用の長物と化す。少しずつ相手のことが分かってきて、言葉を交わしはじめた。妻とわたしは同じ年であったが、間もなくわたしは夫の主権を行使するようになった。

   第1章 異文化にもまれて 3. 童婚
   モハンダス・カラムチャンド・ガンジー=著 池田運(いけだ・はこぶ)=訳
   『ガンジー自叙伝—真理の実験
   講談社出版サービスセンター 1998-01-30

   上の本じたいには明記されていないが、田中敏雄=訳注
   『ガーンディー自叙伝2』 「解説・あとがきに代えて」によれば、
   ヒンディー語訳からの重訳であるとのこと。


(J3) 古賀 1970, 2011
その夜になすべきことについては兄嫁が私にすっかり指導してくれていた。妻にはだれが指導したのか知らぬ。妻にそのことを問うてみたこともなければ、今さら問うてみようとも思わない。読者諸氏は、二人ともあまりにも神経質になっていたので顔を見合わせることができなかったものと確信されることだろう。確かに二人ははにかみ過ぎていた。私が妻に対する口のきき方をわきまえているわけはなかった。指導はたいして役に立たなかった。しかし、そのようなことに関しては実際には指導などは不要である……次第にお互いの気心がわかり、気楽に話し合うようになった。年齢は同じなのだが、夫としての権威を示すようになるのにはさほど時間はかからなかった。

   第1章 自伝

   a. は b. を改題、再編集を加え、復刊したもの。ガンディー自叙伝の全訳ではなく、
   自叙伝を含む10冊の著書からの抜粋を載せた本。引用は a. に拠りました。


(J4) 蠟山 1967, 1979, etc.
私たちはだんだん気もほぐれてきて、そしてお互いに心おきなく話し合うようになった。私たちはおない年だった。しかし、わたしが夫の威厳を示したのは、さして後のことでなかった。

   第一部 3. 結婚
   「自叙伝——真実をわたしの実験の対象として」
   ガンジー=著 蠟山芳郎(ろうやま・よしろう)=訳

   引用は c. に拠りました。ご覧のとおり、他の版とくらべると省略箇所が
   あるのが分かります。

   つぎの英訳書からの重訳:
   An Autobiography: The Story of My Experiments with Truth, 2 vols
   Ahmedabad, Navajivan, 1952, by Mahatma Gandhi.
   Translated from Gujarati into English by Mahadev Desai.


(J5) 大山 1962
初夜のいとなみについては、嫂(あによめ)がなにくれとなく手ほどきをしてくれていた。わたくしは、だれが妻に手ほどきをしたかを知らぬ。わたくしはそのことを聞きただしたことはなかったし、それは今日でも、どうでもよいことである。読者は、わたくしたちが興奮のためにおたがいに顔も合わせえなかったと思うかも知れぬ。たしかにわたくしたちは、あまりに内気に過ぎた。どのように彼女に話しかけ、またなにを彼女にいったらよいものか手ほどきをうけていたといっても、たいした足しにはならなかった。だが実際のところ、かかる場合に手ほどきなどは不必要なものである。前世の経験がものをいって、すべての手ほどきをむだなものにするからである。わたくしたちは次第に気もほぐれてきて、おたがいに心おきなく話しあうようになった。わたくしたちはおない年であった。しかし、わたくしが亭主の権威を存分に振るうようになるには、それからさして時間はかからなかった。

   少年時代(『自叙伝』から) 三 幼児結婚
   ガーンディー=著 大山聡(おおやま・さとし)=訳 「自叙伝(抄)他」
   『世界大思想全集 社会・宗教・科学思想篇22 ガーンディー ネール
   河出書房新社 1962-02-25
   文中の傍点を下線で置き換えました。

   上に引用した「少年時代」は、『自叙伝』の最初の12章だけを翻訳
   したもの。つぎの英訳書からの重訳:
   An Autobiography: The Story of My Experiments with Truth, 1927


(J6) 木暮 1961
結婚の初夜にどのようなことをなすべきかについては、嫂(あによめ)があますところなく私に教えてくれた。だれが妻に教えたかは、私は知らない。今それを聞く気もしない。読者がたぶん二人が顔を合わされないほどはずかしがっていたとお考えであろう。たしかに、はにかんではいた。それに何を話し、そしてどのように話しかけたかも教わってはいなかった。しかし、前世の印象というものは、教えられる必要のないほど力強いものである。二人はたがいにおたがいを知り合い自由につき合えるようになった。年は同じく十三歳だった。私は、しかし、すぐに夫としての妻に対する権威をそなえることはできた。

   誕生と家と
   マハトマ・ガンジー=著 木暮義雄(こぐれ・よしお)=訳 「自叙伝」
   アームストロング、マハトマ・ガンジー、孫文、ナーセル=著
   『世界ノンフィクション全集17』 筑摩書房 1961-06-15

   原書:
   Mahatma Gandhi: His Own Story
   Edited by C. F. Andrews


(J7) 木暮 1942
私の嫂(あによめ)は、私を、結婚の初夜にいかなることをせねばならぬかについては、餘すところなく敎へてくれた。誰が、私の妻に敎へたかは、私は知らない。妻にそれを聞いたこともない。今それを聞く氣もない。讀者は、多分、われ/\二人が、顏を合はせられぬほどに羞しがつたとお考へになることであらう。二人とも、たしかに、羞(はに)かんではゐた。何を話し、またどのやうに話しかけたらよいのかそこまでは、敎はつてゐなかつた。併し、さうしたことを敎はる必要はなかつた。前生の印象は、敎へられる必要の全然ないほどに、力いものである。二人は、徐徐に互を知り合ひ、自由に話し合へるやうになつた。同じ年齡であつた。併し、私は、すぐに夫としての妻に對する權威は持てた。

   誕生と家と
   マハトマ=ガンヂー=著 木暮義雄(こぐれ・よしを)=譯編
   『ガンヂー自敍傳』 羽田書店 1942-08-10(昭和17)
   要の旧字は新字で置き換えました。

   原書:
   Mahatma Gandhi: His Own Story
   Edited by C. F. Andrews


(J8) 金井 1942
私は、嫂から種々と初夜の智識を敎はつた。妻は誰から敎はつたか知らなかつたし、又聞いた事もない。讀者は我々が互に顏を見合せるにはあまり興奮してゐた事を察せられると思ふ。眞實我々は非常にハニカミやで、はじめ自分は何と云つて彼女に話しかけてよいやら分らなかつた。敎へてもらつた事等は何にもならなかつたし、又かゝる事柄にそんな指圖は不用だつた。年長の效かと云ふ印象だけで、そんな指圖はむしろオセツカヒの感があつた。結構我々はだんだんお互を知るやうになり、自由に話が出來るやうになつた。我々は二人とも同じ年輩であつたが、夫となつた私は一刻の餘裕なしにその權力を振りまはし始めた。

   ガンヂー=著 金井為一郎(かない・ためいちろう)=訳
   『ガンヂー自叙伝(上)』 鄰友社 1942(昭和17)


(J9) 高田 1928
私の嫂はその初夜における私の動作を悉く指導してくれた。私は誰が妻を指導したかを私は知らぬ。私は其事について妻に訊ねたこともなく、なほ又そうしようとも思はない。讀者は、私達が向ひ合ふてヒドク經を尖らせたに相違ないと思ふだらうが、私達はたしかに餘りにハニカンだ。どんな風に私は彼女に語り、そして何を話したのか。ただ敎へられた通りやつたのであつた。けれども實際かゝることに指導は必要がない。前生れといふ印象は、凡ゆる師導を確かにオセツカイにさせる。私達は次第に知り合ひ、自由に語り出す。私達は同齡であつた、が、しかし私は夫たる權利を摑むのに暇を要しなかつた。

   私の眞理に關する體驗物語 第三章 子供結婚
   ガンヂー=著 高田雄種(たかだ・ゆうしゅ)=譯
   『ガンヂー全集4 眞理探究者の手記1
   春秋社 1928-07-10(昭和3) 定價金貳圓
   通・要の旧字は、それぞれ新字で置き換えました。

   原書:
   An Autobiography: The Story of My Experiments with Truth, 2 vols
   Ahmedabad, Navajivan, 1927-29, by Mahatma Gandhi.
   Translated from Gujarati into English by Mahadev Desai.


■英訳 Translation into English

My brother's wife had thoroughly coached me about my behaviour on the first night. I do not know who had coached my wife. I have never asked her about it, nor am I inclined to do so now. The reader may be sure that we were too nervous to face each other. We were certainly too shy. How was I to talk to her, and what was I to say? The coaching could not carry me far. But no coaching is really necessary in such matters. The impressions of the former birth are potent enough to make all coaching superfluous. We gradually began to know each other, and to speak freely together. We were the same age. but I took no time in assuming the authority of a husband.

   Part I  III. Child Marriage
   An Autobiography or The Story of my Experiments with Truth
   written by Mohandas K. Gandhi, translated by Mahadev Desai
   E-text at:
   * Nalanda Digital Library under Etext Conversion Project (ECP)
   * Wikilivres


■ガンディーの前半生 Gandhi - Early Life

生い立ち。妻との房事にふけり、父の臨終に立ち会えなかったことに対して、一生抱きつづけた罪悪感。英国紳士になりきろうとして果たせなかった、ぎこちないロンドン時代。南アフリカで体験した、インド人への差別的・屈辱的待遇。


■グジャラート語原文 The original text in Gujarati

[テキストは未見 - tomoki y.]

   Satyana prayogo athva Atmakatha by Mohandas Karamchand Gandhi
   Amdabad, Navajivan Prakashan Mandir, 1969 (© 1927)
   Gujarātī:
   Title: સત્યના પ્રયોગો અથવા આત્મકથા
   Author: મોહનદાસ કરમચંદ ગાંધી


■ガンディー自伝の日本語訳を収録する本のリスト
 List of books incorporating a Japanese translation of Gandhi's autobiography

田中   ガーンディー自叙伝. 2 / M.K.ガーンディー[他]. -- 平凡社, 2000.6.
     -- (東洋文庫) 田中敏雄訳注
田中   ガーンディー自叙伝. 1 / M.K.ガーンディー[他]. -- 平凡社, 2000.6.
     -- (東洋文庫) 田中敏雄訳注
池田   ガンジー自叙伝 / モハンダス・カラムチャンド・ガンジー[他].
     -- 講談社出版サービスセンター, 1998.1 池田運訳
上     ガンジー / ガンジー[他]. -- 小峰書店, 1966
     -- (世界偉人自伝全集 ; 5) 上笙一郎訳編
蝋山   ガンジー自伝 / マハトマ・ガンジー[他]. -- 改版. -- 中央公論新社,
     2004.2. -- (中公文庫) 蝋山芳郎訳
蝋山   ガンジー自伝 / 蝋山芳郎. -- 中央公論社, 1983.6. -- (中公文庫) 
     蝋山芳郎訳
蝋山   世界の名著. 77. -- 中央公論社, 1979.7. -- (中公バックス) 
     ガンジー 自叙伝 蝋山芳郎訳
蝋山   世界の名著. 第63. -- 中央公論社, 1967 ガンジー 自叙伝(蝋山芳郎訳)
蝋山   世界ジュニアノンフィクション全集. 8(伝記編 1). -- 講談社, 1962 
     ガンジー伝(ガンジー作 蝋山芳郎訳)
大山   世界大思想全集. 〔第2期〕 第22. -- 河出書房新社, 1962 
     自叙伝(抄)他(ガーンディー著 大山聡訳)
関     ガンジー自伝 / ガンジー[他]. -- 実業之日本社, 1959 --
     (少年少女世界の本 ; 27) 関忠志訳
木暮   ノンフィクション全集. 13. -- 筑摩書房, 1974 ガンジー自叙伝(木暮義雄訳)
木暮   世界の人生論. 第10. -- 角川書店, 1968 若きインドのために-
     ガンジー自伝(ガンジー著 木暮義雄訳)
木暮   世界ノンフィクション全集. 第17. / 筑摩書房, 1961 自叙伝
     (マハトマ・ガンジー著 木暮義雄訳)
木暮   ガンヂー自叙伝 / 木暮義雄. -- 羽田書店, 1942(昭和17) 木暮義雄訳編
金井   ガンヂー自叙伝. 下 / 金井為一郎. -- 鄰友社, 1942(昭和17) 金井為一郎訳
金井   ガンヂー自叙伝. 上 / 金井為一郎. -- 鄰友社, 1942(昭和17) 金井為一郎訳
高田   ガンヂー全集. 第1-5篇 / 高田雄種. -- 春秋社, 1927-1930(昭和2-5) 
     第4篇 真理探究者の手記


■外部リンク External links

 [en] English
   * The Story of My Experiments with Truth - Wikipedia
   * Mohandas Karamchand Gandhi - Wikipedia (1869-1948)

 [ja] 日本語
   * マハトマ・ガンディー - Wikipedia (1869-1948)


■更新履歴 Change log

  • 2016-11-17 金井為一郎=訳 鄰友社 1942 の訳文を挿入しました。
  • 2011-02-25 古賀勝郎=訳 2011-09-30 を追加しました。

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(1) ガンディー

(2) ガンジー

(3) ガーンディー

  

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Friday, 12 November 2010

Clapton: The Autobiography by Eric Clapton エリック・クラプトン 『エリック・クラプトン自伝』

■はじめに Introduction

性のめざめ。エリック・クラプトン少年、9歳のときの恥辱。


■Video 1 東京
 Tears in Heaven, Tokyo, 2001

「ティアーズ・イン・ヘヴン」 作詞・作曲: エリック・クラプトン、ウィル・ジェニングス
Tears in Heaven. Song written by Eric Clapton and Will Jennings


■Video 2 ニューヨーク
 Tears in Heaven, Madison Square Garden NYC, 1999


■Video 3 英語字幕とスペイン語字幕
 Tears in Heaven. Supertitles in English, Subtitles in Spanish

クラプトンは2004年に、このとても個人的な、とても悲しい歌を演奏するのをやめた。
Clapton stopped playing this very sad, very personal song in 2004.


■Video 4 ドイツ語訳詞つき
 Tears in Heaven. with lyrics in German


■表紙画像コレクション Cover photo collection

↓ Click to enlarge ↓

ja Ja_2008_clapton_jiden fi Fi_clapton_omaelmkerta da Da_clapton_en_selvbiografi

de De_clapton_mein_leben pt Pt_clapton_a_autobiografia_2 es Es_clapton_a_autobiografia_2

fr Fr_clapton_par_clapton uk En_2008_clapton_arrow_2 us En_2008_clapton_broadway

uk En_2007_clapton_autobiography_centu us 2007_clapton_crown_archetype


■言語と書誌情報 Linguistic and bibliographic information

英国版は表題にファーストネーム Eric が付き、米国版は Eric が付かないらしい。

[ja] 日本語
タイトル: エリック・クラプトン自伝
著者: エリック・クラプトン 
単行本
出版社: イースト・プレス
出版年: 2008-04-24
ISBN-10 : 4872578864
ISBN-13 : 9784872578867
版元による この本の紹介


[fi] フィンランド語
ERIC CLAPTON: OMAELÄMÄKERTA
Sivumäärä: 398
Kirjoittaja: Clapton Eric
Kustantaja: Kustannusosakeyhtiö Otava
Asu: Kovakantinen kirja
Julkaisuvuosi: 2008 (lisätietoa)


[da] デンマーク語
Clapton (Hæftet) - en selvbiografi
Levering: Udsolgt fra forlaget
Se produktdetaljer (sideantal, udgivelsesdato, udgave, ISBN m.v.)
Indbinding: Hæftet
Forlag: Gyldendal
Udgivet: 17-11-2007
ISBN-10: 8702054582
ISBN-13: 9788702054583


[de] ドイツ語
Mein Leben [Gebundene Ausgabe]
Eric Clapton (Autor), Kristian Lutze (Übersetzer), Werner Schmitz (Übersetzer)
Gebundene Ausgabe: 346 Seiten
Verlag: Kiepenheuer & Witsch Verlag (22. Oktober 2007)
Sprache: Deutsch
ISBN-10: 3462039342
ISBN-13: 978-3462039344


[pt] ポルトガル語
Eric Clapton : a Autobiografia
Editora: Planeta do Brasil
Autor: ERIC CLAPTON
Origem: Nacional
Ano: 2007


[es] スペイン語
CLAPTON LA AUTOBIOGRAFIA
de CLAPTON, ERIC
GLOBAL RHYTHM PRESS
Lengua: CASTELLANO
Encuadernación: Tapa dura
ISBN: 9788496879140
Año de edición:2008
Plaza edición: BARCELONA


[fr] フランス語
Clapton par Eric Clapton [Broché]
Eric Clapton (Auteur), Florence Bertrand (Traduction)
Broché: 320 pages
Editeur : Buchet Chastel (11 octobre 2007)
Collection : Musique
Langue : Français
ISBN-10: 2283022517
ISBN-13: 978-2283022511


[en] 英語 UK paperback
タイトル: Eric Clapton: The Autobiography
著者: Eric Clapton 
ペーパーバック
出版社: London: Arrow Books (an imprint of Random House UK)
出版年: 2008-07-03
ISBN-10 : 0099505495
ISBN-13 : 9780099505495
Publisher's page for this book


[en] 英語 US paperback
タイトル: Clapton: The Autobiography
著者: Eric Clapton 
ペーパーバック
出版社: New York: Broadway Books (an imprint of the Crown Publishing Group, a division of Random House Inc.)
出版年: 2008-05-27
ISBN-10 : 076792536X
ISBN-13 : 9780767925365
Publisher's page for this book


[en] 英語 UK hardcover
タイトル: Eric Clapton: The Autobiography
著者: Eric Clapton 
ハードカバー
出版社: London: Century (a division of Random House UK)
出版年: 2007-10-09
ISBN-10 : 1846051606
ISBN-13 : 9781846051609
Publisher's page for this book


[en] 英語 US hardcover
タイトル: Clapton: The Autobiography
著者: Eric Clapton 
ハードカバー
出版社: New York: Crown Archetype (an imprint of the Crown Publishing Group, a division of Random House, Inc.)
出版年: 2007-10-09
ISBN-10 : 038551851X
ISBN-13 : 9780385518512
Publisher's page for this book


■日本語訳 Translation ino Japanese

[略]運よく彼女は教室では私のすぐ前の席だったので、ある朝、勇気を奮い立たせて、その言葉が何を意味するのかも知らずに、「シャグ(セックス)は好き?」と聞いてみた。彼女は何をいっているのか見当もつかなかったので、考え込んでいるような表情で私を見ていた。ところが彼女は、休み時間に他の女の子に私がいったことを話して、その意味を尋ねたのだ。昼食後、校長室に呼び出された私は、彼女に何をいったのか厳しく詰問され、謝ることを約束させられた後に、体を折り曲げられてお尻を思いきり6回叩かれた。私は泣きながら帰ったが、この出来事全体が私に深刻な影響を与えることになった。それ以来セックスを罰と恥ずかしさと気まずさに結びつけがちになり、こんな感情が何年にもわたって性生活に影を落とすことになったのだ。

   少年時代
   エリック・クラプトン=著 中江昌彦(なかえ・まさひこ)=訳
   『エリック・クラプトン自伝』 イースト・プレス 2008-04-24


■英語原文 The original text in English

[Omission] As luck would have it, she was put at the desk directly in front of me in the classroom, so one morning I plucked up courage and asked her, without any idea of what the words meant, “Do you fancy a shag?” She looked at me with a bemused expression, because she obviously didn’t have a clue what I was talking about, but at playtime she went and told another girl what I’d said, and asked what it meant. After lunch I was summoned to the headmaster’s office, where, after being quizzed as to exactly what I had said to her and being made to promise to apologize, I was bent over and given six of the best. I left in tears, and the whole episode had a dreadful effect on me, as from that point on I tended to associate sex with punishment, shame, and embarrassment, feelings that colored my sexual life for years.

   Growing up
   Clapton: The Autobiography by Eric Clapton
   Century, 2007-10-09
   Excerpt at:
   * myLifetime.com
   * Barnes & Noble
   * BookDaily.com
   * Amazon.co.uk


■外部リンク External links

 [en] English
   * Eric Clapton Official Website
   * Eric Clapton discography - MusicBrainz
   * Eric Clapton - Wikipedia (1945-  )
   * Eric Clapton - AllMusic
   * The Eric Clapton FAQ

 [ja] 日本語
   * エリック・クラプトンの作品 - Wikipedia
   * エリック・クラプトン - Wikipedia (1945-  )


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Monday, 20 September 2010

Mao: A Life by Philip Short (2) フィリップ・ショート 『毛沢東 ある人生』 (2)

■はじめに Introduction

作家で元BBC記者のフィリップ・ショートが書いた毛沢東の伝記。上下2冊に分かれた大作。その最終部ちかくから。毛沢東を中国の長い歴史のなかで、どう位置づけるか?


■毛沢東——名前の表記と発音
 Mao Zedong: In various writing formats, romanized transliterations, etc.

   簡体字中国語 Simplified Chinese  …………… 毛泽东
   繁體字中國語 Traditional Chinese …………… 毛澤東
   現代日本語 Contemporary Japanese ………… 毛沢東
   漢語拼音 Hanyu Pinyin   ……………………… Máo Zédōng
   ウェード式表記 Wade-Giles …………………… Mao Tse-tung
   和名表記 Japanese …………………………… もう・たくとう
   発音転記 Transliteration into Japanese ……… マオ・ツォートン


Mao's Bloody Revolution Revealed (2007) 9 of 9
 『暴露——毛沢東の血塗られた革命』 (tomoki y. による仮邦題)

英テレビ局チャンネル5のドキュメンタリー番組。オリジナル放映は2007年5月。『毛沢東 ある人生』の著者フィリップ・ショートが追った毛沢東の生涯。監督はエイドリアン・メイベン。毛の1976年の死と、それに続く四人組糾弾、劉少奇の名誉回復などを、関係者の証言を交えて振り返った番組最終部。
A TV documentary produced for UK's Channel Five. Author and former BBC correspondent Philip Short looks at Mao's life from his childhood and rise to power to his death in 1976. Directed by Adrian Maben.


■新本で入手できる日本語で書かれた毛沢東伝——表紙画像コレクション
 Biographies of Mao Zedong: Some of the editions in Japanese

下の b.g. の各タイトルは a. の「訳者あとがき」で訳者代表・山形浩生氏によって、簡潔かつ明快に、紹介され評価を下されている。

↓ Click to enlarge ↓

a. Short_mao_a_life_ge b. Chang__halliday_mao c. Takeuchi_minoru_motakuto

d. Spence_mao_zedong e. Kin_chukyu_motakutoden_misuzu f. Snow_red_star_over_china

g. Yabuki_motakuto_to_shuonrai


■書誌情報 Bibliographic information

a.
タイトル: 毛沢東 ある人生(下)
著者: フィリップ・ショート 
単行本
出版社: 白水社
出版年: 2010-07-30
ISBN-10 : 4560080828
ISBN-13 : 9784560080825
版元による この本の紹介


b.
タイトル: マオ—誰も知らなかった毛沢東(上)
著者: ユン・チアン, ジョン・ハリデイ著 土屋京子訳 
単行本
出版社: 講談社
出版年: 2005-11-18
ISBN-10 : 406206846X
ISBN-13 : 9784062068468
版元による この本の紹介


c.
タイトル: 毛沢東 (岩波新書)
著者: 竹内 実 
新書
出版社: 岩波書店
出版年: 2005-03-18
ISBN-10 : 400430086X
ISBN-13 : 9784004300861
版元による この本の紹介


d.
タイトル: 毛沢東 (ペンギン評伝双書)
著者: ジョナサン・スペンス 
単行本
出版社: 岩波書店
出版年: 2002-12
ISBN-10 : 4000267663
ISBN-13 : 9784000267663
版元による この本の紹介


e.
タイトル: 毛沢東伝 (1893‐1949) (上)
著者: 金冲及(きん・ちゅうきゅう)主編 村田忠禧(むらた・ただよし), 黄幸(こうこう)監訳
単行本
出版社: みすず書房
出版年: 1999-11
ISBN-10 : 4622038064
ISBN-13 : 9784622038061
版元による この本の紹介


f.
タイトル: 中国の赤い星(上) (ちくま学芸文庫)
著者: エドガー スノー著 松岡洋子(まつおか・ようこ)訳 
文庫
出版社: 筑摩書房
出版年: 1995-04
ISBN-10 : 4480081925
ISBN-13 : 9784480081926
版元による この本の紹介


g.
タイトル: 毛沢東と周恩来 (講談社現代新書)
著者: 矢吹 晋 
新書
出版社: 講談社
出版年: 1991-10
ISBN-10 : 4061490702
ISBN-13 : 9784061490703
版元による この本の紹介


■日本語訳 Translation into Japanese

 中国史上で過去二回、過激な独裁主義が、長期にわたる平和と繁栄をもたらしたことがある。秦の始皇帝は紀元前三世紀に、封建君主国を統一したが、かれの王朝は十五年しか続かなかった。だがかれが道を空けたせいで、古代中国の黄金時代たる漢が生まれ、四世紀も続いた。紀元六世紀から七世紀の初めに、三国六朝と呼ばれる分割と不安定の時代の後に中国を再統一した隋は、三十九年しか続かなかった。それに続いたのが第二の黄金時代たる唐で、三世紀続いた。
 毛沢東の支配は二十七年続いた。毛が信じたように、過去が現在の鑑であるなら、二十一世紀は中国第三の黄金時代となり、毛沢東主義の独裁はそのための道を開いたことになるのだろうか?
 それとも毛は、中国史上をすべて見ても一握りの人物しか実現できなかったような、根本的な変化を大規模にもたらしたものの、その後それを維持できなかった、失敗した巨人として記憶されるのだろうか?

   エピローグ
   フィリップ・ショート=著
   山形浩生(やまがた・ひろお)+守岡桜(もりおか・さくら)=訳
   『毛沢東 ある人生(下)』 白水社 2010-07-30


■英語原文 The original text in English

  Twice before in Chinese history, radical despotisms have ushered in long periods of peace and prosperity. The First Emperor of Qin unified the feudal princedoms in the third century BC but his dynasty survived for only fifteen years. He paved the way for the Han, the first Golden Age of Chinese antiquity, which endured four centuries. In the sixth and early seventh centuries AD, the Sui, who reunified China after a time of division and instability known as the Six Dynasties and the Three Kingdoms, ruled for thirty-nine years. They were followed by the Tang, the second Golden Age, which lasted for three centuries.
  Mao ruled for twenty-seven years. If the past, as he believed, is indeed a mirror for the present, will the twenty-first century mark the start of a third Chinese golden age, for which the Maoist dictatorship will have opened the way?
  Or will it be his fate to be remembered as a flawed colossus, who brought fundamental change on a scale that only a handful of others had managed in all the years of China's history, but then failed to follow through?

   Epilogue
   Mao: A Life by Philip Short
   Hodder & Stoughton Ltd, 1999-11-04
   Excerpt at Amazon.com


■外部リンク External links

 [zh] 毛泽东 - 维基百科 (1893-1976) 中文
 [zh] 毛澤東 - 維基大典 (1893-1976) 文言
 [ja] 毛沢東 - ウィキペディア (1893-1976) 日本語
 [en] Mao Zedong - Wikipedia (1893-1976) English


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Wednesday, 15 September 2010

Mao: A Life by Philip Short (1) フィリップ・ショート 『毛沢東 ある人生』 (1)

■はじめに Introduction

作家で元BBC記者のフィリップ・ショートが書いた毛沢東の伝記。上下2冊に分かれた大作。第1章には、毛沢東の生まれた家や育った環境に由来する、彼のきわめて個人的な性癖が描かれている。人間くさいエピソードのいくつか。いや冗談でなく本当に、臭ってきそうだ。


■毛沢東——名前の表記と発音
 Mao Zedong: In various writing formats, romanized transliterations, etc.

   簡体字中国語 Simplified Chinese  …………… 毛泽东
   繁體字中國語 Traditional Chinese …………… 毛澤東
   現代日本語 Contemporary Japanese ………… 毛沢東
   漢語拼音 Hanyu Pinyin   ……………………… Máo Zédōng
   ウェード式表記 Wade-Giles …………………… Mao Tse-tung
   和名表記 Japanese …………………………… もう・たくとう
   発音転記 Transliteration into Japanese ……… マオ・ツォートン


Mao, une histoire chinoise (2006)
 A French TV programme written by Adrian Maben

フランスのテレビ・ドキュメンタリー。全4回で各60分前後。シナリオを書いたエイドリアン・メイベンは、かつてピンク・フロイドのコンサートの記録映画 『ライブ・アット・ポンペイ』 (1972) や有名写真家を追ったドキュメンタリー 『ヘルムート・ニュートン』 (1989) などの監督を務めた。


Mao's Bloody Revolution Revealed (2007) 1 of 9
 『暴露——毛沢東の血塗られた革命』 (tomoki y. による仮邦題)

英テレビ局チャンネル5のドキュメンタリー番組。オリジナル放映は2007年5月。『毛沢東 ある人生』の著者フィリップ・ショートが毛沢東の率いた血なまぐさい共産革命を追う。監督は上掲フランス番組のシナリオを書いたエイドリアン・メイベン。
A TV documentary produced for UK's Channel Five. Author and former BBC correspondent Philip Short looks at Mao's life from his childhood and rise to power to his death in 1976. Directed by Adrian Maben. More info at IMDb.


■中华人民共和国开国大典(1949年10月1日、北京天安门)
 中華人民共和国建国式典(1949年10月1日、北京・天安門)
 The grand ceremony inaugurating the People's Republic of China

1949年10月1日、北京で行われた中華人民共和国建国式典。天安門の上に立った毛沢東がつよい湖南訛りの中国語で建国を宣言する。Mao announcing the establishment of the People's Republic of China during the ceremony on Tiananmen Square on 1 October 1949.


■『毛沢東 ある人生』——表紙画像コレクション
 Mao: A Life: Cover photo collection

↓ Click to enlarge ↓

ja Ja_philip_short_mao_a_life es Es_philip_short_mao es Es_philip_short_mao_hardcover

fr Fr_philip_short_mao_tsetoung en En_philip_short_mao_paperback en En_philip_short_mao_a_life


■言語と書誌情報 Linguistic and bibliographic information

[ja] 日本語
タイトル: 毛沢東 ある人生(上)
著者: フィリップ・ショート 
単行本
出版社: 白水社
出版年: 2010-07-17
ISBN-10 : 456008081X
ISBN-13 : 9784560080818
版元による この本の紹介


[es] スペイン語
タイトル: Mao (Biblioteca de Bolsillo) [Paperback]
著者: Philip Short (Author), David Martinez Robles (Translator) 
ペーパーバック
出版社: Critica
出版年: 2007-12-30
ISBN-10 : 8484328589
ISBN-13 : 9788484328582


[es] スペイン語
タイトル: Mao [Hardcover]
著者: Philip Short (Author), David Martinez Robles (Translator) 
ハードカバー
出版社: Critica
出版年: 2004-02
ISBN-10 : 8484324362
ISBN-13 : 9788484324362


[fr] フランス語
タイトル: Mao Tsé-toung [Broché]
著者: Philip Short (Auteur), Colette Lahary-Gautié (Traduction) 
LITT.GENE.
出版社: Fayard
出版年: 2005
ISBN-10 : 2213626073
ISBN-13 : 9782213626079
Publisher's page for this book


[en] 英語
タイトル: Mao: A Life
著者: Philip Short 
ペーパーバック
出版社: John Murray Publishers Ltd
出版年: 2004-10-11
ISBN-10 : 0719566762
ISBN-13 : 9780719566769


[en] 英語
タイトル: Mao: A Life
著者: Philip Short 
ハードカバー
出版社: Hodder & Stoughton Ltd
出版年: 1999-11-04
ISBN-10 : 034060624X
ISBN-13 : 9780340606247
Publisher's page for this book


■日本語訳 Translation into Japanese

中国民族は、特にアングロサクソン人を恥ずかしくて縮み上がらせるような自然のプロセスにも、昔からまったく臆することがない。子供たちは、いまでも国の少なからぬ地域ではそうだが、股の割れたズボンをはいて育ち、催したらどこでもしゃがんで用を足す。大人は共同便所を使い、脱糞が社交の一部なのだった。毛沢東は最後まで、西洋式の水洗便所にはなじまなかった。一九五○年初期、国家元首になってからの中南海(ゾンナンハイ)においてさえ、毛沢東の護衛の仕事の一つはシャベルを持って毛沢東の後から庭へ出て、毛沢東が脱糞するための穴を掘ることだった。この慣行がやっと終わったのは、周恩来(ゾウ・エンライ)が毛沢東のお眼鏡にかなう特製外便所を、寝室の隣に作らせてからのことだった。

   第1章 儒教的な子供時代
   フィリップ・ショート=著
   山形浩生(やまがた・ひろお)+守岡桜(もりおか・さくら)=訳
   『毛沢東 ある人生(上)』 白水社 2010-07-30


■英語原文 The original text in English

The Chinese as a nation have always been unfazed by natural processes which send Anglo-Saxons in particular into contortions of squeamishness. Small children were, and in most parts of the country still are, brought up wearing split trousers so that they can squat and relieve themselves wherever the urge takes them. Adults use communal latrines, where defecation is a social event. Mao was never reconciled to Western-style lavatories with a seat and flushing water. Even at Zhongnanhai in the early 1950s, when he was already Head of State, it was one of the duties of his personal bodyguards to follow him out into the garden with a shovel, and dig a hole in the ground for Mao to perform his bowel movement. The practice ended only after Zhou Enlai arranged for a specially built latrine which met with Mao's approval to be installed next to his bedroom.

   Chapter One: A Confucian Childhood
   Mao: A Life by Philip Short
   Hodder & Stoughton Ltd, 1999-11-04
   Excerpt at Amazon.com


■外部リンク External links

 [zh] 毛泽东 - 维基百科 (1893-1976) 中文
 [zh] 毛澤東 - 維基大典 (1893-1976) 文言
 [ja] 毛沢東 - ウィキペディア (1893-1976) 日本語
 [en] Mao Zedong - Wikipedia (1893-1976) English


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Monday, 02 August 2010

城山三郎 『落日燃ゆ』 War Criminal: The Life and Death of Hirota Koki by Saburo Shiroyama

■はじめに Introduction

広田弘毅(ひろた・こうき)は元外相で元首相。極東国際軍事裁判(東京裁判)で、文官としてはただ一人、A級戦犯として絞首刑に処せられました。『落日燃ゆ』は、その広田を描いた小説。初版1974年。著者・城山三郎は、この作品で毎日出版文化賞と吉川英治文学賞を受賞しました。


 Video 1 
東京裁判—判決の言渡し 1948-11-12 (音声: 英語、ナレーションと字幕: 日本語)
The Tokyo Tribunal: Sentencing (Sound in English, Narration & Subtitles in Japanese)

広田弘毅への絞首刑宣告は 2:50 あたり。Death sentence to Hirota around 2:50.
"Accused Hirota Koki, on the counts of the indictment on which you have been convicted, the International Military Tribunal for the Far East sentences you to death by hanging."


 Video 2 
東京裁判—被告人の個人反証(音声: 英語、ナレーション&字幕: 日本語)
The Tokyo Tribunal: Personal disproof
(Sound in English, Narration & Subtitles in Japanese)

画像の源は未確認。The source of the video is not confirmed.


 Video 3 
東京裁判—罪状認否(音声: 英語&日本語、ナレーション: 日本語)
The Tokyo Tribunal: Arraignment for the accused
(Sound in English & Japanese, Narration in Japanese)

広田弘毅の罪状認否は 2:22 あたり。Arraignment for Hirota around 2:22.


 Image gallery 
表紙画像と肖像写真 Cover photos and a portrait

↓ Click to enlarge ↓

a. En_1980_shiroyama_war_criminal_4 b. En_1977_war_criminal_2 c. Koki_hirota_time_magazine_3

d. Ja_2005_showa_no_sensou e. Ja_1986_rakujitsu_moyu_5 f. Kohki_hirota_suit_3


■書誌情報その他 Bibliographic and other information

a.
[en] 英語
タイトル: War Criminal: The Life and Death of Hirota Koki
著者: Saburo Shiroyama (Author) John Bester (Translator) 
ペーパーバック
出版社: Kodansha America
出版年: 1980-05
ISBN-10 : 0870113682
ISBN-13 : 9780870113680


b.
[en] 英語
タイトル: War Criminal: The Life and Death of Hirota Koki
著者: Saburo Shiroyama (Author) John Bester (Translator) 
ハードカバー
出版社: Kodansha America
出版年: 1977-10
ISBN-10 : 0870112759
ISBN-13 : 9780870112751


c.
[en] 英語
『タイム』1934年(昭和9年)5月21日号
外務大臣(当時)広田弘毅の肖像を表紙に載せたアメリカの週刊ニュース雑誌『タイム』。カバーストーリー を読むと、当時の日本と米英との対立が、もっぱら日本の綿織物輸出などをめぐる貿易摩擦として捉えられていたことがわかります。記事は、はじめ外交官試験に落第した広田がその後徐々に出世していった経緯を紹介し、彼を平和維持のため奔走する人物 (Keeper of Peace) として好意的に描いています。

Japan: Keeper of Peace
The May 21, 1934 issue of Time magazine, featuring Koki Hirota, the then foreign minister of Japan on its cover. Image source: Time Archive


d.
[ja] 日本語
タイトル: 落日燃ゆ 城山三郎 昭和の戦争文学 第五巻
著者: 城山 三郎 
単行本
出版社: 角川書店
出版年: 2005-10-22
ISBN-10 : 4045745343
ISBN-13 : 9784045745348
版元による この本の紹介


e.
[ja] 日本語
タイトル: 落日燃ゆ (新潮文庫)
著者: 城山 三郎
出版社: 新潮社
出版年: 1986-11
ISBN-10 : 4101133182
ISBN-13 : 9784101133188
版元による この本の紹介


f.
広田弘毅(廣田弘毅)の肖像写真。撮影者・撮影年月日は不明。
Portrait of Koki Hirota (Kōki Hirota, Kohki Hirota). Photographer unknown. Date of photo unknown.


■英訳 Translation into English

On the afternoon of December 24, 1948, a the Kuboyama crematory on the outskirts of Yokohama, a small group of men were furtively digging up the spot where the crematory disposed of any ashes not required by the families of the deceased. Japan was under Occupation rule at the time, and it was the eyes of the U.S. army that the men were so eager to avoid. Fortunately, it was Christmas Eve, and they also had the support of the director of the crematory for their plan.

   Prologue
   War Criminal: The Life and Death of Hirota Koki
   by Saburo Shiroyama
   Translated by John Bester
   Kondansha International, 1977


■日本語原文 The original text in Japanese

 昭和二十三年十二月二十四日の昼下り、横浜市西区のはずれに在る久保山火葬場では、数人の男たちが人目をはばかるようにしながら、その一隅の共同骨捨場を掘り起し、上にたまっている新しい骨灰を拾い集めていた。
 当時、占領下であり、男たちがおそれていたのは、アメリカ軍の目であったが、この日はクリスマス・イブ。それをねらい、火葬場長と組んでの遺骨集めであった。

   はじめに
   城山三郎=著 『落日燃ゆ』
   a.城山三郎 昭和の戦争文学5』 2005-10-22
   b.城山三郎伝記文学選2』 岩波書店 1999-01
   c.落日燃ゆ』 新潮文庫 1986-11
   d.城山三郎全集』 新潮社 1980-03
   e.落日燃ゆ』 新潮社 1974
   初版は e.。引用は a. に拠りました。


 Audio 
城山三郎講演 広田弘毅の青年時代
Hirota Koki in his early years: Lecture by Saburo Shiroyama

音源はおそらく新潮CD『城山三郎講演 第一集 私の好きな日本人』ではないかと思います。新潮社のサイトによれば、このCDに収録されているのは1974年5月17日に新潮文化講演会で行われた講演だそうです。 Uploaded to YouTube by zerowins on 5 Jul 2011.


■外部リンク External links

 [ja] 日本語
   小説
   * 落日燃ゆ - テレビ朝日 テレビ朝日開局50周年記念 2009-03-15 放映
   * 落日燃ゆ - Wikipedia
   * 城山三郎 - allcinema (城山三郎原作の映画・テレビ)
   * 城山三郎 - Wikipedia (1927-2007)

   広田
   * 広田弘毅 | 近代日本人の肖像 国立国会図書館
   * 広田弘毅 - Wikipedia (1878–1948)

 [en] English
   The novel
   * Financial Fiction : Japanese Business Novels
   * Saburo Shiroyama - Amazon.com
   * Rakujitsu Moyu - AsianMediaWiki

   Hirota
   * Kōki Hirota - Wikipedia (1878–1948)


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2013-04-07 城山三郎講演 広田弘毅の青年時代の YouTube 画面を追加しました。


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■洋書 Books in non-Japanese languages
(1) Saburo Shiroyama

(2) War criminal

■和書 Books in Japanese
(1) 城山三郎

(2) 戦犯

  

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Wednesday, 14 July 2010

The Autobiography of Charles Darwin チャールズ・ダーウィン 『ダーウィン自伝』

■はじめに——「わが人生で最大のできごと」 1
 Introduction: "The most important event in my life" 1

(1) 松永 2009
「ビーグル号航海は私の人生の中で、他のなによりも抜きんでて重要な事件であり、私の生涯の活動のすべてを決定した」

(2) 長谷川 2007
「ビーグル号の航海は、なんと言っても私の人生でもっとも重要な出来事であり、私のキャリアのすべてを決定したのだった」

(3) 原田 2005
「ビーグル号での航海は、生涯において、なにものにもかえがたい貴重な経験となり、その後たずさわったすべての仕事の方向を決めた」

(4) 乾 1993
「ビーグル号での航海は、わたしの生涯できわだって重要な事件であり、わたしの一生を決定してしまった。」

(5) 三谷 1979
「ビーグル号の航海は、私の生涯で、もっとも重要なできごとであったばかりでなく、私の生活たいど、習慣、未来の方向などのすべてを、めいかくに決定したものだった。」

(6) 八杉+江上 1972, 2000
「ビーグル号の航海は、私の生涯で、他をぬきんでて重要な事件であり、私の全経歴を決定した。」

(7) 駒井 1959
「ビーグル号の航海は、私の一生中で、もっとも重要な出来事であった。まったくこれが私の全生涯を決定したのである。」

(8) 八杉 1950, 1995
「ビーグル号の航海は、私の一生のとりわけ最重要の事件であって、私の全生涯の道を決定した。」

(9) 小泉 1927
「『ビーグル』號の航海は、自分の生涯中で最も重要な事件であり、自分の全經歴を決定したものである…」

(10) 訳者不明、19--
「ビーグル號の航海は余の生涯中の最大事にして、余の一生の方向はこれによりて定まりたるものなる…」


■はじめに——「わが人生で最大のできごと」 2
 Introduction: "The most important event in my life" 2

[zh] 中国語訳(簡体字)
小猎犬号的航程是我一生中最重要的事件,决定了我的前途
   - 达尔文自传

[zh] 中國語譯(繁體字)
小獵犬號的航程是我一生中最重要的事件,決定了我的前途
   - 達爾文自傳

[de] ドイツ語訳
„Die Reise mit der Beagle war das bei weitem bedeutendste Ereignis in meinem Leben und hat meinen gesamten Werdegang bestimmt.“
   - Die Autobiographie von Charles Darwin

[nl] オランダ語訳
"De reis van de Beagle is verreweg de meest belangrijke gebeurtenis in mijn leven geweest en heeft mijn hele levensloop bepaald."
   - De autobiografie van Charles Darwin

[it] イタリア語訳
“il viaggio del Beagle è stato di gran lunga l'evento più importante nella mia vita e ha determinato la mia intera carriera.”
   - L'autobiografia di Charles Darwin

[pt] ポルトガル語訳
“A viagem do Beagle foi sem dúvida o acontecimento mais importante de minha vida e determinou toda a minha carreira.”
   - A Autobiografia de Charles Darwin

[es] スペイン語訳
"El viaje del Beagle ha sido con mucho el acontecimiento más importante de mi vida, y ha determinado toda mi carrera"
   - La autobiografía de Charles Darwin

[fr] フランス語訳
"Le voyage du Beagle a été de beaucoup l'événement le plus important de ma vie et a déterminé ma carrière entière"
   - L'Autobiographie de Charles Darwin

[en] 英語原文
"The voyage of the "Beagle" has been by far the most important event in my life, and has determined my whole career"
   - The Autobiography of Charles Darwin

   出典は、この記事の最後に掲載します。


■ダーウィンが乗船した英国海軍の軍艦ビーグル号のCG再現アニメ(音声なし)
 Virtual HMS Beagle 3D Darwin Mirage3D (No sound)


■中国語訳(簡体字) Translation into simplified Chinese

从北韦尔斯的短期地质学旅行回家,我收到Henslow 的来信,告知我Fitz-Roy 船长同意在他的船舱收留任何愿意跟随小猎犬号航行担任博物学家的年轻人,义务工作没有薪津。[略]我只是想说我当时很乐意答允邀请,但父亲强烈反对,说:「如果你能找到有见识的人建议你参加,我也会同意。」他这但书使我有机可乘。我当晚写信谢绝邀请。第二天早上,我去了Maer 为九月一日做好准备。我外出狩猎时,Jos 舅舅派人来找我,然后开车到Shrewsbury 和父亲商量。舅舅认为我应当接受邀请才是明智之举;父亲一直认为舅舅是世上最有见识的人,因此立即礼貌周到的表示同意。

   「小猎犬」号的航程:1831年12月27日至1836年10月2日
   《达尔文自传》
   孙女Nora Barlow回复原文删改并编辑附录及注释(1958年版本)
   (开放共享中译本)马景文翻译,吴永村编辑(2010年4月)
   E-text at 香港共享创意 (Creative Commons Hong Kong)


■中國語譯(繁體字) Translation into traditional Chinese

從匇威爾斯的短期地質學旅行回家,我收到Henslow 的來信,告知我Fitz-Roy 船長同意在他的船艙收留任何願意跟隨小獵犬號航行擔任博物學家的年輕人,義務工作沒更薪津。[略]我只是想說我當時很樂意答允邀請,但父親強烈反對,說:「如果你能找到更見識的人建議你參加,我也會同意。」他這但書使我更機可乘。我當晚寫信謝絕邀請。第二天早上,我去了Maer 為九月一日做好準備。我外出狩獵時,Jos 舅舅派人來找我,然後開車到Shrewsbury 和父親商量。舅舅認為我應當接受邀請才是明智之舉;父親一直認為舅舅是世上最更見識的人,因此立即禮貌周到的表示同意。

   「小獵犬」號的航程:1831年12月27日至1836年10月2日
   《達爾文自傳》
   孫女Nora Barlow回復原文刪改並編輯附錄及註釋(1958年版本)
   (開放共享中譯本)馬景文翻譯,吳永村編輯(2010年5月)
   E-text at 香港共享創意 (Creative Commons Hong Kong)


■日本語訳 Translations into Japanese

(1) 三谷 1979
 北ウェールズへの短い地質調査の旅から帰ってみると、ヘンスロー教授から手紙がきていた。
 それには、政府の命令で、南アメリカの最端部を調査にでかけるフィツ=ロイ艦長が、自分の船室の一部を提供するという条件で、ビーグル号にのりくむ、無給の博物学者をさがしていること、私自身の勉強にもなると思ったので、私を最適任者として、すいせんしておいたということが、書いてあった。
 私は、すぐにでもこの申し出をうけいれたかったが、父は[略]つよく反対した。そして、もし常識のある人で、いけとすすめてくれる人があれば、わしも同意しようとつけくわえたが、結果的には、それがさいわいした。
 とにかく、翌朝、私は解禁日にまにあうよう、メイルへいった。そして、狩りをしていると、おじによばれ、シュルズバリーへ帰って、父と話しあってみたらどうか、といわれた。というのも、おじは、私の将来のためには、その申し出をうけいれるのがよいと考えたからである。
 父は、いつもおじのことを世界でいちばん信頼のおける男だといっていたから、すぐにこころよく、気持ちをかえてくれた。

   航海へのさそい
   ダーウィン=著 三谷貞一郎=訳・編
   『世界偉人自伝全集14 ダーウィン』 小峰書店 1979
   この本は、ダーウィン自伝とビーグル号航海記を合わせ、児童向けに
   表現を改めたもの。原文に多数あるルビはすべて省略しました。


(2) 八杉+江上 1972, 2000
私は北ウェールズへの短い地質学旅行から帰宅して、ヘンズローから来ていた手紙を見つけた。その手紙は、フィッツ・ロイ艦長がビーグル号の航海に博物学者として報酬なしで同行することを志願する青年があれば、それがだれであろうと自分の船室の一部を喜んで提供しようといっていることを、知らせるものであった。[略]私はたちまちその申し出を受けたいと夢中になってしまったが、父が強硬に反対したということだけを、言っておこう。ただ私にとって幸運だったのは、父がつぎのように言い足したことである。「もしも良識があってしかもお前に行くようにすすめる人を、お前が見つけてこられたら、私も同意することにしよう」。そこで私はその晩に手紙を書いて、その申し出を断わった。翌朝私は、九月一日の準備をするためにメアに出かけた。私が猟に出ていると、叔父が使いをよこして私を呼び、シルスベリに馬車でいっしょに行って、父と話をしようといってくれた。叔父は私がその申し出を受けるのが賢明であろうと考えていたし、一方父は、この叔父が世界中で一番分別に富んだ人間の一人だと常日頃主張していたので、父はただちに、きわめておだやかな態度で同意した。

   第三章 ビーグル号の航海
   〈ビーグル号の航海、一八三一年十二月二十七日から一八三六年十月二日まで〉
   チャールズ・ダーウィン=著 八杉龍一+江上生子=訳
   a.ダーウィン自伝』 ちくま学芸文庫 2000
   b.ダーウィン自伝』 筑摩書房 1972
   引用は a. に拠りました。

   原書:
   The autobiography of Charles Darwin 1809-1882.
   With the original omissions restored.
   Edited and with appendix and notes by his grand-daughter Nora Barlow.
   London: Collins, 1958
   ノラ・バーロウ=編
   『チャールズ・ダーウィン (1809-1882) の自伝 原典削除箇所復元版』
   ロンドン、コリンズ、1958年


(3) 小泉 1927
北部ウェールズの短かい地質研究旅行から家へ歸ると、ヘンスローからの手紙が來て居て、キャピテン、フィツロイ Captain Fitz-Roy が、博物研究者として、無給で『ビーグル』號の航海に同行する有志の靑年に、喜んで、自身の船室の一部を提供するといふ旨を、知らせてくれた。[略]自分は、即座に、その申出を受諾することを冀つたが、父は強硬に反對した。只自分にとつて幸であつたことには、『若し常識に富んだ人で、行けと勸める者を見附け出したなら、自分も承諾しよう』と言ひ添へた。それで、其晩手紙で、その申出を斷わつてやつて、翌朝、九月一日に間に合ふやうにメイルへ行つた。そして銃獵をして居ると、叔父〔註。ヂョシュア・ウェッヂウッド〕から使が來て、申出は受諾する方が善いと思ふから、父に、其を相談する爲に、シルスバリーへ馬車を走らせようといふのであつた。父は、叔父をさして、常々、世界で一番譯のわかつた人の一人だといつて居り、墾篤に一も二も無く同意してしまつた。

   第二章 自敍傳
   『ビーグル』號の航海。
   一八三一年十二月二十七日より一八三六年十月二日に至る。
   エフ・ダーウヰン=著 小泉丹=譯
   『チャールズ・ダーウヰン—自敍傳宗敎觀及び其追憶
   岩浪文庫 1927
   即・強・追の旧字はそれぞれ新字に置き換えました。

   原書: 上の小泉訳はつぎの本の第一章から第四章までの翻訳
   Charles Darwin: His Life Told in an Autobiographical Chapter,
   and in a Selected Series of his Published Letters,
   edited by his son, Francis Darwin


(4) 訳者不明、19--
余のウェールスの小旅行より歸るや、ヘンスローより來書あり。海軍大佐フィッロイはビーグル艦を率ゐて遠航するにつき、博物學者を同伴せんとしつゝあり。無報酬にて同行せんとするの人には、其船室の一部を貸與すべしと云へりと。余は直に之に應ぜんことを欲せしも、父は喜ばざりければ之を辭してメアーに赴けり。然るに余の叔父は、余に失望の色あるを見て、余を父の許に伴ひて、願意を聞き入るべき旨を掛合ひ、父も漸くにして納得するに至りたれば[略]

   第一編 自然科學者|第五 生物學者|第十章 ダーウィン
   六. 一八三一年十二月二十七日より一八三六年十月二日まで
    ビーグル艦の航海
   編者不明 訳者不明 出版年不明
   『近代世界之人傑 第壹卷 自然科學者・探檢家・發明家・企業家
   聯合通信社 19--
   電子複写本: 国立国会図書館 近代デジタルライブラリー(下の画像)


■『近代世界之人傑 第壹卷』 ダーウィンの章

↓ Click to enlarge ↓

Kindai_sekai_to_jinketsu_v1_p264


■オランダ語訳 Translation into Dutch

Bij thuiskomst van mijn korte geologische trip in Noord-Wales vond ik een brief van Henslow, waarin hij me verteld dat kapitein Fitz-Roy bereid was een deel van zijn hut af te staan aan een jonge man die als onbetaald natuuronderzoeker hem zou willen vergezellen op een lange reis met de Beagle. [Omission] Op deze plaats wil ik alleen zeggen dat ik er onmiddellijk op gebrand was het aanbod aan te nemen, maar dat mijn vader zich heftig verzette, waaraan hij de voor mij fortuinlijke woorden toevoegde: ‘Als je één persoon met gezond verstand kan vinden die je aanraadt mee te gaan, dan zal ik mijn toestemming geven.’ Ik schreef die avond dus een brief waarin ik het aanbod afwees, en vertrok de ochtend daarna naar Maer om me voor te bereiden op de 1e september. Terwijl ik aan het jagen was, liet mijn oom mij halen en bood aan met mij naar Shrewsbury te gaan om met mijn vader te praten. Daar mijn oom meende dat het goed voor mij zou zijn als ik het aanbod aannam, en daar mijn vader altijd beweerde dat mijn oom een van de verstandigste mensen ter wereld was, gaf hij direct op een uiterst vriendelijke manier toe.

   De zeereis met de Beagle: van 27 dec. 1831 tot 2 okt. 1836
   De autobiografie van Charles Darwin 1809-1882 de oorspronkelijke versie
   Translated by Fieke Lakmaker
   Uitgeverij Nieuwezijds, Amsterdam, 2008
   Free downloadable book at Uitgeverij Nieuwezijds (PDF)


■フランス語訳 Translation into French

De retour à la maison après mon court voyage géologique au nord du pays de Galles, je trouvai une lettre d'Henslow m'informant que le capitaine FitzRoy souhaitait céder une partie de sa propre cabine à un jeune volontaire désireux de participer, comme naturaliste et sans traitement, au voyage du Beagle. [Omission] je dirai seu­lement ici que je voulus sur-le-champ accepter cette offre, mais que mon père émit de fortes objections, ajoutant toutefois ces mots qui furent ma chance : «Si tu trouves un homme de bon sens qui te conseille d'y aller, j'y consentirai.» Le soir même, j'écrivis pour refuser la pro­position. Le matin suivant, j'allai à Maer afin d'être prêt pour l'ouverture du 1er septembre. Alors que je m'exerçais au tir, mon oncle me fit appeler, et proposa de me rame­ner à Shrewsbury afin de parler à mon père. Mon oncle estimait sage d'accepter la proposition; comme mon père avait toujours dit qu'il était l'homme le plus sensé du monde, il donna aussitôt son consentement de la manière la plus affable.

   Voyage du «Beagle» : du 27 décembre 1831 au 2 octobre 1836
   L'Autobiographie de Charles Darwin
   Nora Barlow (Préface), Jean-Michel Goux (Traduction)
   Collection : Science ouverte. Seuil, 2008-09-04
   Excerpt at Autobiographie - Charles Darwin - Hominidés


■朗読『ダーウィン自伝』 Audiobook of Darwin's Autobiography

   下に引用した箇所を含む、ダーウィン自伝の朗読(パブリック・ドメイン)
   LibriVox recording of The Autobiography of Charles Darwin
   03 – Voyage of the ‘Beagle’ (MP3)
   from December 27, 1831, to October 2, 1836 – 00:16:25


■英語原文 The original text in English

On returning home from my short geological tour in N. Wales, I found a letter from Henslow, informing me that Captain Fitz-Roy was willing to give up part of his own cabin to any young man who would volunteer to go with him without pay as naturalist to the Voyage of the Beagle. [Omission] I was instantly eager to accept the offer, but my father strongly objected, adding the words fortunate for me,—"If you can find any man of common sense, who advises you to go, I will give my consent." So I wrote that evening and refused the offer. On the next morning I went to Maer to be ready for September 1st, and whilst out shooting, my uncle sent for me, offering to drive me over to Shrewsbury and talk with my father. As my uncle thought it would be wise in me to accept the offer, and as my father always maintained that he was one of the most sensible men in the world, he at once consented in the kindest manner.

   The autobiography of Charles Darwin 1809-1882.
   With the original omissions restored.
   Edited and with appendix and notes by his grand-daughter Nora Barlow.
   London: Collins, 1958
   E-text at:
   * The Complete Work of Charles Darwin Online
   * Classic Literature Library
   * Darwin-Literature.com
   * Macroevolution.net
   * Project Gutenberg
   * The Victorian Web


■「わが人生で最大のできごと」——出典
 "The most important event in my life": Sources

(1) 松永 2009
   松永俊男(まつなが・としお)=著
   『チャールズ・ダーウィンの生涯—進化論を生んだジェントルマンの社会
   朝日選書 朝日新聞出版 2009-08-25

(2) 長谷川 2007
   ジャネット・ブラウン=著 長谷川眞理子=訳
   『ダーウィンの「種の起源」』 名著誕生2 ポプラ社 2007-09-20

(3) 原田 2005
   ピーター・シス=文・絵 原田勝(はらだ・まさる)=訳
   『生命の樹ーチャールズ・ダーウィンの生涯』 徳間書店 2005-06-30

(4) 乾 1993
   アンナ・スプロウル=著 乾侑美子(いぬい・ゆみこ)=訳
   『ダーウィン 伝記 世界を変えた人々13
   生物は、自然選択によって進化してきたという進化論をとなえ、
   世界観を変えた博物学者  偕成社 1993-06
   原書:
   Charles Darwin: The Story of How Darwin's Theory of Evolution Challenged
   the Religious Views of Our World (The scientists who have changed the world)
   by Anna Sproule, Exley Publications Ltd. 1990

(5) 三谷 1979
   ダーウィン=著 三谷貞一郎(みたに・ていいちろう)=訳・編
   『世界偉人自伝全集14 ダーウィン
   偉人みずからが語る感動の生涯 小峰書店 1979-02-05

(6) 八杉+江上 1972, 2000
   チャールズ・ダーウィン=著
   八杉龍一(やすぎ・りゅういち)+江上生子(えがみ・ふゆこ)=訳
   a.ダーウィン自伝』 ちくま学芸文庫 2000-06-07
   b.ダーウィン自伝』 筑摩書房 1972-08-25
   引用は a. に拠りました。

(7) 駒井 1959
   駒井卓(こまい・たく)=著 『ダーウィン—その生涯と業績
   培風館 1959-03-30

(8) 八杉 1950, 1995
   八杉龍一=著
   a.ダーウィンの生涯』 [特装版] 岩波新書 評伝選 1995-03-20
   b.ダーウィンの生涯』 岩波新書 1950
   引用は a. に拠りました。

(9) 小泉 1927
   エフ・ダーウヰン=著 小泉丹(こいずみ・まこと)=譯
   『チャールズ・ダーウヰン—自敍傳宗敎觀及び其追憶
   岩波文庫 1927-10-10(昭和2)

(10) 訳者不明、19--
   編者不明 訳者不明
   『近代世界之人傑 第壹卷 自然科學者・探檢家・發明家・企業家
   聯合通信社 19--


■外部リンク External links

 [en] English
   * The C. Warren Irvin, Jr., Collection of Charles Darwin and Darwiniana
   * The Home of Charles Darwin (Down House) | English Heritage
   * The Autobiography of Charles Darwin - Wikipedia
   * Darwin | American Museum of Natural History
   * Charles Darwin: In His Own Words (by Danny Vendramini)
   * Darwin Correspondence Project
   * AboutDarwin.com

 [ja] 日本語
   * チャールズ・ダーウィン - Wikipedia (1809-1882)
   * ダーウィン 邦訳一覧


■更新履歴 Change log

2010-08-08 原田勝=訳 2005-06-30 を追加しました。
2010-07-27 乾侑美子=訳 1993-06 を追加しました。
2010-07-21 訳者不明、19-- の書名を、つぎのとおり修正しました。

   修正前: 『近代世界と人傑』
               ↓
   修正後: 『近代世界之人傑』

ご覧のとおり「と」を「之」に改めました。国立国会図書館 NDL-OPAC は「と」、京都府立総合資料館の目録 は「之」と、それぞれ表示しています。

扉の複写画像は国立国会図書館 近代デジタルライブラリー で閲覧できます。いかがでしょう。「と」と読めますか? 「之」と読めますか? わたしは同資料館の目録のとおり「之」が正しいのではないかと思います。理由は次の三つ:

理由1 素朴に、見た感じから。
理由2 本の内容からいって「之」と読むほうが自然な気がするから。
理由3 本文最終ページの次の 空白ページ の左端に、次の表示が見受けられるから。

   近代世界の人傑 第壹卷終

「之」ではなく「の」です。なので、背や扉の表記とは不統一です。ですが、「の」は「之」とおなじ意味。要するに「と」ではなく「之」が正しい表題なのだろうと、わたしなりに結論づけました。

2010-07-19 オランダ語訳を追加しました。


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